ネットのディスクユニオンから注文したアルバムが指定した店舗に
届いたという連絡があったので、2024年10月22日(火)に
購入して来ました。
●ディスクユニオンで購入したLP
○Rema 「Rave & Roses」
●ディスクユニオンで購入したCD
○Ayra Starr 「The Year I Turned 21」
今回はレゲエだけではなく、今アフリカのナイジェリアを中心に
流行している、アフロビーツのアルバムも集めてみました。
アフロビーツはまだ日本ではKポップのようなブームにはなっていない
ようですが、日本でもCDやLPが徐々に売られ始めているんですね。
ネットのGoogleで「Afrobeats Artist」で検索をかけてみると、
けっこういろいろなアーティストの名前が出て来るんですね。
そうしたアーティストの名前をネットのディスクユニオンや
レコード・シティ、タワーレコードなどで検索をかけてみると、何人
かのアーティストのアルバムがヒットしました。
ただ日本ではまだアフロビーツがシッカリと認知されていないよう
で、中にはUKのR&Bシンガーや歌手のビヨンセ(Beyoncé)など
の名前も混じっていました。
なので今回はなるべくアフリカ出身(特にナイジェリア)のシンガー
に絞って、アフロビーツのアルバムをレゲエと一緒に集めてみました。
私は実際に手に出来るフィジカルにこだわりがあるので、新盤や中古盤
を合わせても大した量は集められませんでしたが、それでもアフロビーツ
は徐々に国内にも入って来ているようです。
ただ今の時点で本格的にアフロビーツを追いかけようと思うのなら、
やはりダウンロードに頼らざるを得ないのかもしれません。
おそらくフィジカルで集めるよりかなり効率的に、多くのアルバムを
集める事が出来ます。
レゲエもいずれはダウンロード以外手段が無くなるようになるんで
しょうか?
そういえばディスクユニオンの店舗でアルバムを探しているのは、
みんなオジサンばかりなんですよね(苦笑)。
それだけ今の若い人はネットからのダウンロードを利用しているの
でしょうかね?
Remaの「Rave & Roses」は2022年にヨーロッパのMavin Records
というレーベルからリリースされた彼のファースト・アルバムです。
Remaは2000年5月1日ナイジェリア、エド州ベニン・シティ生まれ
のシンガーでソングライター、ラッパーの人です。
彼もアフロビーツの人気シンガーのひとりのようです。
2000年生まれとまだ若く、もしかしたらナイジェリアのアイドル的
な存在の人なのかもしれません。
LPにしてはA面8曲、B面8曲と曲数が多く、一聴した感じでは
割とサラっと聴けてしまう印象でした。
Rema - Divine
Rema - Dirty (Official Music Video)
Rema - Calm Down (Official Music Video)
Ayra Starrの「The Year I Turned 21」は2024年にRepublic Records
というレーベルからリリースされた彼女のセカンド・アルバムです。
(2021年にデータ・ファイルのみでリリースされたファースト・
アルバム「19 & Dangerous」があります。)
Ayra Starrは2002年6月14日生まれのナイジェリアのシンガー・
ソング・ライターです。
ファーストのタイトルが「19歳と危険」で、Discogsに載っている
ジャケット写真?は金髪の巻き髪にブーツを履いたいかにもなギャル・
スタイル、セカンドのタイトルが「私が21歳になった年」と、こちら
はジャケットが黒髪のソバージュに赤いオープン・カーといった、
いで立ちで、この人もナイジェリアの女性アイドルといった感じの人
のようです。
一聴した印象ですがインターナショナルなダンスホール・レゲエと
いった感じで、曲の出来は悪くない気がしました。
単にアイドルという感じでは無く意外と才能のある人なのかもしれま
せん。
Ayra Starr - Birds Sing of Money (Official Performance Video)
Ayra Starr - Goodbye (Warm Up) ft. Asake (Official Video)
Ayra Starr - Woman Commando ft Anitta & Coco Jone (Official Video Edit)
ネットのレコード・シティで注文したアルバムが、10月25日(金)
に自宅に届きました。
●レコード・シティで購入したLP
○Linval Thompson, Roberto Sánchez 「Linval Thompson Meets
Roberto Sánchez At The Ark: Marijuana Sessions In Dub」
○Zambeze 「Portrait Of A Roots Man」
○Rema 「The Three E.P.'s」
●レコード・シティで購入したCD
○Tiwa Savage 「R.E.D」
今回は最近レゲエレコード・コムに入荷したA-Lone Productionsの
2枚のLPと、アフロビーツのRemaの中古LP、同じくアフロビーツ
の女性シンガーTiwa Savageの中古CDを購入しました。
ちなみにレコード・シティはレゲエレコード・コムを運営するダブストア
が運営していて、レゲエレコード・コムで売られているアルバムが
レコード・シティでも買えます。
なのでレコード・シティではレゲエのアルバムは新盤もありますが、
レゲエ以外のジャンルは基本的に中古盤のみのようです。
ちなみにここには書きませんでしたが、他にも廉価で売られていた
日本の愛唱歌のCDを3枚購入しました。
最近高齢の母が昼間に寝ている事が多くなったのでCDプレイヤーで
日本の愛唱歌などを聴かせているのですが、近所のブックオフなどを
探してみてもそうしたCDがあまり置いていないんですね。
そこでレコード・シティで「愛唱歌」で探してみたところ、芹洋子さん
などのCDが5百円前後で少し売られていたので購入しました。
年配の家族の居る方にはこうした愛唱歌のCDって、けっこう需要が
あるのかもしれませんね。
Linval ThompsonとRoberto Sánchezの「Linval Thompson Meets
Roberto Sánchez At The Ark: Marijuana Sessions In Dub」は
2024年にスペインのA-Lone Productionsからリリースされた
1978年のLinval Thompsonのアルバム「I Love Marijuana」を
Roberto Sanchezがミックスし再編集したダブ・アルバムです。
Linval Thompson – I Love Marijuana (1978)
Linval Thompsonは70年代半ば頃から活躍する、シンガーであり、
プロデューサーである人です。
Roberto SánchezはスペインのA-Lone Productionsレーベルを運営
するプロデュサーであり、Lone Ark名でも活躍するミュージシャン
でもある人です。
このアルバムに関してはあの70年代の名作を、鬼才と呼ばれた
Roberto Sanchezがどのようにミックスをしているのか?その1点に
尽きます。
ちなみに1978年のアルバムを2024年にミックスしていると
いう事は、46年の時を経てダブにミックスしているんですね。
これだけ古い音源を再編集するというのは録音技術の進んだ現代とは
違った大変さがある訳で、そのあたりはダブという音楽に精通して
いるRoberto Sánchezならではのミックスという事になります。
一聴するとあまり手を加え過ぎない彼のダブよりはエコーやリヴァーヴ
などを多用したオーソドックスなダブという印象を受けますが、やはり
ベースを軸としたしっかりとした音作りはこの人のセンスが光ります。
ダブの好きな人なら聴いて損はない内容だと思います。
MARIJUANA DUB (A-Lone Productions LP)
BIG BIG GIRL DUB (A-Lone Productions LP)
DREAD AT THE ARK DUB (A-Lone Productios LP)
Zambezeの「Portrait Of A Roots Man」は2024年にスペインの
A-Lone Productionsからリリースされた彼のソロ・アルバムです。
このZambezeに関してはネット上にあまり情報がありません。
アルバムの裏ジャケットにベースとリード・ヴォーカルがBrasz Aleixo
という名前があるので、おそらくそれがZambezeの本名なのではないか
と思われます。
バックはA-Lone ProductionsのRoberto Sánchezのバック・バンド
Lone Ark Riddim Forceと思われ、Zambezeのヴォーカルはけっして
ウマくはないですが、ソフトな彼のヴォーカルが味わい深いアルバム
となっています。
Roberto SánchezのレーベルA-Lone Productionsの魅力が最大限に出た、
好内容のアルバムだと思います。
ZAMBEZE - GLORY IN FYAH (A-Lone Productions LP)
ZAMBEZE - KEEP FORCE IN (A-Lone Productions LP)
ZAMBEZE - THIS IS THE NIGHT (A-Lone Productions 7'')
Remaの「The Three E.P.'s」は2021年にUSのMavin Recordsから
リリースされた、19年にMavin Recordsからファイル形式でリリース
された彼の3枚のEP盤「Rema」と「Free EP」、「Bad Commando」
(各4曲X3)を1枚にまとめた全12曲入りのコンピュレーション・
アルバムです。
2000年生まれの彼の19年の録音という事は、彼が18か19歳
の頃の録音という事になります。
シッカリとしたポップなダンスホール・サウンドに仕上げているのは、
高く評価したいところ。
Rema - Iron Man ( Official Music Video )
Rema - Boulevard ( Official Audio )
Rema - Bad Commando (Official Music Video)
Tiwa Savageの「R.E.D」は2016年にナイジェリアのMavin Records
からリリースされた彼女のセカンド・アルバムです。
Tiwa Savage(1980年2月5日生まれ)はナイジェリアの女性シンガー
でソング・ライター、女優でもある人です。
ネットのDiscogsにある彼女のもっとも早い音楽履歴は2011年の
ミニ・アルバム「Ti Wa O Ni Ba Je」で、彼女が31歳の時なので、
もしかしたら女優として成功したのちに歌手になった人なのかもしれま
せん。
Tiwa Savage - Kele Kele Love [Official Video]
実際に聴いてみた印象ですが、比較的バラエティに富んだ曲が多く、
その分ちょっとインパクトは弱いかなという印象でした。
あとYouTubeの映像などを見ると、この人はかなり肉感的な人で、
そのあたりが女優として人気だったのかも。
ちなみにタイトルの「R.E.D」ですが、表ジャケのタイトルの下に
「Romance Expression Dance」と書かれていました。
直訳すると「ロマンス 表現 ダンス」という事になります。
Tiwa Savage - African Waist ( Official Music Video )
Tiwa Savage ft. Olamide - Standing Ovation ( Official Music Video )
Tiwa Savage - If I Start To Talk ft. Dr. Sid ( Official Music Video )
ネットのタワーレコードで注文したアルバムが指定したセブンイレブン
の店舗に届いたという連絡があったので、2024年10月29日(火)
に購入して来ました。
●セブンイレブンで購入したCD
○Aya Nakamura 「Aya」
○Aya Nakamura 「Nakamura」
今回はアフロ・ポップ・シンガーのAya NakamuraのCDを2枚購入して
みました。
このAya Nakamuraはマリ出身のアフロ・ポップ・シンガーで、代表曲の
「Djadja」(今回購入の「Nakamura」に収録)はYoutubeの再生回数が
8億回超えの大ヒットなんだそうです。
ちなみにNakamuraと名乗っていますが日本との血縁は無く、超能力の
物語を扱ったアメリカのテレビ・ドラマ・シリーズ「Heroes」に登場
するテレポートが出来る日本人ヒロ・ナカムラから取った名前なんだ
そうです。
YouTubeの彼女の動画を観ると、この人はセクシーでかなりグラマラス
な人なんですね。
Aya Nakamuraの「Aya」は2020年にフランスのRec. 118というレーベル
からリリースされた彼女のサード・アルバムです。
Wikipediaなどを見ると彼女はマリとフランスの国籍を持っているそうです
が、歌はフランス語で歌っています。
動画などを見ると自信満々で堂々とした歌いぶりが魅力的です。
Aya Nakamura - Plus Jamais feat. Stormzy (Clip officiel)
Aya Nakamura - Doudou (Clip officiel)
Aya Nakamura - Fly (Clip officiel)
Aya Nakamuraの「Nakamura」は2018年にフランスのRec. 118という
レーベルからリリースされた彼女のセカンド・アルバムです。
こちらは大ヒットした「Djadja」などが収められたアルバムで、彼女の
名を世に知らしめたアルバムという事になるのかもしれません。
やはり彼女の場合はそのグラマラスな肢体や自信満々な態度が、大きな
魅力になっているように思います。
Aya Nakamura - Djadja (Clip officiel)
Aya Nakamura - Copines (Clip officiel)
Aya Nakamura - Pookie (Clip officiel)
ネットのディスクユニオンで注文したアルバムが指定した店舗に届いた
という連絡があったので、Aya NakamuraのCDを手に入れた日と同じ
10月29日(火)に購入して来ました。
●ディスクユニオンで購入したCD
○Kumar Meets The 18th Parallel 「Tales Of Reality」
○Asake 「Work Of Art」
○Tyla 「Tyla」
今回は前から予約していたKumarとThe 18th Parallelの新盤のCDと、
ネットを検索して見つけたアフロビーツの中古CD2枚を購入しました。
Kumar Meets The 18th Parallelの「Tales Of Reality」は2024年
にスイスのMathias Liengmeが主催するFruits Recordsからリリース
された彼らのアルバムです。
Kumar(Kumar Bent)は2010年代にジャマイカで起こったラスタ・
リヴァイヴァル・ムーヴメントで活躍したルーツ・バンドRaging Fyah
のリード・ヴォーカルとして知られるシンガーで、今回のアルバムは
彼のソロとしてのファースト・アルバムともいえるアルバムです。
The 18th ParallelはMathias Liengmeを中心としたFruits Recordsの
バック・バンドで、多くのルー・レゲエ系のアーティストのバックを
務めています。
興味深いのはラスタ・リヴァイヴァル・ムーヴメントで活躍したKumar
と、ヨーロッパでスペインのRoberto Sánchezと共にルーツ・レゲエを
支えているスイスのMathias Liengmeが手を組んだ事で、私の知る限り
今までこういう動きはあまり無かったんですね。
ラスタ・リヴァイヴァル系のジャマイカのアーティストは、近年の
Samory IやMortimerのアルバムが特徴的ですが、ラスタ・リヴァイヴァル
を裏で支えた作曲の才能のあるPhillip 'Winta' Jamesなどに力を借りる
事が多く、ヨーロッパのルーツ・レゲエ系のプロデューサーと組む事は
あまり無かったんですね。
一方のFruits RecordsのMathias Liengmeも70年代に活躍したBig Youth
やI Kongなど、活躍の場を求めてジャマイカからヨーロッパへ移住した
レジェンド・アーティストのプロデュースが多く、ラスタ・リヴァイヴァル
系のプロデュースは行っていなかったんですね。
そうした事を考えると今回のアルバムはとても興味深い内容のアルバム
だと言えます。
さて肝心の内容ですが、Kumarの歌とそのダブが交互に収められた
ショーケース・スタイルのアルバムで、The 18th Parallelのマイルド
で重厚なルーツ・サウンドにKumarのヴォーカルが冴える、好内容の
アルバムとなっています。
一聴した感じではちょっと地味な印象もありますが、おそらく聴けば
聴くほど楽しめる内容だと思います。
また今後このコラボがジャマイカとヨーロッパのルーツ・レゲエに
どのような変化を与えるのか?その点にも注目です。
ちなみにこのアルバムにはスペインのRoberto Sánchezもパーカッション
やスタジオ、レコーディングなどで協力していて、Mathias Liengme
との強固な協力関係が垣間見えます。
Salvation - Kumar x The 18th Parallel - Official Visualizer
World Wide Love - Kumar x The 18th Parallel - Official Visualizer
Never Give Up - Kumar x The 18th Parallel - Official Visualizer
Asakeの「Work Of Art」は2023年にUSのEmpireというレーベル
からリリースされた彼のセカンド・アルバムです。
Asake(1995年生まれ)は2010年代後半から活躍する、ナイジェリア
のシンガー・ソング・ライターです。
ディスクユニオンのこのアルバムの紹介文に「ナイジェリア生まれの
国際的スーパースター」と書かれているようにすでにステータスを
獲得している彼ですが、バラエティに富んだ曲調にヴァイブスの効いた
ヴォーカルがとても心地の良い内容となっています。
しっかりとアフリカらしさを盛り込んでいるのも評価したいところ。
Asake - 2:30 (Official Video)
Asake, Olamide - Amapiano (Official Video)
Asake - Lonely At The Top (Official Video)
Tylaの「Tyla」は2024年にヨーロッパのEpicからリリースされた
彼女のファースト・アルバムです。
Tyla(2020年生まれ)は南アフリカのヨハネスブルグ生まれの
シンガー・ソング・ライターで、デビュー・シングル「Water」が。
ビルボードのチャートに南アフリカのアーティストとして55年ぶりに
ランクインした事で注目される人です。
YouTubeのヴィデオなど観るとかなりキュートな人で、人気が出るのが
むしろ当然というべき人なんですね。
しかも曲もシッカリとダンスホール・レゲエとして聴いても素晴らしい
出来です。
Tyla - Water (Official Music Video)
Tyla, Gunna, Skillibeng - Jump (Official Music Video)
Tyla - ART (Official Music Video)
以上が今回購入したアルバムでLPが4枚、CDが7枚の計11枚、
内容的にはレゲエが3枚、アフロビーツ関係のアルバムを8枚購入
しました。
ただ内容的にはZambezeとRoberto Sánchez、KumarとThe 18th Parallel
の2枚のレゲエのアルバムが、とても興味を惹かれる内容でした。
特にRoberto SánchezのA-Lone ProductionsからリリースしたZambeze
のアルバムはとても内容が良く、今後もA-Lone Productionsからリリース
されたアルバムは要チェックだと思いました。
アフロビーツ関連のアルバムはRema(2枚)とAyra Starr、Tiwa Savage、
Aya Nakamura(2枚)、Asake、Tylaと6人のアーティストで8枚の
アルバムを購入しました。
これだけアフロビーツ関連のアーティストをまとめて聴いた事はあり
ませんでしたが、実際に聴いてみるとそのノリや曲調はアフリカの
ダンスホール・レゲエといった感じでした。
今までアフリカン・レゲエと呼ばれていた音楽がアフリカのルーツ・
レゲエだとすると、アフロビーツはほぼアフリカのダンスホール・
レゲエといったノリの音楽なんですね。
当然アフリカの人達もダンスホール・レゲエやヒップホップ、EDM
(エレクトリック・ダンス・ミュージック)を聴いて育っている訳で、
そういうノリになるのはむしろ当然と言えるのかもしれません。
レゲエという音楽の視点からみれば、多少アフリカン・テイストが
入ったダンスホール・レゲエがアフロビーツという解釈で良いのかも
しれません。
Burna Boyの19年のアルバム「African Giant」がレゲエ本
「RGGAE definitive」にも紹介されていたので当ブログでも紹介しま
したが、これらのアフロビーツのアルバムもこのサイトで紹介しても
良いのかもしれません。
むしろ紹介すべきなんじゃないかと思い始めています。
また今回あらためて感じましたが、2010年代頃からダンスホール・
レゲエやヒップホップ、EDM、アフロビーツという境界線が徐々に
崩れて来て、単にダンス・ミュージックという方向に変わって来ている
のではないかと感じています。
おそらくその動きはどんな楽器も再現出来るDTMの時代になった
80年代中ば頃から始まって、2010年代頃からそれが顕在化して
来たのではないかと思われます。
将来的にそうしたレゲエやヒップホップという枠組みが完全に無く
なってしまうのかは解りませんが、少なくとも音楽自体の形式が
デジタル化により似たものになって来ているのは間違いが無さそう
です。
ただ音楽が似通ってくると逆にアナログにこだわり人の演奏で独特の
世界を作り上げる、スペインでルーツ・レゲエを追求するRoberto Sánchez
のようなアーティストが際立って見えてしまうのも面白いところ。
音楽でも機械化やデジタル化が進むと、むしろ人間的なものが強く
求められるようになって行くんですね。
そうしたアナログ(人間)とデジタル(機械)の狭間でウロウロとする
のが、人というものなのかもしれません。
ではこの辺で。
Burna Boy - Higher ft. Nicki Minaj & Central Cee (Music Video)
Tyla - Truth or Dare (Official Music Video)
Asake - Basquiat (Official Video)
Ayra Starr - Bad Vibes ft. Seyi Vibez (Official Music Video)
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