明治・大正のお通夜は丸通夜であったようだ!!今は、半通夜というらしい!!
こんにちは!ありがとうございます。
心託コンシェルジュ(終活協議会認定)の新谷です。
まずは、お詫びとお知らせを申し上げます。3月2日(月)より4月6日(月)
まで、小中高の休校と合わせた期間ですが、ボイトレレッスンを休学いたします。
これは、新型コロナウィルス蔓延防止策と合わせた自己防衛としています。
諸般のご事情をお察し頂けますようにお願い申しあげます。
それでは、本題に入りますが・・・。
縁ある人の訃報が届いたとき、通夜に行けば良いのか、告別式に行けば
良いのか、それとも両方に参列すれば良いのか、迷いますよね。
通夜の歴史を紐解きながら、一緒に考えてみましょう。
明治・大正の通夜とは・・・。
古来、人は亡くなってすぐに死者として扱われるわけではありませんでした。
医療も未発達の時代では、本当に死んでいるのか仮死状態なのかの判断が
つかず、まれに生き返ることもあったからです。
そこでお棺に納める前に一夜布団にそのまま横たえておくことが慣習となって
いました。そして故人に寄り添い一晩過ごすことが通夜(夜を通す)となった
わけです。明治・大正期は「丸通夜」と言われて、夜通し僧侶による読経が
行われ、故人と縁が深い参列者は読経の合間に供される料理や酒を口に
しながら故人を偲んだといわれています。
そして故人との縁がかなり深い人以外は途中で退席したのだとか。
これが「半通夜」の始まりです。
通夜の翌日になると、納棺した遺体を火葬に付し、寺院や墓地に
赴き埋葬します。
この一連の動きの中では随所に僧侶による読経が行われ、参列者は
葬列という行列を組んで埋葬までをともにします。
これが現代の葬儀の原型といわれています。
昭和に入ると半通夜が一般的となった。
『丸通夜は、夜通しで酒食も伴うため、飲酒で醜態を晒す人も多かった
ことなどから「戒める」』という内容が『葬儀の心得』という昭和8年発行の
書籍に記されています。
社会全体として、丸通夜から半通夜への移行が始まったと考えられます。
さらに戦時中は、戦時体制の一貫として、通夜に厳粛性が要求され
半通夜が推奨、ほぼ強制されました。また、昭和に入ると、文献の中に
通夜に一般の会葬者が参列し始めていることを示す文章が登場してきます。
その理由までは分かりかねるのですが昭和期には、通夜が葬儀の前日に
時間限定の一般弔問が中心の儀式として定着し始めたことになります。
こと、このようにして、現代の通夜式の流れを形成していったようですね。
通常は、一般参列のあと、親族だけの夜伽(よとぎ)といわれ、亡くなられた
方のそばに一晩中寝ずに付き添うこと、添い寝をする風習もあるらしい。
お通夜に参列するか、告別式に参列するか、両方に参列するかは。
わたしは、時間の都合を考えてしまうけど、これダメかな?
縁のある、親しい間柄であれば、両方ともありなんですが。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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縁ある人の訃報が届いたとき、通夜に行けば良いのか、告別式に行けば
良いのか、それとも両方に参列すれば良いのか、迷いますよね。
通夜の歴史を紐解きながら、一緒に考えてみましょう。
明治・大正の通夜とは・・・。
古来、人は亡くなってすぐに死者として扱われるわけではありませんでした。
医療も未発達の時代では、本当に死んでいるのか仮死状態なのかの判断が
つかず、まれに生き返ることもあったからです。
そこでお棺に納める前に一夜布団にそのまま横たえておくことが慣習となって
いました。そして故人に寄り添い一晩過ごすことが通夜(夜を通す)となった
わけです。明治・大正期は「丸通夜」と言われて、夜通し僧侶による読経が
行われ、故人と縁が深い参列者は読経の合間に供される料理や酒を口に
しながら故人を偲んだといわれています。
そして故人との縁がかなり深い人以外は途中で退席したのだとか。
これが「半通夜」の始まりです。
通夜の翌日になると、納棺した遺体を火葬に付し、寺院や墓地に
赴き埋葬します。
この一連の動きの中では随所に僧侶による読経が行われ、参列者は
葬列という行列を組んで埋葬までをともにします。
これが現代の葬儀の原型といわれています。
昭和に入ると半通夜が一般的となった。
『丸通夜は、夜通しで酒食も伴うため、飲酒で醜態を晒す人も多かった
ことなどから「戒める」』という内容が『葬儀の心得』という昭和8年発行の
書籍に記されています。
社会全体として、丸通夜から半通夜への移行が始まったと考えられます。
さらに戦時中は、戦時体制の一貫として、通夜に厳粛性が要求され
半通夜が推奨、ほぼ強制されました。また、昭和に入ると、文献の中に
通夜に一般の会葬者が参列し始めていることを示す文章が登場してきます。
その理由までは分かりかねるのですが昭和期には、通夜が葬儀の前日に
時間限定の一般弔問が中心の儀式として定着し始めたことになります。
こと、このようにして、現代の通夜式の流れを形成していったようですね。
通常は、一般参列のあと、親族だけの夜伽(よとぎ)といわれ、亡くなられた
方のそばに一晩中寝ずに付き添うこと、添い寝をする風習もあるらしい。
お通夜に参列するか、告別式に参列するか、両方に参列するかは。
わたしは、時間の都合を考えてしまうけど、これダメかな?
縁のある、親しい間柄であれば、両方ともありなんですが。
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