一般的なものは、日本の焼き鳥そっくりな小さく切った肉片を、竹串に刺してココナツの炭で焼いたもの。
甘みと辛みがミックスされたような、ピーナツベースのソースがかけられています。
これはジャワ島でよく見られるスタイルのサテで、店や屋台の経営者もジャワ人が多いようです。
店先に特徴的な専用のコンロが置かれてあり、小さな扇風機が横に置かれていることが多いです。
その他に露店でもよく見られ、こちらはバナナの葉で作った、四角い大きな団扇であおいでいます。
その他に、バリ島独特なスタイルのサテがあり、豚肉や鶏肉をミンチ状にたたいて、スパイスなどと練り合わせ、平たく幅の広い竹串に貼り付けた、日本のつくねそっくりなサテがあります。
山羊の肉(サテ・カンビン)と鶏肉(サテ・アヤム)があり、経営者がイスラム教徒の場合が多いので、豚肉(バビ)はあまり使用されません。
ジャワ人の経営している小さな食堂で出され、メニューはサテだけのことが多いです。
グレと呼ばれる内臓のスープがつくことが多く、値段は2-3万ルピア(200-300円)ほどです。
ウパチャラ(寺院の祭礼)の準備で焼かれているサテリリッ(バリスタイルのサテ)。
寺院の祭礼の折に作られることが多いバリスタイルのサテ。
このときは村中総出で、他のお供え物などと共に作られる。
サテを作るのは男性の仕事のようで、女性が関わっているのは見たことがない。
ちなみにジャワスタイルのサテも、焼いているのはほとんどが男性です。
バリスタイルのサテは、ナシチャンプルの付け合わせとしてもよく見られます。
プンゴセカンのパクセダンのナシチャンプル。
ホームメイドなので、店によって味が異なります。
カジェン通り奥のオーガニックカフェで出されているバリスタイル・サテのセット。
レストランなのでやや高めで58,000ルピアほど。
味はまあまあ。
有機・無農薬の材料を使い、欧米人のハイカーに人気がある店。
ゴータマ通りにある、日本人経営のバリ家庭料理の店、「ビアビア」のサテ。
豚肉と鶏肉がある。
日本人には食べやすい味です。
ここも何故か欧米人に人気です。
旅行者向けの飲食店としては値段はリーズナブル。
基本的なメニューはナシチャンプルだが、オプションでいろいろな家庭料理の小鉢が追加できます。
バナナの葉で作ったローカルな容器が魅力的。
プンゴセカンのインドマレットの近くにある「ワルン・マデ」のサテ。
ジャワ風のものとバリ風のものがミックスされていて、小さなつくねがいくつか入ったスープがついてくる。
飲物をたのんで25,000ルピアほど。
隣にジャワ人の夫婦が経営しているサテカンビン屋さんもある。