MRS OPEN '24 〜今のうちに観ておけてよかった4組〜 - たなさと

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MRS OPEN '24 〜今のうちに観ておけてよかった4組〜

ゴールデンウィークラストはリバサミことMORNING RIVER SUMMITのスピンオフ公演「MRS OPEN '24」に行ってきました！

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前日のOTODAMAの余韻冷めやらぬ中、同じく大阪のライブに当日券で参戦。お目当てはずっとライブを観たいと思っていたpachae。そして最後に何度か観たことのあるOchunismの追加が解禁されたので、行ってみたいなと思いました。

会場は初めましてのYogibo HOLY MOUNTAIN。難波に昨年できてわずか半年余りの、南海電車の高架下にあるライブハウス。同じ系列で2倍ぐらいのキャパのYogibo META VALLEYが隣にある。なんばパークスの目の前であり、地下鉄の御堂筋線だとなんば駅より一つ隣の大国町駅からの方が近い。

16時半の開演に対して10分ほど前に入場。失礼ながらそんなにパンパンでは無いだろうと思っていたのだが、フロアに入ると結構な動員。ゆったり観るつもりだったが、途中でクロークに荷物を預けた。

定刻通りに開演。1バンド辺り35分ほど。順番に書いていきます！

 

 

pachae

初っ端からお目当てのpachae。過去の記事で観たいと思っているバンドとして挙げた事もあったが、当時よりもどんどん観たい気持ちが大きくなっていたので、今回やっと初めましてできて嬉しい。

先日ユニバーサルからのメジャーデビューを発表したばかりで、その一発目の新曲 "チョウチンカップル" からスタート。今回の4組の中では一番分かりやすく明るくてポップだったかな？キャッチーさではトップだったと思う。

MCでのVo. 音山さんの話も面白かったな。Yogibo HOLY MOUNTAINの場所を道ゆくおじさんに尋ねたら本物の山を探している山登りの人だと思われたと言う笑 というかpachae大阪のバンドだったのね。関西弁がトークの面白さを引き立たせている笑 あと音山さんMV観てて勝手にもっとぽっちゃりしてるイメージ持ってたんだけど痩せた？背も高くてシュッとされててカッコよかった。

中盤以降は "エゴイスティックレスキュー" "タイムマシン独奏曲" そしてラストに "遣る方ないブルース" と、MVのある初期曲を連投。キーボードの音色が幅広くて色んなタイプの曲があるから飽きないです。"遣る方ないブルース" のイントロ、クラシックっぽくてカッコいい。

やっと観られてよかった。物販でタオルとラバーバンド買いました。ロゴもポップで可愛いよね。また機会があれば観たい！

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セットリスト

01. チョウチンカップル
02. ハツがハツラツ
03. 7
04. エゴイスティック・レスキュー
05. 冥王星ガール
06. 愛は並ぶ
07. タイムマシン独奏曲
08. 遣る方無いブルース

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Ochunism

今回のメンツの中では唯一初めましてでないが、とは言え前回観たのはもう2年前。前回もゴールデンウィークだったからマジでちょうど2年ぶりだな。2年の間にメジャーデビューし、リリースは滞っているがコンスタントに活動を続けている。

人気曲に過去のアルバム曲など幅広いところから組まれたセットリストだった。初っ端の "SHOUT" "freefall" から盛り上げてくれたね。"freefall" の入りがかなり音源とは異なるアレンジされてた。好きな感じだった。

最近の中だと一番好きな "Hemoglobin" も聴けた。一貫してベースのフレーズがクセになる。やっぱベース好き。横にステップを踏みながら踊れる。

「等身大の自分を詰め込んだ」という新曲も披露。彼らにしては爽やかで明るい感じだった。まだ曲名も明らかになっていないので、今後の情報に注目。

6月に大阪、7月に東京でワンマンライブを予定しており、その告知も。ラストの "Mirror" の時だったかな、イントロの入りでMPC担当okadaさんがミスって仕切り直す一幕が。Vo. 凪渡さんが「今のでワンマンの手売りチケット10枚減った！！」て吠えてたの笑った笑 「10枚分自腹で買い取りまーす」と懺悔していたokadaさん、無事で在らん事を笑

確かな演奏力に緩いMC。大阪のバンドって感じがします。演奏は間違いなくカッコいい。2年ぶりに観られてよかったな。今年は去年ほど色んなフェスに出てはいない印象だが、制作が進んでいることに期待したい。

 

セットリスト

01. SHOUT
02. Freefall
03. Mongoose
04. Hemoglobin
05. (新曲)
06. wakusei
07. rainy
08. Mirror

 

 

First Love is Never Returned

北海道出身の5人組バンド。名前も今回知った、完全に初めまして。何気に昨年のRISING SUNや今年のビバラロックにも出ていたり、全く気づいていなかったが今年のSpotifyのEarly Noiseにサバシスターや離婚伝説と並んで選出されていたりと、既に注目株のようだ。

前日のOTODAMAに向かう道中で予習で聞いていて、カッコいいなとは思っていた。キーボード弾き語りのボーカルが伸びやかに届いてくる、R&B色の強いオシャレな音楽性。しっとりしたバラードも、ポップなナンバーも、身体を揺らして入り込める素敵な音楽である。

MCの前、エレキギターのメンバーの方がPAさんに音響調節のお願いをしたら、他のメンバーもどんどん「自分ももうちょっと」「自分も」「自分も」て続いたのが面白かった笑 MCは主にアコギとキーボードを担当するメンバーの方が進行。2人いるみたいな書き方だけど1人です。曲によって引き分けてた。なかなか観ないスタイル。

予習した中で一番気に入っていた "People 365" がラストに聴けてよかった。「自分たちの伝えたい事を詰め込んだ歌」と前置いていたので、バンドとしても思い入れの強い代表曲なのかな？

今年は色んなイベントや対バンに呼ばれて各所で観るようになっていきそうだな。今後も楽しみ。

 

セットリスト

01. Twenty-Twenty
02. シューズは脱がないで
03. Unlucky!!
04. ファンデーションの前に
05. OKACHIMACHI FRIDAY NIGHT
06. プラチナ
07. People 365

 

 

Billyrrom

読み方は「ビリーロム」。名前は聞いたことがあったと言うか、今年のMETROCKにも出演が決定しているので、普通に勢いのあるバンドなんだろうなぐらいの気持ちで観た。

グロいぐらいカッコよかった。

まずボーカルのMolさんの雰囲気が凄い。ルックスだったりパフォーマンスだったり風格だったり、敢えて名前を出すが、キタニタツヤ、藤井風、King Gnu常田大輝辺りの全員の要素を感じた。フロアで激しくノっていたお客さんを1人指して、「ははっキミ最高だねw ステージ上に上げたいぐらい！」と声をかける場面も。とても良い意味で観客との距離が近い。

楽曲も勿論くそかっけぇ。DJ担当も入った6人編成、Ochunism同様にバンドの域を越えている。オシャレなものからスケール感の大きいずっしりしたサウンドの曲まで幅広く、またそれらに適宜マッチして綺麗な裏声の高音から鬼気迫るがなりやシャウトまで変幻自在なMolさんの歌声が凄まじい。

トリなのでアンコールがあったのだが、あんなに心から再登場を待ったことはなかなか無い。「確定演出とは言えちゃんと手拍子はしないとな」じゃなくてマジでもっと観たくて求めてしまった。ラストまで本当にかっこよかった。

そして物販でCD買っちゃいました！コンピレーションアルバムとあったので他のアーティストの楽曲も入ってるのかな？と思ってスタッフさんに聞いてみたところ、Billyrromの複数の作品から1曲ずつ集めたepとのことだったので、これは実質入門編だ！と思い購入。

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セトリは分からなかったが、今回買ったCD含めこれからいっぱい聴いていこうと思います！

 

…後から調べたら既に100万再生MV大連発じゃねぇか…マジで今回よく観られたな…

 

 

以上！！

今回のイベントは『「New Wave, New Rocks,」に出会う。』『今のうちに観ておきたい』をテーマにしたイベント。その通りで、どれもこれから大きくなっていくこと期待大のバンドばかりだった。この中からいつか「あの時はまだYogibo HOLY MOUNTAINで観られたんよ」って言えるアーティストが出てくる事を期待したい。思いがけずフォロワーさんにも会えたりして良い夜でした。ゴールデンウィーク満喫してました！

では(=ﾟωﾟ)ﾉ

 

From MORNING RIVER SUMMIT「MRS OPEN '24」

2024.5.5 Yogibo HOLY MOUNTAIN

pachae
Ochunism
First Love is Never Returned
Billyrrom