2007-01-01から1年間の記事一覧 - たごもりすメモ

たごもりすメモ

コードとかその他の話とか。

2007-01-01から1年間の記事一覧

Unbreakable Linuxについて

なんとなく「安いRHEL」というイメージが先行して、中身がどんなもんなのか、出回っている情報が少ないように思われたのでメモ。Oracle UBL(Unbreakable Linux)は以下のような特徴を持つ。 RHELをソースコードからコンパイルし直しただけ kernel revisionがR…

RHEL5のサブスクリプションについてまとめてみる

RHEL5のサブスクリプションはインストール番号の発行に使用する。 実際のシステム上ではそのインストール番号を用いてRHNへの接続などを行う。また仮想化環境についてのインストール番号の適用に誤解が広がっているらしい。 確認したところ、以下の条件での…

workerごとのカウンタの話

どのworkerに配送するかの判定にはリクエスト数および転送量でのバランシングがデフォルトで提供されており、ということはつまり、いつかは溢れる。ちょっと気になったので定義を調べてみた。mod_proxy.h内。 /* Runtime worker status informations. Shared…

Apacheで勝手にrouteを付加する方法

バックエンドワーカー側でStickySessionにrouteを付加できない、もしくは望みのrouteにできない場合、Apache側で勝手に適当なCookieをセットしてやることで、同一リクエストを同一ワーカーに振り分け続けることができる。はず。ということでやってみた。使用…

Apache trunk(2.3) での認証制御の変更

Apacheのtrunkを使ってたら、アクセスごとに以下のエラーメッセージが出力されて、あれー?とか思って何時間もハマっていた。 [error] [client 192.168.x.x] no authorization providers configured 認証プロバイダとは何ぞや、と思ってひたすら2.2のドキュ…

development環境で自動的に更新が反映されるクラスの作り方

ruby-talkで目にしたので忘れないうちにメモ。 > Are you talking about the way Rails reloads classes in development > mode? You can enable this in your own classes using: > class MyClass > include Reloadable > end

stickysessionの形式

stickysessionは最初のドット以降全てがrouteとして扱われる。by find_session_route(mod_proxy_balancer.c)……ドキュメントのどこにも書かれてないんだもんなー。世の中では常識なのかしらん。

とりあえず書いてみたが

なんか汚い。リストが深くなった場所が特に悲惨だ。別のデザインだともっとマシな見た目になるのかなあ。追記: はてなスタイルにしてみたら見た目がかなりマシになった。もうコレでいいや。w

既知の問題およびHowToまとめ

結論を先に書くと「trunk使え」か?(ぇー まあ2.2.4でもなんとかなるかも。2.2.3以前だとかなり注意しないと、道を踏み外した瞬間に穴にハマりそう。 で、以下リスト。trunkで修正されているもの Critical: リクエストが間違ったワーカーに配送される Bugzil…

間違ったworkerに配送されるバグの確認

とりあえずはてなの中の人が見付けたバグの再現をとってみた。 焦点はBugzillaの40910に該当する問題なのかどうか。試した設定は以下の通り。全てのバージョンのApacheで(ServerRoot以外)全く同じものを用いている。 以下関係するホスト。 balancer0(192.168…

Apache2.2(2.3-trunk)のビルド

mod_proxy_balancerを試すときのApacheのビルドの概要をごく簡単にリストアップ。何度も忘れて繰り返したミスを中心に。 apr/apr-utilのtrunkを持ってきて srclib 下に入れておく trunkの場合はautoconf/libtoolを入れておいてbuildconfから始めること confi…

はてなにエントリ置き場開設

技術関連の情報をぺたぺた貼っておける場所が欲しい、ということで開設。はてなにした理由はスーパーpre記法かなあ。 そのうちエントリが増えていく……予定。