ほぼ1か月「帰れま船」! 父島26日間の旅、15万円~ 小笠原海運が企画 | 乗りものニュース

ほぼ1か月「帰れま船」! 父島26日間の旅、15万円~ 小笠原海運が企画

小笠原海運が、貨客船「おがさわら丸」のドック入りにあわせて「小笠原25泊26日の旅」を企画しました。

「おがさわら丸」のドック入りにあわせて企画

 小笠原海運は2018年11月28日(水)、創立50周年企画として、特別旅行プラン「ほぼほぼ1ヵ月帰れま船! プチ移住で島民になろう。小笠原25泊26日の旅」を発売すると発表しました。

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2016年7月に就航した3代目「おがさわら丸」。東京の竹芝と小笠原の父島を片道24時間で結ぶ(2016年6月、恵 知仁撮影)。

 2018年の小笠原諸島返還50周年に続き、2019年は、9月10日に小笠原海運が創立50周年を迎えます。

 同社は貨客船「おがさわら丸」で、東京の竹芝客船ターミナル(東京都港区)と父島の二見港(同・小笠原村)を片道24時間で結んでいます。今回の旅行プランは、「おがさわら丸」が年に1度、約2週間にわたりドック(定期整備)に入る期間を利用し、船内で2泊、父島で23泊するというものです。

 2019年1月12日(土)に竹芝を出発し、13日(日)から2月5日(火)までは父島で過ごします。竹芝帰着は6日(水)です。「おがさわら丸」は1月16日(水)に父島を出発すると2月5日(火)まで戻ってきません。そのあいだ参加者は島に残り、“プチ移住”生活を楽しみます。

 定員は20人。旅行代金は大人15万円~19万円、子ども13万円~15万円です。食事は含まれませんが、宿泊施設では自炊ができます。また、島には飲食店もあります。滞在中、母島へ自己負担で行くことも可能です。

 小笠原海運はこの旅行プランについて、「観光客がほぼいない、ある意味貴重なこの時期にしか設定できない超破格料金、島民しかいない時期だからこそプチ移住で島民になれる年に一度の特別な企画」としています。

 申し込みは同社で受付中。また、創立50周年企画として、このほかにも記念の旅行プランやグッズ発売、イベント開催などを計画しています。

【了】

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コメント

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2件のコメント

  1. ほぼ唯一無二の公共交通機関なのに代船は借りられないのか?

    • 問題視はされてるようだけど、このくらいのサイズで近海資格持った客船、てのがもう無いんでねー。
      大昔は伊豆諸島航路の客船が代船になっていたみたいだが今の船は小笠原には行けないし。
      偶に来る太平洋フェリーの船は接岸できないし。