image


ちょっと前になりますが、

「鴨のコンフィ」

を作ってもらいました。


三ツ星シェフの給食で作っていて、ドラマとはいえども、

おいしいおいしい

って食べてるものだから、あたしも食べたくて。

そして、そのコンフィが、はちみつとカレーパウダーを隠し味にしている。ってところで想像してしまって。

もう、食べたい病がとまらなかったのでした


悔しい食べたい食べたい



作り方をアップしようと思ったのですが~

工程が多すぎる



それにね、この鴨のもも肉自体が手になかなか入らなかった。

伊勢丹様に行ってもない。ということは、もう手に入らないよ・・・。

とあたし的には思う。

鴨の胸肉はあるのよ。わりと

もも肉ってのがなくて、結局、ネットで買ったのでした。

髙くはありませんでしたけれどね。

わが家には、間違えて8本も来てしまったよ。でも、1800円くらいだったような。

そもそも、このコンフィは高級料理ではないらしい。

安いお肉をおいしく食べられるように手間ヒマかけて美味しくしているらしい。


なのでね、このお料理ができあがって、あたしがお皿を準備していると、


:エルメス・・・って感じじゃ~ないなぁ~


と。

そっ、こうみえて、このお皿エルメスなんですけれどね、
image


こんなイメージじゃないですって。



さて、この手間暇とは、どの程度のものか


わが家で作った物の中で手間暇ランキングをするなら、

1コンソメスープ(ダントツ)

2・・・


覚えてないけれど、5番くらいまでには入る手間暇具合だ。時間もかかる。

鴨の下準備がまた大変でして。

あたしはすぐに食べたかったのに、なっかなかなっかなか食べられなくてね。





ネットで買った鴨は、冷凍でやってまいります。


それを
冷蔵庫で1日かけてゆっくり解凍

かきかき寝て待ちましょ・・・



そしてね、鴨の重量の3%のお塩と0.1%の胡椒、ローリエとにんにくを合わせて1日冷蔵庫で寝かせる。

image


あっ  途中、半分くらいで裏替えしにするそうです

image


 1日たったら塩抜きをする。流水で約30分さらす

 ストーブのような鍋に、油を入れ100℃に熱してその中に鴨を入れる。

  本当は、鴨の油で煮るらしいのですが、ないので、普通の油でつくったよ。

 鍋ごと90℃のオーブンに入れ、4時間

   竹串を刺して、鴨が持ち上がってこなければOK



 冷めるまで放置。
image

 冷めたら鍋ごと冷蔵庫  最低1日
image

 鴨を油からひっぱりだして、オーブン250℃、15分くらいで皮目を上にして
焼きつつ、はちみつ+カレーパウダーを混ぜたものを塗りつける。

image


はちみつとカレーパウダー

image



テレビのドラマではバーナーであぶっていたので、ためしにやってもらった
バーナーで焼く。

image




沈殿している、鴨からでたおいしい汁。

image
これは、溶かして、鴨にかけてもいいし、焼いた何かにからめてもおいしい。




えっと・・・


たかシェフに行程を書いてもらったら、果てしなく長く、とてもとても書ききれない。

そして、

こんなに長いレシピをみて作る人がいるの・・・か・・・


いや、

いないだろう。

ってことで、割愛 



何日、かかっただろう・・・。


だいたい、食べたい。と言う感情をこんなに長引かせられる。

かる~いいじめのような・・・。

:食べちゃおうよ。

と言うと

:おいしくなくていいなら。

と即答。


なんだろ、食欲は3大欲求であって、この欲求を5日も抑えられるとなると、物の見方も歪んでくるものだ。

いっけん、

夫は正当な意見を言っているように思うが、そんなふりして、軽いいじめ・・・ 毎日の仕返しをしているの・・か・・・?

というように思えてくる


待ちに待った『鴨コンフィ』は、おいしかったのでしたぁ。
image


おいしかった。

食べたかったものが、やっと食べさせてもらえる。

欲求が満たされる解放された感。


さらにおいしく感じる。




たべながら、ふと思う。


ワンコ達に「待て」とよくやっている。

ワンコが一生懸命に待っている姿がなんともかわいい。

犬の時間は人間の4倍という。毎日、どれだけ長い時間待たされていることになるのだろうか?

と。


なので、これからは、

『待て』

は最小限にしてあげようと思うのでした。


おいしかった








ぽちっと応援していただけると嬉しいです

 にほんブログ村 犬ブログ ウエスティへ