2012年06月 - TAMIの気まぐれ通信
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朝霧高原のヤマオダマキ

今日は朝から良い天気で、今の気温は22℃です。
6月23日に写真好きの仲間と3人で富士山周辺へ行ってきました。
朝霧高原の道の駅の奥で、オダマキが咲き始めていたので写してきました。
花は咲き始めが一番きれいな時期だと思います。
ネットで調べたところヤマオダマキのようです。
萼が赤紫の型ですが、特に色の濃いタイプのもののようです。
中部以北、北海道までの分布とありました。

開き始めのもので、個人的にはこの状態が一番好きです。


花としては一分から二分咲きという所でしょうか。
咲き始めの方が花が傷んでいないので、きれいな写真が撮りやすいと思います。
中心となる花も絞り込みやすいです。

Olympus Zuiko 50mmマクロF3.5

50mmF3.5マクロは1994年に購入して、ずっと愛好しているレンズです。
もちろんフィルムカメラ用ですが、アダプターでデジタルに接続して使っています。
キノコの写真を撮るのに、絞り込んだときに90マクロよりピントが深いという理由で買いました。
昆虫用にも手持ちでもぶれにくいので、仕事先などでも持ち歩いていました。
50mm0.5倍のマクロですがデジタル使用では100mm等倍相当になります。
絞りがF3.5でやや暗いですが、今のところあまり支障はありません。



下の2枚はフィルムで撮影したものです。


スエヒロタケ、赤味を帯びた個体はあまり多くないです。
鶴見区の獅子ヶ谷市民の森で撮影したもので1995年3月5日撮影。


ヤマサナエ、島根県大田市で2005年5月24日撮影。

こちらはデジタルです。
最近増えている帰化植物のヤセウツボ、ヨモギ類に寄生します。
茨城県の霞ヶ浦で今年の5月9日撮影。

ベニホソチョウ

バリ島でホソチョウ類の写真を写しました。
標高の高い地域と低い地域に生息するものが、少し感じが異なるように見えます。



この3枚の写真は、キンタマーニのソンガン村で撮影したもので標高は800-1000mの間ぐらいです。
裏面の模様が低標高のものと、やや異なるような感じがしています。






ウブド郊外のチャンプアンの尾根道で撮影したものです。



ウブドのビスモ通りで撮影したもの。
ソンガン村のものとビスモ通りのものは今年の4月に撮影したものです。
ウブドのものはベニホソチョウと思われますが、ホソチョウとの区別点が判りません。
キンタマーニのものはホソチョウなのかも知れませんが、ネットで調べた範囲では、区別点がはっきり書かれた物は見つかりませんでした。
どちらも東南アジアに広く分布する種なので、バリ島にも2種が分布していてもおかしくはないようです。

ベニホソチョウ Acraea violae (Fabricius,1793)
食草:トケイソウ類
分布:アッサム、インド、スリランカ
ネットに出ていた分布はこれだけでしたが、東南アジアに広く分布するようです。

ホソチョウ Acraea issoria Hübner,1818
分布:中国(中・南部)、台湾、インドシナ、スマトラ、ジャワ、バリ島
両種ともトケイソウの仲間を食草としているようです。

Olympus 35mmマクロ-5:四季の森公園の菌類

四季の森公園で写した写真の5回目です。
最後にキノコ類の写真を紹介します。

ツノフノリタケ、薄暗い林内の皮のはげた倒木に発生していました。
高さ数mmの小さなキノコで、キクラゲの仲間です。

ゴムタケ、直径高さは1-2cm.ほどで、ゴムのような弾力があります。
コナラの伐採木などに発生することが多いです。
よく似たものに5cm.以上になるオオゴムタケがありますが、こちらは地面に発生することが多いです。

ウスヒラタケと思います。
3-5cm.ほどの平たく薄い感じのキノコで、広葉樹の枯木に発生します。
やや湿ったものを好むような気がします。

クヌギタケの仲間でしょうか?
枯れた切株にまとまって生えていました。
カサの直径は1cm.以下です。
種類が多く見分けるのが難しい仲間です。

オオホウライタケ、林床に生えるキノコです。
常緑樹林でも落葉樹林でも発生するようで、竹林で発生したものも見たことがあります。
まとまって多数の個体が見られることが多いです。

コウヤクタケの仲間でしょうか。
樹皮のついた枯れ木に発生していました。
この仲間も種類を見分けるのが非常に難しい仲間です。

切株に発生していたもので、種名は判りません。
全体的に粗い毛が生えたような感じのキノコです。
あまり多いものではないような気がします。

ツノホコリ、これは変形菌類と呼ばれる仲間でキノコではありません。
変形体と呼ばれるアメーバ状の時期があり、移動しながらキノコやカビを食べて成長します。
これは子実体で胞子を形成する時期のものです。
やや透明感のある白色で、中心部が縦に黒っぽく見え、パイプのように見えます。
非常に多数の子実体を形成するので、倒木全体が雪をかぶったように見えることがあります。
同じ種類でいろいろな形の子実体を形成して、それぞれに名前が付けられています。
これはエダナシツノホコリと呼ばれるもので、最も普通に見られる形です。

Olympus 35mmマクロ-4

今日は晴れていますが風は北風で涼しいです。
気温は19℃。
前回に続いて四季の森公園の4回目です。

アカヒゲヒラタコメツキ、5-6月によく見かける大型のコメツキで、触覚と肢が明るい赤褐色。
葉上にいることが多いですが普通種ではありません。
やや多い程度の個体数です。

キイロトラカミキリ、炭焼き小屋の前に積んである、やや古くなった伐採木に飛んできました。
スエヒロタケ見たいなキノコの幼菌が生えています。
普通種で、新しいシイタケのほだ木などでよく見かけます。
中型のトラカミキリで、独特の斑紋なので見分けるのは簡単です。

イモサルハムシ、サルハムシの仲間では比較的大型の種でヒルガオなどによくついています。
金色を帯びたものと青味の強い個体があります。

クロウリハムシ、栽培されているキュウリの花を食べていました。
カラスウリなどのウリ科植物に多い種類です。

アシナガオニゾウムシ、やや暗い林内のエノキの伐採木に集まっていました。
数は20-30頭位が2-3本の材についていました。
ヌルデなども好むようです。
普段はあまり多くない種類です。

以下、植物です。
ホタルブクロのつぼみ、咲いているものもありましたが、つぼみの写真はまだ持っていなかったので1枚写しました。





ノアザミ、この時期に平地で見られるアザミは、ほとんどノアザミのようです。
萼片に粘り気のあるのが特徴です。
つぼみから種子まですべて同じ株についていました。

セリバヒエンソウ、やや薄暗い林床に生える草本で、小さな花ですが、後ろに長く伸びる距と呼ばれる部分が特徴で、すぐに見分けられる種類です。
横浜や都内の公園などでも比較的よく見られます。

園内の花菖蒲園が、ちょうど見頃でした。
今ではやや花盛りを過ぎた頃かも知れません。
次回はキノコ類を紹介します。

Olimpus 35mmマクロ-その3

6月18日の四季の森公園での、35mmマクロレンズ試し撮り結果の3回目です。
昆虫の続きとクモ類を紹介します。

小型のムシヒキアブが、ガガンボを捕らえているところです。
アブもガガンボも双翅目ですが、ムシヒキアブが双翅目を捕らえているところはよく見かけます。

ハバチ類の幼虫と思われるものです。
種名は判りませんでした。

チャバネアオカメムシです。
普通に見られる種類で、クワなどの葉上に多く見られます。

アカサシガメです。
この日は園内の各所で何頭か見つけました。
複眼をむすぶように細くて黒い横筋があります。

キスゲフクレアブラムシです、カンゾウの茎に群がっていました。
体全体が蝋状の物質で白く覆われています。
華奢な昆虫ですが、体の後の方に1対の、かなり頑丈そうなとげがあります。

オオカマキリの幼虫、チョウセンカマキリとよく似ていますが、前肢の付け根の色が、成虫と同じように黄色い色をしています。
チョウセンカマキリは濃いオレンジ色をしているので、幼虫でも区別がつきます。
同じようにコカマキリはカマの部分の内側に白と黒の模様があり、ハラビロカマキリの幼虫は、体が幅広く腹部を上に立てています。

タケカレハの幼虫。
スズメガ類の幼虫よりも一回り大きなサイズです。
頭部の後に黒い棘のように見える剛毛があります。
以前からたびたび見つけていて、種名が判らないままだったのですが、画像検索で種名が判りました。
カレハガの仲間は、剛毛で覆われたものが多く、触るとドクガ類の幼虫と同じようにかぶれたりするものが多いようです。
この種類も手を触れるとかぶれるようです。


ドクガ科のマイマイガの幼虫です。
いろいろな植物を食害しますが、クヌギ・コナラの樹液の部分などでもよく見かけます。
住宅地などでも発生します。
拡大画像で見るとなかなかの迫力です。

蛾類の幼虫だと思いますが、何の仲間か判りません。
ヨトウガの仲間のような気もします。

種名は判りませんが、葉上に普通に見かけるクモです。
獲物を待っているのでしょうが、なかなか愛嬌のある顔つきです。
ひげの先の白と黒の染分けがきれいです。

ハエトリグモの仲間がハエを捕らえたところ。
獲物を捕らえたクモは、近寄ってもあまり逃げません。
近づきすぎると葉や茎の裏側に回り込んだりします。

小型のクモが幼虫を捕らえていました。
どちらも種名は判りませんが、捕らえられたばかりのようで、盛んに逃れようとしていました。

次回は昆虫の最後に甲虫類と、少しだけ写した植物の写真を紹介します。
最後はキノコ類の写真を載せたいと思っています。

子持ちのサクランボ

昨日買った「佐藤錦」のパックの中に、1個だけ子持ちのサクランボが混じっていました。




Olimpus 35mmマクロ-その2

朝から雨で何となく憂鬱な朝です。
気温は19℃。
6月18日に行った四季の森公園の続きです。

ヒカゲチョウ。
普段はなかなか翅を開きませんが、この日は見つけたどの個体も、止まった後にすぐ翅を開く行動が見られました。
時期的なものなのか天候によるものかは不明です。

これもヒカゲチョウ、別の個体です。
このすぐ後にやはり翅を開きました。



ルリタテハ。
木の柵の上に止まっていました。
普段は敏感な蝶でなかなか近寄れませんが、この時は逃げもせずにじっとしていたので、思い切り近づくことが出来ました。
後を人が通り過ぎても逃げません。

ツチイナゴの小型の個体。
普通に見かけるものより、やや暗い体色です。
大型のバッタ類の仲間ですが、植物に止まっていることが多く、ほとんど地上に降りません。
目の所に涙を流したような模様があるのが特徴で、かなり体の色に変化がありますが、この特徴ですぐに見分けられます。
幼虫も同様です。
成虫で越冬するので春先にも親が見られます。

フキバッタ類の幼虫です。
個体数はかなり多かったです。
横浜で普通に見られるのは、ヤマトフキバッタなので、その幼虫だと思います。

ウマオイの幼虫でしょうか?かなり大型の種類です。
菖蒲園の横で♀の幼虫も見られました。



ホソヒラタアブの♂と♀です。
ヒメジョオンの花が好きなようでよく止まっているのが見つかります。

ヨコジマオオハリバエ、大型のヤドリバエの仲間で、体に堅い剛毛が生えています。
緑がかった褐色の体色が特徴的で分かりやすい種類です。
横浜などでも大きな緑地があれば時々見られます。

チャイロオオイシアブがジンガサハムシを捕食したところ。
大型で頑丈な感じのムシヒキアブで、背中と腹部に茶褐色の部分があるのが特徴です。
平地ではあまり見られない種類だと思います。
ここでは初めて見る種類です。

オオイシアブ、前の種類と同じ位の大きさですが、背面が黒いのと、腹部の褐色の部分の位置と大きさが異なります。
日当たりの良い葉上や石の上、倒木の上などでよく見つかります。

6月20日の夕焼け

昨日の夕方、ヨーカドウでの買い物の帰りに見事な夕焼けが見られました。





夕日に映える家並みです。
夕暮の赤みを出すために、ホワイトバランスはノーマルなままで、かなりアンダー気味の露出で写しました。
実際よりはかなり赤く写っています。



空の色を出すために、かなりアンダー気味の撮影したので、川などはややつぶれ気味になってしまいました。

帰宅途中、菅沢町付近で撮影。
これもかなりアンダー気味に撮影。

台風の後

昨日の夜半、台風4号が通過して、横浜では22.2mの瞬間最大風速を記録しました。
まだ風が強いですが、晴れたので近所を歩いてみました。

芦穂橋から見たところ、すっきりとは晴れていません。
梅雨の気配が残っているようです。

強風のために、鶴見川も波立っています。

細枝が折れていましたが、ほとんどがプラタナスなので、特に枝折れしやすいのかも知れません。

目立った被害はないようでしたが、地面に落ちて割れた植木鉢が見つかりました。

壊れて捨てられた傘は何本も見つかりました。



風で吹き倒されたゴミ箱や、分譲地の旗。

小学校で生徒が育てていたヒマワリ。
折れているわけではないので立ち上がってくるとは思いますが。

ライブピア前の駐輪場では、自転車が将棋倒しになっていました。

まだまだ強い風が残っています。
晴れてはいますがやや曇気味です。