この記事は弥生 Advent Calendar 2022の11日目のエントリーです。
こんにちは。弥生でエンジニアをしている、たけです。
弥生ではデスクトップ製品の開発のほか、社外向け勉強会「もくテク」の運営メンバーをしています。
もくテクの運営メンバーは開発チームのエンジニアたち!
もくテクに参加している方々から、イベント中のコメントやアンケートで、
「開発メンバーが運営しているんですね!」
というコメントをいただくことがあります。
そうなんです!
もくテク運営チームは現在8名で構成されていますが、全員が開発チームに所属するエンジニアです。
それぞれ関心やきっかけがあり、自発的にもくテク運営チームに参加しています。
きっと、「開発しながら勉強会も運営するのは大変では?」とお思いの方もいるのではないでしょうか。
そうですよね。やる気に満ち溢れていても、あれこれと頑張るのは本当に大変なことです。
今回の記事では、もくテク運営の苦労話(?)や今後の抱負について書きたいと思います。
勉強会やイベントを開催してみたいな、と思っている方の参考に少しでもなれば幸いです。
最初の1年
チームになれる?
2021年5月にもくテクが再開し、その後に各開発チームから運営メンバーが集まりました。
しかし、その段階ではまだお互いのことをあまり知らない状態でした。
さらに、弥生ではそのときすでにリモートワークが定着しており、運営メンバーと直接会う機会はほとんどなかったのです。
そのような状況でも気持ちを一つにして、もくテクを運営できるようになるため、わたしたちは以下のような取り組みを行いました。
- 気軽に相談できる機会を作る(定例ミーティングを始める)
- 目標*1を作る
- キックオフを開催する
- もくテク運営しぐさを考える(運営メンバーとして、どんな行動をするとよいか)
そうして、少しずつ「チーム」の形ができてきたように思います。
試行錯誤
最初の1年はとにかく試行錯誤しました。
- どんなテーマで開催するか
- 誰に登壇してもらうか
- どんな形式(発表、LT、パネルディスカッションなど)がよいか
- イベントページにはどんなことを書くか
- 司会はどんなことを話せばよいか
- ミーティングツールはどう使いこなせばよいか
などなど、1回のイベントを開催するために考えなければいけないことは、実はたくさんあります。
また、それらを一回限りではなく継続的に行っていかなければいけません。
テーマはどうする?
特に悩むのがテーマ決めです。
開催日の1か月前にイベントページを公開する場合、2~3か月前からテーマを考えて準備を始める必要があります。
ふりかえってみると、もくテクのテーマは、だいたい以下のような分類になっていました。
- あるプロジェクトに関わるテーマ
- ある職種に関わるテーマ
- ある技術に関わるテーマ
- テーマが決まっているLT会
- 何でもOKなLT会
社内のプロジェクトやイベントの情報をキャッチしたり、運営メンバーがやってみたいテーマをやったり、運営以外のメンバーから「こういうのはどうですか?」という提案をいただいたり…。
運営メンバーで知恵を絞るだけではなく、たくさんの方々に協力してもらって、バラエティ豊かな勉強会を開催することができました。
最初の1年をふりかえって
思い返すと、最初の1年くらいは「アイディアを出すこと」、「やってみること」が大事だったのかなと思います。
とにかくやってみて、うまくいく方法やサイクルが少しずつ見えるようになりました。
最初に立てた目標はすべて達成できたのですが、それ以上に「(どんな形であっても)形にすること」ができたことが最大の成果だったのかもしれないな、と個人的には感じています。
今後のこと
この秋に運営メンバーの一部が入れ替わり、また新たな一歩を踏み出しました。
前述のとおり、最初の1年はいろいろ試しながら形を作っていった1年でした。
まだまだ不慣れなところもあると思いますが、これまで積み上げてきたノウハウを活かして、軽やかにイベントを開催できるといいなと思っています。
そして何より、楽しいからこそ続けられているので、楽しむことを大切にしたいです。
お知らせ
最後に、次回1月26日(木)のもくテクの宣伝をさせてください。
1月のもくテクでは、先日ラスベガスで行われた「AWS re:Invent 2022」に参加したメンバーが報告会を行います。
YouTubeでの配信を予定していますので、ぜひお気軽にご参加ください!
一緒に働く仲間を募集しています
*1:社内外にもくテクを広めること、チームになることを目指して、KPIを定めました