ハリー・ポッター グッズの“剣”を回収へ 銃刀法違反の疑いか

去年、東京にオープンした映画「ハリー・ポッター」の体験型の施設で販売されていたグッズの刀剣について、販売元が回収すると発表しました。捜査関係者によりますと、鋭利な部分があることなどから銃刀法に違反する疑いがあるということです。

回収されるのは映画「ハリー・ポッター」の世界が体験できる東京・練馬区の「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」で販売されていたグッズの「ゴドリック・グリフィンドールの剣」です。

販売元によりますと、剣は長さおよそ86センチのステンレス製で去年5月からことし4月にかけて3万円で販売されました。

販売終了後に警察から連絡があり「法律で所持が禁じられている『刀剣類』に該当する」と指摘を受けたということです。

捜査関係者によりますと、この刀剣のグッズは刃先が鋭利になっていることなどからこのまま持ち続けると銃刀法に違反する疑いがあるということです。

すでに施設での販売は終了していますがこれまでに351本販売され、現在もフリマアプリなどで取り引きされています。

販売元の「ワーナー ブラザース スタジオジャパン」はホームページ上で連絡するよう呼びかけていて「ご心配ご迷惑をおかけすることとなり、申し訳ございません」などとコメントしています。