結びの夢番地2023の屋外ステージを観に行ってきました!ひっさびさの広島ライブ!
2020年から毎年12月に広島グリーンアリーナで開催されている、夢番地presentsのイベント。今年はCreepy Nuts、クリープハイプ、sumikaの出演。歴代でもSaucy Dog、マカロニえんぴつ、SUPER BEAVERなど、なんで広島でやってくれんのってレベルに豪華な面々が並ぶライブである。そして、昨年度からは「結びの屋外ステージ」と称して、本編開演前にグリーンアリーナ屋外に設けられたステージで観覧無料のライブが開催されるようになった。
昨年はこんな感じ。レポ書いてないけど実は最終日にヘルシンキだけ観に行ってました。
今年は本編含め1dayのみの開催だったが、3月に主催対バンに行っているpeanut buttersを始めとして良さげな4組が出るので、屋外ステージのみ観に行ってきました。
会場に着くと、既に本編3組を含む物販が始まっており、たくさんの人が集まっていた。クリープハイプの列すごかった。せっかくならそちらも見てみてもよかったが、自分は早速屋外ステージへ。
では各バンドのレポを!
peanut butters
先月にニューアルバムをフィジカルリリースしたばかりのpeanut butters、広島でのライブは初とのこと。
限られた持ち時間内で怒涛の8曲、まさかのMC無しで駆け抜けた。Gt. ニシハラさんが時折ウェーブや手拍子などを煽り、観客も合わせて応える。パフォーマンス一本で初っ端から観客全体を巻き込んで盛り上げた。
最後の "普通のロック" はやっぱり盛り上がったなぁ。曲の入りも、音源だとギターだけのところを今回はバスドラムが入ってきてパワフルかつワクワクする感じが増していた。
初広島、良いステージだったと思う。初見の人たちにも刺さってるといいなー。
そう言えば、初めて観た人多いと思うけどまさかあれで正式メンバーがニシハラさんだけとは思うまい笑 リードギターのサポートがPanorama Panama Townの浪越さんである事は、初見の人は気付いたかな?まだまだ色んな人に聞かれてほしいバンドです。
鉄風東京
この日観た4組の中では一番初見。名前は勿論ずっと知っていたが、敢えて聴いたことがなかった。
「FLYING SON」と書かれたTシャツを着たボーカル。何だっけ…どこかのライブハウスだっけ?と思っていたらビンゴ、「仙台FLYING SON、宮城から来ました鉄風東京です」と自己紹介。そうそう、仙台のライブハウスだ。
歌声も話し声もカッコいい。演奏もバチバチに勢いを感じる。リードギターのタッピングが印象的だった。シンプルなコードとビートに速弾きリフが乗る感じはとても好みです。あとドラムの方がしっかりメンバーを見て叩いてるのがバンドとしてのまとまりに一役買ってる感じがしてよかった。
本編の出演者について「小学生の時から聴いている様なバンド」と表現。21歳らしいので10年以上活動してるクリープハイプやsumikaが出てきた2010年台始めにはそら小学生だよな…わっか…
名前しか知らんかったからちゃんと音源聴いてみよう!でもこれは多分ライブの方がかっこいいやつ!
シャイトープ
"ランデブー" がバズり散らかし、一躍有名になったシャイトープ。この度初めてお目にかかります。
鉄風東京を観てから昼食を取りに行き、直前に戻ってきたら凄まじい人の海。周囲の通路や階段にまで人が入ってて明らかに無料ステージの動員じゃなかった。ほとんどメンバーが見える位置では観られなかったのだが、"ランデブー" に代表されるエモいミドルバラードから "誘拐" "マーガリン" のような疾走感のあるナンバーまで、今できる事を全部出し切って実力を見せつけるパフォーマンスだった。
そして、ボーカルさん広島出身とのこと!広島の街への想いを述べ、結びの夢番地についても「いつかグリーンアリーナの方で演りたい」と。本当に夢ではないと思えてしまう勢いだからすごい。
終わった途端物販も階段の上まで伸びる長蛇の列。改めてブレイクを実感した。レディクレやCDJの出演も決まっていて、2024年の飛躍が末恐ろしい。
osage
ラストはちょこちょこ観たことがあるosage。最初に吠えた「野外であって外野ではない、れっきとした1ステージ」という台詞がめちゃくちゃ印象に残っている。鳥肌立った。そして口だけで無い安定のパフォーマンス。あんなに口から音源なボーカルだったっけ…?
夕方に差し掛かる時間帯で日が傾きかけていたが、日差しに照らされながら歌う "letter" の『晴天爛漫 君よ晴れ渡れ』の威力は強い。また、初見だけどこれ好きだなと思ったのが "青かった。" という曲。今年6月に出てた新曲だった、見落としてた…
ギターボーカルの曲だけでなく、"フロイト" やゲストボーカル石野理子の歌声を重ねた "夜煩い" などピンマイクの曲もしっかり披露し、振り幅の大きさを見せつけた。最後の最後で捩じ込んだ "世明けの唄" がちょっと走ってた感じもよかったなぁ。
何だかんだ唯一リハからしっかり観たが、サウンドチェックも含めて楽器隊もクオリティが高い。結びのステージ堂々のトリ、流石の完成度でした。
物販ではシャイトープとosageのCDを購入。
シャイトープってフィジカルの音源出してたのね…ライブ会場限定らしいのですかさずゲット。osageのアルバムも、タワレコとかで流通してると思ってたけど違ったみたいなので今回買えてよかった。
他にやりたい用事があったので本編は参戦せずに帰ってきました。物販終える頃にはアリーナ入場の列が進みつつありましたね。本編も皆さん楽しんだ事でしょう。
以上!
2年連続の結びの屋外ステージ、昨年はスポット参戦だったけど今年はフル参戦。改めて良いイベントだな〜と思いました。山口のワイルドバンチだけじゃなくこの広島の結びの夢番地、そして昨年から始まった岡山のエイトボール。中国地方、まだまだアツいです。
結びの夢番地もいつか本編も参戦してみたいね!少なくとも屋外ステージもこれからも毎年やってほしい。また来年も行きたいと思います!
では(=゚ω゚)ノ
結びの夢番地2023
2023.12.10. 広島グリーンアリーナ 結びの屋外ステージ
peanut butters
鉄風東京
シャイトープ
osage