2012年05月 - TAMIの気まぐれ通信
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オオルリハムシ

5月7日に霞ヶ浦でオオルリハムシを撮影しました。
全体が赤みを帯びた、金属光沢のやや弱い個体です。
以前に撮影した2ヶ所のものと合わせて紹介します。

茨城県行方市2012年5月7日撮影。

これも利根川水系で撮影したもので、より金属光沢の弱い個体です。
最初は未成熟な個体だと思ったのですが、その後、夏と秋にも見つけたときも、同じ色をしていました。
千葉県香取郡下総町利根川、2004年5月17日撮影。

岩手県胆沢郡胆沢町(奥州市胆沢区)で2003年8月7日に撮影。
ルリ色だがきれいな緑色が入る。

ハムシ科 ルリハムシ属
オオルリハムシ Chrysolina  virgata  (Motschulsky,1860)
食草:シロネ・ヒメシロネ、湿地周辺のシロネの群落で見られる。
分布:本州、東北地方などには比較的広く分布するが、関東以西では非常に局地的。

アミスギタケ

今年はまだ、写真になるような個体を見つけていないので、以前に撮影した写真を紹介します。
地面に落ちた枯枝などに発生し、時に群生する。
多孔菌類の仲間で、やや柔らかく強靱な感じのキノコです。
冬をのぞきほぼ通年発生しますが、春から初夏にかけて多いような気がします。

細くしなやかな柄があり、カサの裏面はきれいな網目状になっています。
横浜市緑区四季の森公園にて1995年4月17日に撮影。

四季の森公園の近くにある小さな公園で撮影、小さな切株に、テーブルを囲むように輪生していた。
横浜市緑区寺山町にて1995年5月4日に撮影。

伐採木に発生したもの、横浜市緑区四季の森公園にて1996年5月13日に撮影。

幼菌が衰弱した木の根が枯れた部分に並んで発生。
横浜市鶴見区平安公園にて1995年5月3日に撮影。

ケヤキの古い伐採木に発生。
東京都新宿区新宿御苑にて1997年4月9日に撮影。

サルノコシカケ科 タマチョレイタケ属
アミスギタケ Polyporus  arcularius  Bastch.: Fr.
広葉樹の倒木や枯枝に発生。
分布は世界的。

雑司ヶ谷霊園

今日はルリカミキリの写真を撮りに、雑司ヶ谷霊園に行ってきました。
ルリカミキリは結構いましたが後食跡はあまりなかったので、発生の前半かなという感じがしました。
普通種ばかりですが、いろいろ写真が撮れて楽しめました。

セグロアシナガバチ、アオムシのようなものをくわえていました。

コアオハナムグリ、あまり多くはなかったですが、ヒメジョオンの花でいくつか見かけました。

ホソヒラタアブです。
普通種ですが、ここでは多くなかったです。

セイタカアワダチソウの先端が枯れていたので、探してみたらやはりキクスイカミキリでした。

ルリカミキリは結構いましたが、写真の出来はいまいちです。
ベニカナメモチに飛んできて、多くの個体は葉の裏面に止まります。

ヒメジャノメ、個体数はかなりいました。
地味ですが好きな蝶です。

すっかりメジャーになってしまった、アカホシゴマダラです。
エノキのひこばえに産卵中の個体です。
かなりの個体数を目撃しました。

ホソハリカメムシ、1ヶ所だけですがかなりの数がいました。

ハリカメムシと同じ場所で見つけた、イチモンジセセリです。
1頭だけ見つけました。

エノキのひこばえに止まっていたセアカツノカメムシです。
町中でも時々見かけます。

住宅地などでもよく見かける、ルリチュウレンジ。
バラ科の植物の回りを、群れて飛んでいるのをよく見かけます。

来るときは池袋駅から歩きましたが、まだ都電荒川線には乗ったことがなかったので、大塚駅まで乗って帰りました。
乗ったのはこの電車で昔風のデザインですが、路線バスのようなデザインの電車もあります。
料金は160円均一でした。

ウブドで食べた屋台料理

今回はインドネシア料理のサテを紹介します。
最もポピュラーなインドネシア料理の1つにサテがあります。
一般的なものは、日本の焼き鳥そっくりな小さく切った肉片を、竹串に刺してココナツの炭で焼いたもの。
甘みと辛みがミックスされたような、ピーナツベースのソースがかけられています。
これはジャワ島でよく見られるスタイルのサテで、店や屋台の経営者もジャワ人が多いようです。
店先に特徴的な専用のコンロが置かれてあり、小さな扇風機が横に置かれていることが多いです。
その他に露店でもよく見られ、こちらはバナナの葉で作った、四角い大きな団扇であおいでいます。
その他に、バリ島独特なスタイルのサテがあり、豚肉や鶏肉をミンチ状にたたいて、スパイスなどと練り合わせ、平たく幅の広い竹串に貼り付けた、日本のつくねそっくりなサテがあります。

ジャワスタイルのサテです。
山羊の肉(サテ・カンビン)と鶏肉(サテ・アヤム)があり、経営者がイスラム教徒の場合が多いので、豚肉(バビ)はあまり使用されません。
ジャワ人の経営している小さな食堂で出され、メニューはサテだけのことが多いです。
グレと呼ばれる内臓のスープがつくことが多く、値段は2-3万ルピア(200-300円)ほどです。


ウパチャラ(寺院の祭礼)の準備で焼かれているサテリリッ(バリスタイルのサテ)。
寺院の祭礼の折に作られることが多いバリスタイルのサテ。
このときは村中総出で、他のお供え物などと共に作られる。
サテを作るのは男性の仕事のようで、女性が関わっているのは見たことがない。
ちなみにジャワスタイルのサテも、焼いているのはほとんどが男性です。


バリスタイルのサテは、ナシチャンプルの付け合わせとしてもよく見られます。
プンゴセカンのパクセダンのナシチャンプル。
ホームメイドなので、店によって味が異なります。


カジェン通り奥のオーガニックカフェで出されているバリスタイル・サテのセット。
レストランなのでやや高めで58,000ルピアほど。
味はまあまあ。
有機・無農薬の材料を使い、欧米人のハイカーに人気がある店。


ゴータマ通りにある、日本人経営のバリ家庭料理の店、「ビアビア」のサテ。
豚肉と鶏肉がある。
日本人には食べやすい味です。
ここも何故か欧米人に人気です。
旅行者向けの飲食店としては値段はリーズナブル。
基本的なメニューはナシチャンプルだが、オプションでいろいろな家庭料理の小鉢が追加できます。
バナナの葉で作ったローカルな容器が魅力的。


プンゴセカンのインドマレットの近くにある「ワルン・マデ」のサテ。
ジャワ風のものとバリ風のものがミックスされていて、小さなつくねがいくつか入ったスープがついてくる。
飲物をたのんで25,000ルピアほど。
隣にジャワ人の夫婦が経営しているサテカンビン屋さんもある。

プリアタンの自転車屋

今年の3月に、プリアタンの大通りを散歩していたときに見つけた自転車屋です。
長期滞在の人たちに聞いたところ、有名な自転車屋で、開店当初はすごい数の売り上げがあったとのことでした。
今でも、いつのぞいても修理客が待っていて、なかなかの繁盛です。

店内にはぎっしり自転車が詰まっている。
天井にも吊り下げてあり、一つの店にこれだけの台数が置けるかと思うほど。

店の前にもはみ出すほどです。

天井には子供用の三輪車がぶら下がっています。
この右側に修理スペースが取ってある。

ルビー海岸のムラスティ

ルビー海岸はウブドの南にあるギャニャールの町から、南に向かったところにある。
バリ島の中でも、頻繁にムラスティと呼ばれる儀式が行われる場所として知られている。
そのため海岸沿いに多くのサテ・イカン(魚のサテ)を出す店が並んでいる。
今年の4月21日に行ったときに、たまたま規模の大きな儀式が行われていた。



儀式の進行を待つ人たち。
クタのムラスティと比べると、立てかけられた多くの日傘が目につく。

儀式の合間に露店で、ホームメイドのシャーベットを買う人たち。
人が集まるところには飲物など様々な店が出る。

海に向かって祈りを捧げるプタンダ(高僧)

僧侶の指示に従って祈りを捧げるバリ人たち。

儀式の最後にインド洋の荒波に向かって供物を流す。
数年前までは、これほどには荒れてはいなかったが。

やや西寄りの浜辺でも、荒波に向かって供物を捧げた人たちが、海に入っていた。
時には堤防を越えるような高波が押し寄せる。

このところバリ島でも、デジタルカメラが普及してきたので、撮影担当の人たちを見かけることが多くなった。
祭礼の時は、カメラマンも正装をしている。

堤防の上で供物の行方を見守るバリ人たち。
この防波堤も去年までは出来ていなかった。

昨日の日食

金環日食を写しに、鶴見川沿いに行きましたが、リングが見られる時間帯に雲が厚くなり、前後の部分日食しか見られませんでした。
残念。
ということで部分日食の写真と、昨日の夕暮がきれいだったので、夕暮の写真を載せます。

金環食間近の太陽です。
この直後に雲に覆われました。

金環食の後5-10分後に写したものです。

やや三日月型が太くなった頃、上の写真から2-3分後。
月の動きは意外と速いです。

昨日の夕暮れ、出掛けようと外に出たら、夕暮れがきれいだったのでカメラを取ってきて写しました。

鶴見市場駅の近くにある、犬のトリミングサロンの看板。
背景が白くなってしまいましたが夕方の写真です。

花のディスプレー

ここ3-4年ほどだが、ウブドのモンキーフォレスト通に面した店の入口付近に、水盤に水を張って花びらを浮かべたディスプレーを見かけるようになり、数も増えつつあるようだ。
特にスパやマッサージの入口に多い。
ウブド発祥なのか、他の場所で始まったものかははっきりしないが、クタよりもウブドの方が早かったように思います。

ここはウブドで初めて、この種のディスプレーを見たところで、今でも最も手の込んだ飾り付けをしている。

これはハノマン通りで見つけたもので、どんぶりほどの小鉢に盛りつけたもの。


この2つはクタスクエアにある、マタハリデパートの1階エスカレーターの両脇に置かれたもの。
クタでは初めて見たもので去年はまだ無かった。

バリ島の猫:カジェン通

カジェン通の散歩道で見かけた子猫です。
積み上げたココナツの上で遊んでいました。




人慣れしているようで逃げませんでした。

ツバメシジミ

先日、霞ヶ浦方面へ仕事で出掛けた際に、ツバメシジミを撮影しました。
小型のチョウですが、♂の表面の空色がなかなかにきれいです。


茨城県稲敷市霞ヶ浦、2012年5月11日撮影。

長野県諏訪郡下諏訪町、1994年8月19日撮影。

神奈川県川崎市宮前区、1996年9月11日。

神奈川県横浜市緑区四季の森公園、1996年9月17日。
♂と♀では裏面の色彩も微妙に異なります。

シジミチョウ科
ツバメシジミ Everes  argiades  (Pallas,1771)
食草:マメ科のコマツナギ・レンゲ・ミヤコグサなど
分布:屋久島以北の日本全土・ヨーロッパまで
発生:3月上旬から10月、4-5回の発生。寒冷地では2-3回。
平地から低山地までの草地に普通。