湖 - TAMIの気まぐれ通信
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トヤブンカ村:2004年3月16日

朝方、バリ島キンタマーニトヤブンカ村で、村が刺し網をしているのを撮影したものです。
ブロニカ ETR-siで撮影しました。

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小規模なもので、20-30mほどの範囲に網を設置していきます。

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周辺の面を叩いて、魚を網の中に追い込んでいきます。
これが、どの程度効果があるのか判りません。
あまりたくさん採れたのは、見たことがありません。
その日、食べる分が採れれば良いという程度なのかも知れません。

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暫く様子を見て、網を引きあげてゆきます。

ウルン・ダヌ・ブラタン寺院:2001年4月18日

今回は、バリ島中部の山岳地帯、Bedugul地域にある、「ウルン・ダヌ・ブラタン」寺院の写真を紹介します。
バリ島の寺院の中では、ブサキ寺院・ウルワトゥ寺院・タナロット寺院などと共に、最も有名な寺院の一つで、メインの観光地でもあります。
特に、の中に建つ11層のメルーは、絵葉書やポスターなどにも使われていて、よく知られているものです。
この地域は、古い火山地帯で、カルデラの中に三つのがあり、その中の一つ、ブラタン岸に位置しています。

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入口の割れ門です。
奥に見えるのがブラタンです。

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の中に建つ3層と11層のメルーです。
湖の水量が少ない時には、地続きになることもあります。
11層のメルーは、翌年に同地に行った時には、建て替えられて新しいものになっていました。
この年が最後だったようです。
3層のメルーは、そのまま残されていました。

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この日は、どこかの村のオダラン前の儀式、ムラスティがあるようで、正装したバリ人の行列が見られました。
正装した村人が通ると、寺院の風景も華やかさをまします。
後方には、イスラムのモスクも見えていて、バリ・ヒンドゥーの寺院と並んでいるのは、他では見たことがありません。
他にも、周辺にモスクが見られるので、ジャワ人が比較的多い地域なのかとも思います。

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行列は、北側に隣接する、リゾートの敷地を越えて、湖岸の小さな岬状に突き出た場所で、オダラン前の浄めの儀式「ムラスティ」を行っていました。
その後、近所の村のお寺でオダランが行われたようです。
ムラスティは、オダランの時に限らず、様々な宗教儀礼に先だって行われる儀式で、一般には海岸で行われるものが主ですが、ここのように湖の岸や川の畔などで行われることもあります。

撮影はブロニカ ETR-siを使用。

ソンガン村散策:2004年3月15日

バリ島バトゥール山のカルデラ内、トヤブンカ村の北側に位置する、ソンガン村を散策した時の写真を紹介します。
カメラはブロニカ ETR-siを使用しました。

撮影場所は、バトゥールの北岸、ウルン・ダヌ・ディ・ソンガン寺院の周辺です。

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バトゥール山の向こう側に当たるため、トヤブンカ村からは見えませんが、バトゥール山のカルデラは、の西側で二重になっていて、ソンガン村に入ったあたりから見ることが出来ます。
正面の断崖が内側のカルデラの壁面で、右奥に見えるのが外輪山です。
この一帯も、トヤブンカ村同様、高原野菜の産地になっています。
主な作物は、ミニトマト・トウモロコシ・唐辛子・紫タマネギで、特に紫タマネギの生産高が多いと思います。

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バトゥール北端に位置する、ウルン・ダヌ寺院付近の岸から見たバトゥール山です。
このあたりまで来る旅行者はとても少なく、祭礼の日以外は人もまばらですが、ここから、外輪山に登り、尾根沿いにアバン山を抜けて、ペネロカン方面に行くトレッキング・ルートがあります。
距離も長く、かなりきついコースのようですが、途中、アグン山方面から昇る朝日が見られる、サンライズ・ポイントもあるようです。

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岸に置かれた小舟です、基本的に一人乗りのボートで、木の幹をくり抜いて作られた丸木舟です。

バトゥール湖2012年の増水など

だいぶ以前の話ですが、2012年にバリ島在住の知人から、大雨の影響で、キンタマーニ地方のバトゥールが増水しているとの情報を聞いて、何日か滞在した時の写真を紹介します。
カルデラに出来たで、外輪山に囲まれた構造なので、一度増水すると、流れ出る水路がないため、長く増水したままになってしまいます。
増水前の写真も出てきたので、それも合わせて紹介したいと思います。

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2008年3月19日に撮影。
岸に道を作っていました。
上の道は「トヤ・デヴァーシャ」という宿泊施設の土地で、地元の人にも開放して通行させていました。
2007年には何も無かったので、着工したばかりの頃だったようです。

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翌年の写真が見つからなかったので、2010年3月18日撮影の写真です。
左手に見える、一段高いところにある建物群は、観光客を対象とした有料の温泉です。
中央に建っている、白く見える屋根の建物の後ろが、村の人が利用する温泉です。
入湯税のようなものを取っていたようでしたが、1000 - 1500ルピア(15-20円)ほどの低料金だったと思います。
安いので、白人のバッグパッカーなども、たまに入りに来ていることがありました。
右側のホテルの敷地は、石垣で閉めきられて、一般の人が入り込めないようになっていました。

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2011年3月11日撮影、多少、増水していますが、普通に通行出来る状態でした。

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2012年4月4日撮影、水辺の道は、完全に水没してしまって、輪郭がうっすらと水の中に見えています。
無理をすれば通れそうですが、結構水深はあるようでした。
地元の人も通行していないようでした。

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2017年4月1日、この3枚は、の対岸にあるブアハン村付近で撮影しました。
この年はさらに大雨が降ったようで、岸の耕作地などが、広範囲に水没していました。

岸の温泉も、地元の人が管理する温泉は、完全に水没してしまい、小屋も屋根の部分まで水没していました。
地元の人達は、有料施設の一部を使用しているみたいで、料金体系が、観光客と地元民用の二本立てになっているようです。

最後の写真の、右側の石垣から、左側の水面の草付きまでが、今まで耕作していた水没した畑です。

溶岩原の見晴台「グア・ラバ」

今回は、バトゥール山の溶岩原の中にある、ジオ・スポット「グア・ラバ」を紹介します。
外輪山からトヤブンカ村に向かって、トヤブンカ村の入口付近から、車道を左に折れると未舗装の道になり、タンプルヤン寺院の参道になる。
歩いて10-15分ほどで、T字路に出るが、これを右に行くと、タンプルヤン寺院の山側を抜けてバトゥール山への登山道。
左にゆくと、200mほどで、今回紹介する、ジオスポットの「グア・ラバ」へ出る。


以前は表示も何もなかったが、今回行ってみると、T字路の所に新しい標識が立っていた。


標識に従って歩いて行くと、少し小高いところに四阿が見え始める。


四阿の左側に巨大な岩があり、この右手に溶岩が冷えるときにガスが噴出した時に、陥没して出来た溶岩洞(洞窟ぽくはないが)がある。
グアは洞窟・洞穴などの意味があるので、名前の由来になったものだと思います。
この岩(特に左側)には、冷えたときの時間差で、等温線を表す同心円状の構造が見られます。
すぐ横には、バトゥール山のジオ・スポットの案内板があり、わりと詳しい説明がなされています。
ただし、英語とインドネシア語のみ。
他には何もありませんが、四阿で休憩していると、よく風が通ってとても涼しく、バトゥール山と湖側の外輪山の眺望がとてもすばらしいところです。






四阿からバトゥール山を見たところ。
この日は曇りがちだったのですが、山頂まで見通せました。


東側を見ると、湖を挟んでアバン山が大きくそびえています。


溶岩原を見渡したところ。
以前はむき出しの溶岩でしたが、今は植物も茂ってきて、溶岩はあまり目立たなくなっています。
平坦な部分は、外から土を入れて、高原野菜などの畑になっているところも増えてきました。
家も少しずつ増えてきて、集落のように見える場所も多くなり始めています。




ここからは湖の眺めもとてもきれいで、のんびりした気分になれます。




昨日、紹介しましたが、四阿から見た外輪山の夜明けの風景です。
今日から3泊ほどの予定で、タバナンのブリンビン村へゆくので、次はウブドに戻ってからになります。

トヤブンカ村の夜明け

トヤブンカ村滞在の2回目です。
今回は夜明けの画像を紹介します。
まだ、雨季が終わりきっていないので、曇ベースの毎日でしたが、それなりに楽しんで撮影できました。
4月4日の夜明けです。






この日は朝焼けもあまりなく、そのまま明るくなってしまった感じでした。
撮影した場所に近く、スバックのお寺があって、ペンジョールがきれいだったので撮影してみました。

4月5日の夜明け。


この日は、少し山に近い、溶岩原の中にある、ジオスポットの「グア・ラバ」まで足を伸ばして撮影してきました。
まだ暗いうちに到着したので、バトゥール山を撮影。
最近は、サンライズツアーの登山者が多く、スローシャッターでも登山道が分かるほどです。




この日が、一番雲が焼けました。




アバン山の左側に、雷雲が発生していて、雲の左側で、かなりの雨が降っているのが見えました。
なかなかの眺めです。
これで、雨が真っ赤に映えると最高なのですが。

4月6日の夜明けです。
この日は、未明まで雨が降っていたので、どうしようか迷っていましたが、5時前頃に止んで、星空が見え始めたので、湖岸に近いところで撮影しました。


こういった、モノトーンに近い夜明けも、なかなかきれいです。
アバン山の右に連なる尾根です。


この日は、ごく部分的に雲が焼けて、パートカラーのような夜明けでした。
3日の滞在中では、最も赤味が強い感じです。


部屋に帰りがけに、車道沿いのガジュマルの梢に、アマツバメのような鳥が群飛していたので撮影してみました。
次回は、「グア・ラバ」を紹介しようと思います。

バトゥールの夜明けとアグン山:3月30日

3月30日に、ウルンダヌ・バトゥール寺院のオダランを見てきました。
今回は、バトゥールの夜明けと、アグン山の写真を紹介します。






ここのところ天候不順が続いていましたが、珍しくすっきりと晴れ上がり、きれいな夜明けでした。


湖上空の雲も赤く焼けて、湖も薄く赤く色付くのが見えました。


日の出直前のアバン山と湖です。
以下は、オダランを見て、車に戻る途中で撮影したものです。


バトゥール寺院付近から見ると、バトゥール山の西側にある、溶岩の流れたあとが、縞状に残る山肌がはっきりと見えます。


アグン山がはっきり見えるのは、今の時期珍しいと思います。
山頂やや下方の、左側に、ごく薄く水蒸気が立ち上るのが見えます。
最近、活動が活発化しているようで、数日前にも小規模な噴火があったようです。


左側が、バトゥール山の外輪山で、この山塊の最高峰アバン山です。
右側奥にそびえるのがアグン山です。
アバン山の下方に、ぼんやりと湖も見えて、そのやや上方に、薄もやがたなびいているのが、とてもきれいな眺めでした。


左側から、バトゥール山、アバン山、アグン山。
ここからやや西に行った、プヌリサンのお寺の付近からは、三つの山が重なり合って見える場所があります。


車の近くに戻ったときに、車道の西側に見えた、小さなお寺の境内にあるガジュマルの木です。
次回は、バトゥール寺院の境内で撮影した写真を紹介します。

ペネロカンで夜明けを見る

観光客が来るわけでもありませんが、手軽に、山の上から日の出が見られるので、気に入っている場所です。
キンタマーニのペネロカンは、昼はバトゥール山の風景を見るために、旅行者が立ち寄っていますが、夜明けを見に来る人達はいません。
夜明けの名所はバトゥール山で、深夜に登り始めて、頂上付近で日の出を見るのが定番のコースです。
もともと、山登りは苦手なので、高い所から日の出を見るのは、ほとんどこのペネロカンからです。
ウブドからは1時間弱程で到着するので、朝5時頃に車で出かけると、日の出には十分間に合います。
ペネロカンからだと朝焼けとバトゥール湖の眺望が素晴らしいです。


標高が高いので、雲がかかりやすく、日の出直前に雲に巻かれて、景色が見えなくなることも多いですが、運が良いと、このように、朝焼けが映り込んだバトゥール湖を見ることが出来ます。


ここからは、バトゥール山の裏側も同時に見え、このように低くただよう朝靄を見ることも出来ます。
ただ、これも、条件の良い日に限られます。




赤く映えるバトゥール山と、山麓の溶岩原の風景。
このへんは、周辺が山に囲まれているので、太陽が見られるのは7時前後からなので、サヌール海岸などのように、赤い太陽は見られません。




太陽は、バトゥール山塊の最高峰、アバン山の付近から昇ります。
場所を変えると、太陽の昇る場所も、少しずつ変わります。
もう少し西側の、プヌリサンのあたりからだと、アグン山・バトゥール山・アバン山の三つの山が、重なり合った風景を見ることが出来ます。

水辺の風景:バトゥール湖の夜明け(2009年3月15日)

以前、バトゥール畔は、様々な場所から水際へ近づくことができた。
最近の再開発によって、リゾートホテル周辺の、岸の道が閉鎖され、ほとんど水辺に近づける場所がなくなってしまったので、以前の風景を紹介するために、時々、岸の風景の画像をアップして行きたいと思っています。
今回は、2009年3月15日の、夜明けの画像を3枚程紹介します。


茜色に染まったバトゥール面。
時間と空のタイミングによって、赤みがかる程度は様々だが、水辺で夜明けの風景を撮影していると、このような場面に良く遭遇する。
運が良いと、夢の中のような光景を目にすることができる。


村人が小舟に乗って、刺し網漁をしている風景。
これは今でも行っていることだが、水辺へのアクセスが限られているので、実際に目にする機会は、以前と比べると激減している。


対岸の外輪山のシルエットと、赤く染まった面。
以前は、毎日のように見ていた光景だが、今は、リゾートホテルに宿泊しないと、この光景は見られないものになった。
トヤブンカ村の宿泊客は、基本的にはバトゥール山に登って、御来光を見るのが普通なので、こういった光景はあまり目にしていないように思う。
ただ、最近は宿泊と、村内の散策のために、何日か宿泊する旅行者も増えているようだ。
宿泊施設も、少しずつ増え始めている。
全てブロニカで撮影したものです。

バトゥール湖の夜明け

昨日の朝は、ドライバーのマデさんのすすめもあり、キンタマーニのバトゥール山の外輪山まで、夜明けを撮りに行きました。
場所はサリ・レストランの駐車場です。
外輪山には団体の観光客を対象とした、大型のレストランが内側の斜面に沿って、何軒も点在しています。
一番多いのは、観光客の多いペネロカン付近。
メニューはビュッフェ形式のものが多く、他に単品のメニューもあります。
道を挟んで反対側、海側の斜面には、ローカルのワルンが多く、こちらでは地元の料理を安く食べられますが、かなり辛いものが多く、苦手な人にはお勧めではありません。
顧客は、やはりバリ人が中心で、バスの運転手なども食べに来ています。
部屋を出たのが午前5時。
1時間弱で外輪山の尾根道に到着。


ついたときはアグン山などもよく見えていましたが、雲が出やすい場所で、急速に曇ってきました。


バトゥール山も、頂上から中腹にかけては雲の中です。


バトゥール湖の向こう側の空が、少しだけ赤くなったのが印象的でした。


バトゥール山塊のアバン山の頂上も、時折見えてはすぐ雲の中に隠れてしまいます。


湖面上空には、低い雲が垂れ込め、ちょっと神秘的な雰囲気も漂います。
曇っていても、それなりにきれいなのですが、条件がよいときは見事な夜明けが見られる場所です。
場所によっては、湖ごしに、隣のロンボク島の最高峰、リンジャニ山が見えることもあります。


最後に少しだけ、かなり高く登っていましたが、太陽が顔をのぞかせてくれました。
湖岸と、その手前の低い尾根が、うっすらと見え、意外と印象的な夜明けです。


その後、棚田で有名なテガラランまで降りて、道ばたのワルンで軽い朝食。
右側の縞模様のお菓子は、ブンクス売りのおばさんや、市場の朝市などでよく見るポピュラーなものです。


ワルンの向かい側のカフェの入口。
ほぼ等身大のスクーターに乗った女性のオブジェと、メニューを書いたボード。


上の写真の左側に階段があり、その下にも同じようなものが。
こちらは、なぜか頭に竹で編んだ、ざるを載せている。


カフェの右隣の、工事中の建物の中にあった、石造りの大きなカエル。
表情が独特だ。


帰り際に、棚田の縁の林の上に、アグン山がきれいに見えたので撮影。
この日は噴煙も出ていなくて、平穏な感じでした。
部屋に戻ったのは8時過ぎ。