【心育て】子育ては心を大きく育てることに尽きる!!
こんにちは、ご訪問くださりホントにありがとうございます。
メンタルヘルスアドバイザー・終活ライフコンサルタント・
人道研究家として日々学び、活動しております。
メンタルライフサポートたんぽぽ 代表の新谷です。
<親と先生が「子育て」と「教育」を混同して、
お互いがお互いの領域に干渉し、責任のなすり合いをしていたら
子どもはどうなる?
レストランで子どもが走り回っています。
「お店の人に怒られるよ!」
「怖いおばさんに怒られるよ」と、子どもを諭す母親の姿を
よく見かけます。
でも、レストランで働いている人や食事中のおばさんの仕事は
子どもを怒ることではありません。
学校にも「言っても聞かないので先生から厳しく叱ってください!」と
懇願してくる親が少なからずいます。
しかし、私たちの仕事は生徒を厳しく叱ることではなく、
世界で通用する人間を育てることです。
今の社会は、親も教育者も「子育て」と「教育」を混同していて、
お互いがお互いの領域に干渉し、責任のなすり合いを
しているように見えます。
間に挟まれた子どもは「誰を信じてついていけばいいのか」
わからなくなり、やがて子どもも「自分がこうなったのは親のせいだ」と
「自分がこうなったのは先生のせいだ」
責任転嫁するようになります。
◆子育ての目的は心育て
まず「子育て」の目的は「心を育てること」です。
そして責任者は「親」です。
ここで言う「心」とは、自己や社会に対して自然に抱く気持ちのことで、
人柄や人格形成の土台となるものです。
良い子育てとは、自己や社会に対して「肯定感」を持てるように
育てることであり、悪い子育てとは、自己や社会に対して
「否定感・不信感」を植えつけてしまうことです。
子育ては「自分は親から愛され受け入れられている」という、
あるがままの自己への自信を育てることから始まります。
親がたっぷり愛情を伝え、甘えさせ、かわいがってあげると、
子どもは「自分は親から受け入れられている」という受容感情を
持つことができます。
すると親以外の他者に対しても受容的、肯定的、開放的な性格に
育っていくのです。
乳幼児期に親の愛情を十分に実感できないと
「だれもボクを愛してくれない。だれも助けてくれない。
この世は不安ばかり」という不信感が心に根付いてしまいます。
すると人生に対する姿勢が防御的になり、他者に対しても警戒的、
攻撃的な性格に育つ可能性が高くなるのです。
親子の信頼関係が確立すると、子どもは親の言葉を聞くようになり
「しつけ」も受け入れてくれるようになります。
「親の言うことを聞かない!」と困っている方は、
子どもに愛情を伝えて信頼関係を取り戻せば良いのです。
怖いおばさんや学校の先生に頼んでも、親子間の問題は解決しません。
子どもに愛情を伝える一番の方法がスキンシップです。
親の皮膚と子どもの皮膚との「心地よい接触」が愛情のインプットには
最も効果的です。
抱っこしたり、一緒にお風呂に入ったり、添い寝をしたり、
たっぷり甘えさせてあげると子どもは心の底から安心できるのです。
幼い子どもと密接な皮膚接触ができるのは親だけです。
学校の先生がそんなことをしたらセクハラになってしまいます。
だから子育ての責任者は「親」なのです。
教育の責任は「親」でも可能ですが、現代社会においては
「専門家」が担うケースがほとんどです。
保育園や幼稚園の先生、習い事の先生、学校の先生の仕事は
「子どもに効率的に知識や技能を習熟させること」です。
親が「子育て」と「教育」をごちゃ混ぜにして、
学校の先生に子育てを期待したり、また、親が教育者になって知能教育に
熱中すると、子どもの成長にゆがみが出たり、
親子関係がぎくしゃくすることが多くなります。
わかりやすい例が「お受験」です。親が受験にヒートアップしてしまい、
子どもを叱りつけたり、勉強を強制したり、周りと比較して
「◯◯ちゃんはできるのに!」という心ない言葉をかけてしまう。
そんな場面が多くなると、子どもは自信を喪失し、やる気を失い、
最悪の場合、反抗心を根付かせます。
親の仕事は「心育て」。
これを意識していれば、受験をする場合でも、
親が過熱することは少なくなります。
上手くできない子どもを叱るのでなく励ます、
勉強を強制するのでなく自主的にやるように導く、
周りと比較せず子どもの成長をほめる、
これが「心を育てる」ということです。
親は「心育て」に専念し、「教育」は専門家に任せると、
子どもはスクスクと成長していきます。
もちろん家庭では親も教育サポートを与えますが、
あくまでも後方支援です。
学習習慣をつけたり、考えさせる質問をしたり、
問題解決のヒントを与えたり、励ます言葉をかけたりということが
中心となります。
教育は成功した、でも子育ては失敗した!
現代社会はあまりにも知能教育が重視されすぎて、
心とのバランスがとれていません。
英語、プログラミング、考える力など、知能教育の比重は時代とともに
加速度的に大きくなる一方ですが、それを支える心は不安定なままなのです。
『教育は成功した、でも子育ては失敗した』そんなケースが増えています。
子どもが自分らしく自己実現していくためには「心育て」を忘れては
いけません。
親は子どもの「心」の状態を常にモニターし、不安定な兆候があるときは、
子どもと皮膚接触を増やし、受け入れ、励まし、安心させてあげてください。
子どもの「心」が安定していれば、その上に積み上げていく「知能教育」は
決して難しくありません。
子どもは集中して勉強に向き合うことができますから、
大抵の技能をスムーズに習熟できるのです。
勉強できる子どもに育てるコツは子どもの心を安心させること。
そして、親は子供に対しては
「逃げてはいけない」
「責任転嫁してはいけない」
「まっすぐに接しないといけない」
「夫婦喧嘩はいけない」
「強制してはいけない」
「褒めないといけない」など
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メンタルライフサポートたんぽぽ 代表の新谷です。
<親と先生が「子育て」と「教育」を混同して、
お互いがお互いの領域に干渉し、責任のなすり合いをしていたら
子どもはどうなる?
レストランで子どもが走り回っています。
「お店の人に怒られるよ!」
「怖いおばさんに怒られるよ」と、子どもを諭す母親の姿を
よく見かけます。
でも、レストランで働いている人や食事中のおばさんの仕事は
子どもを怒ることではありません。
学校にも「言っても聞かないので先生から厳しく叱ってください!」と
懇願してくる親が少なからずいます。
しかし、私たちの仕事は生徒を厳しく叱ることではなく、
世界で通用する人間を育てることです。
今の社会は、親も教育者も「子育て」と「教育」を混同していて、
お互いがお互いの領域に干渉し、責任のなすり合いを
しているように見えます。
間に挟まれた子どもは「誰を信じてついていけばいいのか」
わからなくなり、やがて子どもも「自分がこうなったのは親のせいだ」と
「自分がこうなったのは先生のせいだ」
責任転嫁するようになります。
◆子育ての目的は心育て
まず「子育て」の目的は「心を育てること」です。
そして責任者は「親」です。
ここで言う「心」とは、自己や社会に対して自然に抱く気持ちのことで、
人柄や人格形成の土台となるものです。
良い子育てとは、自己や社会に対して「肯定感」を持てるように
育てることであり、悪い子育てとは、自己や社会に対して
「否定感・不信感」を植えつけてしまうことです。
子育ては「自分は親から愛され受け入れられている」という、
あるがままの自己への自信を育てることから始まります。
親がたっぷり愛情を伝え、甘えさせ、かわいがってあげると、
子どもは「自分は親から受け入れられている」という受容感情を
持つことができます。
すると親以外の他者に対しても受容的、肯定的、開放的な性格に
育っていくのです。
乳幼児期に親の愛情を十分に実感できないと
「だれもボクを愛してくれない。だれも助けてくれない。
この世は不安ばかり」という不信感が心に根付いてしまいます。
すると人生に対する姿勢が防御的になり、他者に対しても警戒的、
攻撃的な性格に育つ可能性が高くなるのです。
親子の信頼関係が確立すると、子どもは親の言葉を聞くようになり
「しつけ」も受け入れてくれるようになります。
「親の言うことを聞かない!」と困っている方は、
子どもに愛情を伝えて信頼関係を取り戻せば良いのです。
怖いおばさんや学校の先生に頼んでも、親子間の問題は解決しません。
子どもに愛情を伝える一番の方法がスキンシップです。
親の皮膚と子どもの皮膚との「心地よい接触」が愛情のインプットには
最も効果的です。
抱っこしたり、一緒にお風呂に入ったり、添い寝をしたり、
たっぷり甘えさせてあげると子どもは心の底から安心できるのです。
幼い子どもと密接な皮膚接触ができるのは親だけです。
学校の先生がそんなことをしたらセクハラになってしまいます。
だから子育ての責任者は「親」なのです。
教育の責任は「親」でも可能ですが、現代社会においては
「専門家」が担うケースがほとんどです。
保育園や幼稚園の先生、習い事の先生、学校の先生の仕事は
「子どもに効率的に知識や技能を習熟させること」です。
親が「子育て」と「教育」をごちゃ混ぜにして、
学校の先生に子育てを期待したり、また、親が教育者になって知能教育に
熱中すると、子どもの成長にゆがみが出たり、
親子関係がぎくしゃくすることが多くなります。
わかりやすい例が「お受験」です。親が受験にヒートアップしてしまい、
子どもを叱りつけたり、勉強を強制したり、周りと比較して
「◯◯ちゃんはできるのに!」という心ない言葉をかけてしまう。
そんな場面が多くなると、子どもは自信を喪失し、やる気を失い、
最悪の場合、反抗心を根付かせます。
親の仕事は「心育て」。
これを意識していれば、受験をする場合でも、
親が過熱することは少なくなります。
上手くできない子どもを叱るのでなく励ます、
勉強を強制するのでなく自主的にやるように導く、
周りと比較せず子どもの成長をほめる、
これが「心を育てる」ということです。
親は「心育て」に専念し、「教育」は専門家に任せると、
子どもはスクスクと成長していきます。
もちろん家庭では親も教育サポートを与えますが、
あくまでも後方支援です。
学習習慣をつけたり、考えさせる質問をしたり、
問題解決のヒントを与えたり、励ます言葉をかけたりということが
中心となります。
教育は成功した、でも子育ては失敗した!
現代社会はあまりにも知能教育が重視されすぎて、
心とのバランスがとれていません。
英語、プログラミング、考える力など、知能教育の比重は時代とともに
加速度的に大きくなる一方ですが、それを支える心は不安定なままなのです。
『教育は成功した、でも子育ては失敗した』そんなケースが増えています。
子どもが自分らしく自己実現していくためには「心育て」を忘れては
いけません。
親は子どもの「心」の状態を常にモニターし、不安定な兆候があるときは、
子どもと皮膚接触を増やし、受け入れ、励まし、安心させてあげてください。
子どもの「心」が安定していれば、その上に積み上げていく「知能教育」は
決して難しくありません。
子どもは集中して勉強に向き合うことができますから、
大抵の技能をスムーズに習熟できるのです。
勉強できる子どもに育てるコツは子どもの心を安心させること。
そして、親は子供に対しては
「逃げてはいけない」
「責任転嫁してはいけない」
「まっすぐに接しないといけない」
「夫婦喧嘩はいけない」
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