オーナーズレビュー
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2004年のことでした。演劇プロデュース「とろんぷ・るいゆ」が『くらんぼんは笑った』(別役実作)を上演することになり、主宰者の中村ひろみさんから、舞台で使う桜の丸太、白い花器などとともに、椅子を探すように依頼が来ました。それで、友人のインテリアコーディネーターに希望を伝えて、選んでもらったのです。友人が選んでくれたいくつかの候補の中から、中村さんが選んだ椅子の一つが、天童木工製のマッシュルームでした。舞台には、切り株のように五つのマッシュルームが置かれました。公演が終わったのち、舞台で使ったマッシュルームの一つを、私が買うことになりました。決め手は、舞台での存在感でした。それに、1961年製のマッシュルームを若いころに見て、「欲しい!」って思ったんです。手に入れられなかったけど、ずっと印象に残っていました。
我が家では玄関の土間に置かれました。連れ合いが若柳糸駒という日本舞踊家で、玄関は住まいと彼女の稽古場の入り口を兼ねています。そのため、他人の出入りも多いものですから、ちょいと腰かけたり、荷物を置いたりに便利だろうということだったんです。それに、和風の玄関はすべてが直線でつくられています。そこへマッシュルームを置くと、柔らかな曲線がなんとも言えない良い雰囲気を醸してくれるのです。玄関の土間の様子がすっかり変わりました。もちろん、人が腰を下ろしても、すごく安定しています。木製なのに、柔らかさを感じます。そのうち、絵本作家で木彫家の野村たかあきさん作の招き猫がいつも座ってお客さまを迎えるようになりました。小さなお弟子さんが招き猫を抱えて、マッシュルームに腰かけて、足をぶらぶらさせていたりすると、すごくうれしくなります。我が家の玄関に欠かせない存在です。
お気に入りの点として、第一は、木製であることです。無垢の木材を多用して作った家には、やっぱり木の家具が一番です。第二は、柔らかな曲線です。いろんな皆さんが「素敵ですね」って褒めてくださいます。第三は、座面が広く、座っているととても安定しています。クッションもないのに、あまり硬さを感じません。良いすわり心地です。第四は、物を飾る台としても、ものすごく魅力的な点です。
お手入れは、乾いた布で拭くだけです。このレビューは参考になりましたか?
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使用歴10年 マカロニさん 投稿日:2014-05-16 08:36:19.0
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フォルム(形状)と木目が大変気に入りました。予算的な都合で、チーク柾目を購入しましたが、クス玉杢,マホガニー柾目も欲しいです。
実際に座ることは殆どございません。サイドテーブルや物置き台として重宝しています。
お気に入りのポイントは、見る角度によって表情が変わるところと、ねじれた3枚の整形合板を組み合わせたオブジェのようなフォルム。このレビューは参考になりましたか?
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デザインとネーミング、それと半額だったこと(展示品だったため)に惹かれ購入しました。
座るというスツールとしての使い方の場合、短時間腰かける程度が使いやすいのかな、と思います。玄関用のスツールにするとか。見た目が素敵なので。我が家はパソコン用デスクのイスとして使っていますが、使ってみて思うのはイスとしての使用よりもインテリアとして飾ったり、の方がいいかな、というところ。座るとギシギシいうし、長時間座るには(倉敷ノッティングを敷いているけど)かたい、長時間になりがちなPC作業をしているとイスの形のせいか(姿勢のせいか?)斜めに座っているような錯覚を覚えることがあります。(いいイスが見つかればPCのイスは別のものに変えようと以前から思っています…)ただ、軽く大きさも手頃なのは利点で、人が来てイスが足りない場合などに重宝します。デザインが気に入っています。このレビューは参考になりましたか?
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