

なんとなく思うところもあるので、昨夜に引きつづき連投します。
まあ本来であればこういう「陰謀論者」に対しては「ガン無視」すべきなんですよね。
炎上商法というかワル目立ちというか、とにかく論争に巻き込んで議論をかき回し、それで注目度をあげる、というのも「連中」の狙いですから。本来はガン無視するのが一番正しい対処方法です。
まあ、むかし私がよく見ていた2ch(2ちゃんねる)と同じです。
そんな話はそのむかし、KAZUYA騒動があった頃にも指摘した事があります。
(以下、引用)
昔2chなどをやっていた人ならご存知だと思うが、ネット上での一つの決まり文句として、
「荒らしに反応する人も荒らしです」
という決まり文句がある。
「荒らし」、これはこの場合「アンチ青山動画の作成人物」の事を指しているのでここでは略して「アンチ」と呼ぶが、彼らの目的はまず「青山繁晴本人およびその支持者をアンチ動画に反応させる事」にある。
「アンチ」は反応してもらう事自体も目的としているのである。
反応してもらって、万が一にも「炎上」できれば大成功である。それによってアンチ動画を拡散する事に成功する訳だから。
(※まあ、この「炎上」に加担したのが他ならぬKAZUYAなんだけどな)
しかしそこまで成功しなくても、「青山繁晴本人およびその支持者」をアンチ動画に注目させる事によって「青山繁晴本人およびその支持者」たちの「時間を奪う」「時間を浪費させる」事が出来れば、それだけでも「アンチ」にとっては成果と言えるのである。
ネット上の「荒らし」というのは、そもそもそういうものである。(以下略)
いや。
こんなくだらない事を語るために今回、わざわざ連投したわけじゃありません。
さっそく本題に入りましょう。

なんと言いますか、この「DS(ディープステート)陰謀論」というのは、案外、それなりの裾野があったらしい。
もちろんネット限定で、しかもツイッターやらyoutubeでわずかながらもハビこっている、といった程度の「愚にもつかない陰謀論」なのだが、昨夜も書いた通り、単なるバカか、洗脳された人か、あるいは(大半はこれだと思うが)工作員の類いといった連中の書き込みやツイートがわずかに散見される、といった程度の代物です。
今回の「ロシアがやった侵略」によって(今後の戦況次第ではあるが)今後、そのほとんどは転向するか姿を消すか、といった形になるでしょう。
多分この問題の発端は、この前の「アメリカ大統領選挙」で、
「バイデンが陰謀によって勝利し、トランプは不正によって敗れたのだ」
という問題に端を発しているように思われます。
この「バイデン陰謀論」に過剰に乗っかった人々が、いまだに「DS(ディープステート)陰謀論」に乗っかって引きずりつづけているんじゃなかろうか?と。
全部が全部、そうとは言いませんけど。
その点で言えば、私は今回の「ロシアの侵略」についても、100%ロシアが悪い、などとは思っていません。
「盗人にも三分の理」
というように、世の中の全ての物事は、どちらか片方が100%悪い、などという事は滅多にありません。
子どもじゃないんだから、そんな事は誰だって分かっていることでしょう。
その上で、今回の戦争は、どう見ても「ロシア側に非がある」というのは日本人の常識として、またロシアのような独裁国家ではない自由社会の人間として、当たり前の話でしょう?という事です。
桜の動画で古森氏も言っていたように。
まずそこから話を始めなければ、良識ある大人の態度とは言えないでしょう?という事です。

また、馬渕睦夫、鈴木宗男、佐藤優あたりのロシアシンパがロシアの肩を持つ発言をするのも、理解はしないが、「まあ彼らの事だから、そう言うのは当たり前だよな」と思ってます。
問題は、世間のどれだけの人が「彼らはロシアシンパである」と認識しているかどうか、という事なんですけど。
私は彼らが書いた文章をまったく読んだことがないのですがTVやネットで見た彼らの言動から推測して、以前からそのように認識していました。
「ロシアシンパは悪だ」と言っているわけではありません。
現在ウクライナへ攻め込んでいる状況でロシアを擁護するのは論外ですが、いずれ時間が経てばロシアと関係回復する場面もあるでしょうから、そのとき日露友好に役に立つこともあるでしょう(あんまり相手の肩を持ち過ぎるのも問題だと思うが)。
そういえば、私はすっかり忘れてたんですが、篠原常一郎という人も一時期ネットでそれなりに活動してましたね。
上念司が連れて来た頃、私も少しだけブログで取り上げたことがあります。
NHKの反原発、放射能プロパガンダについて。ついでにチュチェ思想の事も(2019/03/10)
ただ、大統領選挙の頃にはすでに狂いだして(ロシア工作員の馬脚を出しただけかも知れないが)そのあと、よく知らないのですが「皇室への誹謗中傷?」もやっていたようですね。
まあ今はまったく眼中に無いので、どうでもいいです。
話を戻すと「大統領選挙」に関しては、ちょっとナイーブな話なので簡単に触れるにとどめますが、私のスタンスは青山繁晴先生や古森義久氏に近いですね。
バイデン大統領の誕生に否定的な立場ではあるが(選挙不正も多少はあったと思うが)「バイデンが大統領選挙を盗んだ」という陰謀論は支持しない、といったところです。
そのことは当時のブログ記事でも書きました。
アメリカ大統領選挙やNHK教育チャンネルのことなど(2020/12/05)
私は陰謀論を100%否定するものではない。
たぶん陰謀はあるのだろう、と私も思う。それをハッキリと目にしたことはないけれど。
例えば、今朝のフジTVでやっていた『日曜報道THE PRIME』で、安倍元総理が原発再稼働に消極的だったことなど、さらに言えばドイツが訳の分からない理由で躍起になって脱原発を推進しているのを見るにつけて、
「いったい、どのような勢力が日本やドイツの原発再稼働を阻もうとしているのだ?」
などと思ってしまいます。
まあ、陰謀論者の人々からすれば、
「国際石油資本(メジャー)が、利権のためにそれをやっているのだ。DSのせいなのだ」
ということになるのかも知れませんが。
ただ、そんな事は私のブログでは十年前から述べている話ですし、別に陰謀でも何でもないですよね。
国民の不幸を嬉々として利用する人達(2011/06/18)
(以下、引用)
「反原発」運動家が、原発事故を嬉々として利用している事は、これまで何度も書いてきた。
この国のサヨク連中は、自分達のイデオロギーや自己保身の為には、国民の不幸さえも平気で利用する。
「敗戦利得者」という、戦後サヨク的既得権にまみれた連中なんだから、それも当然と言えば当然の姿勢なのだが。「敗戦」という、国の不幸を最大限に利用してきている連中な訳で。
反原発熱が強いのが、ドイツとイタリアという図式を見ても、同じ敗戦国である日本でその熱を煽っている連中がどういう連中なのか?よく分かろうというものだ。
60数年経ってもこれでは。あと何年続けるつもりなのか。
サヨク連中の活発化によって、ようやく総選挙が近い事を実感(前編)(2012/07/23)
(以下、引用)
まず最初に白人、欧米人についての指摘から。
昨年、反原発集会を覗きに行って書いた記事でも指摘しました。
(中略)
「原発を稼働させないという事」=「反原発・脱原発」を喜ぶ連中は、欧米の石油メジャー、
石油や天然ガスの利権を握っている連中こそが、その最たるものである、という事。
連中にとって「反原発」は、自分達が「大儲けできる美味しい話」なのである。
私はこの時の記事でもこのように書きました。話は全然違いますが、もし私が外国人の立場で、日本に石油や天然ガスを売りつける立場の
人間であったなら、間違いなく「日本国内の反原発サヨクの連中」に大金を渡して、原発の
再稼働を妨害する工作をすると思いますねw
なんせ金額が金額で、何兆とか何千億円の話ですからね。
それにしても反原発デモでは(反核運動もそうだが)、白人が目立ちますよね。
そして中国人、朝鮮人について。(以下略)
敗戦国の日本やドイツの原発再稼働が阻止されているのは、こういった側面もあるのでしょう。
陰謀と言えば陰謀と言えなくもない。
そしてそういった陰謀に日本のマスメディア、特にNHKが大々的に加担している。
ただし今朝の番組で安倍元総理が原発再稼働に消極的な発言をしたのは、おそらく自分が総理在任中に原発再稼働にまったく手をつけようとしなかったから、
「今さら当時の姿勢を否定するような発言(すなわち原発再稼働の容認)は出来なかった」
ということでしょう。相変わらずヘタレですね。日韓慰安婦合意の時にも散々書きましたけど。
国民受けがいいので、政治受けがいいんでしょうね。
— 原子力応援チャンネル (@nucl_power) February 26, 2022
今議論すべきは、「どうやって再稼働を急ぐのか」なのに... https://t.co/Uhd3Co9fPj
それはともかく。
陰謀はある、と私も思う。
しかし、それですべてが左右されるわけではない。
原発再稼働が出来ないのは、単に日本人に気概が無いだけのことです。
一つの陰謀論ですべての結論が導き出されれば、なるほど便利で分かりやすいですが、そんな単純な世界がこれまでありましたでしょうか?
世の中のすべての事象は、複雑な要因によって生み出されているのです。
陰謀論を論じるのは別に構わない。
それも一つの要因として関係しているのかも知れない。
だからといって、現状ロシアがウクライナの地を蹂躙している状況を目の当たりにして、
「いや。ロシアにだって言い分はあるんだ。この戦争はDS(ディープステート)が仕組んだもので、プーチンは気の毒にも罠にハメられたのだ」
などと公の場で言えますか?
という事です。
最後にちょっと余談。
桜に出ていたDS(ディープステート)論者は「マスメディアではロシアが一方的に悪いとしか言わない、偏っている」などと言っていましたが、佐藤優は朝日で何やら書いてるらしいし、今朝のTBSサンモニでもロシアを擁護してたらしいし、NHKも下斗米伸夫という人を出してロシアを擁護してましたけどね。
昨日のNHKニュース7の下斗米伸夫氏の解説を三回聞いてみたが、ゼレンスキーがフラフラしていたのが悪いというのと、プーチンには「さん」づけであとは呼び捨てというのはわかったが、代名詞連発で主語もどんどん変遷し、全体としては何を言っているのかほぼ不明で放送事故に近いという感想を抱いた。
— 飯山陽 Dr. Akari IIYAMA 初のエッセイ『エジプトの空の下』3刷決定! (@IiyamaAkari) February 25, 2022
NHKに出てる下斗米さんというロシア専門家、「ウクライナの大統領は元々和平派だったのに頑張りきれず、NATOの東方拡大に加担してしまった、ロシア占領地域の奪還を行おうとして失敗してしまった、それが今回の紛争を招いた」とか言っててロシアのスポークスマンみがある
— petrovich (@petro_vich) February 24, 2022
NHKのニュース7に出てた下斗米伸夫氏、プーチンのことは終始「さん」付けだったのにバイデンのことは呼び捨てで笑ってしまった。 言ってることはプーチンの主張をまんま垂れてるだけだったしNHKはなんでこんなジジイをよりによって今日出したかな
— Disaster💙 💛 (@rossochiaro) February 24, 2022
まあ桜に出ていたDS論者は、ただ単にロシアを擁護したかっただけなんでしょうけどね。
今の日本で“左派”と呼ばれている連中は、本来の意味での“左翼”ではなくて、単なる「憲法9条的な戦後サヨク」といった意味合いの物でしかないので(しかし今の日本で彼らは“左翼”ではなくて“主流派”である)、私は“左翼”ではなくて“サヨク”という言葉を使っている。
<“保守”ではなくて“いわゆる保守”>
先の大戦の敗北によって従来の価値観をほぼリセットされた戦後の日本では、真に“保守”すべき日本の国柄は既にほとんど失われている。また今の日本で「独立自尊」「自主憲法の制定」を唱えるのは“保守派”ではなくて“改革派”である。それ故に一番相応しい呼称は“反サヨク”と呼称すべきだがそれでは「通りが悪い」ので、私は“いわゆる保守”という言葉を使っている。
「戦前の価値観」を知っている日本人がまだ数多く存命していた昭和の終わりまでは“保守”も“左翼”もある程度は字義通り通用していたのかも知れないが、戦後の日本しか知らない日本人が大半を占める今の日本社会では「かつての字義はほとんど通用しなくなっている」という事である。
※過去に何度か誤読されたり、こういった説明をする必要に迫られた事があるので、テンプレートとしてここに明示しておく。
(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国)の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1、リンク2
(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1、リンク2、リンク3、リンク4
(※NHK受信契約訴訟の最高裁判決(平成29年12月6日)に関する記事)
「NHK受信契約訴訟・最高裁判決」から私が考えた事(2017/12/9)
(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1、リンク2
(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには潤沢な資金(税金)があり、更には「映像や音声で直接感覚に訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1、リンク2
(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合、それが至上命令となっておりやり過ぎである。 リンク1、リンク2
(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが3.11以降に垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1、リンク2、リンク3、拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク
(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1、リンク2
(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的である。 リンク1、リンク2
(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク1、リンク2
(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1、リンク2
その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「旧民主党・旧民進党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。
【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(了)


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