自転車を買い替えることになったおっさんの話。
今、主流を占める電動自転車は脚力が衰えることを考慮して、最初から選択の除外にしていた。
自転車屋へ向かうと一番安いクラスで1万7000円ほど。
ママチャリスタイルのオンパレードに食指が動かず、自転車屋巡りする中でビビッときたのが中古だった。
そのスタイルに一目ぼれ。街中でもあまり見かけることのないデザインだった。しかも信頼のブランド、ブリジストンの自転車だった。中国製はフレームに一抹の不安がある。
値段は9900円。
完全に「買い」のモードに入る。
前後タイヤを新品にしてもらって、後かごを特注品を取り寄せてもらい、結果、3万円になった。
中古だが非常にお気に入りで、盗まれたら大変なので、カギはチューンも付けて2重で防御した。
1カ月あまりが経ったころだった。
近所のスーパーへ買い物に行った。
いつものように2重ロックにした。
戻って来るとお気に入りの自転車がないではないか。
防犯カメラで確認してもらうと外国人の2人組が担いで盗んでいく姿が映っていた。
ロックしたものを盗むのは確信犯だ。
盗難届を出すものの、見つかるはずもない。
次に買ったのは安いママチャリだった。
これならロックしていたら盗まれることもない。