仕方ないと言う気持ち
- 2021/10/23
- 22:48
朝、電話。
少し遅くに話した。
「おはようございま~す。」
「おはようございますっ。」
電話のかけ方談義。
奥さんの実家に行った事。
お義母さんに会った事。
「元気にしておられたかね?」
「うん、何とか元気にしておられたよ。」
「ほりゃあええわ。」
「奥さんも嬉しそうだったよ。今朝は、温かいミルクを飲んだよ。」
「みんな健康ですか?」
「みんな健康にしとるけど、わしが・・・。いつもの話。カウンセリングと一割負担の事。お医者さん行くと、安心して楽になるじゃ。」良い事を言った。
「AもBも元気だよ。」私が上手く話せない。「AもBも正月には帰って来るみたい。」
「電話のかけ方が分かった。ハハ。」
「わしもかけるけど、母ちゃんもかけてくれよ。朝の五時頃起きて、写経をしてた。だから、これから一緒にしよか?」
「魔訶般若波羅密多か?」
「そうそう。」
「ええよ。」
二階に上がった。
戸を開けると、明るく暖かかった。
一緒に読んだ。
ゆっくりと。ほぼ四分。普通はこれより一分ほど速い。そんなこと、どうでもいいよな。一緒に読めたから良いよな。
とてもとてもゆっくりだ。
門前の小僧は健在だった。
実家で、親父と、私と読んでいたなあ。
「チーン。ハハハ。」おりんを持って上がるのを忘れてた。
「へへへ。」
「はぁ、久しぶりに一緒に読んだなあ。」
「ここは、あんたの所から遠いかな?」
「大体の、一里半だね。」本当は二里弱。
「近いなあ。ほやけど面会は来れんでしょう。」
「あのね十一月だけ、一週間に一回、面会ができるよ。コロナが治まって来たからね。コロナはどうなるかわからんけどな。おばさんも、脚が痛いと言ってるけど、お母さんに会いたいから来ると言ってくれてるよ。入り口の所で会えるよ。」
「玄関のとこな。」空間認識OK。
「間近になったら、教えてくださると思うよ。」
「ほうやなあ。」
「んだから、十一月になったら、すぐ行くようにするでの。」
「待っとるわ。」
「わしも病持ちやけど、ご飯食べて、何とかやってるからね。母ちゃんも、しっかりご飯食べて、ゆっくり寝てちょうだい。」
「ありがと。もらっただけは食べてるよ。」大したもんだ。そして感謝。
「春になったら、またちょっとお泊りしよう。」
「ほうやなあ、そういう、ええふうになると良いなあ。」
「そういうふうにしよう。あんまり長い事話してると、えらくなっちゃうといかんで、そろそろ終わろうか。」
「ほうやなあ。は~い。」
「ほんじゃあねえ。」
「はい。」
いつもは、もう少し書ける写経も、気持ちがついて行かなかった。
![00440002_20211023200720e19.jpg](https://blog-imgs-149.fc2.com/t/e/t/tetujinn28gou/00440002_20211023200720e19.jpg)
朝食で、奥さんと色々話した。
神社へ。
二百三十一度目。
![DSC_2217.jpg](https://blog-imgs-149.fc2.com/t/e/t/tetujinn28gou/DSC_2217.jpg)
七五三のご家族がいらっしゃった。
私はその横を、ゆっくりすり抜けた。
![DSC_2219.jpg](https://blog-imgs-149.fc2.com/t/e/t/tetujinn28gou/DSC_2219.jpg)
私にもあった風景だ。
もう、ずっと昔からそうなのだ。
実家へ。
![00450004.jpg](https://blog-imgs-149.fc2.com/t/e/t/tetujinn28gou/00450004.jpg)
![DSC_2227.jpg](https://blog-imgs-149.fc2.com/t/e/t/tetujinn28gou/DSC_2227.jpg)
赤くなり、葉も伸びてきた。
それぞれの生き方をしているのだな。
お経。
![DSC_2229 (1)](https://blog-imgs-149.fc2.com/t/e/t/tetujinn28gou/202110232019597ce.jpg)
ノーマル。
木魚も、おりんも打てた。
頭の中を、何かがグルグルまわっている。
仕方が無いのだ。
帰宅。
奥さんが、コンポストの中身をかき混ぜた。
今日が入れ替えの日だったことを、昨日までは覚えていたが、今日はすっかり抜け落ちていた。
仕方が無いのだ。
ほぼ、土に戻っていた。
そして、柔らかくなっていた。
![00460002.jpg](https://blog-imgs-149.fc2.com/t/e/t/tetujinn28gou/00460002.jpg)
少し遅くに話した。
「おはようございま~す。」
「おはようございますっ。」
電話のかけ方談義。
奥さんの実家に行った事。
お義母さんに会った事。
「元気にしておられたかね?」
「うん、何とか元気にしておられたよ。」
「ほりゃあええわ。」
「奥さんも嬉しそうだったよ。今朝は、温かいミルクを飲んだよ。」
「みんな健康ですか?」
「みんな健康にしとるけど、わしが・・・。いつもの話。カウンセリングと一割負担の事。お医者さん行くと、安心して楽になるじゃ。」良い事を言った。
「AもBも元気だよ。」私が上手く話せない。「AもBも正月には帰って来るみたい。」
「電話のかけ方が分かった。ハハ。」
「わしもかけるけど、母ちゃんもかけてくれよ。朝の五時頃起きて、写経をしてた。だから、これから一緒にしよか?」
「魔訶般若波羅密多か?」
「そうそう。」
「ええよ。」
二階に上がった。
戸を開けると、明るく暖かかった。
一緒に読んだ。
ゆっくりと。ほぼ四分。普通はこれより一分ほど速い。そんなこと、どうでもいいよな。一緒に読めたから良いよな。
とてもとてもゆっくりだ。
門前の小僧は健在だった。
実家で、親父と、私と読んでいたなあ。
「チーン。ハハハ。」おりんを持って上がるのを忘れてた。
「へへへ。」
「はぁ、久しぶりに一緒に読んだなあ。」
「ここは、あんたの所から遠いかな?」
「大体の、一里半だね。」本当は二里弱。
「近いなあ。ほやけど面会は来れんでしょう。」
「あのね十一月だけ、一週間に一回、面会ができるよ。コロナが治まって来たからね。コロナはどうなるかわからんけどな。おばさんも、脚が痛いと言ってるけど、お母さんに会いたいから来ると言ってくれてるよ。入り口の所で会えるよ。」
「玄関のとこな。」空間認識OK。
「間近になったら、教えてくださると思うよ。」
「ほうやなあ。」
「んだから、十一月になったら、すぐ行くようにするでの。」
「待っとるわ。」
「わしも病持ちやけど、ご飯食べて、何とかやってるからね。母ちゃんも、しっかりご飯食べて、ゆっくり寝てちょうだい。」
「ありがと。もらっただけは食べてるよ。」大したもんだ。そして感謝。
「春になったら、またちょっとお泊りしよう。」
「ほうやなあ、そういう、ええふうになると良いなあ。」
「そういうふうにしよう。あんまり長い事話してると、えらくなっちゃうといかんで、そろそろ終わろうか。」
「ほうやなあ。は~い。」
「ほんじゃあねえ。」
「はい。」
いつもは、もう少し書ける写経も、気持ちがついて行かなかった。
![00440002_20211023200720e19.jpg](https://blog-imgs-149.fc2.com/t/e/t/tetujinn28gou/00440002_20211023200720e19.jpg)
朝食で、奥さんと色々話した。
神社へ。
二百三十一度目。
![DSC_2217.jpg](https://blog-imgs-149.fc2.com/t/e/t/tetujinn28gou/DSC_2217.jpg)
七五三のご家族がいらっしゃった。
私はその横を、ゆっくりすり抜けた。
![DSC_2219.jpg](https://blog-imgs-149.fc2.com/t/e/t/tetujinn28gou/DSC_2219.jpg)
私にもあった風景だ。
もう、ずっと昔からそうなのだ。
実家へ。
![00450004.jpg](https://blog-imgs-149.fc2.com/t/e/t/tetujinn28gou/00450004.jpg)
![DSC_2227.jpg](https://blog-imgs-149.fc2.com/t/e/t/tetujinn28gou/DSC_2227.jpg)
赤くなり、葉も伸びてきた。
それぞれの生き方をしているのだな。
お経。
![DSC_2229 (1)](https://blog-imgs-149.fc2.com/t/e/t/tetujinn28gou/202110232019597ce.jpg)
ノーマル。
木魚も、おりんも打てた。
頭の中を、何かがグルグルまわっている。
仕方が無いのだ。
帰宅。
奥さんが、コンポストの中身をかき混ぜた。
今日が入れ替えの日だったことを、昨日までは覚えていたが、今日はすっかり抜け落ちていた。
仕方が無いのだ。
ほぼ、土に戻っていた。
そして、柔らかくなっていた。
![00460002.jpg](https://blog-imgs-149.fc2.com/t/e/t/tetujinn28gou/00460002.jpg)