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「ミス・アメリカ」運営会社が破産申請-次のコンテスト開催迫る

  • 運営会社、資産保全を申請-負債400万ドル
  • 前CEO、会社は財政難に直面していないと主張-現オーナーと対立
General atmosphere prior to a Miss America Competition in Atlantic City, New Jersey.
General atmosphere prior to a Miss America Competition in Atlantic City, New Jersey. Photographer: Michael Loccisano/Getty Images

米国の美人コンテスト「ミス・アメリカ」の運営会社が、所有権を巡る法的な争いを背景に、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した。

  ミス・アメリカ・コンペティションは22日、会社更生手続きの開始と資産保全を申請。26日には400万ドル(約6億円)の負債があると明らかにし、前経営者の申し立てに対応した。前経営者は破産申請について、「不誠実」で、会社は深刻な財政難に直面していないと主張している。

  女性美を競うミス・アメリカは1世紀を超える歴史を持つが、ポストフェミニズム時代にふさわしいものへの改革に苦慮しており、文化的な重要性は失われつつある。

  しかし、今回の裁判は現在のオーナーであるグレン・ストラウブ氏と、コンテストの権利を主張しているロビン・フレミング前最高経営責任者(CEO)との対立に起因するとみられることが法廷文書に示されている。ストラウブ氏の会社は、フレミング氏が財務情報の提出と運営管理の放棄を拒否していると非難している。

  2025年のコンテストは来月末から始まる予定だが、両者の係争まだ続いている。裁判所は手続きが続く間も、同社は事業を継続できるとしている。

原題:Miss America Operator Files for Bankruptcy as Next Pageant Nears(抜粋)

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