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isucon/isucon13

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ISUCON13 問題

当日に公開したマニュアルおよびアプリケーションについての説明

ディレクトリ構成

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+- bench          # ベンチマーカー
+- development    # 開発環境用 docker compose
+- docs           # ドキュメント類
+- envcheck       # EC2サーバー 環境確認用プログラム
+- frontend       # フロントエンド
+- provisioning   # Ansible および Packer
+- scripts        # 初期、ベンチマーカー用データ生成用スクリプト
+- validated      # 競技後、最終チェックに用いたデータ
+- webapp         # 参考実装

ISUCON13 予選当日との変更点

Node.JSへのパッチ

当日、アプリケーションマニュアルにて公開した Node.JSへのパッチは適用済みです。#408

TLS証明書について

ISUCON13で使用したTLS証明書は provisioning/ansible/roles/nginx/files/etc/nginx/tls 以下にあります。

本証明書は有効期限が切れている可能性があります。定期的な更新については予定しておりません。

ISUCON13のインスタンスタイプ

  • 競技者 VM 3台
    • InstanceType: c5.large (2vCPU, 4GiB Mem)
    • VolumeType: gp3 40GB
  • ベンチマーカー VM 1台
    • ECS Fargate (8vCPU, 8GB Mem)

AWS上での過去問環境の構築方法

用意されたAMIを利用する場合

リージョン ap-northeast-1 AMI-ID ami-041289d910c114864 で起動してください。 このAMIは予告なく利用できなくなる可能性があります。

本AMIでは、Node.JSへのパッチは適用済みとなり、ベンチマーカーも含まれています。

自分でAMIをビルドする場合

上記AMIが利用できなくなった場合は、 provisioning/packer 以下で make build を実行するとAMIをビルドできます。packer が必要です。(運営時に検証したバージョンはv1.9.4)

Ansibleで環境構築を行います。すべての初期実装の言語環境をビルドするため、時間がかかります。下記のAnsibleの項目も確認してください。

AMIからEC2を起動する場合の注意事項

  • 起動に必要なEBSのサイズは最低8GBですが、ベンチマーク中にデータが増えると溢れる可能性があるため、大きめに設定することをお勧めします(競技環境では40GiB)
  • セキュリティグループは TCP/443TCP/22 に加え、 UDP/53 を必要に応じて開放してください
  • 適切なインスタンスプロファイルを設定することで、セッションマネージャーによる接続が可能です
  • 起動時に指定したキーペアで ubuntu ユーザーでSSH可能です
    • その後 sudo su - isuconisucon ユーザーに切り替えてください

Ansibleでの環境構築

ubuntu 22.04 の環境に対して Ansible を実行することで環境構築が可能です

対象サーバにて git clone してセットアップする方法

$ cd provisioning/ansible
$ ./make_latest_files.sh # 各種ビルド
$ ansible-playbook -i inventory/localhost application.yml
$ ansible-playbook -i inventory/localhost benchmark.yml

make_latest_files.sh ではフロントエンドおよび、ベンチマーカーのビルドが行われます。 Node.JSと、Go言語のランタイムが必要となります。

対象言語の絞り込み

Ansibleではすべての初期実装の言語環境をビルドするため、時間がかかります。

すべての言語が必要ない場合、 provisioning/ansible/roles/xbuildwebapp/tasks/main.yml および provisioning/ansible/roles/webapp/tasks/main.yaml で必要の無い言語をコメントアウトしてください。

docker compose での構築方法

開発に利用した docker composeで環境を構築することもできます。ただし、スペックやTLS証明書の有無など競技環境とは異なります。

$ cd development
$ make down/go
$ make up/go

go以外の環境の起動は down/{言語実装名} および up/{言語実装名} で行えます。

ベンチマーカーの実行

ベンチマーカーのビルド

docker composeの場合、ホストとなるマシン上でベンチマーカーをビルドする必要があります。

ベンチマーカーのビルドにはGo言語が必要です。

以下の手順でベンチマーカーをビルドをしてください

$ cd bench
$ make

macOSとLinux用のバイナリが作成されます。

ベンチマーカーの実行

docker compose 環境の場合、次のようにベンチマークを実行します

$ ./bench_darwin_arm64 run --dns-port=1053 # M1系macOSの場合

競技環境に向けては次のように実行します

$ ./bench_linux_amd64 run --target https://pipe.u.isucon.dev \
  --nameserver 127.0.0.1 --enable-ssl \
  --webapp {サーバ2} --webapp {サーバ3}

オプション

  • --nameserver は、ベンチマーカーが名前解決を行うサーバーのIPアドレスを指定して下さい
  • --webapp は、名前解決を行うDNSサーバーが名前解決の結果返却する可能性があるIPアドレスを指定して下さい
    • 1台のサーバーで競技を行う場合は指定不要です
    • 複数台で競技を行う場合は、--nameserver に指定したアドレスを除いた、競技に使用するサーバーのIPアドレスを指定してください
  • --pretest-only を付加することで、初期化処理と整合性チェックのみを行うことができます。アプリケーションの動作確認に利用してください。

フロントエンドおよび動画配信について

フロントエンドの実装はリポジトリに存在していますが、競技の際に利用した動画とサムネイルについては配信サーバを廃止しており、表示できません。

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