行ってみましたか?-川口グリーンセンター その1 西エリアがリニューアル
テラヤマが株式会社グラックとタッグを組み、2年がかりで取り組んだ川口市立グリーンセンターの新エリアのオープンから、早5か月が経ちました。
グリーンセンターと言えば、日本の都市公園100選にも選ばれている広大で緑豊かな総合公園です。1967年のオープン以来、川口の顔として市民に愛されてきたグリーンセンターは、15ヘクタール以上の敷地に四季折々の植物が展示されている他、多種の遊具施設や広々とした芝生広場など、年齢に関わらず1年を通して楽しめる空間です。
以前からセンター東側に位置するわんぱく広場が親子連れに人気でしたが、今回は見本庭園やツツジ山があったセンター西側の大改修工事が行われました。
光栄にもテラヤマ・グラック共同企業体は、2年間にわたるこの改修工事に携わらせていただくことができたというわけです。
2020年3月から始まったこの工事、折しもコロナ禍の真っただ中で様々な困難もありましたが、無事予定通り2022年の3月に竣工を迎えることができました。
ここで生まれ変わった新エリアを簡単にご紹介します。
正門を入って左側、新芽の色が特徴的なレッドフォックスという品種のカツラと、白いベンチが配されたエントランスを進むと、目の前に広大な芝生広場が広がります。
今回整備されたエリアのメインは、「冒険の森」と名付けられたフィールドアスレチック。すでに園内にあった雑木林の中で、様々なアクテビティが楽しめます。
遊具としての魅力はもちろん、難易度や安全についても再三にわたる協議の上整備されたアスレチックは、様々な運動能力のレベルに合わせたコースオプションがあります。既存の大木を生かしながらの遊具設置は容易ではありませんでしたが、現場チームの努力の甲斐あって、完成度の高い楽しいスペースになっています。
アスレチック利用がまだ難しい小さなお子さんには、砂場や幼児向けの遊具が用意されている「ちびっこ広場」、ご年配の方にもご利用いただける健康遊具がそろった「いきいき広場」も整備されています。
広葉樹が豊富な雑木林は「森の回廊」で「昆虫の森」の斜面をゆったりと登りながら、鳥や虫を身近に感じられる空間になりました。エリアの一角には「バタフライガーデン」として虫の餌になる植栽が施された他、カブトムシを育成する飼育箱や落ち葉だめもあります。
その他、整備エリアには桜やコブシなど季節ごとの花や紅葉が美しいもの、クリやムクロジといった木の実が楽しめる樹木など、様々な木々が新たに植えられました。
広々した園内の楽しみ方は人それぞれ、ぜひ季節ごとに訪れてご自分に合った楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。