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PHP カンファレンス 2022 にスポンサード及び代表と執行役員 CTO が登壇しました

みなさん,こんにちは!めもりーです。

弊社が使用しているプログラミング言語 PHP の国内最大級イベントである「PHP Conference 2022」にゴールドスポンサーでのスポンサードならびに,弊社の代表と執行役員 CTO の私が登壇しました。

PHP Conferenceとは?

PHPは25年前の1994年 Rasmus Lerdorf によって原型が生まれ、1996年にPHP/FIとして公開されました。PHPは順調にバージョンアップを続け、ユーザ数も増えました。そして20世紀最後の年である2000年に日本のユーザ会によってPHPカンファレンスが初めて行われました。今回は20回目の節目となるカンファレンスです。小展示ホールのみで始まったPHPカンファレンスも言語の利用が増えるとともに徐々に参加人数が増え、1500人を超えるPHPerが全国から集う大規模カンファレンスとなりました。

引用元: https://phpcon.php.gr.jp/2019/

登壇について

弊社では,代表の志田執行役員 CTO であるの計 2 名が登壇しました。

PHP メモリ管理術

何度も遭遇する PHP の「Allowed memory size of ...」。しかし、結局解決方法がわからず、最後には「ini_set('memory_limit', -1)」でその場を凌ぐという苦い経験をした方も多いのではないでしょうか。 PHP ではガベージコレクションもそれなりに発達しており、メモリを気にしないで書けるから良いと思っている人も少なからずいらっしゃると思います。 しかし、裏を返すと、メモリについてあまり考える機会がないとも言えます。PHP7.4 から弱参照といった機能も入り、メモリ管理に少しずつ関心が寄せられてきているのではないかなと思います。 そこで本トークでは、PHP でどのようにすれば省エネにメモリを使えるか、書き方のヒントまで含めてお話できればと思います。

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スライド資料を作成している当初,省エネに書く方法をメインにと考えていたのですが,なぜこれが省エネになるのかを解説しないと,テクニックだけの登壇になってしまうなというところで,最終的に PHP 本体のソースコードの読み方,Zend Memory Manager の仕組みなど広く浅く触れる形のスライド構成となりました。ボリュームも 80P ちょっとと中々なものになり,他にも触れたかったこととかもあります。例えば yield であるとか,大容量ファイルをクライアントとして送る方法であったりとか,Zend Memory Manager の深堀りであったり USE_ZEND_ALLOC=0 をつけると,何がどう変わるのか(スライド資料上では,メモリ使用量の変化と関数の返り値程度にしか触れていないため)。

この話の続きなどは,別の機会に。

おもちゃの BoM を見てみる

株式会社トラーナでは「幸せな親子時間を増やそうぜ」をスローガンに、玩具のサブスクリプションサービス「トイサブ」を提供しています。スポンサートークではサービスの概要を少し、そしてハードウェアエンジニアリングとして見たときの玩具がどんな特徴があるのか、お話します。毎度スポンサートークPHPと離れておりますが、心はPHP8.0.xをサポートしているつもりで登壇致します。

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BOM というと Byte Order Mark を想像する方もいらっしゃいますが,BoM は,Bill of Materials の略で,部品表のことを指します。 つまり,この登壇はおもちゃをいわゆるリバースエンジニアリングし,どういう回路がどういう役割をしているのかといった登壇内容になっていました。


2020 年から引き続き,スポンサードさせていただきました。今回は私はオフラインで登壇させていただいて,規模を縮小したとは思えないほど,コミュニティの熱量は変わらず熱く,とても充実したものでした。 これも,他の登壇者の方々,盛り上げようとするコミュニティの方々,スタッフの方々あってのものです。本当にいつもありがとうございます。

残念ながら,当日,夜に土砂降りの中,盛大に転んでしまって歩くのもままならない状態になってしまい 2 日目には出られなかったのは悔やまれます…。


弊社にご興味が多少なりともあれば,カジュアル面談しましょう!もちろん興味は今の所ないが,私と話してみたいという温度感でも構いません。

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