フジロック2023の開催まで1週間を切りました。
僕の行く初日28日(金)はヘッドライナーのThe Strokesをはじめ、Denzel Curryや2023年上半期のベストアルバムの1枚に選んだ新譜を発表したYves Tumorなどが楽しみ。
まぁこの人が来日したから絶対行くっていうような大ファンのアーティストがいるわけではないですが、タイムテーブルを見ても暇する時間はあんまりなく見たいアーティストが多くて楽しみです。
今年はコロナ以前に完全に戻って深夜のステージの選択肢も増えたのでこちらも楽しみ。
ただ、現時点で何も準備をしていません。
まぁ0泊2日で弾丸で行くので泊まる用意はいらないですし、フジ自体は大学4年時(2017)以降中止となった20年を除いて毎年行っていますので装備もある程度揃っていますし。
ただ、ゴアテックシューズは17年に買ってからずっと使っているんでもうボロボロ。
流石に今年が最後かなあ。あとは一昨年、昨年とそこまでひどい雨(昨年に関しては一回もポンチョ出さなかった)に遭遇しなかったけど今年はどうか。
台風が近づいているなんて話もあるみたいですが、そうなると気象病にも注意。
ただでさえ7月に入ってから多少は安定しているとはいえ体調良くないので。
むしろ準備よりも身体を万全にもっていけるように整えるのが最優先。
金曜日はもちろん休みですが月〜木までは当然仕事しているわけであまり疲れないように省エネで過ごさなくては。
とりあえず今日明日で新幹線のチケットや服装など用意いたします。
ヘッドライナーのBlurは昨日新譜"The Ballad Of Darren"をリリース。
先行リリース曲やアルバムジャケットがあまりにノスタルジックな仕上がりに期待していたファンも多かったのではないでしょうか。
やはりアルバム全体を通してブリットポップ全盛の頃のBlurを彷彿とさせる内容で個人的にはとても良かったです。
歳を重ねてあの頃のような激しい曲は皆無ですが、バンドとしても個々としても成熟した、2023年現在のBlurのアルバムをしっかりとやっているように思いました。
デーモンはBlur、Gorillaz他多くの音楽活動でアーティストとしてブリットポップの頃から格段に評価を得ていますが、デーモンのソロの延長でもなく間違いないこれはBlurのアルバムです。
意外とネットでは評判悪い(?)ようですがあまりに期待しすぎていた?
活動30年以上を超えるバンドの久しぶりの新譜としては十分に及第点だと思うけどね。
ついでに7月リリースで良かったアルバムをもう一枚。
7月リリースはまだ来週がありますが、フジロックとぶつかってちゃんと聞いたりレビューする時間がなさそうなので。
UKのR&Bシンガーマへリアの待望の新譜。
R&Bを聞く上で大事にしているのはなんと言ってもトラックの気持ち良さ。
そしてボーカルがそのトラックにどれだけ合っていて、聞き手を踊らせてくれるか。
マへリアさんは1stも良かったけど今作もしっかり安定してその点を押さえている。
Kojey Radicalをフィーチャーした"Wassup"は特に聞いていて気持ちいね。
サンプリングネタはSoul For RealのCandy Rainという曲らしい。
アルバムではなくEPも紹介させてください。
昨日リリースされたばかりのBloc PartyのEP、"The High Life"。
これ往年のファンからしたら物凄く良かった。4曲13分であっという間に聴けるのでぜひ聞いてみて。
1曲目、先行公開された"High Life"はFoalsっぽいトロピカルな音作りで、元々エレクトロ要素も強かったこのバンドの中でもかなりダンスロックに舵を切っていましたが、それ以降の3曲は大名盤である1st"Silent Alarm"の頃を思い出させるポストロックで感動。
特にラストの"The Blood Moon"は彼ららしいキャッチーなサビでライブで聞いてぜひ踊りたい。いやあ本当に来日してくれ!
昨年久しぶりの新譜を発表した彼らですが、早くも次のアルバムが聴きたくなる内容でした。
今年のブロックパーティーのライブを見たらベースがサポートになっていたけど何かあったのか?wikipedia見る限り脱退はしていないようだけど。
さて、次回の更新はフジロックのライブレポートになるのかな。
気をつけて楽しんできたいと思います。