2021/10/04
モンキアゲハ
アゲハチョウ科の続きで、モンキアゲハの画像を紹介します。東京都八王子市裏高尾町、1996年8月12日撮影。
日影沢付近で撮影しました。
翅を開いて静止しているときは、後翅の黄白色の斑紋は隠れています。
富山県砺波市湯谷、2013年9月30日撮影。
河川敷の林床に咲いていた、ヒガンバナの花に次々と飛来していました。
この場所は、特にモンキアゲハの個体数が多いところでした。
千葉県印西市、2015年5月27日撮影。
公園の植え込みのツツジの花で吸蜜していた個体です。
2枚とも、神奈川県厚木市、2016年10月18日撮影。
幼虫の背面にある、斜めの帯が真ん中で途切れているのが特徴のようです。
アゲハチョウ科 Papilionidae
モンキアゲハ Papilio helenus (Linnaeus,1758)
分布:インド、ヒマラヤ山脈、東南アジアと周辺の島嶼、中国、台湾、日本では関東以西に分布。
分布域の北上傾向が見られる種類の一つです。
食草:ミカン類、カラタチ、サンショウ類、ハマセンダンなどのミカン科植物。
出現期:4-10月頃で、その間に2-3回発生。蛹で越冬する。
やや林地性の種類で、市街地ではあまり見られず、丘陵地から低山地(山麓部)などでよく見かける。