~終活ブログ~ 「死の受容」とは?
こんにちは、ご訪問くださり感謝いたします。
マインドフルネス・メンタル心理カウンセラーの新谷です。
愛知県とあるお寺の住職の動画を拝見して、ご紹介がありました。

人の「死の受容」プロセスを研究した精神科医にエリザベス・
キューブラー=ロスという方がいます。
このプロセスとは5つの段階があるといわれています。
1)否認:頭では理解しようとするが、感情的にその事実を否認
している段階。
2)怒り:どうして自分がこんなことになるのか!というような怒りに
とらわれる段階。
3)取り引き:神や仏にすがり、死を遅らせてほしいと願う段階。
4)抑うつ:回避ができないことを知る段階。
5)受容:そうか、現実に受け入れるしかないという段階。
もちろんこのプロセスは「死の告知」ですからそのままがん患者にあたるも
のではありません。
ですが、近親者がなくなるという、おそらく類似の心理プロセスが
あるのです。
告知のあとも、私がいつも付き添いのご家族に伝えるが、
「患者さんはとても機嫌が悪くなります」ということです。
幼い頃は、「パパ!パパ!」と無邪気な笑顔で慕っていた娘も、
やがて、小学校高学年、中学生となり思春期を迎え、ろくに口さえ聞いて
くれない時期が訪ました。
それを淋しいと思いつつも我慢するのか、機嫌をとるために
甘やかすのか、生意気な態度に声を荒らげてしまうこともあった。
その対応はさまざまであったが、ここで母親とうまくやっていれば
とりあえず自分はいい、たとえ娘との関係がうまくいかなくなっても、
母親がフォローしておけば大丈夫であると思った。
しょせん、父親の存在は薄いものと思ったら大きな誤算であった。
今にして思えば、亡き妻との夫婦喧嘩が多かったのを、何の罪もない
娘がジッと見ていたり、聞いていたのだったが、それが妻というガードを
亡くしたために直撃を受けるのである。
「お父さんは、お母さんを泣かしていた!」といわれてしまう。
わたしもこの10年、母を亡くし、妻も亡くし、父も亡くしました。
整理をしながらの別れではありませんでした。
日本人は、法要があるから、親しい人を亡くしても”うつ”になりにくい
といわれているそうです。告別式、初七日、49日、100か日、1周忌、
3回忌、7回忌・・・13回忌・・・と多くの法要に救われているようです。
今朝は、他出いたしますので、短文にて失礼いたしました。
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人の「死の受容」プロセスを研究した精神科医にエリザベス・
キューブラー=ロスという方がいます。
このプロセスとは5つの段階があるといわれています。
1)否認:頭では理解しようとするが、感情的にその事実を否認
している段階。
2)怒り:どうして自分がこんなことになるのか!というような怒りに
とらわれる段階。
3)取り引き:神や仏にすがり、死を遅らせてほしいと願う段階。
4)抑うつ:回避ができないことを知る段階。
5)受容:そうか、現実に受け入れるしかないという段階。
もちろんこのプロセスは「死の告知」ですからそのままがん患者にあたるも
のではありません。
ですが、近親者がなくなるという、おそらく類似の心理プロセスが
あるのです。
告知のあとも、私がいつも付き添いのご家族に伝えるが、
「患者さんはとても機嫌が悪くなります」ということです。
幼い頃は、「パパ!パパ!」と無邪気な笑顔で慕っていた娘も、
やがて、小学校高学年、中学生となり思春期を迎え、ろくに口さえ聞いて
くれない時期が訪ました。
それを淋しいと思いつつも我慢するのか、機嫌をとるために
甘やかすのか、生意気な態度に声を荒らげてしまうこともあった。
その対応はさまざまであったが、ここで母親とうまくやっていれば
とりあえず自分はいい、たとえ娘との関係がうまくいかなくなっても、
母親がフォローしておけば大丈夫であると思った。
しょせん、父親の存在は薄いものと思ったら大きな誤算であった。
今にして思えば、亡き妻との夫婦喧嘩が多かったのを、何の罪もない
娘がジッと見ていたり、聞いていたのだったが、それが妻というガードを
亡くしたために直撃を受けるのである。
「お父さんは、お母さんを泣かしていた!」といわれてしまう。
わたしもこの10年、母を亡くし、妻も亡くし、父も亡くしました。
整理をしながらの別れではありませんでした。
日本人は、法要があるから、親しい人を亡くしても”うつ”になりにくい
といわれているそうです。告別式、初七日、49日、100か日、1周忌、
3回忌、7回忌・・・13回忌・・・と多くの法要に救われているようです。
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