2019年07月 - TAMIの気まぐれ通信
FC2ブログ

エル・サルバドル共和国:1983年シリーズ

国名:エル・サルバドル共和国 República de El Salvador(Republic of El Salvador)
通貨単位:1C(コロン)=100c(センターボ)

シリーズ構成:単片10種(2種連刷×5)
発行年月日:1983年5月31日

スコットカタログ:#966 - #970(単片はサブナンバー各 a, b)

エル・サルバドル共和国
中央アメリカの国。
太平洋のビーチ、サーフスポット、山の多い自然で知られています。
コーヒー農園、熱帯雨林、滝、週末に開かれるフード フェスティバルで知られるフアユアなどの町や、鮮やかな壁画のあるアタコには、ルータ・デ・ラス・フローレスと呼ばれるルートが通っています。
火山の麓に位置する首都のサンサルバドルには、数多くの美術館や国立劇場があります。

El-Salvador:1983-1
種名は左側から。
キオビアゲハ Papilio  torquatus  torquatus  Cramer,1777

ミドリタテハ Siproeta  stelenes  (Linnaeus,1758)
いずれも、中南米の切手ではよく見かける種類です。

El-Salvador:1983-2
キオビアゲハ亜種 Papilio  torquatus  mazai  Beutelspacher,1977
上記の種類と同じ種類で、別亜種のようですが、全く別のグループの種類に見えます。

マエモンベニコノハ Siderone  marthesia  (Cramer,1777)
属名変更による訂正。Anaea → Siderone

El-Salvador:1983-3
ワーナールリオビタテハ Prepona  werneri  Hering & Hopp,1925
切手に印刷された種名で検索すると、図案とは別の種類が出て来るので、図案とよく合う、上記の種名に変更。
P. brooksiana → P. werneri

キオビフクロウチョウ Caligo  atreus  (Kollar,1849)
大型のジャノメチョウの仲間で、この地域の切手には、様々な種類のこの仲間が、図案として採用されている。

El-Salvador:1983-4
ペレイデスモルフォ Morpho  peleides  (Butler,1872)
フクロウチョウの仲間と並ぶ、大型のジャノメチョウの仲間で、中南米の切手では、しばしば図案として採用されている。

キマダラコバネシロチョウ亜種 Dismorphia  amphione  praxinoe  (Doubleday,1844)
亜種降格による種名の変更。D. praxinoe → D. amphione  praxinoe
シロチョウの仲間だが、ドクチョウ類に似た翅型の仲間。
擬態の好例としても、しばしば言及される。

El-Salvador:1983-5
シロモルフォ Morpho  polyphemus  polyphemus  Doubleday & Hewitson,1847
モルフォの仲間では珍しく、白い金属光沢を持つ種類です。

ツマアカシロオビタテハ Siproeta  epaphus  (Latreille,1813)
属名変更による訂正。Metamorpha → Siproeta
一見、アゲハチョウ類に似た、独特な種類です。

El Salvador:1983FDC-1

El Salvador:1983FDC-2

El Salvador:1983FDC-3

El Salvador:1983FDC-4

El Salvador:1983FDC-5
各ペア貼りのFDC5通です。
白封なので、カシエ付きのカバーを入手したいと思っています。

デンマーク:2003年シリーズ

国名:デンマーク Danmark
通貨単位:1Kr(クローネ)=100o(オーレ)

シリーズ構成:単片3種+8面シート2種(低額2種)+小型シート(3種組み合わせ)
発行年月日:2003年5月14日

スコットカタログ:#1254a(小型シート)

デンマーク
ユトランド半島と多くの島々からなる北欧の国。
隣国のスウェーデンとの間にはエーレスンド橋が架かっています。
首都のコペンハーゲンには、王室の宮殿やカラフルなニューハウン港、チボリ遊園地、有名な「人魚姫」の像がある。
オーデンセは、石畳の通りや木組みの家がある中世にさかのぼる中心部で知られ、作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの故郷でもあります。
手元にあるのは、小型シートのみですが画像を紹介します。

Danmark:2003
種名は左上から。
4.25K:モンカゲロウ属 Ephemera  danica  Müller,1764
6.5K:ヨーロッパゲンゴロウモドキ Dytiscus  latissimus  Linnaeus,1758
12K:オニヤンマ科 Cordulegaster  boltonii  (Donovan,1807)
シート下部に標語「Sjældne insekter fra rene søer og vandløb(希少な水生昆虫類)」

ブータン王国:1975年シリーズ

国名:ブータン王国 འབྲུགཡུལ་་(Kingdom of Bhutan)
通貨単位:1Nu(ニュルタム)=100Ch(チュルタム)

シリーズ構成:単片8種+小型シート
発行年月日:1975年9月15日

スコットカタログ:#173 - #181

ブータン王国
ヒマラヤ山脈の東の端にある仏教王国。
修道院や、ゾンと呼ばれる城塞、さらに亜熱帯平原から険しい山や谷まで変化に富んだ印象的な景観で知られる。
ヒマラヤ山脈には標高 7,326 m のチョモラーリ山などの高峰がある。
パロ渓谷の岩山に建つ、「虎の巣」とも呼ばれるタクツァン僧院などがある。

Bhutan:1975-1
キゴマダラ Sephisa  chandra  chandra  (Moore,1858)
東南アジア大陸部の、山地帯に広く分布するようです。

Bhutan:1975-2
オナガヒカゲ Lethe  kansa  kansa  (Moore,1857)

Bhutan:1975-3
バドラキマダラヒカゲ Neope  bhadra  (Moore,1857)

Bhutan:1975-4
ドゥーダイチモンジ Euthalia  duda  duda  (Staudinger,1886)

Bhutan:1975-5
チャイロタテハ Vindula  erota  (Fabricius,1793)
東南アジアに広く分布する種類で、島嶼部にも生息する種類です。

Bhutan:1975-6
シボリアゲハ Bhutanitis  lidderdalii  Atkinson,1873
東南アジアの山地帯に、局所的に分布するグループです。

Bhutan:1975-7
ザイライチモンジ Parasarpa  zayla  (Doubleday,1848)
属名変更による訂正。Limenitis → Parasarpa

Bhutan:1975-8
タイリクカザリシロチョウ Delias  acalis  Godart,1819
シノニムによる種名の変更。D. thysbe → D. acalis

Bhutan:1975-9
ギアスアゲハ(仮称) Meandrusa  gyas  (Westwood,1841)
属名変更による訂正。Dabasa → Meandrusa

ニカラグア共和国:1967年シリーズ

国名:ニカラグア共和国 República de Nicaragua(Republic of Nicaragua)
通貨単位:1C(コルドバ)=1c(センターボ)

シリーズ構成:単片12種
発行年月日:1967年6月6日(スコットカタログ:1967年4月20日)

スコットカタログ:#C606 - #C617
なお、発行日は、スコットカタログと初日カバーの日付が一致していないので、初日カバーの日付を使用しました。
初日印は「Managua 6-Jun-1967」

Managua(マナグア)
ニカラグアの首都。人口は約185万人で、中央アメリカでグアテマラシティに次いで二番目に大きい都市。
マナグア湖の南岸に位置し、1855年より首都となっている。
人種は、メスティーソと白人で構成され、使用されている言語はスペイン語。


航空郵便用の切手シリーズで、単片12種の、比較的大きなセットです。

Nicaragua:1967-1
5c:エラートドクチョウ亜種 Heliconius  erato  petiverana  (E.Doubleday,1847)
属名の綴りの訂正と、亜種降格による種名の変更。Heliconus  petiverana → Heliconius  erato  petiverana

Nicaragua:1967-2
10c:チャイロドクチョウ原亜種 Dryas  iulia  iulia  (Fabricius,1775)
属名のシノニムによる変更と、種名の綴りの訂正。Colaeenis  julia → Dryas  iulia

Nicaragua:1967-3
15c:ホソオツルギタテハ Marpesia  petreus  (Cramer,1776)
属名変更と、シノニムによる種名の訂正。Megalura peleus → Marpesia  petreus

Nicaragua:1967-4
20c:シロオビシジミタテハ(仮称) Ancyluris  jurgensenii  (Saunders,1850)

Nicaragua:1967-5
25c:レガリスウラミドリシジミ(仮称) Evenus  regalis  (Cramer,1775)
属名変更による訂正。Thecla → Evenus

Nicaragua:1967-6
30c:オナガツバメシジミタテハ亜種 Rhetus  arcius  thia  (Morisse,1838)
属名変更と、亜種降格による種名の訂正。Doriana  thia → Rhetus  arcius  thia


Nicaragua:1967-7
35c:ベニモンクロシジミタテハ (仮称) Melanis  pixe  (Boisduval,1836)
属名変更による訂正。Lymnias → Melanis

Nicaragua:1967-8
40c:アサギドクチョウ Philaethria  dido  dido  (Linnaeus,1763)
属名変更による訂正。Metamorpho → Philaethria

Nicaragua:1967-9
50c:エウリメデスマエモンジャコウアゲハ Parides  eurimedes  (Stoll,1782)
属名変更とシノニムによる種名の変更。Papilio  arcas → Parides  eurimedes

Nicaragua:1967-10
60c:タテハチョウ科 Memphis  cleomestra  (Hewitson,1869)
属名変更による訂正。Ananea → Memphis

Nicaragua:1967-11
1C:ツマアカシロオビタテハ Siproeta  epaphus  (Latreille,1813)
属名変更と種名の綴りの訂正。Vicorina  epaphaus → Siproeta  epaphus

Nicaragua:1967-12
2C:デモフォンオオルリオビタテハ Archaeoprepona  demophon  (Linnaeus,1758)
属名変更による訂正。Prepona → Archaeoprepona


Nicaragua:6-Jun-1967-1

Nicaragua:6-Jun-1967-2
多点貼りの初日カバー2通。

Managua:18-Oct-1967
Managua 18.Oct.1967 差出、アメリカ合衆国ペンシルバニア州 Reading 宛て。航空郵便、40c貼。
他の国ではあまり見かけない、長方形の消印です。
スタンプの色も、このような青紫のものが多いです。

Reading(レディング)
レディング はアメリカ合衆国ペンシルベニア州の地理的な中心地に位置する中規模な都市。
人口は81,207人でペンシルベニア州の中で5番目に大きな都市となっており、都市圏人口は約41万人。
州内でも貧困率は高い水準にあり、治安はさほど良くない。

Jinotega:16-May-1968
Jinotega 16.May 1968差出、コスタリカ宛航空郵便。40c貼。
封筒の左下に、収集家による、スコットカタログの番号がメモ書きされています。

Jinotega(ヒノテガ)
ニカラグア北部のヒノテガ県の県都、北部はホンジュラスと隣接する。
首都マナグアの北北東約 110kmの中央高地にあり,北にアパナス湖を見おろす。
コーヒー栽培地帯の中心地で,農産物を集散するほか,製粉,なめし皮,コーヒー処理,帽子製造などの工業が立地。
パンアメリカン・ハイウェーから分岐する道路が通る。
人口18,488 (1985) 。

単片の画像を追加、2020年5月26日。

モザンビーク共和国:1978年シリーズ

国名:モザンビーク共和国 República de Moçambique(Republic of Mozambique)
通貨単位:1$(エスクード)=100c(センターボス)

シリーズ構成:単片6種
発行年月日:1978年6月20日

スコットカタログ:#579 - #584

モザンビーク共和国
モザンビークはインド洋沿いに長い海岸線を持つ、アフリカ南部の国。
この海岸にはトーフォをはじめとする人気のビーチが点在し、沖合には海洋公園があります。
250 km にわたり珊瑚島がつらなるキリンバス諸島には、ポルトガル領だった時代の建物跡が残るマングローブに覆われたイボ島があります。
ジュゴンなどの希少な海洋生物が生息している、バザルト諸島がその南部に位置している。
シリーズ6種は、カミキリムシ科のフトカミキリ亜科の種類が選定されています。

Mocanbique:1978-1
フトカミキリ亜科 Chariesthes  bella  rufoplagiata  Aurivillius,1914

Mocanbique:1978-2
フトカミキリ亜科 Tragocephala  variegata  Bertoloni,1849
属名の綴りを訂正。Tragocephalus → Tragocephala

Mocanbique:1978-3
ヒゲナガカミキリ属 Monochamus  leuconotus  (Pascoe,1869)

Mocanbique:1978-5  
フトカミキリ亜科 Prosopocera  lactator  (Fabricius,1801)

Mocanbique:1978-4
フトカミキリ亜科 Dinocephalus  ornatus  Peringuey,1899

Mocanbique:1978-6
フトカミキリ亜科 Tragiscoschema  nigroscriptum  (Fairmaire,1897)
印面に亜種名が記されているが、現在使用されているか確認出来なかったので、種名までを採用した。T. nigroscriptum  maculata → T. nigroscriptum

インクジェット式消印

配達されてくる郵便物に、年に1-2通、インクジェット式の消印の郵便物が見られます。
通常の消印よりも薄い色なので、切手の色が濃いと、局名などが読めなくなります。
この中で「東京北部」局は、調布からの郵便物で、年に1度、1-2月に投函された郵便物に見られます。
他の時期は普通に「調布」局の消印が押されているのですが。
手元にある局名が、三つになったので、それぞれの画像を紹介します。

東京北部:16-1-18
東京北部 18-1-16(2018年1月16日)
上段から、局名(和文)、年号(平成)、年号(西暦)+時間帯、局名(欧文)の順になっているようです。
この順番は3局共に共通です。

静岡:18-11-9
静岡 18-11-9(2018年11月9日)

渋谷:19-2-21
渋谷 19-2-21(2019年2月21日)
平成31年の年号31が印字されています。

元号が変わってしまったので、結構貴重かも。
これで、令和元年のものが手に入れば、二つ並べて整理出来るのですが。

マリ共和国:1979年シリーズ

国名:マリ共和国 République du Mali(Republic of Mali)
通貨単位:1F(フラン)=100c(サンチーム)

シリーズ構成:単片5種
発行年月日:1979年10月15日

スコットカタログ:#348 - #352

マリ共和国:
西アフリカに位置する共和制国家。
西をモーリタニア、北をアルジェリア、東をニジェール、南をブルキナファソ、コートジボワール、南西をギニア、西をセネガルに囲まれた内陸国。
首都はバマコ。
国土の北側3分の1はサハラ砂漠の一部であり、ほぼ中心を流れるニジェール川沿岸に農耕地が広がる。
この年と、翌年に各5種の蝶切手のシリーズが発行されるが、図案が稚拙で、かろうじて何の仲間かが判断出来る程度。
基本的には、切手に印刷された種名に従ったが、分類的な扱いが変更されている場合には、コメントをつけました。

Mali:1979-1
ホシボシキチョウ Eurema brigitta (Cramer,1780)
東南アジアまで広く分布する種類だが、図案からは、この種類かどうか判断出来ないため、印刷された種名をそのまま採用しました。

Mali:1979-2
アカネタイマイ Graphium angolanus (Goeze,1779)
アフリカに分布するアゲハチョウだが、印刷された種名は、シノニムとなっているようなので種名を変更しました。
属名変更とシノニムによる種名の変更。Papilio pylades → Graphium angolanus

Mali:1979-3
ウスイロコノマチョウ Melanitis leda (Linnaeus,1758)
東南アジアから広く分布する種類で、迷チョウとして日本本土で採集されることもある種類です。
日本では南西諸島の記録が多いようですが、土着に関しては南西諸島を含め、疑問視する研究者が多いようです。
図案としては、コノマチョウ類の特徴は出ているようです。

Mali:1979-4
ヤママユガ科 Gonimbrasia  occidentalis  Rougeot,1955
切手には G. belina  occidentalis と、亜種として印刷されているが、種に昇格しているようなので種名を変更しました。G. belina  occidentalis → G. occidentalis
実物の画像と較べると、微妙な感じですが、成否を判断出来る図案ではないので、このままにしておきます。

Mali:1979-5
アフリカチャイロヤママユ Bunaea  alcinoe  (Stoll,1780)
これも実物は、黒っぽくてかなり格好がよい種類ですが、図案はかなり微妙です。
この図案の出来だと、ほとんどのヤママユガ科の種類の名前に当てても通用しそうな感じです。

ポルトガル領マカオ:1985年シリーズ

国名:ポルトガル領マカオ Cidade do Nome de Deus de Macau(Macau)
通貨単位:1P(パタカ)=100avos(アヴォス)

シリーズ構成:単片6種+小型シート(6種連刷)
発行年月日:1985年9月27日

スコットカタログ:#512-#517, #517a(小型シート)

返還前に発行された、唯一の昆虫切手シリーズです。

Macau:1985-1
ミダムスルリマダラ Euploea  midamus  (Linnaeus,1758)

Macau:1985-2
ツマベニチョウ Hebomoia  glaucippe  glaucippe  (Linnaeus,1758)
日本にも分布する種類で、九州南部から、東南アジア、東南アジア島嶼部にかけて広く分布する。

Macau:1985-3
ヒメシロオビヒカゲ Lethe  confusa  Aurivillius,1897

Macau:1985-4
ウラフチベニシジミ Heliophorus  epicles  epicles  Godart,1823
東南アジア、スマトラ島からバリ島にかけての、島嶼部に分布する。

Macau:1985-5
オジロイナヅマ Euthalia  phemius  seitzi  Fruhstorfer,1913

Macau:1985-6
ヘレナキシタアゲハ Troides  helena  (Linnaeus,1758)

Macau:1985-7
6種連刷の小型シート。

Macau:27-9-85
単片6種の初日カバー。

Macau:1985FDC
小型シートを添付した初日カバー。
小さい黄ばみが見られますが、状態の悪いものが多いので、比較的きれいな状態だと思います。

Macau:4-10-85
小型シートを切り貼りした実逓カバー。
Macau 4.Oct.1985 差出、ロシア宛。裏面に到着印。航空書留郵便、113.5c貼。
ちょっと宛先が興味深いカバーです。

バリ島で撮影した植物:マメ科(その3)

バリ島で撮影したマメ科植物の3回目です。

P3232208.jpg
バリ島ウブドのカジェン通り奥に続く、水田の散歩道で撮影したものです。
道端に生えている、雑草的な種類だと思います。

P3265505.jpg
トヤブンカ周辺の、溶岩原でよく見かける種類で、ごく普通に見つけることが出来ます。
昆虫が好む植物のようで、葉やがかじられていることが多く、なかなかきれいな状態では見られないです。
この写真でも、の部分に、ハムシ類と思われる甲虫が写っています。

P3296706.jpg
木本性の種類で、ネムノキの仲間です。
トヤブンカ村から、バトゥール山の登山道に入り込むと、道沿いはほとんどこの種類で、非常に植生が単調になります。
ネムノキの仲間では、比較的大きなが咲きますが、わずかずつ咲いてゆくので、写真で見るように、非常に地味な印象のです。

P3314779.jpg
これもネムノキの仲間で、白いの咲く種類です。
トヤブンカ村から、ソンガン村にかけて、集落の周辺でよく見られます。
あまり林の中にはないような印象があります。

P3314828.jpg
トヤブンカ村の、ジオスポットの一つ「グアラバ」近くの畑の脇で見つけた種類です。
草本のマメ科としては、非常に大型の種類で、のサイズもかなり大きなものです。
今のところ、他では見つけていません。

P4133951.jpg
ウブドの南にある、ニュークニン村で見つけた種類で、ホテルの敷地のわきにあったものです。
木本性の種類で、植えられたものだと思います。
他では見たことがありません。

バリ島で撮影した植物:マメ科(続き)

マメ科植物の続きです。

P3070673.jpg
ウブドの街中でよく見かける、木本性のマメ科で、園芸植物です。
庭先に植えられていることが多いものですが、の黄色いタイプもあって、そちらのほうが多く見られます。

P3070818.jpg
「オジギソウ」マメ科の植物で、数少ない、名前の分かったものです。
道端に普通に見られる雑草で、触ると、見ている間に葉が閉じて垂れ下がってゆきます。
の直径は2cm.程で、形はネムの仲間に似ています。
ウブドのビスモ通りで撮影しました。

P3101598.jpg

P3101599.jpg
バリ島中部の、棚田で有名なジャティルウィ村で撮影したもので、あぜ道に生えていました。
草本ですが、何となく、木本ぽい雰囲気もある種類です。
つぼみとマメざやが同時に見られました。
びらの外側が赤いので、つぼみは赤く見えます。

P3142815.jpg
これも道脇や、あぜ道などで見られるもので、濃い赤紫のをつけます。
日差しの強いときには、ほとんど黒っぽく見えます。
まだ豆ざやを見ていませんが、の無いときには気付いていないだけかも知れません。

P3163291.jpg
大型のつる性の種類で、葉やの形は違いますが、何となくクズに似た雰囲気があります。
ビスモ通りなどで、駐車場脇の藪のようになった所に生えていることが多いです。

P3163304.jpg
今のところ、カジェン通り奥の、水田の散歩道のあたりで見つけただけです。
灌木状の木本性のもので、かなり大きな花をつけます。

次回もこの続きで、何種類か写真を紹介します。