チェア S-0507(チェア) / 天童木工

座り心地と軽さが決め手で購入しようと思いました。板張り(張地なし)にも関わらず、座っていて痛いということが全くなく、とても快適な座り心地です。他の椅子に座れなくなります(笑)ショールームでこの椅子に座った瞬間、その良さに感動しました。時々乾拭きして使用しています。

横浜育ちの私には、図書館に置いてあった落ち着いた椅子に愛着がありました。目立たないながらも座面の程よい曲線と装飾のない無駄のなさ、座面も広く家族の体サイズにも対応でき、座りたくなる椅子であったことから購入しました。購入時、水之江忠臣さんの作品が60周年という節目でもあり、そのことからも購入に背中を押された記憶があります。

直線美だけではないさりげない温もりを感じるフォルムが、空間のどこにおいても馴染みます。座面にクッションがないことで、長時間座ることへの心配がありましたが、日本人の体にあった背面の傾き、座面のカーブから、心地よく、姿勢が自ずと楽に正して座れ、体に優しさも感じます。気を使って座るというより、ネーミングの通り図書館椅子、図書館で使うように気楽に使え、安定感も体で感じることができます。

目にしていると、懐かしさ、愛らしさ、静かな佇まいで存在して実用性が抜群である点が気に入っています。来客時、「どこかでみた形よね」「教室にありそう」など、あまりのシンプルさから目を惹き、水之江忠臣さんのデザインであること、図書館椅子の話などをすると、場も和み、誰もが座って楽しめています。主張がないけど趣のある表情をした、歴史ある椅子に価値を感じています。

お手入れは簡単に、さっと乾拭き程度です。少しの汚れは軽く洗剤をつけ水拭きをしますが、メンテナンスなしでも問題ない使い心地は他に類を見なくとても気に入っています。

2人暮らしにあたり、長く使えるデザインのものを探していました。天童木工さんのダイニングチェアは、どんな雰囲気にも馴染むシンプルなデザインで、新居へ置いたときのイメージがすぐに湧いたことや、一緒に購入したダイニングテーブルとの合わせも可愛らしく、購入を決めました。使い心地はとても良いです。夏はそのまま、冬は既製のクッションを敷いて使用しています。張地がないにもかかわらず、長時間座っていてもお尻が痛くなることがなく、かなり考えられたデザインだなぁと感じました。

触り心地がとにかく滑らかなところがお気に入りです！手に引っかかるところが全くありません。また、年数が経つにつれて、木の色が変化していくところも気に入っています。ハンディモップで埃を落とすくらいで、特別なお手入れは何もしていませんが綺麗なままです。