こんにちは。弥生でエンジニアをしている、たけです。
2022年6月16日(木)にもくテクを開催しました。
いつもの開催報告に入る前に、嬉しいニュースがありますので先にご紹介させていただきます!!
毎月多くの方々にご参加いただいているもくテクですが、今回は162名の方々にお申し込みいただき、初めてconnpassのイベントランキングにランクインしました!
もくテクをいつも応援していただき、本当にありがとうございます!
それでは、大盛況だった6月のもくテクの当日の様子をご紹介します。
6月のテーマは「弥生品質を支えるQAエンジニアの取り組み」
イベントページはこちら(※開催は終了) mokuteku.connpass.com
より良い製品・サービスを作っていくためには、高い品質を担保することは重要な要素の1つですが、どのように品質を担保していくか悩まれている方々も多いと思います。
そこで、今回のイベントでは弥生のQAエンジニアが登壇し、弥生の製品・サービスの品質を支えるための取り組みや体制についてご紹介しました。
セッションの内容
弥生の品質保証体制の紹介と取り組み by 春田優子
まずは春田さんが、弥生の品質保証体制とその取り組みについて発表しました。
弥生では1つの開発チームの中にPM、TechL、QLという役割を持つメンバーがいて、プロジェクトをリードしています。 「QL」=「Quality Leader」は品質面のリードを行っており、一般的に言う「QAエンジニア」の役割を担っています。
このようなチーム構成を取ることで、開発メンバーと密にコミュニケーションを取りながら品質保証に取り組むことができます。 しかし、その一方で「他のチームのQLメンバーとのつながりが弱い」という課題がありました。
今回の春田さんの発表では、そのような課題を解決するべくQL横ぐしのチームを作ったことや、そのチームでどのような工夫を行ってきたかについてお伝えしました。
組み合わせテストとハイレベルテストケースで、テストをやり切った話 by 家登あずさ
続いては家登さんの発表です。
家登さんは弥生にQAエンジニアとして入社してから、サービスのファーストリリースに立ち会うことが多かったそうです。今回の発表では最近リリースされた、弥生の「証憑管理サービス」の品質保証のためにどのようなテスト技法を用いたかについてお話ししました。
まずは参加者の方々に、「知っているテスト技法」についてリアルタイムでアンケートを取りました。その結果はこちらです!
そして、「証憑管理サービス」のリリースはタイトルの通り「組み合わせテスト」と「ハイレベルテストケース」でやり切ったことをお話ししました。
「証憑管理」という言葉にあまり馴染みがない参加者の方もいらっしゃるかもしれないため、「証憑管理サービス」を「カレー」に例えてどのようなテストケースを作成したかご説明しました!
品質廻戦 :【ベテラン(製品) x ベテラン(QAエンジニア)~テスト設計の終わりなき戦い~】 by 高木信吾
家登さんからのバトンタッチを受けて、次は高木さんの発表です。
弥生で25年もの間、品質保証を行っている、ベテラン中のベテランの高木さん。その長い歴史において、どのような道を歩んできたのかについて発表しました。
弥生に開発プロセスが導入された後、上流工程にあるバグの温床に気づきその解消ために戦い続けたことや、巨大なサービスの品質保証のため仲間とともに立ち上がったことなど、時代ごとに様々な戦いが繰り広げられてきたことがわかる発表でした。
発表タイトルも含めて要所要所(?)にツッコミポイントが盛り込まれており、ベテランの発表は一味違うなと思われた方がきっと多かったことでしょう…!
QAエンジニアが開発したっていいじゃない by 川本拓也
続いて、川本さんの発表です。
川本さんは、最初の春田さんの発表に出てきたQL(Quality Leader)だけではなく、組織横断的なプロジェクトのQAエンジニアも兼務しています。 今回は、Backlog(タスク管理ツール)関連のツールを開発したことで、何を得られたかについて発表しました。
上のスライドの「Backlogにデータ移行するツール」については、ぜひ 弥生 Advent Calender 2021の記事 もご覧ください。
ツールの開発を通じて開発や詳細設計書への苦手意識がなくなったと語る、川本さん。
検討漏れの事前の検出やエンジニアと円滑なコミュニケーションができるようになり、「攻めのエンジニア」へと変化することができたそうです。
出戻り社員が語る弥生の品質保証リーダーの魅力とは? by 福田柾也
最後の発表は福田さんです。
弥生に中途入社し、社内API開発チームで品質保証の仕事を担当していた福田さん。
その後、一度弥生から離れてプロジェクト管理の仕事をしていましたが、今年の4月に弥生に戻り再び品質保証の仕事を始めました。
今回の発表では、そんな福田さんだからこそわかる弥生の品質保証リーダーの魅力をお伝えしました。
福田さんが魅力に挙げていた「上流から下流工程まで幅広く携われること」、「チームの一員として開発エンジニアと同じ目線に立てること」、「QAエンジニア同士の交流が盛んなこと」は、これまでの発表者の方々も言及していたことですね。
次回&次々回のご案内
最後に、7月と8月に開催予定のイベントのご案内です!
7月14日(木)開催予定:「教えて!テックリード」
7月のもくテクでは、弥生のテックリードが集まって、質問や疑問にお答えします。
質問も受け付けていますので、テックリードのことを知りたい方や聞いてみたいことがある方はぜひご参加ください!
8月18日(木)開催予定:「もう戻りたくない!業務効率化のあれこれ Vol.2」
8月のもくテクは、以前にご好評いただいた「業務効率化」がテーマです!
「繰り返しや時間のかかる作業を減らしたい!」、「少しでも開発を楽にしたい!」とお悩みの方にぜひご覧いただきたいイベントです。
一緒に働く仲間を募集しています
弥生では一緒に働く仲間を募集しています!
「QL(品質保証リーダー候補)」「品質管理」の名称でQAエンジニアを募集をしています。
QL(品質保証リーダー候補)はこちらから。
品質管理こちらから。
QAエンジニア以外のエンジニアも募集しています。 herp.careers