2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧 - 中華IT最新事情

中華IT最新事情

中国を中心にしたアジアのテック最新事情

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

テンセントがグループでロゴタイプ書体を統一

中国IT企業大手テンセントが、企業ロゴタイプを変更した。単なるロゴタイプ変更ではなく、テンセント字体を作り、グループ企業もこの字体を使ったロゴタイプに統一をすると好奇心日報が報じた。 既存フォントを使って企業ロゴタイプを作る欧米企業 日本では…

格差社会ではなくなりつつある中国社会。中間層が厚く。

クレディスイスリサーチが、「Global Wealth Report 2017」を公開した。目立っているのが中国の躍進と日本の凋落だ。中国の躍進ぶりは変化をしてきて、中間層が厚くなり、次第に国内格差が解消されてきていることが見て取れる。 米国と中国の二人勝ち。日本…

消費者は深夜にベッドの中で衝動買いをする

ロンドンを拠点にする広告代理店グループ「WPP」傘下の調査会社ウェーブメーカーは、「中国消費者のリアルなスクリーン体験(China Consumers’ Real Screen Behaviour)」を公表した。消費者自身が考えている時間の使い方と、実際の時間の使い方の差に注目す…

iPhone Xは爆売れなのに、製造工場周辺では閑古鳥が鳴く不思議

iPhone Xの売行きが好調で、世界中で在庫不足になり、生産が追いつかない。製造をしているフォクスコン工場周辺はさぞかしiPhone X景気に湧いているかと思いきや、周辺の商店では閑古鳥が鳴いていると今日頭条が報じた。 全国から人が続々集まるiPhone城 フ…

銀聯のQRコードスマホ決済が急追。スマホ決済は三国時代に

中国のスマホ決済と言えば、アリババとテンセントが強く、以前電子決済の主役だった銀聯の影がほとんど見えなくなってしまった。しかし、銀聯がQRコード方式のスマホ決済に参入したことで、スマホ決済は三国鼎立の時代を迎えるかもしれないと今日頭条が報じ…

上海で、コンボイ輸送トラックの無人運転始まる

中国では、百度以外にも無人運転技術の開発を行っている企業が複数ある。しかし、その多くは乗用車ではなく、バスやトラックなどの商用車での無人運転を目指している。その方が実用化が早いと考えられるからだ。北京図森未来は、上海で無人トラックのコンボ…

エンジニアが最も働きやすく、起業しやすいのは北京市中関村

エンジニアが働くのに最も環境のいい都市は?少し前であれば、そして今でも、シリコンバレーだと答える人は多いはず。しかし、ロンドンを拠点とするコンサルティング企業「エキスパートマーケット」が包括的な調査分析をしたところ、1位は中国北京市の中関…

中国貴陽市にVRのテーマパークがオープン

中国貴陽市で建設が進められていたVRテーマパーク「東方科幻谷」の第1期工事が完了し、正式開業したと界面が伝えた。 開発区の中心となるVRテーマパーク 東方科幻谷は、貴州貴陽市の双龍航空港経済区の敷地3000ムー(約200ヘクタール、東京ドーム48個分)に…

清華大学経済管理学院顧問委員会に孫正義氏

中国北京市の清華大学は、理系の学部が国際ランキングの上位に位置し、「アジアのMIT」とも言われる。現在、経営学修士(MBA)の人材養成に力を入れ、国際的な企業家を顧問委員に招聘している。そのメンバーに今年から、ソフトバンクの孫正義氏が加わったと…

中国の白物家電産業の30年。中国クオリティが世界を制することができた理由

中国の白物家電と言えば、数十年前は低品質の代名詞だった。故障をするのは当たり前、運が悪ければ発火、爆発する。それが現在は、多くの白物家電で、中国企業のシェアが圧倒的になるほど、世界で売られている。その躍進の秘密を中国電子報が解説した。 売上…

もう交通違反は見逃しません。電子タグ対応の電子車検証が義務付けへ

中国では2018年から、電子車検証制度が施行される。電子タグに対応し、路肩の受信機で、自動車のIDを受信することができる。搭載しない自動車は罰金500元となると今日頭条が報じた。 交通違反の補足率100%。戦々恐々とするドライバーたち 電子車検証(Electr…

意外に賢い!新幹線で送る翌日配送宅配便

今年の11月11日独身の日セールは、過去の記録を塗り替える大成功。宅配便発送件数は13.6億件に登り、その中の相当数が「当日配送」「翌日配送」だ。この数とスピードに対応するため、各宅配業者が中国版新幹線の活用を始めたと第一経済網が報じた。 物が大移…

中国の物流は、いつもギリギリだから進化する

11月11日独身の日セールから1週間、宅配業界は1年で最も忙しい日を迎える。中国全土では、10億件を超える宅配便が発送され、その多くが「当日配送」「翌日配送」なのだ。広東省郵政管理局では、さまざまな対策をとっていると広州参考が報じた。 広東省だけで…

中国独身の日セールは、1日の売り上げがなんと2兆8700億円

成功するかどうか懸念の声もあった11月11日独身の日のセールだったが、終わってみればかつてないほどの大成功だった。特に消費者の出足が早く、朝方7時には一昨年の記録を塗り替える成功だったとPingWest品玩が報じた。 懸念の声も吹き飛ばした大成功 さま…

「段ボールが足りない!」問題を解決するリユース梱包箱

11月11日独身の日を間近にして、業界を不安にさせているのが「段ボールが足りない」問題だ。これを解決するため、ECサイト「蘇寧易購」では、リユースできるプラスティック製梱包箱20万個を投入したと今日頭条が報じた。 繰り返し1000回は使えるリユース梱包…

インドで始まったシェアリングレスキュー

インドで、スマホで呼べるレスキュー「ワンタッチレスポンス」サービスが話題になっている。スマホで呼べば、1分で駆けつけてくれるというレスキューサービスだ。治安が改善しないインドで、警察よりも頼りになると加入者が増えていると今日頭条が伝えた。 …

11月11日独身の日。狂乱の1日までアリババのデスマーチは続く

いよいよ、11月11日独身の日がやってくる。中国全土で、単身者が「自分へのご褒美」として、ECサイトで買い物をする日で、アリババが運営するタオバオ、T-mallの売り上げだけで、1兆5000億円を超えるという狂乱の1日だ。しかし、その裏では、準備作業のため…

むやみにクラクションを鳴らす車は、自動認識、違反切符を自動発行いたします

中国で問題になっているクラクション洪水。むやみにクラクションを鳴らす車を、指向性音センサーを使い、自動認識し、ナンバーを自動解析、自動で違反切符を発行するという取締システムが、主要都市で稼働し始めたと看看新聞が伝えた。 日本も昔は、街はクラ…

街頭広告が未来になる。盛り上がる3Dホログラム広告

江蘇省南京市東南大学の工学系大学院を卒業した学生たちが立ち上げたスタートアップが開発した3Dホログラムが、世界的な話題を呼んでいる。LEDが配置された羽根を回転させることで、あたかも空中に3D映像が浮かび上がっているかのように見えるというものだ。…

中国は再び自転車の王国に。北京に自転車専用の高速道路

シェアリング自転車のサービスが始まって、中国人はすっかり自転車の魅力に囚われてしまったようだ。北京市は、高まる市民の自転車熱に押されて、自転車専用の高速道路を建設することを発表したと環球網科技が伝えた。 自転車は、人間にいちばん適している交…

アリババが、無人スーパー、顔認証レストランに続き、無人レストランを開店

アリババのサプライズが止まらない。無人スーパー、顔認証レストランと、最先端IT技術を投入した店舗を次々と実現してきたが、次は「無人レストラン」を杭州市に開店した。スタッフがオーダーを取りにくることもなく、レジで支払いをすることもなく、財布も…

京東が無人運転車を開発し、無人配送に挑戦

中国ECサイト大手「京東」は、今年7月にドローン配送を始めることを宣言し、すでに過疎地でのドローン配送を始めている。さらに、京東は無人運転車を開発して、車による無人配送も始めようとしていると財新網が報じた。 「当日配送」で成長してきたECサイト…