1泊2日の諏訪旅行、1日目。
10時の開店と同時に小田急百貨店町田店に行き、「100歳記念 藤城清治版画展~生きるよろこび~」を見る。
100歳記念 藤城清治版画展~生きるよろこび~ | 小田急百貨店
10時53分に町田駅発のJR横浜線で約20分、11時15分に八王子駅に到着。
11時30分に八王子駅発のあずさ17号で約100分、13時10分に上諏訪駅に到着予定。
実際は遅れて、13時16分頃に到着。
上諏訪駅のホームには足湯があった。
諏訪湖を囲むように上社前宮と本宮、下社春宮と秋宮の四社からなる神社で、全国25,000か所もある諏訪神社の総本社。
創建は古事記の国譲り神話にまでさかのぼり、日本最古の神社の一つとされる。本宮、春宮、秋宮は本殿を持たず、自然そのものを御神体とする古来からの信仰の姿を現在に伝える。
上社の御神体山は守屋山、下社の御神木は春宮が杉の木(結びの杉)、秋宮がイチイ(一位)の木。
社殿の四隅には御柱と呼ばれる大木が建つ。
まずは、上社前宮。
諏訪信仰発祥の地といわれ、水眼の清流が流れる。
4本すべての御柱が見れるのはここだけ。
そして、上社本宮。
本殿を持たず、片拝殿が弊拝殿の左右に並ぶ独特の諏訪造り。
現在の社殿は1838年(天保9年)に二代目立川和四郎冨昌が棟梁を務めて建造し、片拝殿の「笹に鶏」、「粟穂に鶉(うずら)」は立川流の最高傑作と言われる。
宝殿は境内中央にある茅葺の建物で、本宮で一番大切な社殿。二殿のうち左側を東宝殿、右側を西宝殿という。この宝殿の屋根からはどんなに干天の時でも最低三滴は水滴が落ちると言われ、宝殿の天滴と言って諏訪の七不思議の一つに挙げられている。
入口御門 布橋は1829年(文政12年)の建立で、重要文化財。
四脚門(勅使門)は1608年(慶長13年)に徳川家康が家臣に命じて造営寄進した本宮最古の建物。重要文化財。
二の御柱の近くには、ハートの灯籠もある。
明神湯は諏訪明神ゆかりの温泉とされ、諏訪の温泉の源泉とも伝えられる。
有名な御柱祭は正式には「式年造営御柱大祭」で、7年に一度、寅と申の年に執り行われる神事。
御柱祭 ONBASHIRA in SUWA | 7年に一度、遥か昔からこの諏訪の地で寅と申の年に執り行われる神事「式年造営御柱大祭」。
宝殿を造り替え、社殿の四隅にある「御柱」と呼ばれる樹齢200年程の樅(もみ)の巨木を建て替える。樅の巨木は、直径約1m、長さ約17m、重さ約12tにもなり、諏訪大社氏子が山から切り出し、上社・下社の各社殿を囲むよう、四隅に曳建てる。
最初の記録は平安初期で1,200年以上続くが、御柱を建てる理由は諸説ある。広大な社殿を造営する遺風を尊重して、その代わりに4本の御柱だけを建て替えてきているという説、神域を示すという説、神霊の依代であるとする説など20種類以上あるらしい。
下社はまた今度行く。
下社春宮
神楽殿と拝殿、左右片拝殿及御宝殿と続く建物の配置は秋宮と同じ。幣拝殿・左右片拝殿は重要文化財。
社頭から真直ぐ800m程伸びる道路はかつて春宮の専用道路で、下社の大祝金刺一族などの武士が流鏑馬を競った馬場だった。
途中の御手洗川に架る下馬橋は室町時代の建立だが、建築様式は鎌倉時代のもので、下社では最も古い建物。遷座祭の際に神輿はこの橋を渡る。
境外に出て約5分歩くと、万治の石仏がある。
春宮から徒歩5分くらいの場所には、「おんばしら館・よいさ」という御柱際についての資料が展示されている施設もある。
下社秋宮
温泉の手水舎・御神湯があり、竜の口より少し熱めの下諏訪天然温泉が流れ出る。
狛犬はかつては青銅製では日本一と言われ、高さが1m70cmある。
下社の代わりに行くのは、諏訪五蔵の酒造めぐり。
諏訪市の甲州街道沿いに立ち並ぶ5軒の老舗酒蔵グループ。わずか500mの間に集まり、同じ霧ヶ峰の伏流水を仕込み水に使う。
諏訪五蔵|舞姫、麗人、本金、横笛、真澄からなる上諏訪の甲州街道沿いわずか500mの間に立ち並ぶ5軒の酒蔵
ごくらくセット(3,000円)を購入。
オリジナルグラス、オリジナル巾着袋(1種類)、ステッカー台紙、クーポン(ハガキ)が付いて、各蔵でオリジナルステッカーを貰い、4~5種類の試飲(1種類約20cc)ができる。
真澄
宮坂醸造株式会社、寛文2年(1662年)創業
イチオシは、漆黒 KURO。
横笛
伊東酒造株式会社、昭和30年創業
イチオシは、横笛 純米酒。
横笛 伊東酒造株式会社|信州長野の地酒~大銘酒 横笛~のお酒をお届けします
本金
酒ぬのや本金酒造株式会社、宝暦6年(1756年)創業
イチオシは、本金 純米吟醸。
酒ぬのや本金 – 信州・長野県諏訪の日本酒「本金」「太一」酒造元
2024年10月5日に「上諏訪街道 まちあるき吞みあるき」が開催される。
来年はぜひ参加したい!
上諏訪街道 まちあるき呑みあるき|諏訪五蔵|舞姫、麗人、本金、横笛、真澄からなる上諏訪の甲州街道沿いわずか500mの間に立ち並ぶ5軒の酒蔵
残りの麗人と舞姫は明日のお楽しみ!
今日のホテルは、ホテル紅や。
コンパクトツイン16㎡。
【公式】諏訪湖湖畔のホテルに宿泊するなら|上諏訪温泉 ホテル紅や
唐招提寺御影堂の障壁画の一つ。
温泉展望浴場「湖空の湯」からの諏訪湖の眺めが良い。
別館・稀石の癒館の「稀石の湯」は行かなかった。
18時30分から、板前キッチン兎で白うさぎのコース。
前菜、お刺身、焼き物、煮物、揚げ物、蒸し物、お食事、デザートの全8品。
2024年09月13日~09月14日 諏訪旅行