こんにちは、エンジニアの toki です。個人向けの eGift サービスの開発をしています。ギフティでは今のところインフラのお仕事が多いですが、フロントエンドエンジニアを自称しています。
先日沖縄で開催された RubyKaigi 2024 では、ギフティのブースに多くの方にお越しいただきまして、ありがとうございました!
ギフティのブースでは、「ブーサーで giftee Box をプレゼント」企画や、giftee Product Book を配布したりしていました。詳しくは以下の RubyKaigi 2024 関連記事を見てもらえればと思います。
- RubyKaigi 2024にPlatinum Sponsorsとして参加します!
- RubyKaigi 2024 参加レポート!
- RubyKaigi 2024 レポート ~Day1 Keynote Session~
- RubyKaigi 2024 Day2 「Finding Memory Leaks in the Ruby Ecosystem」速報レポ
今回はこれらの企画がどのようにして作られたのか、その舞台裏についてご紹介したいと思います。
どうやって企画を決めたの?
実は今回 RubyKaigi 2024 の企画を考えるにあたり、まず「僕たちギフティのエンジニアは外の人たちからどういう風に見られたいんだろう?」ということをみんなで考えました。
話し合いの結果、RubyKaigi 2024 で見られたい姿として「Giftify Everything」でいこう、ということになりました。
「Giftify」というのはギフティ内で「ギフトにする」という文脈で使われている造語なのですが、要するに「ありとあらゆるものをギフトにしようとがんばっている人たちなんだ」と思ってもらえるといいな、と考えました。
これをもとに RubyKaigi 2024 でやることを決めていくにあたり、今のギフティがどう見られているかについて考えてみました。
ギフティはもともと社名と同じ「giftee」という個人でギフトを贈り合えるサービスから始まりました。おかげさまで今年でリリース14年目を迎え、多くの方に「giftee 知ってるよ」というように言っていただけるようになったと実感しています。
一方で「Giftify Everything」を体現すべく、個人向けである「giftee」にとどまらず、法人向けや自治体向けなど、とても幅広くギフトサービスをご提供しています。
ただ、これらのサービスはなかなか動いているところを目にすることがないので、個人向けに比べるとどうしても知名度は低くなってしまいます。
なので今回の RubyKaigi 2024 では以下の2つの施策をやりました。
- 普段意識されることの少ない「法人 => 個人へのギフト」を体験してもらうため、ギフティから来場者のみなさんへギフトを配る
- これが最終的に「ブーサーで giftee Box をプレゼント」という形になりました
- 「ギフティはありとあらゆるギフトを扱う会社なんだ」ということを皆さんに知ってもらうため、ギフティの事業全体がわかる資料を作る
- これが Product Book に載せるプロダクトエコシステム図になりました
Product Book についてはこちらで公開していますので、興味のある方はぜひ見てみてください!(今回ご紹介した以外にも昨年からパワーアップしています)
なお、これらの施策は私も含む有志のエンジニアたちによって企画され、それをクリエイティブチームに Product Book として制作していただいたり、法人チームに giftee Box として用意いただいたりしました。中には RubyKaigi に当日参加しないけれども手伝ってくれた方もいて、とても感謝しています。
ギフティのエンジニアには「ギフティのサービスが好きで、その魅力をもっと知ってほしい」と思ってくれている方がとても多く、その想いをつないでこれらの企画は作られています。
裏話
実はもう一つ、今回は入れられなかったのですが「ギフティの事業全体を表すイラスト」というのも検討していました。これは私が言い出しっぺで色々と動いていたものです。
今回制作したプロダクトエコシステム図はシステム目線で書かれたもので、いわば「How」にフォーカスを当てたものになっています。
ここで作りたかったものはどちらかというと「What」にフォーカスを当てたもので、ギフティが目指す社会である「キモチが循環する社会へ」をより身近に感じてもらうため、「あなたともギフティを通して今つながっているんですよ」ということが伝わるものを作りたかったんですよね。
なので色々なアイデアを考えて落書きしてみたり(絵心がない...)、それを形にするためにクリエイティブチームのみなさんに想いを語ったりしました。
結果として、こういうものを作る事自体はとてもいいので、RubyKaigi に閉じずにより会社の公式なものとしてちゃんと作ろうということになりまして、時間的に今回の RubyKaigi 2024 ではお預けとなりました。
まだ未定ですが、いずれちゃんとしたものを作って皆さんにもお見せできればと思います。がんばります。(がんばるのは自分じゃないかもしれないですが...)
おわりに
今回は RubyKaigi 2024 の準備の裏側についてお話ししました。
今回の企画を通じて、あらためてギフティの事業領域の広さを再確認できました。また、「ギフティの事業をいかに伝えるか」を考えながらディスカッションするのは新鮮でとても楽しい経験でした。
ギフティはギフトという「概念」を扱っている会社で、その事業の可能性の広さには入社して3年が経とうとしている今でもワクワクしています。
ギフティではこの可能性の広さにワクワクしてくれる人を募集しています。ぜひカジュアル面談でお話ししましょう。