「大海賊」感想 良作だし意味深だし | たーの宝塚

「大海賊」感想 良作だし意味深だし

ジェンヌさん

福岡遠征から戻ってきました。

初めてのピーチ体験や、

福岡サンパレスホールについては後日記事にするとして、

まずは「大海賊」の感想にしましょうかー!
マチソワならぬソワマチですね、29日ソワレと30日マチネを観劇しました。

駄作だという前評判は神奈川公演が始まるなり吹っ飛んでいたし本当にその通りでしたよ、芹香斗亜さん達の熱演効果はもちろんストーリーそのものも良かった。とにっかく普遍的なので古今東西で応用出来そう。大海賊は17世紀後半のカリブ海諸島が舞台になっていて海賊も貴族も船で移動するんですが、これが「2199年の宇宙及び宇宙戦艦」でもまるっと通じちゃうんです。
そう、「宇宙戦艦ヤマト」従来のキャラクターに「デスラーの妹」だけ付け足せば似たようなストーリーが作れます。

デスラーは古代進の両親の仇で、デスラーの妹と出会った古代進は彼女の兄が誰であるかを知らないまま相思相愛となった。
古代進が好きな森雪は悲しみ、古代進を支える島大介は森雪が好き。
ある日沖田艦長と森雪がデスラーに捉えられ、2人を助けるべくデスラーの宇宙船に乗り込んだ古代進は最愛の女性が親の仇の妹だと知る、、、

みたいな感じ。
大海賊ではエミリオ(古代進)が芹香さん、エドガー(デスラー)が瑠風輝さん、エレーヌ(デスラーの妹)が春乃さくらさん、アン(森雪)が天彩峰里さん、キッド(島大介)が桜木みなとさん、ラッカム(沖田艦長)は松風輝さんってわけ。

ちょっとおかしくありません?
島大介は間違いなくプリンシパルではありますがデスラーには及びません。それがまるっとキッドとエドガーにも当てはまるので本来なら桜木みなとさんがエドガーを演じて瑠風さんがキッドを演じるのが宝塚デフォなんですよ。ジェンヌとキャラのフィット性よりもジェンヌヒエラルキーを重んじる宝塚らしくない気がしました、最初は。

しかし後に「実はしっかり宝塚らしいのかも」と思い直したんです。
初演(2001年):エドガー湖月わたる・キッド伊織直加
再演(2015年):エドガー十輝いりす・キッド礼真琴
ですから(敬称略しています)、再演でキッドの格が上がったんですね。
初演ではエドガーがトップになり再演ではキッドがトップになりましたが、この度の再々演ではどうなるんでしょう?私の予想としては「エドガーもキッドもトップになる」です。
ホンマ、、、
少なくともキッドを演じた桜木さんがトップになる事はもう決まっているようなもんですよ。すでに芹香さんは退団を発表していますから。
宝塚を去る芹香さんですが「大海賊」では生き残ります。しかも春乃さんとラブラブのまま幕を閉じるのかと思いきや春乃さんはあっけなく絶命してしまいました。
これがなんか意味深で。
瑠風さんが芹香さんに斬りかかり、かばった春乃さんが絶命するんですよね。かつてないほどに「死」を慎重に扱うべき現在の宝塚、まして宙組ですから「不本意とはいえ妹を斬ってしまう兄」を次期トップスターが演じるわけにもいかなかったかもしれません。
あと大海賊では春乃さんが絶命して芹香さんが生き残ったけれど実際の宝塚では春乃さんだけが残るんですから「添い遂げ退団ではない」っぽさもあります。

ショーの「Heat on Beat!(ヒートオンビート)」の後半がコテコテに「プレさよなら」っているけれど、大海賊にしたって十分に意味深だと私は思いました。

こんなにも充実した芹香さんのプレさよならでありながら、芹香さんの出身地である関西をすっ飛ばしての全ツだったんですよね。
全ツお約束のはずの「ジェンヌの出身地紹介」がなかったのはそのせいでしょうか。ソワマチいずれでもなくって。

芹香さんファンの熱心さを感じまくった遠征でもありました。
関空や福岡空港で「TOA SERIKA」ロゴのついたツイード生地のトートバッグをチラホラ見かけましたし、サンパレスホールでは会場前にズラッと並ぶファンがとても目立っていました。
29日ソワレでは芹香さん私設ファンクラブの面々が差し入れ(?)で盛り上がっていて、皆さんがパクついていたのが「むっちゃん万十」という福岡名物だったんですね。見た目はたい焼きっぽいんですが微妙に形が違います(ムツゴロウを模しているらしい)。
調べてみたらサンパレスホールのわりと近くに呉服町店がある事がわかり、30日マチネの前に購入するつもりでしたが

11時開店のはずなのにシャッターが降りたままだったので断念しました。マチネが12時開演でしたしね。購入できなかったのは残念だったけれど、

この子の存在に随分と癒やされましたよ。片耳がV字にカットされていたのでいわゆる「さくら猫」と呼ばれる不妊去勢手術された地域猫なんでしょう。

公演後にむっちゃん万十に寄るのは断念し(やっているかわからないから)、

安定の「牧のうどん」で

ごぼう天うどんをいただきました。関西は讃岐うどん一強で女性に例えると「若くてお肌ピチピチなお姉ちゃん」なんですよね。そして福岡の牧のうどんは「ふっくらとした柔らかお肌のおばちゃん」。元気な時は若いお姉ちゃんと遊びたいけれど風邪をひいた時や寂しい時はおばちゃんに癒やしてもらいたいものです。牧のうどんは頬張ると癒やしを感じます、優しく包みこんでくれるような。

普段はB級グルメ専門な私ですが、

今回はソワレ前に「のだ珈琲」という高級店にも行ってみました。若いスタッフさんが多かったけれどひとりだけお兄様がいて(画面のメガネの方)、彼が入れてくれたサイフォン式の

珈琲がすごくおいしかったです。本店限定だというプリンもすごーく美味しくて、それなりにお値段しましたがとても良い記念になりました。

以下はPRです。

お世辞にも良席とは言いがたかったけれど(ソワマチどちらも)、愛用の双眼鏡でしっかり楽しみました。重くてデカいけれど広角が魅力です。

だいぶくたびれていますがこの度の遠征にも愛用スリッパを持参しました。昔怪我をしたので脚・足のケアは欠かさないようにしています。高いけれどクッション性といい踵の高さといいホンマ絶妙なスリッパで、外泊の際は部屋ではもちろん朝食会場へ向かう際もこれを履いています。

コメント

  1. GIN より:

    こんにちは。

    宙組全ツのレポありがとうございます。他の方の感想を読んでいると「大海賊」は初演と比べ評判が良い様ですね。手直しも入っている様子です。 人数的にも別箱向きの作品なのかもとも感じます。
    ショーもかなり評価が高いですね。

    芹香さんのファンが持っていたというトートバッグは会販のバッグですね。主演クラスだと別箱公演の時に、その公演をイメージしたバッグが私設FCで販売されます。会員しか購入出来ないので、持っている=会員の証明みたいな感じになります。
    FC会員は、全ツだと割と何処へでも行きますよ~。会員同士で「次は何処(の会場へ)行くの?」がフツーに交わされます(笑) 私の場合は地元に近い所と、新幹線なら1時間半程度の場所にしか行きませんけどね。

    福岡では博多座公演のついでに太宰府天満宮へ行った時にうどんを食べましたが、凄く美味しかったです。また機会があったら食べたいなぁと思ってます。

    前回のコメントで私がフェアウェルの会費が妥当と、書きましたがそれは「トップさんの場合としては」という意味です。なので、今回話題になった内容では私も釣り合ってはいないと感じてますよ。
    私の文章力不足で誤解させてしまいすみません。

    これからもブログ楽しみに読ませて頂きますね。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      GINさん、はい、すごく良かったですよ「大海賊」。初演があまりに低評価ゆえかえって観たくなりました。
      若手男役が活躍しまくる作品であるのも良いですね、ただし若手娘役はあまり活躍出来ないんですが、、、
      ショーはしょっぱな、芹香さんが舞台に背中を向けているのがまた良いんですよ。キリッと振り向いた瞬間にワーキャーもので。

      私設FCはいろんなオリジナルグッズを作成して「会員だけ特典」を活用するんですね。そして全ツになると会員はオリジナルグッズ片手に全国を飛び回るんですかー。
      GINさんは「新幹線なら1時間半程度の場所」が限界エリアなんですね。私は飛行機で移動するファンを目の当たりにしました。私にとっては「今回だけ特別に飛行機」でしたがFC会員はいつもそうしているんでしょうね。それでマイルがたまって航空会社ラウンジを利用するのかな。

      福岡のうどんすごく美味しいですよね。関西はさぬきばかりもてはやされていますが福岡のお店も出来て欲しいです。どうも「資さんうどん」がすかいらーく入りして全国展開するらしいので期待しています。
      太宰府天満宮にもいつか行ってみたいです。

      トップスターのフェアウェルパーティーの会費が4万、5万になるのは妥当なんですね。今回は会費だけ従来通りでありながら内容が伴っていなかったゆえの炎上だと思っていますし、GINさんの前回のコメントを読んでさらにそう思いました。全然説明不足じゃないですよ、今回のコメントでさらなる説明をくださりありがとうございます。

      文章だけのやり取りですし意思の疎通がうまくいかない時もありますよね。
      GINさんともそうゆう事があり以前ひどくご迷惑をかけてしまいました。
      それでも根本的なところで相性が良いからやり取りが続いているんだと私は思っています。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  2. AKKO より:

    たーさん、福岡遠征お疲れ様でした。
    大海賊は北翔さんのプレお披露の時は、大ブーイングでしたが、役が多いのでこの作品になった、と北翔ファンの知り合いから聞いた記憶があります。
    宙組は1年以上お芝居の公演がないので、経験不足の下級生の勉強の意味もあるんでしょうね(全ツーにしては下級生が多い?)
    それから地元出身ジェンヌの紹介がなかったのは、単に福岡出身のジェンヌがいなかっただけだと思います。
    おとめを見たら、宙組には福岡出身者はゼロです。九州出身も亜音さん(佐賀)ともう一人だけの様です。
    ちなみに初日は相模原(神奈川)だったので、桜木さんほか2名が紹介されました。
    劇団は、なにごともなかったように公演をしている、というか、あの事件を知らない人も全ツーでは観劇していると思うので、返ってその方がいいのかな、と思っています。

    博多のうどんって、柔らかいそうですね^^ 私もいつか食べてみたいですね。
    でも多分博多へは行かない(行けない)かな・・もう体力に自信がないので(苦笑)
    十数年前、当時のご贔屓が博多座公演をしていたら、勇んで遠征したと思いますが。
    たーさんのレポを読んで、行った気分になりたいと思います。
    続き、楽しみにしていますね!

    音音

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      AKKOさん、無事に遠征を終えました。終えてそうそう昨日はタカホでの花組トークスペシャルに行ってきまして、宝塚ファンとしては充実した日々でしたが専業主婦としてはアカンかったかな。

      大海賊は若手男役の役が多いですよね。若手娘役の役は少ないんですがそれはさておき北翔さんがやりたがったのもわかるなぁ。北翔さんは海賊のメンツをオーディションで選んだ、なんて噂も耳にしました。

      全ツで出身地紹介がなかったのは福岡出身のジェンヌさんがいなかったからなんですね。お問い合わせからも同様のメッセージが届きました、神奈川では桜木さん達が紹介されていた事も。
      私は関西人ですので関西人の芹香さんがトップなのに関西公演が一切なかった事が本当に悲しいです、本来なら「神戸出身!芹香斗亜!」と紹介されていたはずなのに、、、

      そう、何事もなかったかのように公演するために関西公演をはずしたのかもしれません。天彩さんも関西出身ですしね。

      はい、博多のうどんは柔らかいです。でね、私は名店という「かろのうどん」でも食べたんですがここは高級店風でスタッフさんが厳しく写真撮影を禁じます。
      私は牧のうどんのような庶民に優しい店が好きです。うどんスープのおかわりが入ったやかんを添えてくれるのは博多うどんの中でもここだけだそうですし。
      去年も今年もとても美味しくいただきました。讃岐うどんは頬張ると「頑張って噛むぞ!」な気持ちになるしそれが口福なんですよね。牧のうどんは柔らかくて噛みやすいです。ですが決してブヨブヨとかモロモロとかじゃない。とにかく癒やされ系です。

      何をするにも体力勝負ですよね。
      AKKOさんは十数年前は頑張っていたんですね。当時の私は育児に励みまくっていました。今の私ではああも頑張れなかったでしょうから子どもを持つのは少しでも若いうちが良いですね。今の私でもまだ特別な遠征は頑張れますがあと何年続くやら、、、体操を続けるなどやれる範囲で健康維持に努めます。

      えっとね、次は昨日のステージトークについて記事にしようかと。そしてピーチとサンパレスを記事にして遠征については一旦区切りかな?とはいえこの度の遠征で感じた事は今後折に触れて記事に使いそうな気がします。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

      追伸:最後の「音音」の意味を教えていただけませんか?理解出来ずすみません。

  3. 昭和っ子 より:

    「大海賊」なかなか見応えあったでしょう

    宙組さんは休み期間も皆さんレッスンされていたと聞いたたので
    やはり、発表の場面では技量も発揮
    ある意味団結も出来ている気がします
    バウも皆さんうまかったですよ

    ショーでは

    鷹翔、泉堂、真白、鳳城のダルマ姿は見応えがあったしょう
    初演では鷹翔さん泉堂さんのパートは龍真咲さんと明日海りおさんだったらしいです?
    衣装も一緒だとか?
    私は観てない(初演は)

    「大海賊」は初演観ました
    そうですね
    東京宝塚劇場だけの作品で紫吹さんが大人の割と
    アウトロー的役の似合う人でセリフも歌も癖のある人だったのと
    星からやってきた初めて相手役 映美くららさんが本当に未熟幼い娘役に見えて(あまり歌も上手く無い)なんか合わない雰囲気?

    初期のまかまど風?

    映美くららさんは今は丁度良い位の中年になられてよい味のしっくりされていますが
    当時は抜擢の早いトップ娘役で
    紫吹さんファンがちょっと不満そうでした

    北翔さんのは観てませんが
    もしかして初演では北翔さんも出てられたかも?
    案外月組の若手では抜擢されていた雰囲気でしたから

    私は全ツ(福山から帰って)後、ちょっと力のいる作業をしたり、大荷物を持って歩いた為、肩こりから
    落ち着いていた、ブリッジした歯がかなり痛くなり
    元々50年前位にブリッジなのでものすごきっちり固めているらしく
    歯の定期検診でも見えない
    大人しくしていたら見つからない虫歯だったみたいですが
    やっとブリッジを外し治療して貰いました
    もうブリッジを外す作業が大変だったみたいで歯を金槌で叩かれているようでした

    そりゃ50年以上金属を固めてるって当時の技術?どうなの?(鉄?)
    当時は銀歯、金歯の時代ですもの?
    私のはどちらでもなかった様です
    金歯なら売れるらしい

    まあ宝塚には全く関係の話ですみません

    所で宝塚や観劇に関係無い話しでもう一つ

    我が家に来るお坊さん
    堂々と玄関から来られて
    (母の家の方)客間の1番上の席に座られます
    床の間の前

    離れ(我が家の事)は小さな洋間しがない家ですが

    母の住んでた母家は応接間(今は納戸になってる)以外は全部日本間なので
    仏間は北に作り仏壇は南向きって事で小さな仏間だけありますが 生活の場所でないから
    仏事以外はあまり出入りしない
    (母は毎日拝んでいた)

    昔の建て方だから無駄な部屋が多い家です

    父がなくなってからしい離れと母家を繋げた変な家です(増築に増築を重ねて大変使いにくい家です)

    ここ暫くは観劇は無いかな?
    チケットは花楽持ってますが
    私が観る予定はあまり無い(当てたのは私)
    娘と娘の友人が観る予定

    後はニュージーズと月組を一回だけ早めに観ます
    後は友人がOSKに最近ハマってるのてお付き合いします
    森ノ宮クールジャパンです

    年末の南座は今回はあまり魅力を感じないからパスかな?
    今だにコープからは来ていますが
    やはりみたい人が出てないとね
    それに前ほど割引が少なくなりましたので!

    本来は年末は南座が良いのですがね

    コメントがかなり遅くてすみません

    なんかトークスペシャルに行かれたのかな?
    新公トークですか?

    今は宝塚ホテルでするのですね
    前はエスプリホール(大劇場の横)でシアター形式で帰りに新公されたスターさんが写真のお礼状を手渡しして下さったんてすが
    昔はよく行きました
    友会チケットが当たり易い時代(若き日の礼さんや暁さん)楽しかったイメージはありません

    司会者さんがかなり毎回同じ流れ
    帰りは
    気を使って娘役さんからお礼状受け取りました

    今はどうなんでしょうね

    また違う感じのトークスペシャルかな

    昔スカステ主催のでトークスペシャル劇場を使って
    まさかの客席降りがあり(特別編)
    私の横でスターさんが歌われ
    後日スカステに私がバッチリ写り恥をかいことがありました
    自分の馬鹿つらに暫く落ち込みましたが
    (画面を写メして送ってくれる嫌な友人もいて)

    また再放送なんかは絶対して欲しくありません

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      昭和っ子さん、返信が遅くなりすみませんでした。

      はい、見応えありましたよ大海賊。
      バウも良かったんですね。私も観たかった~!
      私は大海賊しか観ていないけれど「団結力」はすごく感じました。

      ショーの「男役ダルマ」タイム、すっごく良かったです!だけど私は鷹翔さんしかわからなかった、とにっかく艶めかしくてここのシーンだけは芹香さんより鷹翔さんばかり拝んでいました。
      真白さんの「聞き耳」の演技すごく良かったです。あと泉堂さんはこの度の「フレデリック」で初めて認識してすごくカッコ良かった。だけどお2人があのダルマのシーンにいた事は気付きませんでした。鳳城さんは「拝み屋」だったんですね、残念ながら覚えていません。

      へー!初演では龍さんと明日海さんがあのダルマをやったんですかー!映像があるなら観たいなぁ。どちらもさぞ美しいんでしょうね。

      紫吹さんは72期で映美さんは85期ですからけっこうな学年差夫婦だったんですね。映美さんは3年目のトップ娘就任だったんですかー!
      紫吹さんの退団後に彩輝さんとトップ夫妻になったんですね。昔のトップ娘は歌ウマが多いイメージですが映美さんはそうでもなかったんですね。

      はい!北翔さんは初演に「デイビット」役で出ています、プログラムに載っていました。エドガーの部下のひとりですね。どちらかといえばモブかも?
      だけど14年後にトップになって再演を熱望されたそうですからよっぽど思い入れがあるのでしょう。エミリオの部下やエドガーの部下がたくさんいて男役の活躍の場が多いですしね。

      昭和っ子さんは福山遠征後に力作業などをしてブリッジが痛くなったんですね。作業中に食いしばっていたのかもしれませんね。
      半世紀ももったんですから良い歯医者さんだったと思います。金歯でも銀歯でもなかったそうですが色は何色だったんでしょうか?歯に近い白色ならセラミック(ようは陶器)かもしれません。セラミックだけだと耐久性に難があるので金属に焼き付けていて「メタルボンド」と呼ばれています。土台の金属はうーん、パラジウム合金かな?

      あら、昭和っ子さんちに来るお坊さんは堂々と玄関から入るんですね。
      庭に面した掃き出し窓があるのにそうするのなら、うちの祖父母(すでにどちらも鬼籍)がお世話になっていたお坊さんと宗派(?)が違うのでしょう。
      この祖父母の家がガッツリと昔の家だったので昭和っ子さんのご自宅と似ているかも?土間だったし五右衛門風呂だったんですが祖父が亡くなった後に大々的なリフォームをして今どきの家になりました。
      祖父が生きているうちはリフォームを決して許さず、叔父(私の母の弟)夫婦が住むために離れを作る計画があったんですが頓挫しました。昔は母屋と離れがあったり増改築しまくったりが多かったようですね、今なら建築許可が必要だけど昔はそうじゃなかったでしょうし。きっと昭和っ子さんのご自宅もいろんな事情があって増改築したのだと思います。

      エンジェリックライの千秋楽チケットをお持ちなんですね。やっぱ昭和っ子さんはツテがしっかりしていますね。
      へー、お友達がOSKにハマってきたんですかー、是非感想をお聞かせください。私はショーばかりの公演はスルーしようかと、OSKは来年になればお芝居をするのでご縁あれば観たいです。
      ニュージーズと月組の感想も是非お聞かせくださいね。

      吉例顔見世興行はパスしそうなんですね。私は夜の部の「色彩間苅豆(いろもようちょっとかりまめ)」がとても気になっています、クソカス男と哀れな女の物語だそうでかつてはにざ様タマ様で人気爆発したんですって!ただ今年は愛之助さんは大歓迎だけどヒロインが萬壽さんなんですよー、こないだまで時蔵さんだった方ね。もう高齢だからなぁ。息子さんの新・時蔵さんがヒロインなら良かったのにー!
      昼の部にしたって「三人吉三巴白浪」が気になります、ああ、出来れば通しで観たいなぁ。チケット代が高いのが難です。

      はい、トークスペシャルに行ってきました。
      新人公演主演者のステージトークと勘違いしていました。記事にしたんですが私の中では盛り上がらなかったです。
      昭和っ子さんは以前こういったイベントに行って、そしてジェンヌさんから御礼状などを手渡してくれたんですね。私も以前行ったステージトークではそうだったけれどこの度のトークスペシャルでは無愛想なスタッフさんから手渡されて心底ガッカリしました。

      昭和っ子さんはご自身の顔がバッチリとスカステで放送された事があるんですね。
      さらにわざわざ写メしてきたお友達がいたんですね、その方とは今もやり取りしているんでしょうか?
      私は娘の高校卒業時に交友関係のほとんどを精算しました。今はリアル生活での継続的なお付き合いは体操教室のお姉様方くらいです。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  4. あかね より:

    たーさん

    お帰りなさい!充実の遠征でよかったですね!
    たーさんが見かけた芹香さん監修トートバックを持つ女の子のうち、一人は姪っ子です(笑)カッコよすぎて涙が出たと。大感動だったそうです。

    私は配信で見ましたが、ホールの歓声がそのまま入ってきて、盛り上がっている様子も体感できましたよ。役が多くて下級生まで活躍、と聞いていましたが、カメラワークが芹香さん中心だったせいか、私には芹香さんを愛でるための作品だったように思えました。夢とロマンの少女漫画を読むような、宝塚でしか味わえないTHE非日常な作品で、主人公が格好良ければくてナンボの物語。元の持ち味が海賊寄りな紫吹さん&北翔さんより、貴族寄りな芹香さんの方が成長物語として説得力があったんじゃないでしょうか。

    それにしても桜木さんの役、小さすぎませんか?芹香さんの引き立て役みたいなポジで、どう見たってエドガーが格上の役ですよ。ポスターインもなし、公演案内も破線下。この公演が終わったらトップの発表だろうに、そういう配慮はないんですね。ショーでも正二番手なら必ず丸ごと1場面もらえるのに、瑠風さんと分け合ってるし、なんなら4番手の鷹翔さんとニコイチで使われていたり、ちょっと意外でした。生徒さんの扱いが演出家の裁量で決まるのなら、演出家の先生は、急ごしらえのトップになる桜木さんへの配慮より、去り行く芹香さんへ最大限の花向けを送る選択をしたようです。
    でも、桜木さんの溢れ出るパッションというか、どんな役でも場面でも気合十分、分かりやすくやる気満々な熱量は目を引きます。そうしないとタッパ的に宙組では埋もれてしまうのもありますが、このギラギラと満面の笑顔が桜木さんの魅力で、ファンの心を鷲掴みにするんでしょうね。真矢みきさんの路線を目指しているのかな~。
    瑠風さんの堂々たる立ち姿と歌唱は、スケールが大きくて今の宝塚では他にはいないタイプジェンヌさんだなーと思いました。私は芹香さんのキラキラ感が好みですが、いぶし銀が好きな方には刺さりそう。桜木さんと瑠風さんて、真逆すぎてワンツーが全く想像できません。次期の宙組体制、どうなるんでしょうね。ステラさんの記事を読むと、退団公演なのに宙組の需要は薄そうな気配。芹香さんがやめれば組人気は回復するのかな?

    それでも、芹香さんの男役としての充実ぶりが素晴らしくて、退団がもったいなくて未練たらたらです。大劇場でまともに主役を演じるのは、退団公演1作ですよ!平穏に過ぎていれば、押しも押されぬトップスターになったろうに。因果応報で今の状況なのかもしれないけれど、苦労が報われて幸せなトップ時代を送ってほしかった。チケットが売れなければ退場も止む無しですし、言ってもどうにもならないけれど、切なすぎます。鳳月さん2度目の全国ツアーに業平が決まり、名作の再演を祝福されているのが羨ましくて。桜木さんのお披露目で華々しくスカピンなんか演ろうもんなら、嫉妬で狂いそう(笑)この気持ち、ホント処理が難しい…。

    最後は愚痴になってすみません!いつも聞いて下さりありがとうございます。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      あかねさん、無事に戻りました。宙全ツは無事に大千秋楽を終えましたね。ほんの2公演だけではありますが生観劇出来て本当に良かった。
      あかねさんの姪っ子さんのお気持ちわかりますよ、「カッコよすぎて涙が出た」が大げさじゃない事がホンマによーくわかります。

      こんなにも出来栄えの良い公演なのに配信やライビュが平日なのは本当に残念でした。3連休中にやって欲しかった。
      あかねさんは配信を観る事が出来たそうで良かったです。
      ほほー、カメラワークが芹香さん中心でしたかー。はい、宝塚でしか味わえない「THE非日常」ですね。ストーリーそのものはかなり普遍的ではあれ宝塚ゆえの魅力にあふれていました。そうなんです、とにかく主人公のカッコよさが際立っていたというか。海賊でありながらも貴族の生まれ育ちゆえの紳士ぶりが残っている設定はホンマに芹香さんにピッタリ。紫吹さんや北翔さんの演技もすごく気になりますー。

      はいそーなんです、桜木さんの役は言ってみれば「いなくてもいい」わけで。瑠風さんが演じた「絶対に必要な悪役」の方がだいぶ目立ちますね。
      ただショーではそれなりに「ずんアゲ」っていたと私は思っています。2番手羽根でシメていますしね。私はむしろ「もえこアゲ」に驚いています、順調に路線っていた桜木さんと異なり瑠風さんは路線落ちっぽいほどに冷遇されていましたから。
      劇団はキキプレさよなら感をたっぷり用意しつつポストキキ体制についても考えているような気がします。芹香さんを上手に送り出さないと結局は桜木さんへの風当たりが強くなるんですよね。なので桜木さんアゲは少し抑えつつ瑠風さん鷹翔さんをしっかりアゲて、芹香さんの退団後は強固な「ずん・もえこ・こってぃ体制」にするつもりなのでしょう。
      今後もっとキキアゲになってもおかしくありません、劇団は長年かけてためこんだ咎を芹香さんにドサッと押し付けたのだから負い目があって当然なんですよ。

      はい、桜木さんはかつてはとにかく目立つ事だけに必死になっていた気がします(私の感覚です)が、正2番手がほぼ確定したあたりからずんずんと実力アップに励んでいるし目立とうとしなくても目立つようになってきました。そう、あかねさんのおっしゃる「溢れ出るパッション」って表現がピッタリ!宝塚、まして宙組でこんなにもやる気満々ぶりを披露してくれるのは本当にありがたいです。
      そうですね、瑠風さんは「いぶし銀」で桜木さんとは全く魅力が異なっています。パッと見でタッパ的に目立つ瑠風さんが桜木さんをどう立てるのか今後が楽しみです、礼さん愛月さんのワンツーではどうしても愛月さんが目立っていましたしね。どちらかといえば鷹翔さんもいぶし銀っているので瑠風さんとともにうまく桜木さんを立ててくれるよう願っています。ま、どうしても「やや地味」にはなるかな、ジュエリーに例えるとプラチナ(=銀色)の枠に小さめの石があしらわれるような感じなので。芹香さんは大きなダイヤモンドだと私は思っています。

      ステラさんは貴重な千秋楽チケットに当選したとの事でしたね、私は外れましたよぴえん。
      そうですね、芹香さんが退団すればきっと宙組人気は回復するんじゃないでしょうか?どうしても芹香さんに責任を押し付けたい、芹香さんの退団で禊を済ませたいと思っている人たちがいますしね。

      そう、本来なら芹香さんは持ち前の華やかさだけでなく苦労人ぶりも評価されて「押しも押されぬトップスター」になっていたはずです。
      はい、業平は鳳月さんになりましたね。他の読者さんから「芹香さんが業平をやってくれたら良いのに」といったコメントを頂き私もそう思っていた矢先の発表でした。

      スカピンははい、私も桜木さんがやるかも?と推測しています。本当は芹香さん前提で話を進めていた(=契約済)だけど延期しているような気がしますしね。

      処理が難しい気持ちはそのまんまで良いんですよ。
      是非またお気持ちを聞かせてください、お待ちしています。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

  5. おしお より:

    「大海賊」がましになっていたとうわさで聞きまして良かったと思います
    前回ラスト近辺の展開が
    敵味方問わず脇役全滅>ヒロイン切られる>悪役兄貴切られる>ヒロイン「海が見たいわ」>労わりながらとはいえ海までヒロインを歩かせる>海岸でヒロイン死ぬ
    だったんで
    ヒロインにとどめを刺したのが主役にしか見えなかった んですよ。
    初演当時は最後までけなげなヒロインに涙 だったんでしょうが
    小舟に乗せて海に流すはそのままだったみたいですが(一見ロマンチックだが、顔面から鴎の餌になるから止めた方が良いと思う)
     再出発も少なくても仲間がいるなら、希望が持てるかな と。
    孤高の海賊とか字面は良いけど操船とか一人じゃ無理だし

    こう書いていくと、北翔さんの演技その他がリアリズムに近かったせいかなー、と思いますね。

    • 関西の、たー 関西の、たー より:

      おしおさん、北翔さんバージョンの大海賊について教えてくださりありがとうございます。
      ほほー、どうやらヒロインの「海が見たいわ」発言のあたりで何故か都合よく小舟が登場し、さらにはドライアイスもくもくになるのは北翔さんバージョンと同じ演出っぽいですね。
      ここのシーンがまたヤマトっぽかったんですよ、ヤマトでは宇宙葬だし大海賊では海洋葬だなと。ただ私は「鴎の餌」になる想像は出来ていなかったー、それだと海洋葬&鳥葬になりますね。

      芹香さんと桜木さんと松風さんは生き残り、瑠風さん鷹翔さん天彩さんは他界した、、、お芝居の設定とリアル宙組はどうリンクするんでしょうね。どうしても松風さん天彩さんが気になります。

      北翔さんバージョンもすごく観たいですホンマ。ってか現在の北翔さんも拝みたいなぁ、ありがたい事にランウェイに当選しているので楽しみです。

      いつもありがとうございます。
      今後もどうぞよろしくお願いいたします。

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