今回はShenseeaのアルバム

「Never Gets Late Here」です。
Shenseea(本名:Chinsea Linda Lee)は
2010年代後半から活躍する女性の
ダンスホール・シンガーです。
1996年10月1日にジャマイカの
キングストンでジャマイカ人の母親と
韓国人の父親の間に生まれた彼女は、
19歳の時に息子を出産した後に本格的に
音楽キャリアをスタートさせたという
ちょっと変わった経歴の持ち主です。
その後KonshensやSean Paulといった人気
アーティストとのコラボを通じてジャマイカ
の音楽シーンで名声を確立し、2021年に
ラッパーのKanye Westのアルバム「Donda」
に参加した事をきっかけに世界的知名度を
得て行きます。
2022年にデジタル・リリースの
ファースト・アルバム「Alpha」をリリース
し、22年には初のフィジカルでの
セカンド・アルバム「Never Gets Late Here」
をリリースしています。
今もっとも注目されているアーティストの
ひとりがこのShenseeaです。
ネットのDiscogsによると、デジタル・リリース
も含めて2枚のアルバムと、7枚ぐらいの
シングルとEP盤を残しています。
BIOGRAPHY - Shenseea (シェンシーア)
今回のアルバムは2024年にUSの
Interscope Recordsレーベルからリリース
された彼女のセカンド・アルバムです。
エグゼクティブ・プロデューサーは
London On Da Trackで、Masicka &
Di Geniusとの共演曲「Hit & Run」や
「Neva Neva」、Coi Lerayとの共演曲
「Flava」、Anittaとの共演曲「Red Flag」
など、レゲエの枠を超えたポップ感のある
アルバムで、内容は悪くないと思います。
シェンシア:ニューアルバム『Never Gets Late Here』レゲエの枠を超えた新境地
手に入れたのはInterscope Recordsから
リリースされたCD(新盤)でした。
全13曲で収録時間は33分22秒。
詳細なミュージシャンの表記はありません。
Exective Production by London On Da Track
Creative Direction by Arrad
A&R by Donny 'Dizzy Cleanface' Flores
Engineered by Nick Bane
Mastered by Colin Leonard at Sing Mastering, Atlanta, CA Using Sing Technology
Creative Direction Album Packaging, Design, VFX, Couture by Katie McIntyre
Photography by Joyce Charat
Management: Slxco
という記述があります。
製作総指揮はLondon On Da Trackで、
クリエイティブ・ディレクション
(プロデュースか?)はArradが担当し、
A&RはDonny 'Dizzy Cleanface' Flores、
エンジニアはNick Bane、
マスタリングはカリフォルニア州アトランタ
のSing MasteringでColin Leonardが
Sing Technologyを使用してマスタリング、
クリエイティブ ・ディレクションと
アルバムのパッケージング、デザイン、
VFX、クチュール(縫製)はKatie McIntyre、
写真撮影はJoyce Charat、マネージメント
はSlxcoとなっています。
表ジャケはCD大の厚めの紙で、裏面は
赤で描かれた風景のような絵柄で、さらに
表ジャケの裏側に2つ折りの小冊子が
挟んでありました。
小冊子は表が表ジャケと同じ絵柄で
「Shenseea」の文字無し、裏面は寝そべって
いるShenseeaの絵柄で、内側は左ページが
Shenseeaの英文のメッセージ、右ページは
上に載せた制作に関わった人たちの記述が
書かれていました。
またCD自体もとても凝っていて、中世絵画
を思わせるような怪獣の絵柄にちょっと
エロティックなShenseeaの絵柄が書かれて
います。

表ジャケ(裏側)

小冊子(表紙)

小冊子(裏面)

裏ジャケ

CD
さて今回のアルバムですが、EDM感の
強いポップなメロディにShenseeaの
トーストも使い分けた力強いヴォーカルが
冴えるアルバムで、内容はとても良いと
思います。
今回のアルバムを聴いた時に、Popcaanの
近年のアルバムをちょっと思い出しました。
バックのサウンドがEDM(エレクトリック・
ダンス・ミュージック)感があって、その
あたりのポップなセンスが似ている気が
したんですね。
こうしたEDM感のあるサウンドがレゲエ
という音楽の中でも流行りだしたのは、
いつ頃からだったのでしょう?
やはり2000年代終わり頃のEDMの
DiploとSwitchのプロジェクトMajor Lazer
が参入したあたりからでしょうか?
今ではメジャーで活躍しているレゲエ・
アーティスト、PopcaanやSean Paulなどは
当たり前のようにこうしたEDMサウンド
を取り入れています。
2010年代になるといろいろな音楽の枠
が崩れて来て、今ではレゲエもヒップホップ
もブレイクビーツももちろんEDMも、
ちょっと聴いただけではその差が解らなく
なって来ているような気がします。
まあそれで野太く質の高いポップスが生まれ
るのなら、それで良いのかもしれません。
そうした意味ではこのShenseeaもレゲエと
いう枠を超えて、ポップなスターの道を
歩み始めたところなのかもしれません。
今回のアルバムにはそうしたShenseeaの
意欲が溢れているように思います。
タイトルの「Never Gets Late Here
(ここでけっして遅れる事はない)」
も、彼女の意気込みの現われたタイトル
なのでしょう。
その意気や良し!といったところ。
内容はとても良いと思いますが、ただ1点
気になる点があるとすると、ジャケット
などを含めてこのShenseeaというアーティスト
の扱いが、あまりにセックス・シンボル的
な扱いになっている事でしょうか。
美貌と実力を兼ね備えたアーティストなの
で、ある程度そういう扱いになるのは仕方
の無い側面があるものの、あまりにそっち
に引っ張られるとちょっとどうなのかな?
という気がします。
近年は「#Me Too運動」などが起り、女性
の権利やセクハラなどにだいぶ厳しく
なって来たけれど、こと女性アーティスト
の音楽などは、より際どいセクシーさが
求められている気がします。
まあもともとレゲエは90年代あたりから
そういう際どさが溢れている世界ではある
けれど…(苦笑)。
そういえばSean Paulと「No Lie」を歌って
いたDua Lipaが、「▼部丸出しドレス」
とかで日本でもネット・ニュースで
ちょっと前に話題になっていましたね。
Sean Paul - No Lie ft. Dua Lipa
まあそういう際どさをウリにするのはこの
Dua Lipaに限らず、韓国でもジャマイカ
でもけっこうある事なんだけど、そういう
エロティシズムをウリにするのってどうなん
だろう?と個人的には思います。
そういうのってあと10年後や20年後に
「女性蔑視」というレッテルを貼られて、
観てはいけないものになっているかも
しれないという気がちょっとします。
まあ商業的なものだからある程度セクシー
さをウリにするのは良いのだけれど、
あまりに露骨に裸同然とかいうのはどう
なのだろうね。
このShenseeaに限らずそういう傾向が最近は
音楽の世界でかなり見られるので、ちょっと
気になったので書いてみました、
実際に今回のアルバムを聴いた印象として
は、Masicka & Di Geniusとの共演曲
「Hit & Run」や、MVも印象的な
「Neva Neva」、Coi Lerayとの共演曲
「Flava」、Anittaとの共演曲「Red Flag」
などEDM感のある好曲が多く揃った
アルバムで、Shenseeaのハリのある
ヴォーカルもとても魅力的な、レゲエの
ダンスホールとしてもEDMのポップと
しても高く評価出来るアルバムだと思い
ます。
だからつまらない心配を余計にしちゃうの
ですが…(笑)。
1曲目は「Face Lift (Intro)」です。
1分40秒ほどのイントロ曲です。
デジタルなドラミングに、キーボードの
メロディ、Shenseeaの伸びやかな
ヴォーカルが印象的。
Shenseea - Face Lift (Official Lyric Video)
2曲目はMasicka & Di Geniusとの共演曲
「Hit & Run」です。
デジタル感のあるドラミングに、浮遊感の
あるキーボードのメロディ、伸びやかで
力強いShenseeaのヴォーカルと、Masicka
のトーストがイイ感じ。
Shenseea - Hit & Run ft. Masicka, Di Genius
3曲目は「Tap Out」です。
デジタル感のあるドラミングに、弦楽器音
とシンセのメロディ、切れの良い
Shenseeaのシング・ジェイがイイ感じ。
Shenseea - Tap Out (Official Lyric Video)
4曲目は「Neva Neva」です。
浮遊感のあるキーボードのイントロから、
リズミカルなデジタルのドラミング、
ギターとキーボードのスピード感のある
メロディ、Shenseeaの力強いヴォーカルが
イイ感じ。
Shenseea - Neva Neva (Official Music Video)
5曲目は「Die For You」です。
デジタルなドラミングに、浮遊感のある
キーボードのメロディ、表情豊かに歌う
Shenseeaのヴォーカルがイイ感じ。
Shenseea - Die For You (Official Music Video)
6曲目は「Keep A Place」です。
男性の語りから、デジタルなドラミング
に、キーボードのメロディ、ハリのある
Shenseeaのヴォーカルがイイ感じ。
Shenseea - Keep A Place (Official Lyric Video)
7曲目は「Dolla」です。
リズミカルなデジタルのドラミングに、
浮遊感のあるキーボードのメロディ、
ちょっとトーストの入ったShenseeaの
シング・ジェイがイイ感じ。
Shenseea – Dolla (Official Lyric Video)
8曲目は「Loyalty」です。
リズミカルなドラミングに、浮遊感のある
キーボードのメロディ、語るような
Shenseeaのシング・ジェイがイイ感じ。
Shenseea - Loyalty (Official Visualizer)
9曲目はCoi Lerayとの共演曲「Flava」
です。
リズミカルなデジタルのドラミングに、
EDM感のあるキーボードのメロディ、
高音を活かしたShenseeaのヴォーカルと
Coi Lerayのトーストとの絡みがイイ感じ。
Shenseea - Flava ft. Coi Leray (Official Music Video) ft. Coi Leray
10曲目は「Nana」です。
デジタル感のあるドラミングに、
「Na・na・na…♪」のコーラス、浮遊感
のあるキーボードのメロディ、エコーの
効いたShenseeaのヴォーカルがイイ感じ。
Shenseea – NaNa (Official Lyric Video)
11曲目はAnittaとの共演曲「Red Flag」
です。
男性コーラスのイントロから、フラメンコ
調のピアノ音のメロディ、力強く歌う
Shenseeaのヴォーカルがイイ感じ。
Shenseea - Red Flag feat. Anitta (Official Lyric Video)
12曲目は「Stars」です。
ユッタリとしたデジタル感のあるドラミング
に、EDM感のあるキーボードとホーン音
のメロディ、力強く歌うShenseeaのヴォーカル
がとても魅力的。
Shenseea - Stars (Offiical Lyric Video)
13曲目は「Heaven On Earth」です。
リズミカルなデジタルのドラミングに、
ギターとキーボードのメロディ、力強い
Shenseeaのヴォーカルがイイ感じ。
Shenseea - Heaven On Earth (Official Lyric Video)
ざっと追いかけて来ましたが、普通に
ポップのアルバムとして聴いてもとても
楽しく彼女の勢いを感じるアルバムで、
内容は悪くないと思います。
ここでけっして遅れる事はない、そう決意
したShenseeaの今後の活躍にはこれからも
期待したいと思います。
機会があればぜひ聴いてみてください。
Shenseea: Keep A Place/Neva Neva | The Tonight Show Starring Jimmy Fallon
Shenseea - Hit & Run (Live Performance) | Vevo
Shenseea - Bad Alone (Official Music Video)
Tarrus Riley feat Shenseea - Lighter (Live at One Love 2020)
○アーティスト: Shenseea
○アルバム: Never Gets Late Here
○レーベル: Interscope Records
○フォーマット: CD
○オリジナル・アルバム制作年: 2024
○Shenseea 「Never Gets Late Here」曲目
1. Face Lift (Intro)
2. Hit & Run - feat. Masicka & Di Genius
3. Tap Out
4. Neva Neva
5. Die For You
6. Keep A Place
7. Dolla
8. Loyalty
9. Flava - feat. Coi Leray
10. Nana
11. Red Flag - feat. Anitta
12. Stars
13. Heaven On Earth

「Never Gets Late Here」です。
Shenseea(本名:Chinsea Linda Lee)は
2010年代後半から活躍する女性の
ダンスホール・シンガーです。
1996年10月1日にジャマイカの
キングストンでジャマイカ人の母親と
韓国人の父親の間に生まれた彼女は、
19歳の時に息子を出産した後に本格的に
音楽キャリアをスタートさせたという
ちょっと変わった経歴の持ち主です。
その後KonshensやSean Paulといった人気
アーティストとのコラボを通じてジャマイカ
の音楽シーンで名声を確立し、2021年に
ラッパーのKanye Westのアルバム「Donda」
に参加した事をきっかけに世界的知名度を
得て行きます。
2022年にデジタル・リリースの
ファースト・アルバム「Alpha」をリリース
し、22年には初のフィジカルでの
セカンド・アルバム「Never Gets Late Here」
をリリースしています。
今もっとも注目されているアーティストの
ひとりがこのShenseeaです。
ネットのDiscogsによると、デジタル・リリース
も含めて2枚のアルバムと、7枚ぐらいの
シングルとEP盤を残しています。
BIOGRAPHY - Shenseea (シェンシーア)
今回のアルバムは2024年にUSの
Interscope Recordsレーベルからリリース
された彼女のセカンド・アルバムです。
エグゼクティブ・プロデューサーは
London On Da Trackで、Masicka &
Di Geniusとの共演曲「Hit & Run」や
「Neva Neva」、Coi Lerayとの共演曲
「Flava」、Anittaとの共演曲「Red Flag」
など、レゲエの枠を超えたポップ感のある
アルバムで、内容は悪くないと思います。
シェンシア:ニューアルバム『Never Gets Late Here』レゲエの枠を超えた新境地
手に入れたのはInterscope Recordsから
リリースされたCD(新盤)でした。
全13曲で収録時間は33分22秒。
詳細なミュージシャンの表記はありません。
Exective Production by London On Da Track
Creative Direction by Arrad
A&R by Donny 'Dizzy Cleanface' Flores
Engineered by Nick Bane
Mastered by Colin Leonard at Sing Mastering, Atlanta, CA Using Sing Technology
Creative Direction Album Packaging, Design, VFX, Couture by Katie McIntyre
Photography by Joyce Charat
Management: Slxco
という記述があります。
製作総指揮はLondon On Da Trackで、
クリエイティブ・ディレクション
(プロデュースか?)はArradが担当し、
A&RはDonny 'Dizzy Cleanface' Flores、
エンジニアはNick Bane、
マスタリングはカリフォルニア州アトランタ
のSing MasteringでColin Leonardが
Sing Technologyを使用してマスタリング、
クリエイティブ ・ディレクションと
アルバムのパッケージング、デザイン、
VFX、クチュール(縫製)はKatie McIntyre、
写真撮影はJoyce Charat、マネージメント
はSlxcoとなっています。
表ジャケはCD大の厚めの紙で、裏面は
赤で描かれた風景のような絵柄で、さらに
表ジャケの裏側に2つ折りの小冊子が
挟んでありました。
小冊子は表が表ジャケと同じ絵柄で
「Shenseea」の文字無し、裏面は寝そべって
いるShenseeaの絵柄で、内側は左ページが
Shenseeaの英文のメッセージ、右ページは
上に載せた制作に関わった人たちの記述が
書かれていました。
またCD自体もとても凝っていて、中世絵画
を思わせるような怪獣の絵柄にちょっと
エロティックなShenseeaの絵柄が書かれて
います。

表ジャケ(裏側)

小冊子(表紙)

小冊子(裏面)

裏ジャケ

CD
さて今回のアルバムですが、EDM感の
強いポップなメロディにShenseeaの
トーストも使い分けた力強いヴォーカルが
冴えるアルバムで、内容はとても良いと
思います。
今回のアルバムを聴いた時に、Popcaanの
近年のアルバムをちょっと思い出しました。
バックのサウンドがEDM(エレクトリック・
ダンス・ミュージック)感があって、その
あたりのポップなセンスが似ている気が
したんですね。
こうしたEDM感のあるサウンドがレゲエ
という音楽の中でも流行りだしたのは、
いつ頃からだったのでしょう?
やはり2000年代終わり頃のEDMの
DiploとSwitchのプロジェクトMajor Lazer
が参入したあたりからでしょうか?
今ではメジャーで活躍しているレゲエ・
アーティスト、PopcaanやSean Paulなどは
当たり前のようにこうしたEDMサウンド
を取り入れています。
2010年代になるといろいろな音楽の枠
が崩れて来て、今ではレゲエもヒップホップ
もブレイクビーツももちろんEDMも、
ちょっと聴いただけではその差が解らなく
なって来ているような気がします。
まあそれで野太く質の高いポップスが生まれ
るのなら、それで良いのかもしれません。
そうした意味ではこのShenseeaもレゲエと
いう枠を超えて、ポップなスターの道を
歩み始めたところなのかもしれません。
今回のアルバムにはそうしたShenseeaの
意欲が溢れているように思います。
タイトルの「Never Gets Late Here
(ここでけっして遅れる事はない)」
も、彼女の意気込みの現われたタイトル
なのでしょう。
その意気や良し!といったところ。
内容はとても良いと思いますが、ただ1点
気になる点があるとすると、ジャケット
などを含めてこのShenseeaというアーティスト
の扱いが、あまりにセックス・シンボル的
な扱いになっている事でしょうか。
美貌と実力を兼ね備えたアーティストなの
で、ある程度そういう扱いになるのは仕方
の無い側面があるものの、あまりにそっち
に引っ張られるとちょっとどうなのかな?
という気がします。
近年は「#Me Too運動」などが起り、女性
の権利やセクハラなどにだいぶ厳しく
なって来たけれど、こと女性アーティスト
の音楽などは、より際どいセクシーさが
求められている気がします。
まあもともとレゲエは90年代あたりから
そういう際どさが溢れている世界ではある
けれど…(苦笑)。
そういえばSean Paulと「No Lie」を歌って
いたDua Lipaが、「▼部丸出しドレス」
とかで日本でもネット・ニュースで
ちょっと前に話題になっていましたね。
Sean Paul - No Lie ft. Dua Lipa
まあそういう際どさをウリにするのはこの
Dua Lipaに限らず、韓国でもジャマイカ
でもけっこうある事なんだけど、そういう
エロティシズムをウリにするのってどうなん
だろう?と個人的には思います。
そういうのってあと10年後や20年後に
「女性蔑視」というレッテルを貼られて、
観てはいけないものになっているかも
しれないという気がちょっとします。
まあ商業的なものだからある程度セクシー
さをウリにするのは良いのだけれど、
あまりに露骨に裸同然とかいうのはどう
なのだろうね。
このShenseeaに限らずそういう傾向が最近は
音楽の世界でかなり見られるので、ちょっと
気になったので書いてみました、
実際に今回のアルバムを聴いた印象として
は、Masicka & Di Geniusとの共演曲
「Hit & Run」や、MVも印象的な
「Neva Neva」、Coi Lerayとの共演曲
「Flava」、Anittaとの共演曲「Red Flag」
などEDM感のある好曲が多く揃った
アルバムで、Shenseeaのハリのある
ヴォーカルもとても魅力的な、レゲエの
ダンスホールとしてもEDMのポップと
しても高く評価出来るアルバムだと思い
ます。
だからつまらない心配を余計にしちゃうの
ですが…(笑)。
1曲目は「Face Lift (Intro)」です。
1分40秒ほどのイントロ曲です。
デジタルなドラミングに、キーボードの
メロディ、Shenseeaの伸びやかな
ヴォーカルが印象的。
Shenseea - Face Lift (Official Lyric Video)
2曲目はMasicka & Di Geniusとの共演曲
「Hit & Run」です。
デジタル感のあるドラミングに、浮遊感の
あるキーボードのメロディ、伸びやかで
力強いShenseeaのヴォーカルと、Masicka
のトーストがイイ感じ。
Shenseea - Hit & Run ft. Masicka, Di Genius
3曲目は「Tap Out」です。
デジタル感のあるドラミングに、弦楽器音
とシンセのメロディ、切れの良い
Shenseeaのシング・ジェイがイイ感じ。
Shenseea - Tap Out (Official Lyric Video)
4曲目は「Neva Neva」です。
浮遊感のあるキーボードのイントロから、
リズミカルなデジタルのドラミング、
ギターとキーボードのスピード感のある
メロディ、Shenseeaの力強いヴォーカルが
イイ感じ。
Shenseea - Neva Neva (Official Music Video)
5曲目は「Die For You」です。
デジタルなドラミングに、浮遊感のある
キーボードのメロディ、表情豊かに歌う
Shenseeaのヴォーカルがイイ感じ。
Shenseea - Die For You (Official Music Video)
6曲目は「Keep A Place」です。
男性の語りから、デジタルなドラミング
に、キーボードのメロディ、ハリのある
Shenseeaのヴォーカルがイイ感じ。
Shenseea - Keep A Place (Official Lyric Video)
7曲目は「Dolla」です。
リズミカルなデジタルのドラミングに、
浮遊感のあるキーボードのメロディ、
ちょっとトーストの入ったShenseeaの
シング・ジェイがイイ感じ。
Shenseea – Dolla (Official Lyric Video)
8曲目は「Loyalty」です。
リズミカルなドラミングに、浮遊感のある
キーボードのメロディ、語るような
Shenseeaのシング・ジェイがイイ感じ。
Shenseea - Loyalty (Official Visualizer)
9曲目はCoi Lerayとの共演曲「Flava」
です。
リズミカルなデジタルのドラミングに、
EDM感のあるキーボードのメロディ、
高音を活かしたShenseeaのヴォーカルと
Coi Lerayのトーストとの絡みがイイ感じ。
Shenseea - Flava ft. Coi Leray (Official Music Video) ft. Coi Leray
10曲目は「Nana」です。
デジタル感のあるドラミングに、
「Na・na・na…♪」のコーラス、浮遊感
のあるキーボードのメロディ、エコーの
効いたShenseeaのヴォーカルがイイ感じ。
Shenseea – NaNa (Official Lyric Video)
11曲目はAnittaとの共演曲「Red Flag」
です。
男性コーラスのイントロから、フラメンコ
調のピアノ音のメロディ、力強く歌う
Shenseeaのヴォーカルがイイ感じ。
Shenseea - Red Flag feat. Anitta (Official Lyric Video)
12曲目は「Stars」です。
ユッタリとしたデジタル感のあるドラミング
に、EDM感のあるキーボードとホーン音
のメロディ、力強く歌うShenseeaのヴォーカル
がとても魅力的。
Shenseea - Stars (Offiical Lyric Video)
13曲目は「Heaven On Earth」です。
リズミカルなデジタルのドラミングに、
ギターとキーボードのメロディ、力強い
Shenseeaのヴォーカルがイイ感じ。
Shenseea - Heaven On Earth (Official Lyric Video)
ざっと追いかけて来ましたが、普通に
ポップのアルバムとして聴いてもとても
楽しく彼女の勢いを感じるアルバムで、
内容は悪くないと思います。
ここでけっして遅れる事はない、そう決意
したShenseeaの今後の活躍にはこれからも
期待したいと思います。
機会があればぜひ聴いてみてください。
Shenseea: Keep A Place/Neva Neva | The Tonight Show Starring Jimmy Fallon
Shenseea - Hit & Run (Live Performance) | Vevo
Shenseea - Bad Alone (Official Music Video)
Tarrus Riley feat Shenseea - Lighter (Live at One Love 2020)
○アーティスト: Shenseea
○アルバム: Never Gets Late Here
○レーベル: Interscope Records
○フォーマット: CD
○オリジナル・アルバム制作年: 2024
○Shenseea 「Never Gets Late Here」曲目
1. Face Lift (Intro)
2. Hit & Run - feat. Masicka & Di Genius
3. Tap Out
4. Neva Neva
5. Die For You
6. Keep A Place
7. Dolla
8. Loyalty
9. Flava - feat. Coi Leray
10. Nana
11. Red Flag - feat. Anitta
12. Stars
13. Heaven On Earth
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