それは、番組が雑だからに違いない。
TBS系で10月7日午後9時より放送されたバラエティ特番『その道のプロが選ぶ本当のNo.1 プロフェッショナルランキング』。上位にランクインしたNumber_i・平野紫耀の紹介VTRが「不自然に短い」として、ネット上で波紋を呼んでいる。
坂上忍が“ご意見番”、中島健人が“プレゼンター”を務める同番組は、ダンスのプロ300人の投票により「芸能界で最も凄いNo.1ダンサー」を決定する内容。ランキングは20代と30代部門に分けられ、それぞれのトップ20が下位から順に発表された。
20代部門のトップ5は、5位がKing & Prince・高橋海人、4位がTHE JET BOY BANGERZ・桑原巧光、3位がNumber_i・平野紫耀、2位がSnow Man・ラウール、1位がBE:FIRST・SOTAという結果に。それぞれの発表時には、彼らのダンスシーンやその魅力が1人ずつ紹介された。
しかし放送中、ネット上では「え? 紫耀くん3位なのにこれだけ?」と呆気にとられる人や、「紫耀くんの紹介、あっという間に終わって不自然すぎた」といった指摘が続出。
実際、5位の高橋や2位のラウールの紹介VTRは2分半以上、7位のTravis Japan・宮近海斗でさえ約2分半にわたり取り上げられていたのに対し、3位の平野は約20秒。しかも内容はs**t kingz・shojiのトークVTRのみで、平野の映像はおろか画像すら映らなかったため、違和感を覚えた視聴者は多かったようだ。
このあまりの不自然さから、一部ネットユーザーの間では勝手な臆測を呼ぶ事態となっており、中には平野がマネジメント契約を結ぶプロデュース会社・TOBEが「番組に非協力的だったのでは?」と疑う声や、中島がプレゼンターを務めていたことから「TBSが旧ジャニーズに忖度した?」と疑う声もあるようだ。
国分太一&井ノ原快彦出演特番に「時代に逆行してる」と指摘も
なお、TBSといえば、3日のプライム帯にTOKIO・国分太一、20th Century・井ノ原快彦、Travis Japanらが出演した街歩きバラエティ特番『太一&イノッチ&ジュニア いい歳こいて』を放送。
これに対し、一部から「このご時世に、TBSはここまで旧ジャニーズに偏った特番を放送するのか……」「事務所の垣根をなくそうっていう空気の中で、時代に逆行するTBSはある意味すごい」といった声が上がっていた。
とはいえ、TBSは『CDTV ライブ! ライブ!』にNumber_iを積極的にキャスティングしており、TOBEとの関係は良好にも思える。故意に平野の紹介を簡略化したとは考えにくいだけに、謎は深まるばかりだ……。
引用記事:
「なぜ!?」平野紫耀、TBS特番で3位なのに紹介わずか20秒で波紋! 5位の高橋海人は2分半以上|日刊サイゾー (cyzo.com)