「心理学,認知・行動科学のための反応時間ハンドブック」を読んだ
読みました。
全ての人間が読むべき本かというと、そうではないです。
私がプログラマーなので、プログラマー文脈になってしまいますが、
あたりの人間が読むと、知識に深みが出そうです。
実務的な数値とかは、こういった記事の方が揃ってます。ただ、こういった記事を読む際に「そもそも反応時間とは???」という基礎知識を得ておきたい場合には非常に良い本でした。
私が読んでた時のログはTwitterに流してました。これを見てもらえば書いてある雰囲気は伝わると思います。
反応時間ハンドブックを読み始めた https://t.co/uVKEbEH5G0
— てるるー (@terurou) 2020年8月15日
各用語や過去の研究等の説明がかなり丁寧で、入門レベルの人間でも読めるようになっています。元々の想定読者に研究者が想定されていて、関連論文のサーベイ本みたいな感じもあり、引用文献は巻末に大量に書かれています。この本を片手に用意しておけば、反応時間関連の英語論文もなんとなく理解できる程度のは読めそうな気がしてきます。 ただし、かなり工学書に近い書き方をしている本なので、こういった本を読みなれてない人にはかなりしんどいと思います。