2019年09月 - TAMIの気まぐれ通信
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シンガポール・セントーサ島のマーライオン解体のニュースを見て

先日、Webでニュースを検索していたら、「セントーサ島のマーライオン」が取り壊されるとの記事が見つかりました。
島内に、新しい遊歩道を整備するためだとか。
2009年と2011年に、セントーサ島へ行ったとき、撮影した画像を紹介します。

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公園の広場から撮影したもの。
このへんも今では、かなり景色が変わってしまっているかも知れません。

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高さは37メートルあり、島内に7つあるマーライオンの内、最大のもののようです。
頭の上にある展望台からは、周辺の景色を一望出来る人気スポットだったようです。

カメムシタケ

先日、八王子市の高尾山に近い処で、カメムシタケを見つけたので、画像を紹介します。
冬虫夏草の仲間ですが、比較的ありふれたもののようです。
といっても、見つけたのは2度目で、多いものでもそれ程頻繁に見つかるものではないようです。
この仲間は、林の中の薄暗いところで見つかることが多く、日当たりの良い場所には、あまり発生しないようです。


見つけたときの状態です。
先端の赤い部分が目立つので見つかりました。


先端の赤い部分が胞子の出来るところで、幅は1-2mm程です。
この個体はクサギカメムシから発生したもので、長さはかなりありました。
基本的に、比較的大型のカメムシであれば、種類は関係ないようです。
写真でよく見かけるのは、ツノアオカメムシから発生したもので、色合いがきれいなので、撮影したときに見栄えがします。

ジンバブエ共和国:1986年シリーズ

国名:ジンバブエ共和国 Republic of Zimbabwe
通貨単位:1$(ドル)=100c(セント)

シリーズ構成:単片4種
発行年月日:1986年6月18日

スコットカタログ:#529 - #532

ジンバブエ共和国
ジンバブエ共和国はアフリカ南部に位置する内陸国です。
野生生物の多くは、国立公園や保護区、サファリ区域に生息しています。
ザンベジ川には、世界的に著名な大瀑布、ヴィクトリアの滝があります。
その下流には、野生動物の生息地として知られている、マトゥサドナ国立公園とマナプールズ国立公園があります。

同国内に分布するヤママユガ科3種とスズメガ科1種のシリーズです。
単片4種の画像と、実逓便1通を紹介します。

Zimbabwe:1986-1
ジャクソンヤママユ(仮称) Bunaeopsis  jacksoni  (Jordan,1908)

Zimbabwe:1986-2
キョウチクトウスズメ Daphnis  nerii  (Linnaeus,1758)
昆虫切手を整理していると、意外とこの種類の図案を目にする。
蛾類の中でも、採用される頻度の高い種類のように思います。
地域としては東南アジアからアフリカ、ヨーロッパ諸国などです。

Zimbabwe:1986-3
ザダックヤママユ(仮称) Bunaeopsis  zaddachi  (Dewitz,1879)

Zimbabwe:1986-4
アポロヤママユ(仮称) Heniocha  apollonia  (Cramer,1779)

Harare:18-Jun-1986FDC
Harare 18.Jun.1986
4種全貼の初日カバー。

Harare:1986a
Harare(ハラレ)局、18.Jun.1986 差出、東京都新宿区宛。航空書留便、0.97$貼。発行初日差出。

Harare(ハラレ):ハラレは、南部アフリカジンバブエ共和国の首都で、この国最大の都市である。旧称はソールズベリー。 英国風の街並が並び、標高約1600mの高原の丘にあるため、夏でも平均気温は20度少し程度と涼しい。人口は217万人(2010)であり、世界第183位である。

2020年7月5日、初日カバーの画像を追加しました。

トゥヴァ共和国

国名:トゥヴァ共和国 Республика Тыва(Republic of Tuva)
通貨単位:1P(ルーブル)=100k(カペイカ)

シリーズ構成:小型シート(4種田型連刷)
発行年月日:不明

スコットカタログ:未掲載

ロシア連邦の構成自治体である、トゥヴァ共和国で発行したもの。
スコットカタログでは正規の発行ではないとして掲載されていない。
発行データなどの詳細は不明。

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ウスリーオオカミキリ Callipogon  relictus  (A.Semenov,1898)
非常に大型の種類で、針葉樹の立枯で発生するという。
日本では古い記録で、宮崎県の標本が残っているようだが、偶産と見なされている。

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ヨーロッパミヤマカミキリ Cerambyx  cerdo  Linnaeus,1758
大型の種類で、ヨーロッパでは採集など、規制がかかっている。

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カスピニセクワガタカミキリ Archandra  caspia  (Ménétries,1832)
属名変更による訂正。Parandra → Archandra

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ノコギリカミキリ亜科 Rhesus  serricollis  (Motschulsky,1838)

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小型シート、シートの地の周辺にアリの類と思われるものと、四隅にマダニと思われる種類が描かれている。
マダニはロシアでは、非常に恐れられていると聞いたことがあります。

チャドクガに注意

9月7日に、鶴見区役所付近を散策したときに、歩道沿いのサザンカの何本かが、チャドクガに食害されているのを見つけて撮影しました。

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最初に見つけたのは、糸を吐いて、次々に地面に降りて行く幼虫
糸を吐いてぶら下がっているのを見たのは初めてなので、チャドクガだとは思わなかった。

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すぐそばを探すと、サザンカと思われる木が、激しく食害されていて、幼虫の集団が見られたので、チャドクガだと気付きました。

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このくらいの集団がいくつも見られました。
台風の後にどうなっているのか気になっていたところ、昨日、見に行ったら、1本の根際にすごい集団が付いていてびっくり。

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おそらく終令と思われる幼虫の集団で、地面に降りて蛹になるために集合しているように思われました。
シロテンハナムグリが這い回っているのが面白かったですが、ハナムグリにはドクガの毒も効かないのかなと思いました。

モロッコ王国:日付の異なる初日カバー

以前に紹介した、モロッコ王国の最初の蝶切手2種のシリーズに、2通の日付の異なる初日カバーを入手したので紹介します。

Casablanca:29-Oct-1981
カシエ入りの、公式の初日カバーと思われるもので、カサブランカの局名で、スコットカタログ記載の発行日、29.Oct.1981の初日印が押印されています。

Morocco:27-1-1982
こちらはカシエはありませんが、左上にフランス語と英語で、初日カバーと書かれています。
消印上方の局名は、アラビア文字なので読めませんが、下方に Rabat Philatelie のアルファベットが入っているので、モロッコの首都であるラバトの郵趣協会が製作したものであることが分かります。
ところが日付は、発行の約3ヶ月後の、27.Jan.1982 となっていて、発行日と合いません。

カタログと公式のFDCの日付は一致しているので、スコットカタログの発行日が間違っているわけではないようです。

切手展などのおりに、記念のカバーを作成することがありますが、封筒にはその旨の記述もないので、このカバーがどうして製作されたのかは、今のところ謎です。

台風一過

昨日の夜から今日の未明にかけて、台風15号が東京湾を通過しました。
ベランダのガラス戸に隙間があったので、昼のうちに隙間用のテープを購入して、隙間を埋め、夕食の弁当などを買ってきて台風に備えました。
暴風域に入ると、建物が揺れ続けるし、風の音も不気味で、ニュースなどを聞きながら、風の弱まるのを待ちました。
ちょっと、寝付けるような雰囲気でもなく、眠ったのは風がかなり弱まった5時前ぐらいです。
寝たのが遅かったせいもあって、目が醒めたのは10時前頃。
昼食を食べに行こうと、散歩がてら町の様子を見てきました。

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コンビニの前を通り過ぎるときに撮影した、風で折れた枝のある、プラタナスにつながれた犬。

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鶴見川に向かって歩いて行くと、マンションの玄関前に、歩道をふさぐように倒れたプラタナス。

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国道の反対側には、もっと大きな倒木が見えた。

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鶴見橋の手前では、工事現場の擁壁と思われる金属板が、何枚も転がっていた。
上の写真のものは、釘が刺さったまま。

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鶴見橋から鶴見川を見ると、濁りがすごかったが、水位は通常のレベルまで下がっていた。
川が短いので、増水も減水もすごく早い。
昼を食べようとした、ファミリーレストランは、順番待ちの行列だったので、鶴見駅方面まで向かう。

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みずほ銀行の手前あたりでは、ビル工事の壁面のシートが裂けて、街灯に絡みついている。
帰りは電車でと思ったが、駅に着いてみると、入場規制を行っているようで、一階の階段下まで行列が出来ていた。
気温も上がってきたし、歩いて帰るのもしんどそうだったので、近くのパン屋さんで、コーヒーを飲みながら、しばらく時間をつぶしていた。

そのあと、改札口方面へ行くと、行列は短くなっていたが、まだ並んでいる。
ちょうど、電車が入ってくる音がして、行列が動き出したので、そのまま入場。
上に行ってみると、電車のドアのところまでぎっしりで、通勤時間帯の快特のような混雑。
無理に乗るのも嫌だったので、一本あとの電車を待つことにした。

電車は間もなく来て、さっきの電車よりも、よほど空いてはいたが、通過待ちの特急が、横浜駅に着いたところという。
結局、京急鶴見駅で20分以上、通過待ちをすることに。
一駅、電車で移動するのに、30分以上かかってしまった。
部屋に戻る前に、近所の様子を見に、しばらく散策することにした。

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ゴム通り三叉路の交差点付近の、建築現場でも、工事用のシートが、一部、風ではがされていた。

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歩道沿いの植木も、歩道をふさぐように傾いていたり。

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最後に、民家の庭先に飛んできたアカボシゴマダラ。
何となく元気がないように見えた。
近所の公園でも、一気にセミの声がしなくなっていた。

古峰ヶ原の昆虫類

だいぶ間が空いてしまいましたが、8月17日に撮影した、古峰ヶ原の昆虫類の写真を紹介します。

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ヒトリガ科:Arctiidae、ホシオビコケガ Aemene  altaica  (Lederer,1855)
地衣類などの生えた、道脇の斜面で見つけました。
この仲間は地衣類やコケ類を食べるものが多く、木の幹・石垣などで見つかることもあります。

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カミキリムシ科:Cerambycidae、クワサビカミキリ Mesosella  simiola  Bates,1884
細い倒木の幹に止まっていました。
普通は、比較的新しい細枝で見つかることが多いです。

P8172045.jpg  カミキリムシ科:Cerambycidae、ニイジマトラカミキリ Xylotrechus  emaciatus  Bates,1884
林の中の倒木上を歩いていたものです。
このあと同じ倒木で、もう1頭見つかりました。
じっとしていないので、薄暗い場所で撮影には苦労しました。
丘陵地などに多い種類です。

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カメムシ科の一種。
小型の種類ですが、あまり見かけない大きさです。
色もはっきりしているので、すぐに種名が判るかなと思いましたが、今のところ不明種です。
道脇の笹の葉上にいました。

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カミキリムシ科:Cerambycidae、ツシマムナクボカミキリ Cephalallus  unicolor  (Gahan,1906)
針葉樹の立ち枯れに止まっていたものです。
左後肢が付け根付近から折れて無くなっています。
この日は、他に見つけた種類でも、破損している個体が多いように思いました。

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デオキノコムシ科:Scaphididae、アカバデオキノコムシ原亜種 Episcaphium  semirufum  semirufum  Lewis,1893
多孔菌類の裏面で、何頭か見つかりました。
微妙にじっとしていないし、薄暗い場所だったので、撮影に手間取りました。
あまり良く写っていないと思います。

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カマドウマ科:Rhaphidophoridae
被さっていた樹皮をどけたところ、その下にじっとしていました。
最初は横を向いていたのですが、カメラの準備をしている間に、向こうを向いてしまいました。
この日、撮影出来たのはこのくらいでしたが、久しぶりの散策だったので、それなりに楽しめました。