鉄風東京のツアー大阪公演に行ってきました!
前日にマイヘアとナッシングスのツーマンで大阪に来る予定で、そのまま大阪でテレワークする予定をしていたところに入ったこの公演。タイミング良すぎた。鉄風東京のリリースツアー、対バンがGill Snatch、Subway Daydream、ハク。というアツすぎる4マン。お目当ては言わずもがなサブウェイだが、他の3組も1回ずつ観たことがあって、一気に二度目まして。どれも前回から時間が経っているのでまた観てみたかった。
会場は心斎橋ANIMA。定時まで仕事しても余裕で間に合う19時開演。入った時はフロアにあまり人はいなかったが、開演時間になると一気に増えてきて、平日だなって感じがした。ゲスト3組の順番が分からなかったが、何となくこうかな?と予想していた順番と全く違い、ハク。から始まった。
ハク。
前回観たのがサブウェイの自主企画だったから3月以来か。あれからMONO NO AWAREのカバーがバズったり各種フェスに出るようになったりして、知名度が底上げされている印象。
1曲目の "なつ" からあの独特の世界観見せつけてきたな。入りの長いシンバルのカウントの時点で世界に引き込んだ感じがする。メンバーの服装もスタイリッシュでカッコいい。
「この季節にぴったりの曲を」と前置いた "自由のショート" もしっとりしていて綺麗だった。この曲、最初のフレーズってギターだったのか、ベースだと思ってた。
新曲の "dedede" や "頭の中の宇宙" も聴けてよかった。腕を挙げて一緒に楽しむようなアッパーさではないんだけど身体を揺らしてめちゃくちゃノれる。この脱力感が良いです。
そういえば海外のお客さんが目立ったのが印象に残ってる。インスタでバズってたの観て興味持ってわざわざ来てくれたのかなとか思うと胸熱でしたね。
MCで言うには鉄風東京との共演もANIMAでのライブも久しぶりだったとのこと。最近の勢いを見るとまたどこかのイベントでお目にかかることになりそうだ。
セットリスト
01. なつ
02. dedede
03. 君は日向
04. 自由のショート
05. 頭の中の宇宙
06. 回転しながら考える
Subway Daydream
2番手は我らがサブウェイ。Pangeaのトリを華々しく飾ったミナホ以来。1ヶ月経たぬうちにまた来られた。
一発目から "Freeway" でアッパーにキメる。最近は前の曲から繋がるパターンが多かったから、音源通りの入りが逆に新鮮。
"ケサランパサラン" でのVo. たまみのタンバリンパフォーマンスも、アウトロでのスピードアップも、すっかりお馴染み。タンバリンが飾りじゃなくてちゃんと楽器の一つになっていってる感じが凄い。あと藤島双子のギターの掛け合いで一番歓声が起こるのが面白い笑
"ケサランパサラン" の後、暗転してMCに移るのかと思いきや轟音とシンバルで繋ぎ、そのまま "Neptune" が始まったのが印象的だった。サビで同期の音が重なってきて、音源以上の圧を感じる。
そして今度はそのまま "マッドハニー"。テンションの振り幅えげつない。たまみがイヤモニ取れたまま飛び跳ねる様子が、MVさながらのはちゃめちゃぶりで観ていて楽しい。あと、サポートベースの人がアウトロでメンバーばりに煽る仕草をして飛んでたのがよかった。弾き方もストラップ短く持ってて好きなスタイルだ。
ラストは "Radio Star" からの "kiosk"。"Radio Star" 締めじゃないのも自主企画ぶりだな! "kiosk" もポップで楽しくて、笑顔で終われる良い曲だ。
終演後の物販で11/23の自主企画のチケットも買いました。開演には間に合わないかもだが、出張終わりに行けそうなので楽しみ。Nagakumoも予習しなきゃ。
セットリスト
01. Freeway
02. Timeless Melody
03. ケサランパサラン
04. Neptune
05. マッドハニー
06. Radio Star
07. kiosk
ANIMAありがとう〜!
— 𝕂𝕒𝕟𝕒 (@kn_ochazuke) 2024年11月8日
今日のセトリ📝 pic.twitter.com/J2Dri9EOi5
Gill Snatch
公式レポも書かせていただいた遊津場さんの企画以来。アレもう1年前か…今回はガチの客として観覧。
そういえば少し前にメンバーが加入して4人体制になったんだったか。加えて、衣装がスーツ・ジャケットスタイルになっていた。その装いで鳴らす轟音が最高ですね。一発目のこの曲の間奏のベースにやられました。
曲と曲の間もシームレスでずっと引き込まれる。挨拶だけ挟んで、「全然MCしないんでこのまま最後まで演ります」と宣言した通りにずっと演奏で魅せてくれた。ベースの方もいつのまにかジャケット脱いでてワイシャツ姿に。クールだけどしっかり熱量があって脳天に刻み込まれるカッコ良さ。エフェクター入れっぱなしで残響轟かして帰っていくスタイルは恒例なのかな?余韻がずっと引きずられる最高のパフォーマンスでした。
終演後の物販でフーディー買いました!Lサイズがラス1の展示品限りだった。シンプルでしっかり温かくて良き。
鉄風東京を待ってる間に覗いた時はセトリが置いてあったんだけど終わってから買いに来た時には他のお客さんに渡した後だったようで、聞いたらわざわざその場で書いてくれました。何の曲演ったか分かればよかったんだけどサインまでくださった…お手数おかけしました、ありがとうございました。
夏にフルアルバムが出てるので、買ってちゃんと聴き込んでまた観たいな。改めてまたハマったわ。
セットリスト
01. easy life
02. 九十九
03. Cry B Cry
04. W.I.P
05. rust
06. yudegaeru
鉄風東京
ホスト鉄風東京、前回観たのは広島、結びの夢番地の野外ステージ。彼らも1年近くぶりだ。
本当に申し訳ないながら肝心の新譜すら予習できておらず、演る曲演る曲「あ、YouTubeで聴いた覚えある…!」ぐらいにしか思えなかったのがめちゃくちゃ心残り。必死に聞き取って覚えて、撮影OKなので時たま動画を撮って、後から見返してサブスクで曲を遡りました。
そんなわけで楽曲の把握レベルは4組の中で一番低いのだが、予備知識が要らないアツいパフォーマンスだった。ボーカルさん、1曲目から被っていたキャップが飛び、3曲目でギターの弦が切れるという激しさ。そして激しい曲もカッコいいけど、"金木犀" みたいなバラードも沁みる。
リリースツアーの中でこの日が対バン公演としてはラストで、後はワンマン公演を残すのみとのこと。今まで出会ってきたバンドから吸収して記憶に焼き付けていると振り返る。
中盤以降のMCも熱かった。自分のことは好きじゃない、スーパーヒーローでも何でもないと言いながら、「でも貴方がスーパーヒーローって言ってくれるんならスーパーヒーローでもロックスターでもなる」と。自信を持ってファンを引っ張っていくというよりは求めてくれるファンに支えられて自分があるというような、等身大な姿勢が刺さった。バンドとファンの双方に取ってお互いが光になっている、素敵な関係だと思った。
そんな姿勢はアンコールにも現れていた。再登場した際、「承認欲求の為に演ってるんじゃないんで、1人でもワンモアって言ったら出てきます」と。そこからの "21km" のシンガロングは鳥肌ものだったな。後から振り返って聴いた中でもこの曲は特に好きだ。
ダブルアンコールもあって、「残業です!もうれっきとした残業です!」って言いながら演奏始めたの面白かったw 時間が無いのもあってか、ボーカルがドラムを煽って煽ってめっちゃスピードアップした時の盛り上がり凄まじかったな。ライブって感じがした。
1年ぶりに観た鉄風東京、何というか昨年野外で見た時と全然印象が違った。勿論バンドそのものが進化してるんだろうし、今回はホストだったというのもあるんだろうけど、やっぱりライブハウスでのライブだったってのは大きいんじゃないかなと思う。あの狭くて暗い空間でのパフォーマンスならではの良さがあるなと。ライブハウスが好きだなって思った。
しっかり曲覚えてまた観たい!撮影OKだけど撮影なんてしてられねぇってぐらいに拳挙げたい!ありがとうございました!
セットリスト(うろ覚え)
01. Dazzling!!
02. 東京
03. スプリング
04. 金木犀
05. Remember my snow?
06. Sing alone
07. Not end, now I run.
en1. 21km
W en1. 咆哮を定め
以上!
ライブハウスで4組も観たの久々だったな。そしてどのバンドも全くタイプが違ってどれもカッコよかった。時間も遅かったけど最後まで観られてよかった!
お目当てだったサブウェイは勿論、他の3組もCD買ってまた行きたい。また観たい。ライブハウスで。
では(=゚ω゚)ノ
鉄風東京 Our Seasons Our Lovers Tour 2024
2024.11.8. 心斎橋ANIMA