2019/01/11
ブサキ寺院のオダラン
ブサキ寺院は、サカ暦に基づいて、1年に一度大規模なオダランを行います。
時期は3月から4月上旬頃。
同じ時期に、バトゥール寺院でもオダランが行われますが、通常ブサキ寺院よりも、一週間から十日程早く終了するようです。
この時期になると、正装したバリ人で一杯になったリムジンバスが、オダラン・ツアーと称して、バリ島内の主立った寺院を廻るイベントも行われます。
1999年に撮影した、ブサキ寺院のオダランの画像を紹介します。
カメラは中判のブロニカETR-siです。
ペンジョールが立ち並び、寺院の背景にアグン山が聳えています。
朝方に到着すると、後ろに聳えるアグン山を見ることが出来ますが、10時過ぎになると雲に覆われてしまい、見えなくなってしまうことが多いです。
この日は、時間帯もあって、あまり人出は多くなく、普段よりもちょっと多いかなという程度。
これと並んで、豚の内臓で作られたものも、並べて置かれていました。
この全体をブサキ寺院と呼んでいるようです。
ここでお祈りを済ませ、持ってきたお供え物をお清めしてもらいます。
お清めしてもらったお供え物は、持ち帰って、家族同士で食べたり、近所に分けたりします。
夜になると、奉納の芸能なども行われ、人出も多くなるようです。