大南公園(武蔵村山市緑が丘)で7月3日、「ママトコフェスティバル」が開かれる。
当日は、ハンドメード作家によるマルシェ、菓子釣りや輪投げなどのゲーム屋台、かき氷や唐揚げなどのキッチンカーなどを展開する。和太鼓やダンスなど12団体が出演するステージには、「むさし村山ストリートダンス協会」のゆるキャラ「ムラッパー」が登場する。
「子どもたちに夏の思い出を」をテーマに企画した同イベント。主催する子育て支援団体「ママトコ」の石井麻衣子さんは「祭りがコロナで中止になるなど夏の思い出が少なくなるなか、親子で一緒に楽しめるイベントがあったらいいなと思い企画した」と話す。「ワークショップやダンスステージも充実しているので、親子で楽しむとともに子どもが趣味を見つけるきっかけになれば」とも。
2019年に設立し、「孤育てを心育てに」を合言葉に活動する同団体。会場では、おむつ替えと授乳のスペースを用意するほか、フードバンクの受付や、いじめや虐待に悩む子どもたちに向けた「オレンジリボン活動」を行う。「相談ブースではなく、オレンジリボンをしている人と立ち話をすることで、悩みを抱えている人が相談しやすくなればと考えた。相談は子育て支援課につなぎ、いじめや虐待の早期発見につながれば」と話す。
「ワークショップやキッチンカーの内容を充実させるなど、子どもから大人まで楽しめるよう準備した。コロナはまだ終息していないが、多くの人の楽しい夏の思い出になるよう、スタッフ一同、マスクの下で、笑顔でお待ちしている」と参加を呼びかける。
開催時間は10時~18時。雨天中止。駐車場なし。