2016年12月 - 考えるエンジニア
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余呉湖にワカサギ釣りに行く

 12月は師走の名の通り、公私ともに忙しい毎日が続いています。ブログ記事も1件しかUpしていなかったです・・。電子工作関連で作業は行っているものの、途中の案件のものが多く、まだUpできていません。
 それはさておき、忙しい中でも、今日は余呉湖(滋賀県の琵琶湖の北側にある湖)にワカサギを釣りに行きました。天気も良く釣り日和でした。前回は昨シーズン(今年の1月)に行き、34匹の釣果でしたが、今回は76匹と大満足の結果でした。
 朝、5時過ぎに自宅を出て、彦根から木ノ本まで高速に乗り、そのあと、下道で余呉湖へ。余呉湖161225 朝1時間程度はそこそこ釣れましたが、その後3時間程度は全く釣れず・・。こんなことはよくありますね。すぐ隣で連れているのに、こちらはまったく釣れないなど・・。そんな時は、ひたすら「無」の境地?で待つしかありません。今日は余呉湖の2つ桟橋のうちの「川並桟橋」で釣ったのですが、一番奥のエリアのみしか釣れていませんでした。幸い、朝一番で漁協のおじさんにどこが釣れるかを確認しておいたのが良かったですね。
 昼前頃から再び群れが来てくれたので、1時間は入れ食い状態でした。一気に釣果を挽回しました。1時半ぐらいで切り上げて、いつものお決まりのコースの「北近江リゾート」で温泉に入って帰宅しました。ワカサギ161225
 夕食で奥さんに天ぷらにしてもらい、おいしくいただきました。例年にはなく、大きさも10cm以上と大きく、十分な食べごたえでした。ごちそうさまでした。

Raspberry Pi ZeroにOpenCV 3.1をインストールする

 前回まで、Raspberry Pi 2 Model Bを用いて「赤外線カメラPi NoIR Camera V2」で遊んできました。OpenCV 3.1をインストールし、「raspicam」というライブラリを用いることで、Raspberry Pi専用カメラでもOpenCVが利用できました。
Pi 2 Model Bの環境ができたのですが、せっかくなので、Pi Zeroの環境も整えておこうと思いました。思ったのは良いのですが、これがまた難儀しました。試行錯誤でいろいろしていたら、OpenCV自身が動かなくなり、結局SDカードフォーマット(Raspberry Pi再セットアップ)からやり直す羽目になりました。その備忘録です。

使っているPi ZeroのOS(Debian 8.0)にはOpenCVの2.4.9.1のパッケージが入っていますが、ラベリング処理関数等が標準に入っている最新のバージョン3.1をインストールしたいものですね。そういうわけで、インストール開始です。一連の流れはこのサイトを参考にしました。ありがとうございました。

1. OpenCV 3.1をダウンロード
wget https://github.com/Itseez/opencv/archive/3.1.0.zip
 /home/piフォルダに3.1.0.zipがダウンロードされます。

2. 解凍
unzip 3.1.0.zip
/home/piフォルダの下に「opencv-3.1.0」が作成されます。

3. システムアップデート
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade

4. CMakeのインストール
sudo apt-get install build-essential cmake cmake-qt-gui

5. その他ライブラリ類インストール
sudo apt-get install libgtk2.0-dev libjpeg-dev libtiff5-dev libjasper-dev libopenexr-dev python-dev python-numpy python-tk libeigen3-dev yasm libopencore-amrnb-dev libopencore-amrwb-dev libtheora-dev libvorbis-dev libxvidcore-dev libx264-dev libqt4-dev libqt4-opengl-dev sphinx-common libv4l-dev libdc1394-22-dev libavcodec-dev libavformat-dev libswscale-dev default-jdk ant libvtk5-qt4-dev

6. ビルド用フォルダ作成と移動
cd opencv-3.1.0/
mkdir build
cd build

7. CMake~make実行
Pi Zero本体(tightvncserverでつないだX-window上)のターミナルから
cmake-gui
を実行し、
Where is the source code     : /home/pi/opencv-3.1.0
Where to build the binaries : /home/pi/opencv-3.1.0/build
を設定しました。CMake-gui161211.png  その後、CMakeのパラメータを設定してMakefileを作成し、makeコマンド実行させるのですが、何度もmakeエラーでやり直す羽目に・・。難儀しました・・。最終的に、うまく行ったCMakeのパラメータ(一例)は以下の通りです。CMakeSetting161211.png基本的な設定はデフォルトですが、make時間短縮のため、以下の部分を変更しました。
  4 BUILD_EXAMPLES       OFF
102 WITH_CUDA OFF
105 WITH_FFMPEG OFF
また、ENABLE_NEONとENABLE_VFPV3については両方OFF設定にしました。
 60 ENABLE_NEON           OFF
66 ENABLE_VFPV3 OFF
このパラメータは、Raspberry Pi 2 Model BではONにしていたので、Pi Zeroでも初めはONでmakeしていました。すると、何度やってもエラーが発生・・。ネットで原因を探していた所、このフォーラムに記事があり参考にしました。RaspberryPiSpec161211.png Pi Zeroはハードスペック面(SoCとCPU)でPi 2 Model Bと異なり、Pi 1仕様なので、パラメータもPi 1と同じにしなくてはならないと思いました。この予想はビンゴで、エラーは発生しませんでした。また、makeコマンドもPi 2 Model Bではquad-coreで「-j4」オプションを付けていましたが、Pi Zeroはsingle-coreなので、オプションなしで実行しました。長~い、待ち時間に辛抱強く耐え、ようやく7時間15分後に無事にmakeが終了しました。
8. インストール
sudo make install
これは、make時間に比べるとあっという間に完了しました。

 無事にOpenCV 3.1がインストールされたことを、pythonのコマンド操作で簡単に確認してみました。python_version_check161211.png確かに3.1です。

 OpenCVが無事にPi Zeroにインストールできたので、今度は「raspicam」のインストールです。この方法は、前回のブログのままでうまく行きました。raspicam_result161211.png サンプルプログラムも問題なく動作しました。苦労しましたが、Pi Zeroの方もOpenCV 3.1の環境が整いました。

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