2023/10/03
2000年と2009年のブレレン港風景
いつの頃からかはっきりしませんが、バリ島各地で海岸の後退が、話題になり始めていました。特に、観光地の多い、南部での噂が多かったのですが、北海岸で、撮影する機会があったので写真を紹介します。
オランダ統治時代の面影を残すブレレン港の風景です。
赤い屋根の建物は、オランダ統治時代の倉庫の跡で、あまり状態は良くないものの、建物は保存されているようです。
一部、使用されている建物も見られました。
2000年4月18日撮影、ブロニカ ETR-siを使用。
2009年4月6日撮影、OM4-Tiを使用しました。
1枚目の写真で、中央奥に見える白い建物が、下の写真、右端に見える建物と同じものです。
海辺の岸壁が、かなり損壊しているのが見て取れます。
この年に行った時は、海の上に、食堂が何軒か出来ていて、フードコートのような感じになっていました。
左端の柱はその一部で、そこから西側を撮影したものです。
同じ日に撮影したもので、同じ場所から、反対の東側を撮影したものです。
海側が浸食されて、植栽された樹木や、街灯が倒れかけています。
古い岸壁の上に、応急処置でコンクリートを盛り上げ、岸壁の浸食を防ごうとしているもののようです。
今まで、何度かロビナ付近は行ったことがあるのですが、穏やかな海しか見たことがなかったので、かなりの衝撃を受けました。