久しぶりに面白いと思う映画に出会いました。
「博士の異常な愛情 」という変なタイトルですが、原題はもっと変で「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」といいます。英語の直訳です。
1963年制作のモノクロ映画で米英合作映画、監督はスタンリー・キューブリックさんです。
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タイトルから「知らないうちに核兵器開発に加担してしまった天才科学者の葛藤」的な内容を想像してましたが、全く違いました。予想外な展開です。
「博士の異常な愛情 」という変なタイトルですが、原題はもっと変で「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」といいます。英語の直訳です。
1963年制作のモノクロ映画で米英合作映画、監督はスタンリー・キューブリックさんです。
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タイトルから「知らないうちに核兵器開発に加担してしまった天才科学者の葛藤」的な内容を想像してましたが、全く違いました。予想外な展開です。
米ソの冷戦下、アメリカ空軍司令のリッパー准将が、指揮下にあるB-52戦略爆撃機部隊にソ連への核攻撃を独断で命令し、空軍基地に立て籠もってしまいました。
米ソの首脳が対策を協議しますが、爆撃命令を取り消す暗号はリッパー准将しか知りません。
さらに、ソ連には核攻撃されると全自動で作動する「皆殺し装置」が装備されています。
もし、皆殺し装置が作動すると、全世界に大量の放射性物質がばら撒かれ、地球上の全生物が死滅してしまいます。当時世界中が恐れていた核戦争の恐怖を、皮肉とブラックユーモアを込めて描いた作品です。
米ソの首脳が対策を協議しますが、爆撃命令を取り消す暗号はリッパー准将しか知りません。
さらに、ソ連には核攻撃されると全自動で作動する「皆殺し装置」が装備されています。
もし、皆殺し装置が作動すると、全世界に大量の放射性物質がばら撒かれ、地球上の全生物が死滅してしまいます。当時世界中が恐れていた核戦争の恐怖を、皮肉とブラックユーモアを込めて描いた作品です。
設定は、デンゼル ワシントン主演の「クリムゾン・タイド」の原子力潜水艦をB-52戦略爆撃機に置き換えたような感じですが、こちらの方が30年以上前の作品です。
スタンリー・キューブリック監督、流石です。