娘を殺され11年…仮釈放の元少年を見掛けた父が思わずとった行動 | 毎日新聞

特集

毎日新聞ニュースで学ぶ英語

プロによる英訳のあるニュースです。クリック一つで日英の記事を行き来し、英語を読みこむ学習に最適です。 毎月第2・4水曜には無料メルマガを配信します。ぜひ申し込みページ(https://mainichi.jp/signup/accounts/mypage/mail/)でご登録ください。

特集一覧

娘を殺され11年…仮釈放の元少年を見掛けた父が思わずとった行動

目に涙を浮かべながら訴える寺輪悟さん=四日市北署で2024年11月26日午前11時18分、原諒馬撮影
目に涙を浮かべながら訴える寺輪悟さん=四日市北署で2024年11月26日午前11時18分、原諒馬撮影

 「博美を殺した男が歩いている」――。三重県朝日町で2013年、当時18歳の少年に命を奪われた中学3年生、寺輪博美さん(当時15歳)の父悟さん(56)はその時、叫び声を上げ、自らの頭を車の窓に激しく打ち付けた。事件から11年。悟さんが26日、四日市北署で開かれた被害者支援の講演会で明かした話だ。

 講演会は、署員らに被害者支援について理解を深めてもらうために同署が企画した。寺輪さんは冒頭、捜査員らに礼を述べ、時折声を詰まらせながら近年も苦しいと感じる出来事が続いていることを打ち明けた。

 博美さんは13年8月、高校3年だった少年に襲われ、朝日町で遺体で見つかった。元少年は博美さんを死なせた罪で懲役刑が確定し、23年に仮釈放されていた。

この記事は有料記事です。

残り435文字(全文754文字)

【時系列で見る】

関連記事

あわせて読みたい

この記事の特集・連載

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月