処士策論 青山繁晴さんの虎ノ門ニュースとマスコミによる萩生田氏バッシングについて
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処士策論

「処士」(しょし)とは、仕官していない人、民間の人、在野の人のこと

青山繁晴さんの虎ノ門ニュースとマスコミによる萩生田氏バッシングについて

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今回もザクっと簡単に更新しておきたいと思います。

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青山繁晴先生が代表幹事をつとめる「護る会」から発表された「皇位継承の安定への提言」について、今週月曜日の虎ノ門ニュースで青山先生ご自身が解説をなさってました。

その詳しい内容については皆さん既に承知されていると思いますが、一応参考用のリンクを貼っておきます。過去、私のブログで何度かご紹介した事がある“ぼやきくっくり”さんのブログを今回も活用させてもらいます。

護る会「皇位継承の安定への提言」…青山繁晴「虎ノ門ニュース」 2019.10.28
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid2310.html

しかしながら案の定(“ぼやきくっくり”さんも指摘されてますが)オールドメディアはごく一部を除いて総スルー状態ですね。

言うまでもない話ですがNHKも当然、いつものように青山繁晴先生の事を無視しております。

とにかく、今回のこの提言が安倍総理に手渡されるのはもう少し先の事(11月15日の大嘗祭と、安倍総理の南米行きの後の事)なので、その時にオールドメディアがどのようにこの提言を扱うのか?それを改めて確認する必要があると思います。

ちなみに私は青山先生以外の虎ノ門ニュースは全く見ていないので、月曜以降の虎ノ門ニュースでこの青山先生たち「護る会」による「皇位継承の安定への提言」の事を取り上げたのかどうか?知る由もありません。




それでは以下に、最近あったそれ以外の政治的な話題について、簡単に触れておきたいと思います。

まずは萩生田光一文部科学大臣に対するオールドメディアのバッシングについて。

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これも言うまでもない話だと思いますが、萩生田氏がオールドメディアから過剰に叩かれているのは「萩生田氏が安倍総理に近い存在だから」です。それ以上でも以下でもありません。

私は「英語民間試験」の詳しい事情についてはほとんど何も知りません。しかしオールドメディアが萩生田氏を叩いているのは、以前の「モリカケ」(確かカケのほうだったと思ったが)の時と同じように「萩生田氏が安倍総理に近い存在だから」叩いているのであって、別に「英語民間試験」の内情について、その本質を追及している訳でもないのでしょう。まあ「モリカケ」などというアホみたいな話を煽っていたオールドメディアが、物事の本質を追及する訳がありませんわな。

ちなみに先の組閣の前、まだ柴山昌彦文部科学大臣の頃にもNHKは「英語民間試験」の問題をニュースウォッチ9で取り上げていたと思います。どちらかと言うと柴山文科大臣を批判するような方向で。

柴山文科大臣も安倍総理に近い議員の一人ですね。
そしてオールドメディアから非常に好意的に扱われている元文科官僚・前川喜平とは対極の側にいる大臣ですよね、柴山氏も萩生田氏も。

だからオールドメディアから叩かれる

ただそれだけの話でしょう。
いつも通り、ただ「反アベ」で発狂しているという非常にシンプルで、そして非常にくだらない話です。



この問題に関連して立憲民主党安住淳が昨日朝日新聞で以下のように語っていたようです。
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(以下、抜粋して引用)
安住「我々は覚悟を決めて、代表以下、みんなで戦っていきます。いろいろ国会で審議が止まると、心ない発言(批判)をする人もたくさん出てきます。しかし、私は全く微動だにしません。なぜか。安倍(政権)を倒すのは、この場です。この時です」
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凄いですよね。

自分たちを批判する者に対して「心ない発言」と、一方的に他者をなじるセリフを吐いてますよ、この人。

このセリフ、同じように与党側の政治家が使ったら、オールドメディアは「セーフ」で済ませてくれるんですかね?

与党側の政治家は「身の丈にあった」と発言するだけで、オールドメディアと野党からワーワーギャーギャー言われるんですけどね。

「身の丈にあった」行動をするなんて、現実の社会活動においては常識的な話だと思うのですが、オールドメディアと野党の常識からすると多分、違うのでしょう。




更にこの萩生田氏関連の話で言うと、先日、河野太郎防衛相も「雨男」発言で物議をかもしていました。

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ちなみに私は以前河野太郎氏について「あまり好意的にとらえてはいない」と、このブログで書いたような気がするのですが、その感情は今でもあまり変わっていません。

外務大臣時代に多少韓国に対して強く出ていたのがウケたのか、「いわゆる保守系」内では河野太郎氏を見直して褒め称える声が多いようですが、私はその程度の事で心を許す程、甘くありません。


もしも父・河野洋平の「河野談話」を真っ向から批判して否定したならば、その時こそは私も心を許しますけどね。
しかしまあ、そんな事は絶対にあり得ない話でしょう。


河野太郎氏がダメな理由は他にもあります。

なにしろ河野太郎氏はオールドメディアから優遇されています。
少なくとも萩生田氏と比べれば。
(※というか元々河野太郎氏はオールドメディアと左派全体から好かれる存在だった。少なくとも外務大臣就任以前はかなりその度合いが強かった)

あのアホの小泉進次郎環境大臣の事を取り上げた時にも書きましたが、
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(以下、過去記事より抜粋して引用)
なんだかツイッターなどを見ていると、小泉進次郎に多少なりとも期待をしている(していた)人をポツポツ見かけますが、私には理解不能です。

難しい話は言いません。

「NHKを筆頭にしたオールドメディアが意味も無く、異常なまでに持ち上げている」

これだけを見ても「小泉進次郎がロクでもない政治家である」というのは、普通は分かるんじゃないでしょうか?(以下略)
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オールドメディアから優遇されるような政治家では、そりゃ期待は出来ないでしょう、河野太郎氏も。

10月29日(火)のニュース7では萩生田氏の「身の丈」発言と河野氏の「雨男」発言の両方が取り上げられましたが、その後のニュースウォッチ9では河野氏への批判は消えて、萩生田氏への批判だけをNHKは放送していました。

そして今現在、河野氏の「雨男」発言はほとんど取り上げられず、萩生田氏批判一本槍になっています。

要するにオールドメディアからすれば叩きたいのは萩生田氏であって、河野氏はバッシングの対象外な訳です。
(※私は過去にこれと似たような事を何度も書いてます。オールドメディア、特にNHKから優遇されている岸田文雄を次期自民党総裁=総理大臣にしてはならない、と)



まあ、やはり、何度も言いますが、日本の政治やオールドメディアの動きというのは本当に分かりやすいです。

大雑把に言えば、
「オールドメディアに叩かれないような政治家は、日本のためにならない」という事です。



以下、その他の話題について。

<二人続けての大臣辞任について>
まあショボい理由で大臣が簡単に辞任するものだなあ、と呆れます。
大臣の価値があまりに軽くなり過ぎちゃいませんか?といった所ですね。
(※自民党内の菅義偉氏らが絡んだ内紛であるのかどうか?私はそういった政局にあまり詳しくないのでコメントしません)


<首里城焼失について>
実は私、沖縄に行った事がありません(どうでもいい話だが)。

それにしても「レプリカなのにスプリンクラーも付けてなかった」というのは、一般的に言って通常であればオールドメディアが総バッシングする話でしょうけど、まあ繰り返し書いてますように「沖縄報道」というのは特別扱いされがちで、しかも特にNHKはその傾向(=偏向報道の度合い)が強い局ですから、中立的で客観的な「沖縄報道」をする訳がありませんわな。

とにかく、早く再建される事を心より願っております。



最後に、最近のツイートを少し紹介して、今回は終了します。







【以下、テンプレート解説】このブログで使っている言葉の定義について
<“左翼”ではなくて“サヨク”>
今の日本で“左派”と呼ばれている連中は、本来の意味での“左翼”ではなくて、単なる「憲法9条的な戦後サヨク」といった意味合いの物でしかないので(しかし今の日本で彼らは“左翼”ではなくて“主流派”である)、私は“左翼”ではなくて“サヨク”という言葉を使っている。

<“保守”ではなくて“いわゆる保守”>
先の大戦の敗北によって従来の価値観をほぼリセットされた戦後の日本では、真に“保守”すべき日本の国柄は既にほとんど失われている。また今の日本で「独立自尊」「自主憲法の制定」を唱えるのは“保守派”ではなくて“改革派である。それ故に一番相応しい呼称は“反サヨク”と呼称すべきだがそれでは「通りが悪い」ので、私は“いわゆる保守”という言葉を使っている。

「戦前の価値観」を知っている日本人がまだ数多く存命していた昭和の終わりまでは“保守”も“左翼”もある程度は字義通り通用していたのかも知れないが、戦後の日本しか知らない日本人が大半を占める今の日本社会では「かつての字義はほとんど通用しなくなっている」という事である。

※過去に何度か誤読されたり、こういった説明をする必要に迫られた事があるので、テンプレートとしてここに明示しておく。

「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2リンク3リンク4
(※NHK受信契約訴訟の最高裁判決(平成29年12月6日)に関する記事)
「NHK受信契約訴訟・最高裁判決」から私が考えた事(2017/12/9)

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには潤沢な資金(税金)があり、更には「映像や音声で直接感覚に訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合、それが至上命令となっておりやり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが3.11以降に垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク1リンク2

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク1リンク2

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「旧民主党・旧民進党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(了)

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  • 2019/11/01(金) 21:37:34 |
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護る会

虎ノ門ニュースのメンバーで、唯一上念司氏がツイッターで褒めてましたね。有本香しに至っては、護る会のメンバー長尾たかし議員に、自分のネット番組で『国会議員は不勉強だから関わるな』と暴言吐いてましたけどね。

Re: 護る会

上念司氏については、私はこのブログでかなり昔から(当ブログの“上念・倉山、金融政策カテゴリ”では2012年から)何度か取り上げてはいますが、私は彼の意見にそれほど重きを置いていません。

何と言いますか「軽い」んですよね、彼の言説は。
やや八方美人的な無節操さも目立ちますし。

まあ彼とは対極的な立ち位置にある三橋貴明ほどの「イデオロギー的いやらしさ」「土建利権への誘導的いやらしさ」が無い分、そういった人々よりは多少健全なスタンスのようにも見えますけど、舌先三寸でネット視聴者を煙に巻こうとする彼の言説スタイルはあまり好きではありません。
(あとあまりに盲目的なアメリカ追従の姿勢も好きではありません)

まあエンターテイメントとして視聴者が楽しめる分には、あのスタイルもアリなのかも知れませんが。

私は有本香さんの事を、青山さんに対する百田・KAZUYA騒動が起きて以降、このブログで取り上げた事はありません。
まあ百田やKAZUYAがやってたような青山さんに対する嫌がらせを、少なくとも表面的にはやってなかったみたいだから放っておいてもいいかな、と。

しかしツイッターなどの情報を見ていると「いろいろと遠回しにネチネチと青山さんをネグっている」「結局百田やKAZUYAと同類なのだ」といった情報を時々目にします。

多分それは事実なのでしょう。
「ビジネス重視」の百田・KAZUYA・有本からすれば、ビジネス的に何の旨味もない「護る会」の加担はできないでしょう。

「皇室問題」に真正面から取り組む姿勢を見せた「護る会」は、今後オールドメディアからはもちろんの事、おそらくネットメディアからも相当な逆風にさらされると思います。

そのような「護る会」を擁護するよりも、少し離れた所で美味しいポジションを狙ったほうが「ビジネスになる」と見込んでいるのではないでしょうか。

まあ今更あの連中から擁護されても、こっちも信用できるはずがありませんから、今のように「暴言を吐かれている」ほうが自然なのかも知れません。

  • 2019/11/04(月) 19:45:23 |
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