AWS認定合格に役立つ公式神リソースがこんなにあるって知ってました? - 弥生開発者ブログ

AWS認定合格に役立つ公式神リソースがこんなにあるって知ってました?

この記事は弥生 Advent Calendar 2023の13日目の記事です。

こんにちは、情報システム部の小坂です。

よし、AWS認定を取得しよう!と思っても
何を使って勉強するかは悩む点ではないでしょうか。
私は2023年3月にSAAを、7月にDVAを取得しました。
SAA受験時は参考書をメインで利用して対策を行いましたが、
DVAを受験した際には試験が改訂されたばかりで参考書がほとんど出ておらず、学習方法に悩みました。

しかし、実はAWS認定試験対策に役立つAWS公式のリソースが潤沢にあります。
これだけ潤沢な公式のリソースを活用しない手はないでしょう!

私もDVA受験時は、これから紹介するAWS公式リソースのみの対策で合格することができました。
そこで、AWS認定対策に役立つリソースを一挙ご紹介します!

試験ガイド

まずはここから始めるべき!といえるのが試験ガイドです。
例:DVA-C02の試験ガイド

「試験ガイド?そんなの確認するの面倒臭い」と侮ることなかれ。
試験でどんな能力が求められるのか、何が問われるのかこの試験ガイドを見れば概要を掴むことができます。

ガイドを一通り見て、あまり触ったことがないサービスや、理解が甘い観点が無いかチェックしておくとよいでしょう。
例えば、DVA-C02の試験ガイドには下記の記述があります。

• Amazon Cognito でのユーザープールと ID プールの比較

上の記述を見ると、次の質問には答えられる必要があります。

  • Amazon Cognitoとはそもそもどんなサービスか。
  • ユーザープールとIDプールはそれぞれどんな目的でどう使われるのか。
  • ユーザープールとIDプールの違いは何か。

どうでしょうか。上に挙げた質問に答えられるでしょうか。

答えられない場合、重点して学習すべき事柄であることが分かります。
このように、試験ガイドを利用して自分の理解が不十分である分野や観点をしっかり確認しておくことはとても大切です。

サンプル問題

AWS公式が提供しているサンプル問題です。
無料でダウンロードできるPDF形式のサンプル問題10問が解説付きで収録されています。

例:DVA-C02のサンプル問題

実際にどんな内容が出題されるのかを把握するのに役立ちます。
※同じ問題が本番の試験で出題されるわけではありません。

サンプル問題を解いて、どんな点に理解が不足していたのか把握しておくとよいでしょう。
付属の解説は詳しく、参考サイトへのリンクもあり役立ちますので、一通り目を通しておくことをおすすめします。

Exam Readiness

Skill BuilderのAWS認定用コンテンツです。
AWSの中の人が試験の全体像、各分野のポイントを映像で解説してくれます。
試験問題を扱った解説では、回答時の着目ポイントや解き方の例が分かりやすく解説されていますので、試験解答時の考え方が身に付きます。
注意事項としては、これを見れば合格できるといったものではなく、あくまで全体像を把握するためのコンテンツであるという点です。
全体像の整理におすすめです。

AWS BLACK BELT ONLINE SEMINAR

AWS鉄板のBLACK BELTもやはり認定対策に有用です。
各サービス毎に約60分の解説動画がYouTubeで配信されています。
AWS公式のサービス別資料から検索することができ、セミナーで使用されたPDFもダウンロード可能。
一部動画が無いサービスもありますが、主要なサービスは網羅されています。

例えば私の場合、試験範囲に「Amazon Cognito」が含まれるが、Cognitoをあまり理解していない 状態の時期があり、BLACK BELTでAmazon Cognitoの動画を見て学習しました。

サービス毎に理解を深めたい場合は利用しておきたいリソースです。

公式模擬試験

Skill BuilderのAWS認定用コンテンツです。
各試験毎に下記のコンテンツが用意されています。
AWS認定の問題は質問内容が独特なので、しっかり数をこなして慣れておくと本番でも落ち着いて試験に取り組むことができるでしょう。

コンテンツ 問題数 価格
Official Practice Question Set 20問 無料
Official Practice Exam 本番と同じ 有料

20問のQuestion Setは無料で解くことができます。
Practice ExamはSkillBuilderの有料サブスクリプション登録が必要ですが、本番と同じ問題数で対策ができます。

また、解説が充実しているので、熟読しておくことがおすすめです。
該当のサービスや仕様についてのAWS公式ドキュメントへのリンクが貼られていますので、解説を読み込むことでも様々な気づきがあり、勉強になります。

JP Contents Hub

JP Contents HubはAWS公式の日本語ハンズオンを集めたページです。
試験対策用のコンテンツではありませんが、あまり触ったことがないサービスを効率よく学習するにはうってつけです。

まとめ

今回はAWS認定合格に役立つ公式の神リソースをまとめました。
実は私、次の認定 AWS Certified SysOps Administrator - Associate(SOA-C02)合格に向けてまさに上記に挙げた神リソースを使って勉強を進めているところです。
次も合格できるよう頑張っていくぞ~!

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