処士策論 2022年06月
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処士策論

「処士」(しょし)とは、仕官していない人、民間の人、在野の人のこと

「便乗」しているのはどっちだ?

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先日ツイッターにも書きましたが、あいかわらず多忙につきブログを更新するヒマがありません。
今日はちょっとだけ時間ができたので簡単に更新しておきます。



とはいえ過去に何度か書いたように、私の言いたいことは大体、過去記事で言い尽くした感があります。
ウクライナでの戦争もいまだに膠着状態がつづいておりますし、今はこれといって何か新たなコメントをする必要もないと思います。

私が過去記事で書いたことは大体において、自分で言うのも何ですが「物事の本質」を突いた解説だったと自負しております。

にもかかわらず日本国民の政治意識は、「私の肌感覚として見れば」という留保を付けて発言するとしても、私が思っている現状認識とはあまりにも乖離しているように思われてなりません。


ウクライナでの戦争が起きても、この有り様ですか。
「処置なしですな」
というのが私の実感です。



そうは言っても結局のところ、一ヶ月後の参院選では岸田自民が勝ってしまうのでしょう。
まあ私はウクライナでの戦争が起きた直後から、
「おそらく残念ながら、そういう結果になってしまうんだろうな」
と思っておりました。
(※私自身の投票行動については、前回の記事の一番最後に「(4) 私は次の参院選では岸田自民に投票しません」と言明済みである。「日本のこころ」のような保守派の受け皿がない以上、多くの人が嫌々ながらも消去法として自民党に入れるのは当然のことだ)


まあ自民党や岸田にとっては、
「ウクライナ戦争さまさま」
といったところでしょう。

こんな状況で、あんな腐れ野党に投票するような愚かな国民は滅多にいないでしょうし。
(※ただし立憲・共産のような腐れ政党ですら、今回の参院選でそれなりの議席数を確保するでしょうけどね。民主主義というか愚民主主義というか、そもそも「どんな知性の人でも投票できる普通選挙」というのは、そういうものです)


ネットの一部界隈では、現在の岸田文雄総理大臣について、
「何もしない男」
「検討するしか言わない“検討使”」
などと揶揄しています。

その一方で、マスメディア(オールドメディア)では誰も岸田を積極的に叩かないので、岸田政権の支持率はずっと高い状態がつづいています。
前回の記事でも書きましたが、この事については、私は昨年の衆院選の開票前にはやばやと指摘しておりましたから、今さらここで繰り返すことはしません。

「中国にやさしい宏池会出身」
「被爆地の広島出身(生活の基盤がどこにあったかはともかく“広島1区選出”という意味)」
「自民党とはいえ、安倍や高市が総裁(総理)ではあるよりはよっぽどマシ(だから安倍や高市は叩いても岸田は叩かない。自民批判をする時はいまだに『アベガー』しか言わない)」

彼らオールドメディアの思惑としては、こんなところでしょう。

こんな単純な図式、ちょっと考えれば誰でも簡単にわかる理屈だと思うんですけどね。
ここまでストレートに述べる言説って滅多に見かけませんけれども。
たったこれだけの話だというのに。




で、今回の表題にある「便乗」という言葉について、です。

参院選が近づいてきてから、最近とみに耳にするようになったのがこの「便乗」という言葉です。

ウクライナでの戦争が始まる以前から、新型コロナ(武漢熱)の影響によって世界的に資源や食料などのコモディティ価格は上昇していました。
そして戦争の勃発によってその価格上昇はさらに拍車がかかるようになりました。
その影響から日本国内での石油や食料などの価格も上昇し、それに「便乗」して様々なところで値上げがおこなわれています。

といった話をしたい訳ではありません。
(※まあ私のブログではこういった経済の問題についても、戦争が始まる直前に書いたこの記事の末尾で既に指摘済みの話ですけどね。本当は「経済問題の本質」についても、私は世間やネットで言われているような薄っぺらい話よりも、もっと本質的な問題について語る自信はありますが(例えばよく言われる「ロシアは韓国並みのGDPしかない」というのは表層的な話であって、原油や穀物の大生産地であるロシアの国力はGDPという表面的な数字で見るべきではない、とか)そんな事を語る時間は私には許されていませんので、やりません)


ここで言う「便乗」というのは、
「ウクライナで戦争が起きた事に便乗して自民党は国防費を急増させたり憲法九条を改悪しようとしている!こんな便乗行為は許されない!」
と、あの腐れ野党が気でも狂ったかのように叫びまくっているのを指しているのです。

街頭でも駅前でもテレビ画面でも、あのサヨクどもはこの「便乗」という単語を連呼しています。
これから参院選が近づくにつれて、この「便乗」という単語はますます耳にすることになるでしょう。



この単語を聞くたびに、私は心の中で反発しているのです。
「便乗、便乗と言うが、お前たちこそ、かつてもっと悪質な便乗をしたじゃねえか?!」
と。


3.11の被災に便乗して原発を十年以上も無意味に停めたのは誰だったか?

1年や2年ならまだしも、10年以上だ。

過去にこのブログで何度も何度も書いてきた話だが、私はこの「無意味な原発停止」の意味が、いまだに理解できない。

ハッキリ言って日本国民のバカさ加減に呆れてもいる。
(※そしてこれもとっくに指摘済みの話だが「無意味な原発の停止と無意味なコロナ自粛」は根っこが同じである)

原発を停めたのはサヨクである。
その主犯格がNHKであることは、このブログで十年以上とうとうと書きつづけてきた。
むろん朝日・毎日・東京などのサヨク紙や立憲・共産などのサヨク政党も共犯者である。

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便乗という言葉は本来、
「そのやり方は間違っている、という行為を、何か別の事情に合わせて無理やりおこなう」
という意味だ。

10年以上にわたる原発の停止が無意味(というより害悪)であった事は、もはや明白だ。
(私は10年以上まえから主張していたが)

遅かれ早かれ、原発は再稼働せざるを得ない。
原発の無意味な停止は、確実に間違いだったのだ。

理にかなわない話を、何か別の事情に合わせて強引にゴリ押しする。
「便乗」という言葉の意味は、本来そういったものであろう。




ひるがえって、日本の国防費を増やしたり憲法九条を改正することは、理にかなった行為である。
もしそうでなかったとすれば、何年か先にそれを取り消すことになるだろう。


中国・ロシア・北朝鮮の現状を直視すれば、常識的に考えて、それを取り消すことになるなんてあり得ない。

ゆえに言葉の字義を正しくふまえれば、これは「便乗」とは言わない。

むしろ過去の自分たちの愚かさや怠慢を「反省」する、と言うべきである。



原発再稼働の問題についても同じことが言える。
「便乗」したのは無意味に原発を停めさせたサヨクであり、本来であればその愚かさを「反省」して、今こそ原発再稼働をすべき時なのだ。



どうです?これ以上の正論がありますでしょうか?
私が言ってる事って、そんなに変な話でしょうか?
テレビやネットでこんな事を言ってる人間を、なぜか私は全然見かけないんですよ。
ホント、不思議な世の中です。




などと、いくら私がここで言っても無駄なんだけどね。
(それは分かっているのだが「書いておかないと気持ちがスッキリしないから」という、ただそれだけの理由で、とりあえず書いておきました)




【以下、テンプレート解説】このブログで使っている言葉の定義について
<“左翼”ではなくて“サヨク”>
今の日本で“左派”と呼ばれている連中は、本来の意味での“左翼”ではなくて、単なる「憲法9条的な戦後サヨク」といった意味合いの物でしかないので(しかし今の日本で彼らは“左翼”ではなくて“主流派”である)、私は“左翼”ではなくて“サヨク”という言葉を使っている。

<“保守”ではなくて“いわゆる保守”>
先の大戦の敗北によって従来の価値観をほぼリセットされた戦後の日本では、真に“保守”すべき日本の国柄は既にほとんど失われている。また今の日本で「独立自尊」「自主憲法の制定」を唱えるのは“保守派”ではなくて“改革派である。それ故に一番相応しい呼称は“反サヨク”と呼称すべきだがそれでは「通りが悪い」ので、私は“いわゆる保守”という言葉を使っている。

「戦前の価値観」を知っている日本人がまだ数多く存命していた昭和の終わりまでは“保守”も“左翼”もある程度は字義通り通用していたのかも知れないが、戦後の日本しか知らない日本人が大半を占める今の日本社会では「かつての字義はほとんど通用しなくなっている」という事である。

※過去に何度か誤読されたり、こういった説明をする必要に迫られた事があるので、テンプレートとしてここに明示しておく。

「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2リンク3リンク4
(※NHK受信契約訴訟の最高裁判決(平成29年12月6日)に関する記事)
「NHK受信契約訴訟・最高裁判決」から私が考えた事(2017/12/9)

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには潤沢な資金(税金)があり、更には「映像や音声で直接感覚に訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合、それが至上命令となっておりやり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが3.11以降に垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク1リンク2

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク1リンク2

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「旧民主党・旧民進党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(了)

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テーマ:報道・マスコミ - ジャンル:政治・経済

今回も一応参院選の予想はしておきますが

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先日のブログ更新に引きつづき、本日もちょっとだけ時間ができたので更新しておきます。

まあ参院選の投票日も、もうすぐですからね。
とはいえ数ヶ月前から書いておりますように、私は十年以上このブログで参院選を詳細に分析してきましたが、今回はそのような分析をするつもりはありません。

<以下、参院選に関する過去記事リンク>
●2019年
参院選の選挙戦がスタートしたばかりなのに「維新」はいきなり内輪もめですか(2019/07/04)
2019年の参院選の予想。一応山本太郎と立花孝志(N国党)についても(2019/07/06)
「N国党」とNHKスクランブル化と「ビジネス保守・なりすまし保守」(2019/07/09)
参院選も後半戦に突入しましたが(2019/07/15)
2019年の参院選の総括。N国党についてはビックリしましたよ、ホント(2019/07/22)
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●2016年
「青山繁晴さんの参院選出馬」に対する私の気持ち(2016/06/21)
2016年の参院選の所感。追記(2016/07/11)

●2013年
夏の決戦まであと一週間(2013/07/14)
選挙結果は、まあこんなものでしょう(2013/07/22)

<ウィキペディア>
第23回(2013年)参議院議員通常選挙
第24回(2016年)参議院議員通常選挙
第25回(2019年)参議院議員通常選挙


NHK公式サイト 参院選2022




で、過去記事でも書いたように、私は今回の参院選では自民党に投票しません

カン違いされては困るのですが、だからといって「維新」に入れるつもりもありませんし、言うまでもなく「立憲・共産」などのクソサヨク政党に投票するほどまだ頭がトチ狂ってはおりませんし(極左の「れいわ」も当然論外)、「参政」「くにもり」などの反米国家中・ロ・朝鮮)からのプロパガンダ資金をアテにしている陰謀論まみれの政党に私が投票するはずがない事はウクライナでの戦争が始まった直後に書いた一連の記事を見れば一目瞭然でしょう。

そして、このブログで長年NHK批判をやってきた私が、立花のN国党などという「愉快犯」「本質を隠すためのガス抜き政党」に投票するはずがないという事も、上記の3年前の過去記事で既に書いております。



「日本のこころ」という、ごく自然な保守政党(そこに所属していた多くの議員はいま自民党へ移って青山繫晴先生の「護る会」にいる)が無くなってしまった今となっては、しかも自民党が安倍・高市路線ではなく「岸田・宏池会」によるサヨク的風潮の強い自民党政権である以上、過去記事で既に書きましたように、
私は今回の参院選を棄権する以外に道がありません。
すなわち「どこにも投票しない」ということです。

そしてこれもカン違いされては困るのですが、この「棄権」は私個人の信念として「そうせざるを得ない」と言っているだけのことで、一般の有権者が自民党へ投票することを否定するものではありません。



前回書きましたように一般の有権者が嫌々ながらも消去法として自民党に入れるのは、ごく当たり前の投票行動だと思います。

善男善女の皆さんは、迷わずそのように行動してください。
裏の裏まで政治の本質を極めようとしている私が異常なだけです。
潔癖症すぎるというか、腐りきった商品に手を出せないのですよ。私は。
といっても「公明党と野党」は毒入りの商品ですから、間違っても手を出さないのが賢明な選択と言えるでしょう。一般の有権者としては。




さて、それでは今回も一応選挙結果の予想をしておきましょう。
実際に当たるかどうかは請け負いきれませんが。
(今回はろくすっぽ情報収集をしていないので、ほとんど山カンに近いノリである)


一言で結論を言えば、
岸田自民がそこそこ勝つ
という結果になるでしょう。

それがNHKも含めたマスゴミ(オールドメディア)の総意でもあり、有権者としてもそれ以外の選択肢がないのだから、そういう結果になるのが当たり前です。

といっても「憲法改正」に届くような自民党(および改憲勢力)の大勝にはなりません。
(※そのために吉川なにがしやら細田議長のスキャンダルを突っ込み、さらに「物価高騰」の話も添えて大勝しないようにバランスを取っている。とはいえ大筋では自民、というか岸田が勝つという筋書きに変わりはない)

NHKなどのオールドメディアは決して「憲法改正」など望んでおりませんし、オールドメディアを支配している外国勢力も(ここには中国、朝鮮半島だけではなくてアメリカも入っている)そんな結果を望んではおりません。



要するに、オールドメディアや外国勢力にとって御(ぎょ)しやすい「岸田・宏池会政権」がこのあと三年、無難に政権を維持できるような「そこそこの勝利」を収め、しかしながら外国勢力にとっては厄介な「憲法改正」だけはやらせない、といった結果になる、ということです。
(※そもそも岸田自身も憲法改正や原発再稼働に積極的ではないし、それゆえに、オールドメディアは安心して岸田を後押ししているのである。また、もし岸田が倒れて安倍・高市の力が増すようなことになればオールドメディア、さらには外国勢力(特に中国・朝鮮)にとっては悪夢である)



まあウクライナで戦争があってもほとんどの国民が「まだ眠ったまま」なんですから、こんな結果になるのは当然でしょう。

「日本自身が強い国になる」
ということ以外に、この厳しい国際社会で生きていくには道がない、というのを「ウクライナでの悲劇」に直面してもまだ気がつかず、相も変わらず「コロナが怖い」「原発を再稼働するのは怖い」などというオールドメディア(すなわち外国勢力)のプロパガンダに乗せられている善男善女の皆さんですからね。


まあ「処置なし」ということです。


選挙予想の総論としては、こんなところでしょう。


あと、ちょっとだけ各論の話もしておきます。

私が「維新」(大阪維新)を否定していることは、過去記事で何度も書きました。
直近では前々回の記事の末尾で、

>「維新」?橋下や鈴木宗男がいる所に入れるとかアホだろ。私はこのブログで昔から橋下のことを散々コキおろしてきたが

と書いておりますから、そんな私が「維新」なんぞに投票するわけがないでしょう。




次に「参政党」について。
私は先日、以下のようなツイートを書きました。



なんだかネット上では、
「今回の参院選では参政党が議席を獲得する?」
などという訳の分からない情報が飛び交っているようですね。私は今回たいして情報収集もしておりませんから、全然そんな情報は知りませんけど。

まあ、これも彼ら「参政党」のバックにいる資金源によるプロパガンダの一環なんでしょうよ。
ネット上で「今回の選挙では参政党が伸びるぞ、伸びるぞ」と宣伝したいのでしょう。ありったけの資金をネット活動にばらまいて。

そもそも地上波では相手にされるはずもないし(しかも地上波に洗脳されている視聴者がこんなネット限定の政党に入れるはずもない)、最近ではどの政党もネットでの選挙活動を重視しているのだから、さすが「参政党」のバックにいる資金源も巧みな選挙戦略を展開しているようですね。

「参政党」のバックにいる連中が「プロパガンダのプロ」であることは、ウクライナでの戦争が始まった直後から私は指摘しておりましたが。

チャンネル桜、馬渕睦夫、DS陰謀論、参政党の接点は鳩山由紀夫?(2022/3/4)

(以下、過去記事より引用)
ここ最近の記事でもいろいろと触れましたが、この「馬渕睦夫のDS陰謀論」にかぶれている連中をざっと眺めてみると、次のような人々がいます。

チャンネル桜つながり=水島社長、川添恵子、坂東忠信、浜田和幸、そして松田学。

この松田学という人は、今では桜とは別に独自のyoutubeチャンネルを開設しています。
かつては桜の中でも大してビュー数が多くないイメージだったんですが、独自のチャンネルになってからは、特にここ最近はビュー数が増えて来たようです。

なぜ、そんな急に伸びたんでしょうね?という気もします。
(※コロナ陰謀論が関係しているのだろうか?そういえばコロナ陰謀論とDS陰謀論の重複を指摘する声もツイッターでは時々見かけますねえ)

そして、この人も「開戦後の動画」を見れば分かりますが水島社長同様「馬渕睦夫のDS陰謀論」そっくりなことを述べています。

さらにこの人は「参政党」という所に入っていて、私はよく知りませんが、次の参院選にでも出るつもりなんでしょうか?

なんだかイキナリ現れた印象しかない、この参政党って何なんでしょうね?

不思議といろんなところでちょくちょく「ネット広告」を見かけるんですが、資金はどこから出ているんでしょうか?

そしてこの参政党には武田邦彦も参加しているようです。

このブログで彼のことを個別で取り上げた記憶はありませんが、私は彼を一切信用していません。さらに言うと、彼もまた名うての「陰謀論者」です(ついでに反原発の思想も強い)。

小名木善行という人の幕末デマ話をツベで見かけたので注意喚起しときます(2022/2/12)

(以下、引用)
保守のフリをして、ただ単に売名行為をしたいだけ、あるいは愚にもつかない陰謀論を拡散したいだけ、という連中も結構いるからね。ネット上には、そこらじゅうに。
このブログでも過去に何度も指摘した。
私は三橋貴明や武田邦彦なんぞは1ミリも信用してないし、その手のうさん臭い連中は他にも大勢いる。(以下略)




そしてここ最近の陰謀論関連の記事でずっと書いてきたように、この一連の流れと小名木善行の「むすび大学」が「陰謀論(特に反米を煽る陰謀論)が大好き」という点でよく似ています。


さらにもう一点、私は以前から疑問に思っていたことがあります。
私は昨年の自民党総裁選の頃に、次のような記事を書きました。

総裁選における経済政策や河野太郎の対米対中姿勢、などについて(2021/09/25)

(以下、引用)
今回の総裁選に関して、上記にもある「藤井聡・三橋などの共産党シンパ」が高市候補推しであることは、既に皆さんもご存じのことでしょう。

これに関連して、いわゆる「ブログのバナー広告」に妙な高市候補推しの宣伝を見かけたことがありませんか?
多分、youtubeの広告でも見かけたような気がします。

一応、反河野太郎、反竹中平蔵的なバナー広告もあったような気がします。
なんにしても、やや不気味な感じのする、本気で応援してるんだか、けなしてるんだか、よく分からない感じのイメージだったですよね。

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(日刊ゲンダイ)しつこい!高市早苗氏だらけの“あおり”ネット広告に批判噴出…党則違反の可能性、自民党本部の回答は (2021/9/22)
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e931cefea8bfd1fa98e9971c3577a54bb264f90

むろん、私は一度もこんなバナーは踏んでませんし、リンク先へ飛んだこともありません。ですから、そのリンク先がどうなっているのか?それは知りません(知りたくもない)。

(※余談ながら、私が6月に書いたNHK大河『青天を衝け』の記事の末尾に「どうでもいいが、時々ネット上で「『青天を衝け』を見てはいけない」「『青天を衝け』の内容はウソ」みたいなバナーリンク(宣伝広告)を見かける。むろん私はそんなリンクを踏むつもりもないのでその内容は見てないが、その雰囲気からして反日、左派的な理由からのネガキャンだろうと思っている」と書いたが、これと同じ連中が金を出しているような気がする)


これらのバナー広告に通底するのは「反小泉・竹中」「反アメリカ的なるもの」すなわち反米です。
かつてはこういった広告で「三橋貴明」自身を応援していた広告を見かけたことも私はあります。

私自身が、なぜ49対51の割合とはいえ、こういった「藤井聡・三橋などの共産党シンパ」なるものを受け入れられないかというと、彼らの背後に「反米思想」の思惑が透けて見えているからです。
(以下略)



このバナー広告の雰囲気が「むすび大学」とまるっきり同じ臭いがするんですよね。
そして先の参政党の件もそうなんですが、バナー広告の広告費といい、政治活動の資金といい、
それって一体どこから金が出ているんでしょうね?

不思議でなりません。
(※特にこの一連のバナー広告費が一体どこから出ているのか?以前から不思議に思っていた)


反米活動が大好きで、金をあり余るほど持っているといえば、やはり真っ先に思いつくのは、
鳩山由紀夫でしょう。
(以下略)



「馬渕睦夫のDS(ディープステート)陰謀論」も流石にそろそろ終わりかな?(2022/03/08)

(以下、過去記事より引用)
表題にもあります通り、少し前まではツイッターやyoutube界隈で盛んに拡散されていた「馬渕睦夫のDS(ディープステート)陰謀論」も、いろんな所でその「プロパガンダ性」を指摘されて流石にもう、真っ当な知性を持った人には通用しない「ヨタ話」のレベルに落ち着いたと思います。

ただし、これはどんなプロパガンダでも言えることですが、世の中には「オレオレ詐欺」にすら引っかかる知性の足りない人がわずかなパーセンテージながらもおりますので、それらを標的として、工作員たちはこれからもネット上で懲りずにデマの拡散に励むことでしょう。
まったく罪深い連中です。

ちなみに私は前回の記事で次のように書きました。
(中略)
この中の一番最後の部分、

>コロナ陰謀論とDS陰謀論の重複を指摘する声もツイッターでは時々見かけますねえ

これを科学的に裏付ける記事がネット上にあがっておりました。



<ツイートのリンク先の記事>
ツイッター上でウクライナ政府をネオナチ政権だと拡散しているのは誰か (2022/3/7)
鳥海不二夫(東京大学大学院工学系研究科教授)
https://news.yahoo.co.jp/byline/toriumifujio/20220307-00285312
(中略)
以前からツイッターでは「コロナ陰謀論とDS陰謀論の重複を指摘する声」があった訳ですが、この記事にあるようにツイートを科学的に分析した結果、その証拠が得られたわけです。

つまり「工作員はDS陰謀論と反ワクチン陰謀論を意図的に流布している」ということです。

また、この記事の中ではジャーナリストの佐々木俊尚氏の記事も参照していますが、それも一応紹介しておきます。

ウクライナ侵攻「正しい情報」見抜くプロの読む力 「陰謀論、間違った情報」にだまされない秘訣 (2022/3/5)
https://toyokeizai.net/articles/-/536199

(以下、抜粋して引用)
 ロシアによるウクライナ侵攻について、日本では「単なる思い込みによる誤解」から「めちゃめちゃな陰謀論」まで、ツイッターのみならず、ウェブのメディアやテレビのワイドショー、そして野党の政治家までが、大量におかしな情報をばらまいている

「ウクライナが親ロシア住民を大量虐殺した」「ウクライナ政府はネオナチ」といった荒唐無稽な陰謀論

「欧米はロシアを分割して利益を得ようとしている」「ウクライナが核兵器を入手しようとしている」「NATO(北大西洋条約機構)が東方不拡大の約束をしたのに約束を破ってロシアの安全が脅かされた。ロシアはしかたなくウクライナを攻撃している」など、ロシアの言い分をそのまま垂れ流しているもの

「ウクライナは核を放棄したからロシアに侵攻された」といった誤解

 しかし、これらはすべて正しくない。(以下略)



ついでに私の先日のツイートも紹介しておきます。


(中略)
上記の一つ目のツイートに書いてある丸谷元人という人が出ていたyoutube動画は、コレです。

緊急配信!『本当は何が起こっているのか!?ウクライナ危機 現地”生”情報から分析する!』ゲスト:危機管理コンサルタント 丸谷元人氏 (2022/03/04)
https://youtu.be/31xYWAEZLaM
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まあ、この期に及んで「この人たち」の言説を信用するかどうかは、皆さんの判断にお任せします。

ちなみに昨日、ウクライナ人のグレンコ・アンドリーさんが次のようにツイートしておりました。





さて、最後にもう一つだけ述べておきます。
前回の記事の一番最後で、私は鳩山由紀夫と東郷和彦のyoutube動画を紹介しました。

ウクライナ情勢を徹底解説 鳩山友紀夫×東郷和彦(静岡県立大学グローバル地域センター客員教授,静岡県対外関係補佐官) (2月28日)
https://youtu.be/jNY2mvGtdIE
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(中略)
で、先日、この動画を一応最後まで見てみたわけです。
すると、動画の一番最後の辺りで、実はなんと鳩山由紀夫が馬渕睦夫の話をしていたのですよ。

ってことは「前回書いた私の直感が当たっていた」という事なんじゃないでしょうか?
つまり「馬渕睦夫と鳩山由紀夫は一味同心である」という可能性がある、と。

この動画の1時間10分頃から、鳩山は次のように述べています。

「元ウクライナ大使の馬渕さんがいろいろ話されてますけど(中略)オレンジ革命とかあの辺の事も含めて、またポロシェンコがミンスク合意をした時にジョージ・ソロスなどが邪魔をしたと、いわゆるネオコンと、その背後にジョージ・ソロスがいるんだ、と。いわゆるユダヤ系の人たちがそういうものを邪魔してるんだという意見を言ってました。で、こういう事を言うと常に陰謀論だって言われるんだけれども、私どもは確証を持ってそういう事を話しているんだ、という事で話をされてました。こういった紛争が起きるような状況をそういう人たちが作っているんじゃないかと言ってました。いかがですか?それは」

と東郷和彦に質問し、東郷の回答も「それは否定できない」というような感じでした。

ともかくも、鳩山と馬渕は、やはり何らかのつながりがありそうな気がするなあ。
(※もちろん三回前の記事で触れたように東郷と馬渕は共にロシアスクールの外務官僚である)

なんだかアヤしいですねえ…。
(以下略)




私の「参政党」に関する見解は以上の通りです。
既に三ヶ月以上も前に、私は彼らのうさん臭さを指摘しております。

しかも、どう考えてもバックにロシアの代弁者(つまり反米的な陰謀論を拡散したい連流)がいる事は明白です。

プロパガンダの要諦は、
「真理や本質などはどうでもいい。だませる愚民だけをプロパガンダの罠にハメればそれで良い」
というものです。
(※NHKがやっているサヨクプロパガンダも、これとまったく同じ手法であることは過去記事で何百回と私は書いてきた。ちなみにそのNHKが関東で夕方や早朝にやっている番組で『私たちはだまされない』という振り込み詐欺防止キャンペーン番組をやっているのだからお笑いぐさであるwまあ関東は関西と違って地上波の偏向報道が凄まじいからねえ。NHKや民放が大量の愚民化洗脳電波をたれ流しておきながら『私たちはだまされない』とか、酷いマッチポンプである)



まあ私がブログでこのような「本質を突いた指摘」をしたところで選挙に影響は全くありません。
「参政党」のバックにいる資金源が注力するプロパガンダによって、それなりに彼らは票を獲得するでしょう。

だからといって、
彼ら「参政党」が議席を獲得することはあり得ない、
と私は見ています。

というのは、彼らの主張には軸となるもの、また「パンチの効いた一発ネタ」が無いからです。
まあ私は前回の参院選でもN国党の予想を外してしまった人間ではありますがw

しかしそのN国党の場合は、軸となる主張、つまりそれは、
「NHKという金満組織に対する怨嗟の感情
さらには、
「NHK受信料の値下げという実利的な感情
煽ることができました。
(※もちろん私のNHK批判とは論旨がまったく異なっている)

そしてゲスい愉快犯に徹した立花による炎上商法という「パンチの効いた一発ネタ」もありました。
実に単純で分かりやすい、多くの視聴者(特にネット視聴者)に訴求できる宣伝方法です。

これらの手法によってN国党は前回、ギリギリ比例票で獲得議席に届いたのです。



その一方で「参政党」には、こういった要素が皆無です。

なんだかよく分からないが、
「とりあえずネット上でバンバン宣伝を流している保守系?の政党?」
(※そもそもこんな陰謀論まみれの保守政党などある訳がないのだが)
ぐらいの印象しかありません。

こんな政党がどうやって全国比例で一議席を取るのに必要な「百万票」を獲得するというのか?

そんなことがある訳がない。
というのが私の見方です。


最後に、ついでだから少しだけ触れておくと「くにもり」?とかいう水島社長の泡沫政党も比例で出るらしいですが、こんなのは「参政党」以上に可能性ゼロですからイチイチ論評する必要もない。
しかも水島社長の事も、私は三ヶ月前に指摘済みの話ですから。
(※「バックに資金源がない参政党」と見れば、それで論評は終了であろう。「くにもり」は)

チャンネル桜の水島社長という大愚物について(2022/03/10)




まあ実際の結果は選挙が終わってからのお楽しみ・・・、というか、こんな楽しくもなんともない選挙を、たぶん私はブログで「総括」などしないと思う。



【以下、テンプレート解説】このブログで使っている言葉の定義について
<“左翼”ではなくて“サヨク”>
今の日本で“左派”と呼ばれている連中は、本来の意味での“左翼”ではなくて、単なる「憲法9条的な戦後サヨク」といった意味合いの物でしかないので(しかし今の日本で彼らは“左翼”ではなくて“主流派”である)、私は“左翼”ではなくて“サヨク”という言葉を使っている。

<“保守”ではなくて“いわゆる保守”>
先の大戦の敗北によって従来の価値観をほぼリセットされた戦後の日本では、真に“保守”すべき日本の国柄は既にほとんど失われている。また今の日本で「独立自尊」「自主憲法の制定」を唱えるのは“保守派”ではなくて“改革派である。それ故に一番相応しい呼称は“反サヨク”と呼称すべきだがそれでは「通りが悪い」ので、私は“いわゆる保守”という言葉を使っている。

「戦前の価値観」を知っている日本人がまだ数多く存命していた昭和の終わりまでは“保守”も“左翼”もある程度は字義通り通用していたのかも知れないが、戦後の日本しか知らない日本人が大半を占める今の日本社会では「かつての字義はほとんど通用しなくなっている」という事である。

※過去に何度か誤読されたり、こういった説明をする必要に迫られた事があるので、テンプレートとしてここに明示しておく。

「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2リンク3リンク4
(※NHK受信契約訴訟の最高裁判決(平成29年12月6日)に関する記事)
「NHK受信契約訴訟・最高裁判決」から私が考えた事(2017/12/9)

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには潤沢な資金(税金)があり、更には「映像や音声で直接感覚に訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合、それが至上命令となっておりやり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが3.11以降に垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク1リンク2

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク1リンク2

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「旧民主党・旧民進党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(了)

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テーマ:報道・マスコミ - ジャンル:政治・経済

最近、関東は暑い日が続いてますねえ。参院選の事はよう知らんけど

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今日も時間がちょっとだけ出来たので、簡単にブログを更新しておきます。

といっても今回は参院選の事をそれほど重視して書くつもりはありません。それについては前回の記事で大体の事は書き終わっております。興味のある方はそちらをご覧になってください。

で、時間があるといってもそれほど多くの時間はとれませんので、今回も言いたいことをダラダラと箇条書きにして書いておこうと思います。



(1) 「季節外れの猛暑と節電の呼びかけ」について
首都圏(関東)に住んでいる人にとっては、本当にこのところ暑い日がつづいて大変ですよね。
「いくらなんでも梅雨明けが早すぎるじゃないか」
と言いたくなるぐらいの短い梅雨でした。

そして本日も、日本政府は国民に節電の呼びかけをするようです。
しかも昨日よりもさらに長い時間、すなわち午後3時から8時まで「電力需給ひっ迫注意報」を出す予定だそうです。

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この「日本の電力問題」(特に東電管内の東日本における深刻な問題)については、私はここ最近のブログでくり返し指摘してきました。
いや、厳密にいえば私は十年以上まえから、このような事態を憂慮して、
NHKと反原発
の問題についてこのブログでとうとうと書きつづけてきました

なぜ私以外、誰も言わないのだろうか?
と何度も何度も言い続けてきたんですけどね(ネット動画でも誰も言わないという異常さだった)。

「ウクライナに関する事。更に久々の「NHKウォッチング」。特に反原発の事」(2022/03/26)

(以下、過去記事より引用)
(3) 久しぶりの「NHKウォッチング」

本来このブログは「NHK監視用」のブログなのです。
過去記事を少し見てもらえば、すぐに分かると思いますけど。

にもかかわらず最近はトントご無沙汰しておりましたねえ、「NHKウォッチング」。
多分、ニュースウォッチ9のメインキャスターが田中正良になってからは初めてのような気がします。

なぜ今回あらためてニュースウォッチ9のことを取り上げるのかと言いますと、
NHKと反原発
という、このブログでは十年以上ずっと私が糾弾してきた問題について、先日「見逃せない報道」を見かけたからです。

そしてこれが今回のメイン記事となりますので、本来であれば 反原発騒動 のカテゴリとして書くべきなんでしょうが、まあ現在ウクライナで戦争 がおこなわれている都合上、そのカテゴライズはしないことにしました。

今回、私が取り上げたいのは3月23日(水)のニュースウォッチ9です。

ウクライナでの戦争が始まって以降、NHKはニュース7もニュースウォッチ9も、だいたい前半部分はウクライナの戦争について取り上げることが多いです。

それはこの日も同じでした。
特にこの日は「ロシア国内でのメディア報道」について取り上げていました。

既に皆さんもご存知でしょうが、ロシア国内では完全な「言論統制」が行われていて、言論の自由など全くありません。
(※国営ニュースの最中に女性が「プロパガンダを信じないで!」と書いた紙を掲げた、という事件があったことは周知の事だろう)

<以下、ニュースウォッチ9からのスキャン画像>
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このパートの最後の場面でキャスターの田中は“戦時中の大本営発表”の話などを持ち出して、
「政府(国営放送)が国民を誤った方向へ誘導するのは良くない」
云々といった話をして、ロシアの言論封殺状況を批判していました。


なるほど。
「国営放送による国民(視聴者)への誘導ね」
と私はこの報道を見て感じました。

別にNHKは国営放送じゃないけど、私が十年前から糾弾しているように、
NHKと反原発
に関しては、まさにNHKはロシアと全く同じじゃん。

すなわち、
「ロシアが国民に“軍事作戦”の遂行に反対する意見はまったく聞かせない」
というのと同様に、
「NHKは原発再稼働に賛成する意見は絶対にニュース7やニュースウォッチ9ではやらない」
という、NHKはロシアとまったく同じことをやっているじゃないか。
そんなふうに私は思ったわけです。


で、NHKはそういった「私のような視聴者の感情」を予測したのかどうか分からないが、このあとニュースウォッチ9内で、NHK定番の「原発再稼働反対プロパガンダ」をやり始めました。

むろん、これは先日の(というか今後もずっと引きずる問題のはずだが)、
「東京電力による電力供給不足」に関連する話でもあります。

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かいつまんで内容を解説すると、柏崎原発で「セキュリティに不備」があり、全国の原発でも似たような事例が最近報告されており、とてもじゃないが原発再稼働などできるはずがない、という事を国民(視聴者)に説明(洗脳)するための報道だったということです。

まあ私は専門家じゃないからよく分かりませんが「不審者が入り込める可能性があった」とか言っても、別に実際、銃火器を持ち込まれた訳でもなく(当たり前だが)、どこまでその可能性をゼロに近づけなければならないのか、私にはよく分かりません。

0.0000001パーセントでも「不審者が入り込める可能性」があったらアウトなんですかね。

多分、そうなのかも知れません。
「千年に一回の地震による津波」でも危険で(それでも福島の原発は機材そのものは無事だったが)、「阿蘇山の噴火によって『四国の』原発も危ない」(という程の噴火だったら原発事故以前に、九州と四国は噴火によって壊滅しているだろうが)というぐらいのゼロリスクを求めるのが今の日本社会ですからね。
(※こんな事はコロナ(武漢熱)関連で何度も書いた。この記事とか、この記事とかで)


それで、このパートの一番最後に田中は、次のようなセリフを述べて締めくくっていました。

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田中「昨日から今日にかけて電力需給ひっ迫警報が出されたことや、エネルギー価格の高騰という状況の中で、電力の安定供給のため原発の稼働について議論を求める声も上がっています。ただ大切なのは原発には厳しいセキュリティが求められるということです。東京電力をはじめ電力各社がそれをしっかり管理できる基準に達していないのであれば、議論の出発点にすら立っていないのではないでしょうか


とにかく、NHKは「原発再稼働に賛成する意見」は、まったく放送しません。

くり返しますが、その点では「ロシア政府による言論封殺」とまったく同じです。
この原発のセキュリティ問題についても、NHKとは違う立場の人間(専門家)は多少なりとも世間にいると思うのですが、そんな声は、NHKは絶対に放送しません。

私は十年以上も「NHKの反原発」を注視しつづけてきてますから、それについては断言できます。
NHKは絶対に放送しません。

といいますか今回のニュースウォッチ9は、これでもNHKとしては最大限譲歩しているのです。

これまでは「原発再稼働」という言葉自体がほとんど禁句状態だったのですから。
ニュース7やニュースウォッチ9では。

おそらく、ここ数日来の「東京電力による電力需給ひっ迫」に直面して、ようやくわずかながらも国民から原発再稼働の声が上がるようになって「反原発、原発再稼働反対の総本山であるNHK」としても、これまでのように「原発再稼働のことは完全に黙殺する」というスタンスを取りづらくなって、しぶしぶながら「一応そういう声があることは認める」というスタンスに変えたのでしょう。

そうはいっても田中が主張していた最後のセリフ、
議論の出発点にすら立っていないのではないでしょうか
からも明らかなように、NHKのスタンスとしては相変わらず、
「原発再稼働については、議論することもまかりならん」
ということなのです。
(※核武装や憲法9条改正とまったく同じだ。すなわち「議論さえ、してはならん」と)



最後に私の見解を述べておきます。
私の原発再稼働に関する見方は、まったくもって悲観的です。

まず、国のリーダーからして、この有り様です。







そして岸田総理だけでなく、国民も「原発を再稼働する」という覚悟がありません(特に東日本では)。
だから私は原発再稼働に悲観的なのです。


何度も書いてますように、私は十年以上前から「NHKと反原発」を注視し続けています。

しかし、このような意見、つまり、
「NHKこそが原発再稼働を邪魔している最大のプロパガンダ組織である」
という声を、私は他で見たことがありません。
本当に、私だけなのです。
このような事を述べている人間は。

私はまったく理解不能、と困惑せざるをえない。

NHKは国営放送ではないですが、国営放送と勘違いしている国民も大勢いるし、実質、準国営放送のようなものです。

現在ロシアの国営放送によって行われている「国民に対するプロパガンダ」が絶大な効力をあげていることは、ニュースウォッチ9に言われるまでもなく、誰だって分かっていることでしょう。

国営放送のプロパガンダは、それほど強力なものなのだ。

なぜ、それが分からないのだろう?私以外の日本人は。
と、私は絶望的な気持ちで一杯です。
(※その事はこの時の過去記事でも書いた。「NHK発の「原発の風評被害」「メディア洗脳」に関する補足」(2019/09/22)

誰だってNHKという巨大組織を敵に回したくないだろうし、敵に回しても勝てるはずがないと思うだろうし、そして何より「自分には一銭の金にもならない」、そんなバカな事をやる人間がいるわけがない。

だから誰一人、公に声をあげることはない。
それが当然の帰結である。



「あの時」から十年以上経っても、原発再稼働は遅々として前に進んでいません。
特に東日本では、一歩も前に進んでないといっても過言ではありません。
ですからこの先の十年も、私は非常に悲観的です。

多分ダメなんじゃないですかね。
この国民たちは。
「物事の要点が分からない」そういう人たちばかりですから。
何度もここで言ってきたセリフですが、
「なぜ私以外、誰もこのことを言わないのか?」


最後に、不謹慎を承知の上で敢えて言っておきますが、もし「その可能性」があるとすれば、いずれ電力不足によって大停電が発生して、まことにお気の毒ながら、どこかの病院で電気を要する器具の不具合によって「弱者の患者」が犠牲になってしまった時に、初めてNHKやその他のメディアも、
弱者が犠牲になるとは、なんて可哀想に!」
といっせいに声を上げはじめて、それまで「反原発」を頑なに守ってきた連中も、ようやく手のひら返しをするんじゃないでしょうかね。

それほどの事があって、ようやく、初めて動くんでしょうよ。
あの偽善者どもは。
(※実は偽善者でもなくて、単なる反日勢力、つまり「日本を弱い国にしておきたい」という近隣諸国の意向に沿ったスパイであるだけかも知れないが)



まあ、この三ヶ月前の記事で「事の本質」は大体言い尽くしております。

が、今回はもう一つ大事なことを付け加えておきましょう。


ところで皆さん、不思議に思いませんでしょうか?
特にこのブログに来られるような政治意識の高い方は、おそらく高い確率で疑問に感じておられると思います。

「これほど『電気が足りない、電気が足りない』と大騒ぎしておきながら、なぜ国(政府)もNHKも原発再稼働の事をまったく口にしようとしないのだろう?
と。

今回、私が一番言いたかったことはコレです。

これが言論封殺の一番の特徴なのです。
そしてこれがNHKの得意技でもあるのです。

ちなみにNHKは今回の参院選を目の前にして「憲法改正」の事が選挙の争点としてあがっていると今更のようにチョロチョロとニュース7やニュースウォッチ9の中で放送していますが、私がブログの「憲法改正」カテゴリでずっと指摘してきたように、NHKはここ十数年、「憲法改正」特に「九条改正」については、今回の「原発再稼働の黙殺」とほぼ同じ手法を取りつづけてきました(特にコロナ禍(武漢熱禍)の状況下では「憲法改正」は九条改正ではなくて、“国民の基本的人権”に問題をすり替えようと躍起になっていた)。


つまり、NHKという準国営放送が黙殺することによって、
「この問題は、公(おおやけ)に論争してはいけない問題なんだな」
と、国民を洗脳する、といった手法です。


今回の電力不足の状況下における「原発再稼働の封殺」も、ウクライナ戦争まえの「憲法改正」とまったく同じ図式です。

NHKという権威ある準国営放送が敢えて言及しないことによって、
「その事に言及するのは絶対にまかりならん!」
と国民の深層心理にタブーとして植え付けているのです。
(※今回のコロナ禍でもハッキリしたように、この国の“同調圧力”は異常で、このこともタブー意識に拍車をかけている)

ある意味、中国・ロシア・北朝鮮のような独裁国家による言論封殺よりも、状況は深刻だと私は思います。
なにせ、この国の国民たちは中国・ロシア・北朝鮮の国民よりもよっぽど従順な善男善女ばかりです。まったくもって羊のように従順な善男善女ばかりですからね。

この従順な人々に対して、政府とNHKによるこういった巧妙なやり方は、効きます。

しかも原発再稼働の言論封殺については、私がこのブログで長年言い続けてきたように(おかしな言い方だが「黙々と」言い続けてきた、と言うしかない状況だった)、十年以上にわたってNHKが徹底的に国民を洗脳してきたのですから、多くの国民が、
「原発を再稼働するなんて、よく分からないけど、言っちゃいけないことなんだよね」
と洗脳され済みの状態ですから、このような電力不足の状況下においてすら、それが公に語られることはありません。

NHKによる洗脳作戦は、まったく完了しているのです。



しかし心ある人は疑問に思うことでしょう。
「なんだか“原発再稼働”って単語は言っちゃいけないらしいけど、ダメならダメで、そのダメな理由ぐらい政府やNHKは国民に対してしっかりと説明すべきなんじゃないだろうか?」

こういった話がTVや新聞はもちろんのこと、ネット動画でさえまったく口にされないという恐ろしさ。


「日本社会に対する私の絶望」
は、まさにこの点にあるのです。

くり返しますが「処置なし」です。もはや。




(2) 上記に関連して、私に腐るほど金があれば今回の参院選で「原発再稼働党」として出馬していたでしょう。

そうすれば、原発再稼働に絶対反対のNHKの電波で、
なぜ国民は原発再稼働について何も議論しようとしないのでしょう」
という事の真理を、政見放送としてやったことでしょう。

それしか国民に直接訴える方法は無かったでしょうし、そして多分、それをやったとしても国民に問題喚起することはできなかったと思いますけどね(オールドメディアはもちろんネットメディアも、泡沫政党として黙殺したでしょうから)。

「処置なし」です「処置なし」です。




(3) 前回のつづきとして「参政党」が比例議席を獲得するかどうか、という事について

それはあり得ない、と前回の記事で書きました。
その私の認識は今も変わりません。

ちなみに私が目にしている範囲では「獲得する可能性がある」と言っているのは産経の阿比留氏だけです。

そして私は比較的、ネット動画では阿比留氏の言説を楽しんでいるタチの人間ですから、その点、多少留意せざるを得ないのも実情ではあります。

実際のところ、どうなんでしょうね?
それは私にもまったく分かりません。今回は特に、時間がないのでネット上における「いわゆる保守」の人々の動向について、それほど把握している訳でもありませんし(全然見てないから知らんけど『虎ノ門ニュース』や百田あたりが「参政党」を推しているのだろうか。あの連中は金になれば何でもやるから、それなら多少望みがなくもない)。

しかしそれでも私は、やはり「望みはない」という予想に変化はありません。

昔このブログで何度も書きましたように「保守票」というのは、そんなに多くありません。

多くて二百万票、実数およそ百万票
というのが長年この界隈を見てきた私の実感です。
(※特に私が「日本のこころ」の党員となっていた頃の実感として、そう思っている)

過去に何度も書いたように、全国比例で一人当選するには最低百万票が必要です。

今回「いわゆる保守」の票は「くにもり」と食い合うことになるでしょう。
また「NHK党」も保守の票に狙いを定めていますし、「維新」「国民」もその流れに沿っています。

どう考えても、絶対数の少ない「いわゆる保守」の票が「参政党」にそれほど回るはずがなく、阿比留氏が言うには「れいわ」と同じぐらい行くんじゃないか?と言っていたが、極左の「れいわ」の実力は「いわゆる保守」とは比べものにならないくらいある。たかだか「参政党」がそんなに保守の票を取れるはずがない。
と私は見ています。

ただし「れいわ」がモロに北朝鮮や赤軍、革マル派などの支援を受けているように、「参政党」も保守を隠れ蓑にして、今現在ヨーロッパで大戦争をやっているロシアが西側陣営の内部かく乱を狙って大々的に「活動資金」を水面下で渡しているとすれば(戦争で使う資金に比べればそんなのは微々たる額に過ぎないだろう)その助力によって「参政党」が多少は躍進する、という可能性はあるかもしれません。まあ、このあたりは私の邪推でしょうけどね(と時期が時期だけに、念のためエクスキューズは付けておく)。

とにかく「いわゆる保守」の票だけではなく、「れいわ」と同様、左からの得票ならびに「右や左といった意識が薄い人々から」の票を獲得することによって「参政党」が議席を獲得する、という可能性はゼロではないでしょう。

くれぐれも指摘しておきますが、阿比留氏が言うような「保守票が参政に流れて、参政が議席を獲得する」というのは、事実誤認だと思います。

これまでもよく言われた話として、極右も極左も、一周まわって(反米という一点では仲良く共通しているので)同じ立ち位置にいる、ということで親ロシアの左翼連中が「参政党」に票を投じやすい、というのはありそうな話だと思います。

まあ、こればっかりは結果が出てみないと、私にはなんとも分かりません。




(4) ちょっと前の話ですが、バイデンの訪日を受けて岸田が「防衛費増強」を公言した事について

この「結果」について言えば、私に異論はありません。
しかしその「道程」というか「経緯」について言えば、大いに異論があります。

「アメリカに言われたから」
などという「他国への依存心」をあからさまにしておいて防衛費の増強って、そのスタート段階で「何かおかしいだろう?」と疑問符を付けざるをえません。

しかもこの、
「アメリカ様に言われたから仕方ないもんね」
というエクスキューズがあるので、NHKや他のオールドメディアも大々的には岸田の方針に反対はしていません。

まあNHKを筆頭に、奴らオールドメディア(特に朝日など)の反米は「なんちゃって反米」ですからね。

本当は反米でも何でもないのだが(アメリカが民主党リベラル政権の時は特に)、一応「ガス抜き」として反米っぽい事を時々述べているだけで、本質的には「アメリカ従属が大好き」「日本が自立するなんてとんでもない」という発想の持ち主ですから。

もし真にアメリカ依存から脱却するつもりなら、それこそ、
自衛隊を国軍にする、原発をすぐ再稼働する、そして「アメリカ様が作ってくれた“日本国憲法”」はただちに改正する、
という私や「いわゆる保守」の人々ような意見こそが当たり前のはずです。

が、彼らは間違ってもそんな事は言いません。

大体「反米」をうたっているNHKや朝日が、先の大戦で「アメリカと堂々と戦った我々の先人」に対して侮蔑怨恨の感情しか抱いていないという事自体、異常なのです。彼らの「反米」が真のものであるならば、4年にわたってアメリカとガチンコで戦った我々の先人は、尊敬されこそすれ、侮蔑や怨恨の対象などになりえる訳がないでしょうよ。
(※これは共産党の主張の異常さについても言える話である。つまり「彼ら」の「反米」は、我々日本人にとってあるべき「反米」ではなくて、どこかの外国勢力にとって都合の良い「反米」なのである。うーん、ちょっと難しい言い方かな、コレは)。

と、これも本来誰も言わないセリフですが、まあ今回はここまでサービスして「事の本質」を書いてしまいましょう。



ちなみに、私は「反米」でも何でもありません。
現状の日本国を真っ正面から見つめるならば、このヘタレだらけの(コロナや原発再稼働にすらビビりまくっている)日本国民が「自主防衛」、つまりアメリカとの同盟を抜きにして独力で日本を守るなど危険極まりない、と自覚しておりますから、「くにもり」「参政」その他の自称「反米保守」が夢想的に喧伝している(というほど私は彼らの意見をチェックしてはいないが)「反米」扇動にくみするつもりは毛頭ありません。





うーん、ちょっと時間がかかり過ぎてしまいました。
あとは簡単に書いておきます。

(5) 最近NHKの『クローズアップ現代』が、桑子というアイコンを使って一般の視聴者に受け入れやすくなるよう「改良」(私からすれば、詐欺師の詐欺が巧妙になっただけの「改悪」だと思うが)して、一旦夜遅くの時間帯へ退いていたのが、最近はシレっと元の時間帯へ戻ってきております。

NHK公式サイト『クローズアップ現代』

過去記事で腐るほど書いた気がしますが、言うまでもなく『クローズアップ現代』は、
「サヨクの、サヨクによる、サヨクのためのサヨク万歳番組」
であります。

まあジェンダーやら弱者やらマイノリティやら、NHKやサヨク連中が「プロパガンダに利用しやすい人々」しか取り上げない、典型的なNHKのサヨク番組です。

このあたり最近は、NHKも本性を隠さなくなってきましたね。

そりゃまあ開き直りもしますわなあ。
NHKの偏向報道を糾弾する
などという奇特な行為をやっている人間は、ネットの場末でブログを書いている私ぐらいのものなんですから。
NHKは安泰も安泰。何の遠慮もありゃしません。

「処置なし」で…(以下略)。



(6) 最後に訃報です。
渡辺宙明さんが先日お亡くなりになっていたそうです。

作曲家の渡辺宙明さん死去、96歳 「マジンガーZ」など主題歌多数
https://sun-tv.co.jp/suntvnews/news/2022/06/27/54844/

我々の世代からすると、まさに宙明(ちゅうめい)さんは「神」のような存在です。

正直、この訃報に比べれば政治の話なんてどうでもいい、というぐらいショッキングな話でした。
このブログで過去に「宙明さん」の事に触れたのは確かこの時だったか。

(以下、7年前の記事より抜粋)
しかし、いつの頃から始まったのか?は忘れましたが、この番組の音楽にも使われている渡辺俊幸先生の音楽と共に放送されるNHK教育(ETV)の番組に関しては、不思議と「結構まともな番組」を見かける事も時々あります。

確か以前放送していたのは 「日本人は何を考えてきたのか」のシリーズだったかな?よく憶えておりませんが。

NHK総合で放送される「NHKスペシャル」が、ここ数年劣化の一途をたどっているのと比べて、なぜかNHK教育(ETV)で「結構まともな番組」が(稀にですけど)放送されるという、ある意味「逆転現象」が生じています。
(※音楽家の渡辺俊幸先生については、その父親である渡辺宙明大先生との関連もあり、大昔にアニメオタだった私が語り出すとキリがありませんので、ここでは割愛します)
(以下略)



心よりご冥福をお祈り申し上げます。



【以下、テンプレート解説】このブログで使っている言葉の定義について
<“左翼”ではなくて“サヨク”>
今の日本で“左派”と呼ばれている連中は、本来の意味での“左翼”ではなくて、単なる「憲法9条的な戦後サヨク」といった意味合いの物でしかないので(しかし今の日本で彼らは“左翼”ではなくて“主流派”である)、私は“左翼”ではなくて“サヨク”という言葉を使っている。

<“保守”ではなくて“いわゆる保守”>
先の大戦の敗北によって従来の価値観をほぼリセットされた戦後の日本では、真に“保守”すべき日本の国柄は既にほとんど失われている。また今の日本で「独立自尊」「自主憲法の制定」を唱えるのは“保守派”ではなくて“改革派である。それ故に一番相応しい呼称は“反サヨク”と呼称すべきだがそれでは「通りが悪い」ので、私は“いわゆる保守”という言葉を使っている。

「戦前の価値観」を知っている日本人がまだ数多く存命していた昭和の終わりまでは“保守”も“左翼”もある程度は字義通り通用していたのかも知れないが、戦後の日本しか知らない日本人が大半を占める今の日本社会では「かつての字義はほとんど通用しなくなっている」という事である。

※過去に何度か誤読されたり、こういった説明をする必要に迫られた事があるので、テンプレートとしてここに明示しておく。

「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2リンク3リンク4
(※NHK受信契約訴訟の最高裁判決(平成29年12月6日)に関する記事)
「NHK受信契約訴訟・最高裁判決」から私が考えた事(2017/12/9)

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには潤沢な資金(税金)があり、更には「映像や音声で直接感覚に訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合、それが至上命令となっておりやり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが3.11以降に垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク1リンク2

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク1リンク2

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「旧民主党・旧民進党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(了)

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テーマ:報道・マスコミ - ジャンル:政治・経済