ネットのレコード・シティで注文したアルバムが、2024年12月
15日(日)に自宅に届きました。
●ネットのレコード・シティで購入したCD
○Mungo's Hi Fi 「Forward Ever」
○Gentleman 「Journey To Jah」
実は今回は90歳の半ばを過ぎた母の為に日本の愛唱歌のCDを買う
のが目的で、そのついでに2枚のレゲエのCDを購入した感じです。
高齢の母は昼間も寝ている事が多いのですが、退屈しないように
最近はCDデッキでこうした日本の愛唱歌などを聴かせています。
まあ本当にこうした曲が好きかは解らないのですが、迷惑がかかると
思って自分からはどういう曲が聴きたいかは言わないので、私が適当に
愛唱歌や童謡などを選んで聴かせているんですね。
初めは近所のブックオフなどで購入していたのですが、種類も少なくて
値段も500円以上して高いんですね。
そこでレゲエのアルバムを探すついでにこのレコード・シティでCDを
探してみたら、一番安いCDで249円とけっこう廉価で、しかも種類
もたくさんありました。
今回は愛唱歌のCDだけで19種類も買ってしまいましたが、値段も
8千円ぐらいとけっこう廉価で手に入れる事が出来ました。
しかも449円の鮫島有美子「愛唱歌集」は箱はテープが貼った跡が
あってちょっと外装が汚れていましたが、CDが5枚も入っていて、
かなりお得でした。
他にも2枚組のCDが2組ありましたので、合計25枚のCDが手に
入った事になります。
このレコード・シティはレゲエレコード・コムを運営するダブストアが
作ったサイトですが、こうした愛唱歌のCDが廉価で手に入るので、
高齢の家族と暮らす人には悪くないサイトかもしれません。
そんな事情でここのところ愛唱歌や童謡などのCDを探していたので、
おかげで愛唱歌を歌っている歌手にもだいぶ詳しくなりました(笑)。
由紀さおりと安田祥子、芹洋子、島田裕子、鮫島有美子、ペギー葉山、
ダークダックス、ボニージャックスなどいった人達が愛唱歌や童謡など
をよく歌っているんですね。
特に声楽家の鮫島有美子さんという方はこうした歌をよく歌っていて、
今回も廉価なCDを5枚購入しました。
書いたようにその中には5枚で1セットのものもあって、けっこう
お得に買い物をする事が出来ました。
年老いた家族の居る家では、こうした愛唱歌のCDって意外と需要が
あるのかもしれません。
その割にはブックオフなどではあまり売っていなくて、しかも売って
いても意外と良い値段がするんですね。
その点では8千円ぐらいで20枚ぐらいの中古のCDが買えるレコード・
シティは、とても良いサイトなのかなと思いました。
レゲエのCDはMungo's Hi FiとGentlemanの中古盤のCD2枚だけ
でしたが、どちらもあまり売られていないレアなもので、しかも
Mungo's Hi Fiの「Forward Ever」は未開封品で1980円と、かなり
お得な買い物でした。
ちなみにGentlemanの「Journey To Jah」の方は間違えて「ロック」の
方に分類分けがされていて、それがまだ売れていなかった理由かもしれ
ません。
こちらも430円とかなりお得な値段で売られていたCDでした。
Mungo's Hi Fiの「Forward Ever」は2011年に彼らのレーベル
Scotch Bonnetからリリースされた3枚目ぐらいのアルバムです。
Mungo's Hi Fiは2001年ぐらいからスコットランドのグラスゴーを
拠点に活動するレゲエ・プロデューサーとサウンド・システムの名前
です。
今回のアルバムは彼らの3枚目ぐらいのアルバムで、故Sugar Minott
やCharlie P、Mr Williamz、Kenny Knots、Pupajim、YT、Soom T、
Biga Ranxなど、現在もヨーロッパで活躍するレゲエ・アーティスト
が多く参加した作品となっています。
Mungo's Hi Fi - Scrubadub style ft. Sugar Minott
Mungo's Hi Fi - Skidip ft. Charlie P
Mungo's Hi Fi - Boat people ft. Pupajim
Gentlemanの「Journey To Jah」は2001年にドイツのFour Musicから
リリースされた彼のセカンド・アルバムです。
Gentlemanは90年代半ば頃から活躍する、ドイツのカリスマ的な
レゲエ・シンガーです。
彼のセカンド・アルバムで、Bounty KillerやMorgan Heritage、
LucianoとMikey General、Junior Kelly、Capletonといったジャマイカ
の大物ミュージシャンも多数参加したアルバムで、彼の成功の足掛かり
となったアルバムです。
こちらもあまり見かけないアルバムで、手に入って良かったです。
Man a Rise (feat. Bounty Killer)
Man of My Own (feat. Morgan Heritage)
Younger Generation (feat. Luciano, Mikey General)
ネットのタワーレコードで注文したアルバムが指定したセブンイレブン
の店舗に届いたという連絡があったので、2024年12月17日(火)
に購入して来ました。
●セブンイレブンで購入したCD
○Tiken Jah Fakoly 「Acoustic」
こちらはネットのタワーレコードで「お取り寄せ」となっていた商品
でしたが、タワーレコードの場合はたまに手に入る事があるので、
ダメ元で注文してみたアルバムでした。
注文からちょっと時間はかかりましたが、手に入って良かったです。
Tiken Jah Fakolyの「Acoustic」は2024年にフランスのChapter Two
というレーベルからリリースされた彼のソロ・アルバムです。
Tiken Jah Fakoly は90年代から活躍するアフリカのコートジボワール
出身のレゲエ・シンガーです。
政府を批判したメッセージの歌をリリースした為に命を狙われ、現在は
フランスに亡命して、フランスを拠点に活動しています。
今回のアルバムは彼の通算16枚目ぐらいのソロ・アルバムで、
「Acoustic」というタイトルのように過去の彼の代表曲を、すべて
アコースティックで再演した楽曲を集めたアルバムのようです。
Tiken Jah Fakoly - Plus rien ne m'étonne feat. Naâman (Visualizer)
Tiken Jah Fakoly - Alou Maye feat. Tapa (Visualizer)
Tiken Jah Fakoly - Africain à Paris feat. Horace Andy & Chico César (Visualizer)
ネットのディスクユニオンで注文したアルバムが指定した店舗に届いた
という連絡があったので、2024年12月19日(火)に購入して
来ました。
●ディスクユニオンで購入したLP
○Roger Robinson 「Heavy Vibes」
●ディスクユニオンで購入した12インチEP
○Equiknoxx 「Eternal Children」
Roger Robinsonのアルバムは前作17年の「Dog Heart City」が、
とても良いアルバムだったので購入。
Equiknoxxの方は「ウォント・リスト」に登録しておいたら、入荷の連絡
があったので。
Roger Robinsonの「Heavy Vibes」は2024年にドイツのJahtari と
いうレーベルからリリースされた彼の4枚目ぐらいのソロ・アルバム
です。
Roger Robinsonはトリニダード系英国人の詩人であり、ミュージシャン
でパフォーマーの人です。
詩人としては2019年にT.S.エリオット賞を受賞した「A Portable
Paradise」でよく知られており、ミュージシャンとしてはKevin Martin
(別名:The Bug)と日本人のKiki Hitomiと結成したグライムのユニット
King Midas SoundのMCとしてよく知られています。
音楽活動をしているのは80年代頃にUKで活躍したダブ・ポエトの詩人
Linton Kwesi Johnsonの影響が少なからずあるようです。
Roger Robinson (poet) - Wikipedia
2019年度 T.S.エリオット賞を受賞したロジャー・ロビンソンへのインタビュー
Roger Robinsonは前作「Dog Heart City」を聴いてから、かなり好きな
アーティストです。
あんまり詩の内容はよく解っていないのですが(笑)、彼の表現したい
ダブ・ポエトのスタイルと音楽とがすごく合っている気がして、聴いて
いて面白いんですね。
ジャケットは前作「Dog Heart City」に続いてKiki Hitomiが担当して
います。
このKiki Hitomiさんですが、King Midas Soundの方は辞めてしまった
ようなのですが、Roger Robinsonとは仲が良いようで、2作続けて
ジャケットを担当しています。
このジャケットも評価ポイントのひとつで、オジサンのRoger Robinson
が思い切りいじくり回されているのが楽しいです(笑)。
Roger Robinson - Who
Roger Robinson - We Work
Roger Robinson - There's No Recession in a Rich Man's House
Equiknoxxの「Eternal Children」は2019年にUKのEquiknoxx Musiq
からリリースされた彼らの2枚組33回転EP盤です。
Equiknoxx(Equiknoxx Music)は2010年代頃から活躍するジャマイカ
の音楽集団です。
今回のアルバムはひとつの面に2曲ずつ計8曲が収められた2枚組
33回転EP盤で、それまでの2作がインストのアルバムだったのに
対して今回はShanique Marieなどがヴォーカルをとったアルバムに
なっているようです。
また名前もそれまでのEquiknoxx Musicから単にEquiknoxxに変更されて
いるようです。
今回のアルバムを購入したのは、レゲエ本「REGGAE definitive」に
紹介されていたのがやはり一番大きいかもしれません。
意外と未知の音楽を知るには、本に紹介されているアルバムを聴くと
いうのは大きな機会になるんですね。
Equiknoxx - Brooklyn
Equiknoxx - Manchester ft Fox & Brent Bird
Solomon is a Cup
ネットのLion Music Denというレゲエ・サイトで注文したアルバムが、
2024年12月21日(土)に自宅に届きました。
●Lion Music Denで購入したLP
○Blundetto X Pupajim 「Tancarville」
○Blundetto / Liam Bailey 「Heavy Soul」
○Charlie P 「Roots」
Blundetto X Pupajimの「Tancarville」はこのアルバムのダブ・アルバム
「Tancardub」をネットのディスクユニオンで先に入手していたので、
どうしても欲しくて購入しました。
このアルバムがLion Music Denに出品しているのに気付いたのは、
アルバムが自宅に到着した前々日の午前0時過ぎ頃だと思いますが、
ネットのレゲエレコード・コムなどに問い合わせても「入荷は難しい」
と言われていたアルバムだったので、ここで手に入れ損なうと手に
入れられないかもと思い、他の2枚と共に夜中に急いで購入しました。
後の2枚はそばに並んでいたアルバムを適当に見繕った感じでしたが、
今から冷静に見ても悪い買い物ではなかった気がします。
Blundetto X Pupajimの「Tancarville」は2024年にフランスの
Les Rythmes Rubanというレーベルからリリースされた、彼らがコラボ
したアルバムです。
Blundetto(本名:Max Guiguet、19977年、フランス生まれ)は
エレクトロやファンク、ソウル、レゲエなど様々な音楽のプロデューサー
で、ディージェイ、シンガー、作曲家である人です。
Pupajimは2000年から活動するダブ・ユニットStand High Patrolの
MCであり、ソロとしても活動している人です。
やはり注目はPupajimで、この人はManudigitalとのセッションのビデオ
を観てからずっと気になっている人なんですね。
MANUDIGITAL - Digital Session Ft. Pupajim "Mr Trader" (Official Video)
↑この人の歌う子供のような声があまりに衝撃的で、それ以来ずっと
この人をマークしています。
やはりフランスのダンスホール・レゲエ系のアーティストの中では、
このPupajimとStand High Patrol、Biga Ranxあたりがもっとも重要な
アーティストではないかと個人的には思っています。
そのPupajimの初のソロとしてのアルバムという事で、期待大です。
書いたようにこのアルバムのダブ・アルバムはすでに入手済みでした
が、このアルバムが手に入っていなかったので、入手出来て本当に
良かったです。
Pupajim x Blundetto - Rivage (Visualizer)
Pupajim x Blundetto x Biga*Ranx - Groenland
Pupajim x Blundetto - Tancarville (Visualizer)
Blundetto / Liam Baileyの「Heavy Soul」は2024年にフランスの
Les Rythmes Rubanというレーベルからリリースされた彼らの共演盤
です。
Liam Baileyは2010年代から活躍するUKのレゲエ・シンガーです。
今回のアルバムは↑のPupajimとも共演したBlundettoとLiam Baileyの
共演盤です。
Side 1の5曲が歌、Side 2の4曲がそのダブという構成で、おそらく
Side 1がLiam Baileyの歌、Side 2がその歌をBlundettoがミックスした
ダブという構成ではないかと思われます。
Blundetto x Liam Bailey - Heavy Soul (Visualizer)
Blundetto x Liam Bailey - Heavy Dub (Visualizer)
Blundetto x Liam Bailey - Stand Together (Visualiser)
Charlie Pの「Roots」は2024年にフランスのDubquake Recordsと
いうレーベルからリリースされた彼のソロ・アルバムです。
Charlie Pは2000年代頃から活躍するUKのレゲエ・シンガーです。
Charlie PというとMungo's Hi-FiやO.B.F.との共演などどちらかという
とダンスホール・レゲエ系のイメージの強い人ですが、今回のタイトル
が「Roots」という事はルーツ・レゲエに挑戦したアルバムという事
なのでしょうか?
Charlie P - Sailing Ship
Charlie P - Overthinking
Charlie P - One More
以上が今回購入したアルバムでした。
今回はけっこう粒の揃った買い物でしたが、特にRoger Robinsonの
「Heavy Vibes」とBlundetto X Pupajimの「Tancarville」が手に入った
のは大きかった気がします。
今年もアフロ―ビーツやらルーツ・レゲエやら、アルバムをけっこう
買いましたね。
まあその分いろいろと勉強になった年だったんだけど、やはりアルバム
がだいぶ高くなって来ているので、集める大変さを感じた年でもあり
ました。
来年もなるべく書く事に集中して、その分アルバムはなるべく買い控え
た方が良いのかなと思っています。
アルバム評もようやく1400文を超えたし、来年中に1500文と
いうのはちょっと無理かもしれないけれど、出来ればその近くまでは
持って行きたいと思っています。
私ももういつ認知症になってもおかしくない年齢だし、アルバム評も
書けるうちに書けるだけ書いておくこと。
それが来年の目標のひとつという事になりそうです。
それとちょっとおこがましいですが、レゲエのアルバム評の書き方
みたいな文章も書いておこうかと思っています。
もう来年の8月の終わりぐらいでこのブログも10年になるんですが、
その間に感じた事や経験した事を含めて文章の書き方を残しておいた
方が良いかなと思っています。
私ももうあまり若くないのでいつ文章が書けなくなるか解らないし、
例え書けたとしてもレゲエの全ての(重要な)アルバムについて文章を
残す事はおそらく無理でしょう。
そういう事を考えると、これからレゲエの文章を書くであろう人達に
少しでも参考になる書き方の資料を、残しておいてあげる必要があると
思うんですね。
なので来年はレゲエのアルバム評を書く上で私が気を付けている事や、
思っている事などを少しずつ文章にして行こうと思っています。
まあ余計なお世話なのかもしれませんが…(笑)。
今年ももうじき終わりですね。
今年は1日に能登半島地震から始まった1年でしたが、闇バイトなど
社会不安を煽るような暗いニュースが多い1年でしたね。
闇バイトの裏にはやはり暴力団など反社会勢力が居るようですが、
他にも人が刺されるニュースなども多く、だんだん人のモラルが低下
して心が壊れて行っているのではないか?ちょっと不安になる出来事が
多かった気がします。
我が家でも最近は家の内情を探るような迷惑電話が多いので、電話を
対策モードの付いたものに変えたりしました。
お陰で変な電話に出なくて済むので、だいぶ助かっています。
この24年は物価などもどんどん上昇しているし、そうした闇バイト
などの殺伐とした話題の多い、だいぶ生き辛さを感じる1年だった気が
します。
来年はもっと明るい話題の多い1年にしたいものですね。
ではこの辺で。
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