2019/04/09
今回は、バトゥール山の溶岩原の中にある、ジオ・スポット「グア・ラバ」を紹介します。外輪山からトヤブンカ村に向かって、トヤブンカ村の入口付近から、車道を左に折れると未舗装の道になり、タンプルヤン寺院の参道になる。
歩いて10-15分ほどで、T字路に出るが、これを右に行くと、タンプルヤン寺院の山側を抜けてバトゥール山への登山道。
左にゆくと、200mほどで、今回紹介する、ジオスポットの「グア・ラバ」へ出る。
以前は表示も何もなかったが、今回行ってみると、T字路の所に新しい標識が立っていた。
標識に従って歩いて行くと、少し小高いところに四阿が見え始める。
四阿の左側に巨大な岩があり、この右手に溶岩が冷えるときにガスが噴出した時に、陥没して出来た溶岩洞(洞窟ぽくはないが)がある。 グアは洞窟・洞穴などの意味があるので、名前の由来になったものだと思います。
この岩(特に左側)には、冷えたときの時間差で、等温線を表す同心円状の構造が見られます。
すぐ横には、バトゥール山のジオ・スポットの案内板があり、わりと詳しい説明がなされています。
ただし、英語とインドネシア語のみ。
他には何もありませんが、四阿で休憩していると、よく風が通ってとても涼しく、バトゥール山と湖側の外輪山の眺望がとてもすばらしいところです。
この日は曇りがちだったのですが、山頂まで見通せました。
東側を見ると、湖を挟んでアバン山が大きくそびえています。
以前はむき出しの溶岩でしたが、今は植物も茂ってきて、溶岩はあまり目立たなくなっています。
平坦な部分は、外から土を入れて、高原野菜などの畑になっているところも増えてきました。
家も少しずつ増えてきて、集落のように見える場所も多くなり始めています。
ここからは湖の眺めもとてもきれいで、のんびりした気分になれます。
昨日、紹介しましたが、四阿から見た外輪山の夜明けの風景です。 今日から3泊ほどの予定で、タバナンのブリンビン村へゆくので、次はウブドに戻ってからになります。