処士策論 2019年09月
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処士策論

「処士」(しょし)とは、仕官していない人、民間の人、在野の人のこと

NHKクローズアップ現代+が「あいちトリエンナーレ」を擁護する偏向報道

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ここ最近の記事は「N国党立花孝志を批判する」という、非生産的で、しかもわざわざ自分の立ち位置を立花と同じレベルにまで押し下げて論評する、というような記事が続いておりましたので、今回こういった「本来あるべき形のNHK批判に戻れるのは、ある意味喜ばしい事でもあり、
「良いタイミングで炎上用の燃料投下をしてくれてありがとう、NHK」
とでも言うべきなのでしょうか。
(※もちろん、本音を言えば感謝するつもりなど毛頭ないが)

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昨夜のクローズアップ現代+の詳しい放送内容を知りたい方は、NHK公式ホームページに載ってますので、そちらをご覧になってください。
(※クロ現+は結構詳しい内容がホームページに残っている)

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NHK クローズアップ現代+ 2019年9月5日(木)
「表現の不自由展・その後」 中止の波紋

https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4324/index.html
<出演者>
ロバート・キャンベルさん (日本文学研究者)
岡村幸宣さん (原爆の図 丸木美術館学芸員)
武田真一 (キャスター)
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で、放送終了直後からこの「偏向報道」に寄せられたツイート(私のツイート含む)を以下に紹介しておきます。








私が言うべき事は大体上記のツイッターの中で言い尽くしてますが、ツイッターの短い文章では書ききれない部分を以下に補足しておきます。


<一点目>
昨夜のクロ現の後半では「公的な場での“表現の自由”はどこまで保障されるべきなのか?」という事について、クロ現の武田真一がスタジオゲスト(識者)の連中にグダグダとしゃべらせてました。

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もちろんNHKのスタンスとしては、今回のトリエンナーレの反日活動を擁護するような形で、
公的な場といえども少しぐらい政治的な表現をしてもいいじゃないか」
というニュアンスで印象操作を繰り広げておりました。
(※ただしツイッターで多くの人が批判しているように「右側の政治家や識者」への言論弾圧については、NHKは全く問題視するつもりはない

NHKがこのような方針を示すのは当然の事です。

なぜならNHK自身が「公的な」(受信料=公共料金で成り立っている)存在なのですから、
公的な存在といえども、政治的に偏った(右側を完全に排除した)放送をしたって良いじゃん」
というスタンスを取るのは当然の事なのです。

要するに昨夜のクローズアップ現代+も「自己弁護の一環」という事です。



<二点目>
上記で、
>「右側の政治家や識者」への言論弾圧については、NHKは全く問題視するつもりはない
と書いたように、NHKおよび朝日・毎日・TBS等を信奉するいわゆるサヨク・左の人々からすれば、
「我々には表現の自由があるが、ネトウヨには表現の自由は無い」
という考え方なので、昨夜のクローズアップ現代+も、平気でああいった内容にする訳です。
(※彼らにとっては何ら特別な事ではなく、それが普通の感覚なのである)

「従軍慰安婦」を認めない「ネトウヨ」に表現の自由は無い。
天皇を無批判に礼賛する「ネトウヨ」に表現の自由は無い。
「弱者」に対して冷淡な「ネトウヨ」に表現の自由は無い。

まあ、要するに彼らの考え方はこういう形で固定化されている訳です。

これは端的に言えば「自分勝手なダブルスタンダード」とも言えますし、もっと端的に言えば「自分達の思想にそぐわない人間に対する差別思想」とも言えるでしょう。

タチの悪い事に、「差別主義者を叩く事こそが自分達の使命である」と勘違いしているあのサヨク・左の人々は、まさか自分達自身が「差別主義者」であるなどと自覚できる訳もなく、無自覚に反サヨクの人々に対して差別行為を行なっているだけに、それこそ「筋金入りの差別主義者」な訳です。



<三点目>
これは上記の私のツイートで指摘済みの話ですが、私の過去記事を読んでいる方であればご承知の通り、私が一番言いたい事は
「日本最大の討論封殺機関NHKが「議論が大事」とか心にも無い事を言ってんじゃねえ!」
という事です。

令和元年(2019年) NHK夏の「厭戦・自虐・反日プロパガンダ」番組一覧(2019/07/28)
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(以下、過去記事より抜粋して引用)
そして今年もNHKは、8月15日に「討論番組」を放送する気は全く無いようですね。
(※少なくとも今の段階でのプレスリリースを見た限りでは)

もうここ数年、ずっと私が批判してる話ではありますけど。
(※4年前に放送したこの時が最後の「8月15日の討論番組」だったと思う。まともな討論番組とはとても呼べないくだらない内容でしたけど)

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なにしろNHKの一番酷い部分は
「国民にオープンな討論番組を全く見せない」
という部分です。

(※文末テンプレ「NHK解体」に関するまとめの(7)にも載せているが)

いつも独善的なNHKの主張を一方的に国民に押し付けてきます。
(※仮に討論番組を放送してもNHKのフィルターを通る事ができる識者しか番組に出演させず「視聴者からアンケートを募って出演者を決める」という民主的な方法も全く取らない。その最たる例が5月3日の憲法討論である)

だから私は、こんな「自称公共放送」など不要だと、ずっと言い続けている訳です。

民主主義の敵ですから。NHKは。
(以下略)
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5月3日の報道姿勢を見れば、NHKが改憲反対派であるのは明白でしょ(2018/05/04)
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(以下、過去記事より抜粋して引用)
まずは総論から述べます。
と言っても従来と比べて何か変わった点があった訳でもなく、基本的には今年も例年同様の放送スタンスでNHKは「5月3日を乗り切ろう」としていました。

「5月3日のNHKの報道姿勢」の四大原則を挙げると以下の通りです。
(1) 中立を保っているように見せかけてはいるが、よく見れば明らかに「憲法改正反対」の立場を取っている。

(2) 『憲法改正論議は国民的な議論が必要だ』と口では言うけれど、開かれた公平・公正な憲法論議を国民(視聴者)に見せるつもりは毛頭無い。

(3) 憲法論議以前の話として、「憲法そのもの」について国民にあまり意識させないように印象操作をする。それは『憲法の事を特別意識して考えるのは「異常な人間」だけで、普通の人は自分の生活の事しか考えないものですよ』といった印象操作である。要するに『憲法9条を死守せよ!』と唱えている人達こそが、実は一番「憲法」を軽視しているのである。

(4) 現憲法が占領時代に作られたもの(=占領軍による「押しつけ憲法」)であるという事は、出来れば国民(視聴者)の目には触れさせないようにする。

今年も基本的にこの原則通りに放送されていました。
(以下略)
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「公共放送」を自称しているくせに、オープンな討論番組(例えばBSフジの「プライムニュース」のような番組)を一切やらないで、アホなバラエティ番組ばかり垂れ流して公共料金(税金)を無駄使いし、しかも番組の放送内容について国民からアンケートを採る気も一切無い「エセ公共放送」が、
「議論が大事だ。意見の封殺はいけない」
とかどの口が言ってるんだよ?という話ですわ。




<最後のオマケ>
一応今回も最後は「立花孝志ネタ」で締めときますか。

昨夜のクロ現に関するツイートをチェックしていた時に、
「これでまた立花孝志のN国党に支持が集まるな」
みたいな事を述べている勘違いも甚だしいツイートを何件か見かけたものですから。

「立花孝志は“NHKの偏向報道”には全くノータッチ主義である」という事を知らないんでしょう。その人たちは。

まあ普通の一般人にはそんな事、分かりませんわなあ。

立花自身も、世間に一定数存在するそういった情報弱者の人数を見越して、あのような「営業活動」をやっている訳ですけど、この手法は「オレオレ詐欺」に引っかかる情報弱者層を狙い撃ちする手法と大差ありません。

だからこそ、私はここで注意喚起をしている訳です。

「騙されちゃいけませんよ」と。





【以下、テンプレート解説】このブログで使っている言葉の定義について
<“左翼”ではなくて“サヨク”>
今の日本で“左派”と呼ばれている連中は、本来の意味での“左翼”ではなくて、単なる「憲法9条的な戦後サヨク」といった意味合いの物でしかないので(しかし今の日本で彼らは“左翼”ではなくて“主流派”である)、私は“左翼”ではなくて“サヨク”という言葉を使っている。

<“保守”ではなくて“いわゆる保守”>
先の大戦の敗北によって従来の価値観をほぼリセットされた戦後の日本では、真に“保守”すべき日本の国柄は既にほとんど失われている。また今の日本で「独立自尊」「自主憲法の制定」を唱えるのは“保守派”ではなくて“改革派である。それ故に一番相応しい呼称は“反サヨク”と呼称すべきだがそれでは「通りが悪い」ので、私は“いわゆる保守”という言葉を使っている。

「戦前の価値観」を知っている日本人がまだ数多く存命していた昭和の終わりまでは“保守”も“左翼”もある程度は字義通り通用していたのかも知れないが、戦後の日本しか知らない日本人が大半を占める今の日本社会では「かつての字義はほとんど通用しなくなっている」という事である。

※過去に何度か誤読されたり、こういった説明をする必要に迫られた事があるので、テンプレートとしてここに明示しておく。

「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2リンク3リンク4
(※NHK受信契約訴訟の最高裁判決(平成29年12月6日)に関する記事)
「NHK受信契約訴訟・最高裁判決」から私が考えた事(2017/12/9)

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには潤沢な資金(税金)があり、更には「映像や音声で直接感覚に訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合、それが至上命令となっておりやり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが3.11以降に垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク1リンク2

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク1リンク2

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「旧民主党・旧民進党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(了)

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確かに小泉進次郎環境大臣はアホだと思うが、選んだの安倍総理だからね

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ここ最近は「参院選、立花のN国党、8月のNHK戦争報道」など色々とありましたので、時事ネタを取り扱うのは久しぶりのような気がします。

小泉環境相、前任者の発言をおわび 訪問先の福島で 9月12日
https://www.asahi.com/articles/ASM9D5FPXM9DULBJ012.html



私はこの小泉進次郎の言動を見ても、別に「裏切り」とは思いません。

私は元々「小泉進次郎はそういう人間だろう」と思ってましたから。
なにしろ親父が「反原発」に狂ってるあの男ですし。

そして内閣改造報道におけるNHKを筆頭にしたオールドメディアによる異常なまでの持ち上げぶりからしても、この男がオールドメディアの嫌う「原発再稼働」を容認するような発言などするはずがない、というのは分かりきった話ですから、この発言は当然の結果と言えるでしょう。

よく知りませんけど某所で行われているアンケートでは次期総理候補として小泉進次郎が1位になっているらしいですね。
(※あまりにクダらない話なので検索して調べるつもりもないけど。ホント「首相公選制」の無い国で良かったと実感しますわw)

私のブログで過去に小泉進次郎の事を取り上げた事ってあったっけ?と思って調べてみました所、メイン項目として取り上げた事は一度もありませんでしたが、言葉の端々では多少取り上げた事はあったようです。

過去の私の進次郎評価というのは、要するに、
「客寄せパンダ」としては優秀だから、選挙の時にオバちゃん層をダマくらかす為にはうってつけだけど、政治家としてメインプレイヤーにはなり得ないだろう」
といった所です。



一言付け加えておきますと、三カ月前の記事でも書きましたように、「いわゆる保守系」言論人の主流な立場としては安倍総理をやたらと持ち上げる言説が目立ってますが、私はそういう立場を取っていません。
(※特に数年前の「日韓慰安婦合意」の時には、私は一度安倍総理に絶縁状を叩きつけている

その意味で言えば、今回の内閣改造において安倍総理が環境大臣に小泉進次郎を選んだのは、ハッキリ言って
バッカじゃねえの?
と思っております。

いや。最初は私も別の形で安倍総理の意図をとらえようとも思ったのです。

「そうか。保守派世論を抑えるために保守と思われている安倍晋三を使ったように、反原発派を抑えるために反原発と思われている小泉進次郎を使って、それで上手くなだめて「原発再稼働」へ導こうとしているのだな」と。

全然違うじゃん。

まあ安倍総理が本気で「原発再稼働」をやる気があるのなら、青山繁晴先生も仰っているように、ここまで原発問題を放置してこなかったでしょうし、ただ単に、あの男には原発問題に真正面から取り組む勇気が無いだけの話ですわな。
(※内閣改造に関して言えば、今回、結構安倍総理に近い人物を閣僚として登用しているので、それに対する批判をかわす為にオールドメディアに人気のある進次郎を選んだのかも知れない。しかし環境大臣は避けるべきだったろう。こうなる事は目に見えてたんだから。それにしても環境大臣って歴代大臣を見ても、小池百合子以降、ロクなのがいないね。「客寄せパンダの専任ポストですか?環境大臣って」という感じですわな)




上記のツイッターで私が指摘しているように、NHKがトリチウムの放出の件で、それを容認する発言をした前環境大臣についてニュース番組内で糾弾したかったのは間違いのない所ですが、その日はニュース番組では取り上げず(福島県内の地方版では放送したかも知れないが)、ネットサイトのみの扱いでした。

まさかNHKが事前に小泉進次郎の環境大臣就任を知っていたとも思いませんが、昨夜のニュース7では早速この件を取り上げてましたね。

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まあNHKも、小泉進次郎も、ロクなもんじゃないですね。

なんだかツイッターなどを見ていると、小泉進次郎に多少なりとも期待をしている(していた)人をポツポツ見かけますが、私には理解不能です。

難しい話は言いません。

「NHKを筆頭にしたオールドメディアが意味も無く、異常なまでに持ち上げている」

これだけを見ても「小泉進次郎がロクでもない政治家である」というのは、普通は分かるんじゃないでしょうか?

とにもかくにも、この男のせいで「原発再稼働」はまた遠のいてしまいましたね。

どんだけ自分で自分の首を絞めるつもりなのかねえ?この国民たちは。
(※いや。やはり一番悪いのは、「福島でのみ」トリチウムを放出できない(させない)安倍晋三の責任だと私は思ってるが)





そう言えば、NHKの内閣改造報道と言うと、こんな報道も見かけました。
NHKお得意の「街の人の声」という奴ですね。
もちろん「NHKが恣意的に選択した街の人の声」ですが。

年金、経済の「街の人の声」に続いて、突然こんなのが紹介されてました。
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「韓国と仲良くしてほしい」
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「一般の人はいい人が多いので、政治でもめないで仲良くやってほしい」

憲法改正の話とか、韓国にもっと毅然と向き合って欲しいとか、そんな「街の人の声」は無かったんでしょうかね?

「そもそも日韓関係を悪くしてるのは韓国の政治家のほうでしょ?」と多くの日本国民は分かってるはずですよね?NHKの世論調査を見ても。

アンケートを採ったのが新宿西口で、「大久保も近いから」上記のような声を拾ってきたんですかね?

まあ、何と言ってもあの「札付き」のニュースウォッチ9ですから、仕方ありません。



【以下、テンプレート解説】このブログで使っている言葉の定義について
<“左翼”ではなくて“サヨク”>
今の日本で“左派”と呼ばれている連中は、本来の意味での“左翼”ではなくて、単なる「憲法9条的な戦後サヨク」といった意味合いの物でしかないので(しかし今の日本で彼らは“左翼”ではなくて“主流派”である)、私は“左翼”ではなくて“サヨク”という言葉を使っている。

<“保守”ではなくて“いわゆる保守”>
先の大戦の敗北によって従来の価値観をほぼリセットされた戦後の日本では、真に“保守”すべき日本の国柄は既にほとんど失われている。また今の日本で「独立自尊」「自主憲法の制定」を唱えるのは“保守派”ではなくて“改革派である。それ故に一番相応しい呼称は“反サヨク”と呼称すべきだがそれでは「通りが悪い」ので、私は“いわゆる保守”という言葉を使っている。

「戦前の価値観」を知っている日本人がまだ数多く存命していた昭和の終わりまでは“保守”も“左翼”もある程度は字義通り通用していたのかも知れないが、戦後の日本しか知らない日本人が大半を占める今の日本社会では「かつての字義はほとんど通用しなくなっている」という事である。

※過去に何度か誤読されたり、こういった説明をする必要に迫られた事があるので、テンプレートとしてここに明示しておく。

「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2リンク3リンク4
(※NHK受信契約訴訟の最高裁判決(平成29年12月6日)に関する記事)
「NHK受信契約訴訟・最高裁判決」から私が考えた事(2017/12/9)

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには潤沢な資金(税金)があり、更には「映像や音声で直接感覚に訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合、それが至上命令となっておりやり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが3.11以降に垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク1リンク2

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク1リンク2

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「旧民主党・旧民進党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(了)

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8年半も経ってるのに今更「風評被害」?NHK主犯の「メディア洗脳」でしょ

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いきなりですが皆さんに質問です。

「あなたがNHKの放送を見た時に「オスプレイ報道」と「原発報道」で、ネガティブイメージを感じない報道を見た事がありますか?」

(※以下、過去にこのブログで取り上げたピクチャを紹介)
<NHKのオスプレイ報道の一例>
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<NHKの原発報道の一例>
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おそらく100人が100人、「見た事がない」と答えるはずです。

なにしろ私も見た事がありませんから。

まあ確かに私も四六時中NHKの番組をチェックしている訳でもなく、一番視聴者(国民)の目に止まりやすいニュース7とニュースウォッチ9を毎回(早送りで)チェックしているだけなので100%とは言い切れませんが、この二つのニュース番組をサンプルとしてチェックしてさえいれば、NHKの大体の報道姿勢はつかめるだろうと思ってます。


私が間違いなく断言できるのは、NHKは、
オスプレイ原発に関する報道をする際は、必ず視聴者に恐怖心を植え付ける洗脳印象操作を行なっていた
という事です。

それは皆さんの記憶を呼び起こして頂ければ、
「まあ、そう言われてみれば確かにそうだったよな」
と思い当たるフシがあるのではないでしょうか?

まあ、オスプレイも原発も、最近ではそれほどネガキャン報道を見かけなくなりましたから記憶もボンヤリとしているかも知れませんが。


しかし記憶がボンヤリとしているから大丈夫という訳ではありません。

洗脳の恐ろしい所は、
潜在意識の中に刷り込まれている
という所であって、普段は忘れていても、少しきっかけを与えられるだけですぐ思い出してしまう、という所にあるのです。


繰り返し繰り返し映像音声によって知覚させられ
それは要するに刷り込みであって、洗脳である訳です。

(※特に子供と女性、また情報弱者がこの洗脳の標的とされやすい)




そしてオスプレイと原発以上に分かりやすいNHKの「洗脳」の一例があります。

それは8月のNHKの戦争報道です。

今回はその事を批判する趣旨の記事ではありませんので詳細は割愛します。
(詳しい内容を知りたい方はこちらのカテゴリリンクをご覧ください)

(※以下、過去にこのブログで取り上げたピクチャを紹介)
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この「8月のNHKの戦争報道」の事を思い起こして頂ければ、皆さんも
「ああ、言われてみれば確かにNHKは洗脳報道をやってるよな
と、納得されるのではないでしょうか?



であるならば、あなたは
「NHKの原発報道は洗脳報道ではなかった」
と言い切れますでしょうか?



少なくとも私は3.11以降、ずっと、
「NHKの原発報道は反原発プロパガンダで、洗脳報道である」
と言い続けてきました。

特に3.11直後の3年間は。

<参考用の過去記事リンク>
3年目の今年も同じ事を言います。「風評被害を作り上げたのはNHK」(2014/03/09)



最近になってようやく、あのアホの小泉進次郎環境大臣がアホな発言を繰り返す事によって、「いわゆる保守系」の一部界隈、あるいは「反知性主義」(この造語を作った“左”の人達の趣旨には反するだろうが)というか科学的根拠に基づかない「原発アレルギー」に反対する人々によって、
「風評被害に反対する」
という風潮が生じつつあるようです。
(※もちろん、「風評被害」拡散の主犯であるNHKを筆頭にしたオールドメディアが、そのような風潮を取り上げる訳もなく、ネット限定の風潮ではあるのだけれども)



まあ、「8年半も経ってようやく今更ですか」と、私なんぞはタメ息をついております。

そして、もう一言付け加えると、
「もう8年半も経っているのに、今更「風評被害」もクソもないもんだ」
と言いたい訳です。



そんな奥歯に物が挟まったような言い方をしなくても、要するにこの原発問題は、NHKという巨大メディアが作り出した、
「原発に反対しない事は悪い事だ」
「原発は絶対的な恐怖の対象であるべきだ」

という巨大な印象操作、国民の多くがこの印象操作によって洗脳されてきたから、これまで多くの政治家や言論人が(青山繁晴先生だけは例外として)この原発問題に目をつぶってきた訳でしょう?

「太平洋戦争では日本軍だけが悪うございました。だからいつまでも懺悔し続けるのは当然の事ですね」
とNHKによって強烈に洗脳されているために、多くの国民が自虐史観に染まっているのと同じように。
(※ちなみに原発問題や自虐史観問題だけに限らず、憲法改正問題についてもNHKは洗脳犯として余罪があるのだが、今回の趣旨とは別問題なので、ここでは割愛する)


こんな単純な話をなぜ、みんな難しそうに語っているのだろう?
物凄く単純な話のはずなのに。


我々はNHKを筆頭にしたオールドメディアの「メディア洗脳」によって意味もなく8年も原発を止め続けて(一応現在、一部では再稼働しているが)、20数兆円とも言われる「国富」を海外に垂れ流してきた訳です。

そして今現在サウジで紛争が発生して、原油価格高騰の懸念が生じているにもかかわらず、「原発再稼働」の意見が全く出て来ないという、バカげた日本の政治状況を招いているのです。


しかしまあ、この問題については、あのアホの小泉進次郎環境大臣が「寝た子を起こして」くれる形になった訳ですから、歓迎していいのかどうか、よく分かんないですけどね。




最後になりますが、今年の年初に書いたブログ記事を紹介しておきます。

昨年末に放送されたニュースウォッチ9の論評を書いた記事なのですが、この記事の中で「NHKのトリチウム報道」について詳しく書いてあります。

これを見て頂ければ「NHKのトリチウム報道」が如何に無責任なものであるか?よく分かると思います。

今更ですが、年末年始のNHK報道についての感想(2019/01/06)

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(以下、過去記事より一部抜粋して引用)
ニュースウォッチ9 12月28日(金)放送
原発事故から8年…なぜ? 風評被害 新たに懸念 ”国民の理解進まず”
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昨年は(いや一昨年もそうだが)本当にニュースウォッチ9の偏向報道は酷かったです。

ちなみにこれが、昨年ニュースウォッチ9が放送した「最後のニュース報道」だった訳ですけど(スポーツニュース除く)、まあニュースウォッチ9らしいと言えば確かにニュースウォッチ9らしいとは言えると思います。

福島の原発事故以降、私がこのブログで繰り返し
「NHKの反原発・放射能プロパガンダ」
を批判してきた事は、ご存知の方もいると思います。

拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

そして今回取り上げたニュースウォッチ9の「原発報道」は、四カ月前に放送した「トリチウム報道」の続編と言えますが、その時に書いたのは以下の記事です。

NHKニュースウォッチ9における原発トリチウム及び特攻隊報道(前編)(2018/09/01)

今回のニュースウォッチ9の「原発報道」は、一言で言えば、
「福島で溜まっているトリチウムの処理(放出)について一番懸念されるのは「国民の理解不足」である」
とNHKは述べている、という事です。

以下、ネット上に落ちていた「番組紹介」からコピペして転載します。
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東京日本橋より福島の現状について調査。トリチウムについては聞いたことがあるがわからない。処理がどのくらい進んでいるのはわからないとコメント。1500人の都府県を対象に行ったアンケートで、原発敷地内で放射性物質を含む水保管について、知らないは40.4%。都府県別では、福島は23%だったのに対し、東京都では45%、大阪府では55.3%。国が放射性物質を含む水を海や大気中に放出する方法・可能性を国が検討していることについて、知らないは53%と回答。福島は32%だったのに対し、東京では56%、大阪府では67.7%。県外とで認識の差があることがわかった。東京大学の関谷直也准教授は、国民への理解が進んでおらず、議論の前提が整っていないと批判。問題をもっと理解してもらうべきとコメント。スタジオでは関谷准教授のアンケートから、処分方法への賛否に関してわからないと答えている人が40%いるとコメント。(了)
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(以下、番組よりスキャンしたピクチャの紹介)
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最後に有馬と桑子は以下のように締めくくっていました。
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桑子「処理した水を海に放出するというこの処分方法への賛否、40%の人が「わからない」と答えているんです」
有馬「これ、情報提供が足りていない、という事なんでしょうか。この、理解の為の情報が少なければ、それだけ風評被害を生む余地もできてしまう。しっかりと対策して欲しいと思います」(了)
-----------------------------------------------------------------------

イヤハヤ、最後の有馬のセリフを耳にした時、さすがに私も突っ込まざるを得ませんでした。

「『しっかりと対策して欲しい』とか他人事のように言ってんじゃねえ!情報提供が足りてないのはお前ら(NHK)の責任だろうが!」と。

まあ私は当時からずっと「NHKと風評被害」の事を批判してますから。

3年目の今年も同じ事を言います。「風評被害を作り上げたのはNHK」(2014/03/09)

ですからNHKが原発の風評被害を他人事として「責任転嫁」しようとするのは、ある意味当然だと言えるでしょう。


上記でも書いたように、今回のニュースウォッチ9の報道内容は、
「福島で溜まっているトリチウムの処理(放出)について一番懸念されるのは「国民の理解不足」である」
などと、その当事者(情報提供をする義務があるメディア)であるNHKが他人事のように述べているニュース報道である訳ですが、だったらお前達(NHK)が国民の理解が進むように、もっと頻繁に「トリチウム放出は世界の常識」(国内の他の原発でも普通に希釈して放出している)という事を国民に発信すれば良いではないか?という話です。
(※毎日とは言わないまでも毎週ペースで、定期的に情報提供すれば良いではないか。そこまで風評被害が心配であるのなら)

もちろん、NHKはそれをやりたくないから、このように他人事のような報道をする訳ですけどね。

なぜNHKが「それをやりたくない」のか?

そんな正しい情報を国民に与えてしまったら「原発に対する国民の恐怖心」が薄らいでしまうじゃないですか。

国民の潜在的恐怖心が生み出す「風評被害」
NHKは本音の所では「風評被害」が無くなって欲しいなどとは全く思っていないはずです。

これまでのNHKの報道姿勢が、その事を確実に証明していますよね。(了)
(以上、引用終了)
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【以下、テンプレート解説】このブログで使っている言葉の定義について
<“左翼”ではなくて“サヨク”>
今の日本で“左派”と呼ばれている連中は、本来の意味での“左翼”ではなくて、単なる「憲法9条的な戦後サヨク」といった意味合いの物でしかないので(しかし今の日本で彼らは“左翼”ではなくて“主流派”である)、私は“左翼”ではなくて“サヨク”という言葉を使っている。

<“保守”ではなくて“いわゆる保守”>
先の大戦の敗北によって従来の価値観をほぼリセットされた戦後の日本では、真に“保守”すべき日本の国柄は既にほとんど失われている。また今の日本で「独立自尊」「自主憲法の制定」を唱えるのは“保守派”ではなくて“改革派である。それ故に一番相応しい呼称は“反サヨク”と呼称すべきだがそれでは「通りが悪い」ので、私は“いわゆる保守”という言葉を使っている。

「戦前の価値観」を知っている日本人がまだ数多く存命していた昭和の終わりまでは“保守”も“左翼”もある程度は字義通り通用していたのかも知れないが、戦後の日本しか知らない日本人が大半を占める今の日本社会では「かつての字義はほとんど通用しなくなっている」という事である。

※過去に何度か誤読されたり、こういった説明をする必要に迫られた事があるので、テンプレートとしてここに明示しておく。

「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2リンク3リンク4
(※NHK受信契約訴訟の最高裁判決(平成29年12月6日)に関する記事)
「NHK受信契約訴訟・最高裁判決」から私が考えた事(2017/12/9)

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには潤沢な資金(税金)があり、更には「映像や音声で直接感覚に訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合、それが至上命令となっておりやり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが3.11以降に垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク1リンク2

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク1リンク2

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「旧民主党・旧民進党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(了)

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NHK発の「原発の風評被害」「メディア洗脳」に関する補足

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残念ながら明日の「虎ノ門ニュース」は青山繁晴先生がお出にならないようですね。

青山繁晴議員の公式ホームページ
2019-09-21 20:00:09 みなさん、ごめんなさい !
http://shiaoyama.com/essay/detail.php?id=1294

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青山さんの貴重なお話を聞けるのが「隔週である」というだけでも痛手なのに、これで約一ヵ月聞けなくなった訳ですから、日本国民にとっては大きな損失です。

まあ、どうしても外せないお仕事のようですから仕方ありません。

それにしても「虎ノ門ニュース」以外に青山さんの話が聞ける、もっとメジャーなメディアが生まれてくれないものか?と、その事を期待するばかりです。




さて、それでは本題に入りたいと思います。

前回の記事、それは私が、過去の「NHKの反原発・放射能プロパガンダ」を批判した記事だった訳ですが、これをお読みになって不快な気持ちになる方がおられたかも知れません。

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<「NHKの反原発・放射能プロパガンダ」を追及する話題はウケが悪い>

この事は、8年以上もこの問題を追及している私自身が一番承知しています。

「ウケが悪い」原因はいろいろとあるのだと思います。

前回、同じく追及した「8月のNHKの戦争報道」、これが「NHKの反原発・放射能プロパガンダ」と同様に「NHKによる洗脳報道である」と追及した訳ですが、この「8月のNHKの戦争報道は洗脳報道である」という問題追及も、決してウケが良い訳ではありません。

まあ、人間誰しも「あまり直視したくない問題」というのはありますよね。

多分、そういう事なんだろうと思います。



多くの日本人は「戦争」の問題を真剣に考えようとはしません。

北朝鮮が何発日本海にミサイルを発射しようが、中国が何発日本に核ミサイルを向けていようが、全くと言って良い程、無関心です。

やはり「あまり直視したくない」んですよね。

だからいつまで経っても憲法9条の一つも改正できず、現状に甘んじている訳です。



すみません。話が脱線してしまいました。

今回はそんなグチを言う為に記事を書いている訳ではありません。
前回の記事を補足する為に今回は書いているのです。


前回の記事を読んで、多少疑問を感じた方がおられるかも知れません。

「ブログ主はNHKを過剰に意識し過ぎているんじゃないのか?実際、NHKにそれ程の影響力があるのか?」
と感じた方がおられるかも知れません。

もう8年半も前の事ですから、皆さんお忘れかも知れませんが、実際当時の「NHKの反原発・放射能プロパガンダ」は、それは凄まじいものでした。

特に事故直後3年間は。

一応その事は当時、このブログでも追及していました。

3年目の今年も同じ事を言います。「風評被害を作り上げたのはNHK」(2014/03/09)
拙ブログの「反原発騒動」カテゴリーリンク

それこそ連日連夜、何があろうと、特に夜のニュース7を中心にして、ほぼ毎日欠かさず「反原発・放射能プロパガンダ」を垂れ流していた訳です。

前回の記事でも書きましたが、「洗脳」というのは「大量の映像と音声を視聴者に対して一斉に浴びせかける」事が重要なのです。

一度そのような洗脳を受けると、普段の生活では気にしてなくても「少しきっかけを与えられるだけですぐ思い出してしまう」というものなのです。



ところで、皆さんは先の大戦の直後にNHKが放送した「眞相はかうだ(真相はこうだ)」および「眞相箱」という存在をご存知でしょうか?

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GHQ作成の情報操作書 「眞相箱」の呪縛を解く―戦後日本人の歴史観はこうして歪められた 著者・櫻井よしこ 2002年

wikiをお読み頂ければ分かると思いますが、先の大戦直後、まだGHQの占領統治下にあった日本で、NHKがGHQの命令によって実行したラジオによる「正真正銘の洗脳報道」です。



私は昔のNHKに対しては過去にそれ程批判的な事を書いてこなかったと思いますが、この事に関して言えば、そもそも戦後のNHKという組織は、こういった形で始まった組織なのです。

国民を洗脳するための組織として始まったのが、戦後のNHKなのです。

まあ、この問題については今回それほど深く追及するつもりはありません。

この問題に関しては上記の櫻井よしこ女史の本以外にも、他にもいろいろと出版されてますので、興味のある方はそういった書籍などで詳しく確認してみてください。

こういった「GHQの洗脳行為」という事に関しては、私は昔、こんな本を読みました。
それなりに参考になる本だとは感じました。

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ブラック・プロパガンダ―謀略のラジオ 著者・山本武利 2002年




再度、本題に戻りたいと思います。

「ブログ主はNHKを過剰に意識し過ぎているんじゃないのか?実際、NHKにそれ程の影響力があるのか?」
という問題についてです。

おそらく、そのような疑問を呈する方の念頭にあるのは、
朝日(新聞およびテレビ朝日)や毎日(新聞およびTBS)はもっと露骨に左派的な報道をやってたじゃないか?」
という事だろうと思います。

それに対する答えこそが、今回私が一番言いたかった事なのです。


一番の問題点は、テレビ朝日やTBSはともかくとして、朝日新聞と毎日新聞に関して言えば、既に多くの読者が
「朝日新聞と毎日新聞は、そもそもそういう(左寄りの)新聞である」
自覚して読んでいるはずである、という事なのです。

また「新聞を読む」という行為は、「テレビを(漫然と)見る」という行為と比べて、ある程度「自発的に情報を求めて」行なう行為なのであって、その場合、最低限の知性や思考を働かせているので、「テレビを(漫然と)見る」という行為とは大きな違いがあるのです。


皆さんは「サブリミナル効果」という言葉をご存知だと思います。

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映像などを使って、無意識のうちに潜在意識に訴えかける、これもまあ、ある種の洗脳行為と言えるでしょう。

無意識、無自覚の内に、映像や音声で視聴者に対して刷り込んでくるから、映像および音声メディアは恐ろしいのです。


まあそもそも「文字で読む新聞」などは、このブログの末尾に毎回置いてあるテンプレ、「NHK解体」に関するまとめ(十例)の4番目にも書いてあるように、とっくに斜陽産業になってますから、NHKの影響力とは比べるべくもないでしょう。




「では、テレビ朝日やTBSも問題ではないか?」と考える方もおられるでしょう。

それに対する私の答えは、こうです。

「NHKは国営放送なのだから、朝日・毎日(TBS)のような民間放送と違って「公平中立」であるに違いない。NHKが言っているのだから真実に違いない
そのような「無警戒な意識」で、NHKに接している日本人が多いから、「だからNHKは危険なのだ」と(朝日・毎日以上に危険なのだと)私は訴えている訳です。
(※もちろん、実際NHKは国営放送ではないが、無自覚、無警戒な人々は、国営放送と勘違いしている場合が多い)



そして何度も書いてますように、そもそも朝日・毎日は民間企業なのですから、そこには自ずから限界がある訳です。
(※ただし民間企業だからこそ、NHK以上に「外国勢力によって買収されやすい存在である」という指摘は、確かにその通りである。しかしそういった点を追及する仕事は、私のような一民間人がどうこうできる話ではなく、プロのジャーナリストがやるべき仕事だろう)




そして最後に、更に重要な事を指摘しておきます。

「しかしブログ主が言う程、世間の人々はNHKの事なんて気にしてない。だから「NHKの反原発・放射能プロパガンダ」というのは、さすがに言い過ぎじゃないか?」

「俺はそもそもNHKなんて全然見てないし、見るつもりもない。だからNHKの影響なんてそもそも受けるはずがない」

そう考えておられる方も大勢おられるでしょう。
ごもっともな話だと思います。

しかし、緊急事件、例えば災害情報、あるいはテロ情報などがあった際に、それでもあなたは「NHKなんて見ないよ」と言えますでしょうか?

あの8年半前の東日本大震災の時でも、
あなたはNHKを一度も目にしなかったと言えますか?



断言しますが、あの東日本大震災の時には、多くの国民が「NHKの原発報道」を目にしたはずです。

「大災害の時だからこそ、頼るべきは国営放送(公共放送)NHK」という考えのもとで。

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そして、そのように多くの国民が注目する中で行なわれたのが、あの
「NHKの反原発・放射能プロパガンダ」
だったのです。

だから私は、いまだに多くの日本国民が「あのプロパガンダの呪縛」から逃れられていないと、ここで再三述べている訳です。



ただし、この問題を考えるに当たっては、その人が
「東日本に住んでいるか?西日本に住んでいるか?」
で、その洗脳の度合いも違うと思いますので(ちなみに私は東京都民なのだが)、次回以降その事について、ここで考えてみたいと思います。

【以下、テンプレート解説】このブログで使っている言葉の定義について
<“左翼”ではなくて“サヨク”>
今の日本で“左派”と呼ばれている連中は、本来の意味での“左翼”ではなくて、単なる「憲法9条的な戦後サヨク」といった意味合いの物でしかないので(しかし今の日本で彼らは“左翼”ではなくて“主流派”である)、私は“左翼”ではなくて“サヨク”という言葉を使っている。

<“保守”ではなくて“いわゆる保守”>
先の大戦の敗北によって従来の価値観をほぼリセットされた戦後の日本では、真に“保守”すべき日本の国柄は既にほとんど失われている。また今の日本で「独立自尊」「自主憲法の制定」を唱えるのは“保守派”ではなくて“改革派である。それ故に一番相応しい呼称は“反サヨク”と呼称すべきだがそれでは「通りが悪い」ので、私は“いわゆる保守”という言葉を使っている。

「戦前の価値観」を知っている日本人がまだ数多く存命していた昭和の終わりまでは“保守”も“左翼”もある程度は字義通り通用していたのかも知れないが、戦後の日本しか知らない日本人が大半を占める今の日本社会では「かつての字義はほとんど通用しなくなっている」という事である。

※過去に何度か誤読されたり、こういった説明をする必要に迫られた事があるので、テンプレートとしてここに明示しておく。

「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2リンク3リンク4
(※NHK受信契約訴訟の最高裁判決(平成29年12月6日)に関する記事)
「NHK受信契約訴訟・最高裁判決」から私が考えた事(2017/12/9)

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには潤沢な資金(税金)があり、更には「映像や音声で直接感覚に訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合、それが至上命令となっておりやり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが3.11以降に垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク1リンク2

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク1リンク2

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「旧民主党・旧民進党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(了)

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虎ノ門ニュースにおける門田隆将氏のNHK批判について

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前回の記事の最後の部分で、
「東日本に住んでいるか?西日本に住んでいるか?」によって「NHKの反原発・放射能プロパガンダ」の洗脳に染まっている度合いに違いがあるはずである」
といったような事を書きました。

今回はその事について書くつもりでいたのですが、今週の月曜日に青山繁晴さんのピンチヒッターとして虎ノ門ニュースに出ていた門田隆将氏のNHK批判について先に触れておきたいと思います。

【DHC】2019/9/23(月) ケント・ギルバート×門田隆将×居島一平【虎ノ門ニュース】
https://youtu.be/s3VC_XGOqfo
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前回の記事で私が述べた主張を、門田氏は専門家の目でもっと具体的に「NHKの反原発」について解説されていました。

まあ私自身、自分の事を「変人」だと自覚しておりますが、門田氏に関しても「奇特な人がいるものだ」と感心しております。

ただし私の実体験として言わせてもらえば(前回の記事の冒頭あたりでも述べたように)「NHKの反原発」を批判しても、多分世間の賛同を得るのは難しいだろうと思います。



「NHKの反原発報道」「NHKの8月の戦争報道」

この二つは、誰がどう見ても明らかに「NHKの偏向報道」であると、皆が納得するはずです。

「原発は絶対に忌避すべきものである」という思想と、「戦争は(それが防衛戦争かどうかという判断については一切示さずに)絶対ダメ」という思想以外の発言は一切認めないNHKの独善的な思想の下に放送されてきた、皆さんがいつもご覧になっていた「あの放送」の事です。

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しかしながら、それほど明確な「NHKの偏向報道」であるにもかかわらず、世間の多くの人々はこの二つの「NHKの偏向報道」に対して、それほど反感を抱いていないと思われますので、門田氏が具体的な例を明示して「NHKの反原発」を批判したとしても、多分世間の賛同を得るのは難しいだろうと思います。

私がこれまで毎年夏に「NHKの8月の戦争報道」について具体的な例を明示して「NHKは偏向報道をしている」と批判しても、ほとんど賛同は得られませんでした。

理由は簡単です。

世間の多くの人々は、NHKがいくら細かな点で偏向報道、つまみ食い報道をしていたとしても、大筋においては「反原発」「戦争反対」に賛同しており、それほど強くNHKに悪意を抱いてないからです。

要するに世間の多くの人々は(これは逆に言えばNHKの「洗脳」がそれほど強烈に浸透してしまっている証左とも言えるのだが)NHKがいくら細かな点で偏向報道をしていたとしても、

原発は怖い。原発なんか稼働しなくても良い。別に多少高い電気料金を払っても構わない。だってNHKの言う通り原発は怖いから

 戦争は怖い。戦争なんか二度としてはいけない。別に北朝鮮や中国とかにいくら脅されても謝ればいい。だってNHKの言う通り戦争は怖いから

といった単純な発想を抱きがちなので、余程の事がない限り「偏向報道を理由として」NHKに対して反感を抱く事はないだろうと私は思っています。
(※その一方で「受信料」や「職員の不祥事」については、むしろこっちの問題で、NHKに対して単純に反感を抱く傾向が強い)



まあクロ現の「あいちトリエンナーレ」の件は、この二つの件とは別問題なので、まだ国民の賛意を得られる可能性はあるかも知れません。

と言ってもやはり、これも「いわゆる保守系」を中心にした世界に限定されてしまうのだろうとは思いますけど。




う~ん、やはり長文になってしまったので、「東日本に住んでいるか?西日本に住んでいるか?」によって「NHKの反原発・放射能プロパガンダ」の洗脳に染まっている度合いに違いがあるはず、という話は次回以降、改めて書く事にします。

【以下、テンプレート解説】このブログで使っている言葉の定義について
<“左翼”ではなくて“サヨク”>
今の日本で“左派”と呼ばれている連中は、本来の意味での“左翼”ではなくて、単なる「憲法9条的な戦後サヨク」といった意味合いの物でしかないので(しかし今の日本で彼らは“左翼”ではなくて“主流派”である)、私は“左翼”ではなくて“サヨク”という言葉を使っている。

<“保守”ではなくて“いわゆる保守”>
先の大戦の敗北によって従来の価値観をほぼリセットされた戦後の日本では、真に“保守”すべき日本の国柄は既にほとんど失われている。また今の日本で「独立自尊」「自主憲法の制定」を唱えるのは“保守派”ではなくて“改革派である。それ故に一番相応しい呼称は“反サヨク”と呼称すべきだがそれでは「通りが悪い」ので、私は“いわゆる保守”という言葉を使っている。

「戦前の価値観」を知っている日本人がまだ数多く存命していた昭和の終わりまでは“保守”も“左翼”もある程度は字義通り通用していたのかも知れないが、戦後の日本しか知らない日本人が大半を占める今の日本社会では「かつての字義はほとんど通用しなくなっている」という事である。

※過去に何度か誤読されたり、こういった説明をする必要に迫られた事があるので、テンプレートとしてここに明示しておく。

「NHK解体」に関するまとめ(十例)

(1) 日本の公共放送であるにもかかわらず、「自立国家・日本」が主張すべき意見を封殺し、しかも運営資金のほとんどを日本人が負担しているのに、中国・朝鮮、又は旧GHQ(特に米国の立場を優先するような番組しか制作しない。 リンク1リンク2

(2) 受信料制度に様々な不備があり、甚だ公平性を欠いている。また「国営なのか?非国営なのか?」という点も不明瞭である。「国営放送局の新規創設」「民営化」「スクランブル化及びペイパービュー」などが検討されて然るべきである。 リンク1リンク2リンク3リンク4
(※NHK受信契約訴訟の最高裁判決(平成29年12月6日)に関する記事)
「NHK受信契約訴訟・最高裁判決」から私が考えた事(2017/12/9)

(3) 局の政治的及び思想的スタンスが左側の言論に偏っている。「いわゆる保守系」の言論人はほとんどNHKの番組から排除されている。 リンク1リンク2

(4) 昔はともかく、現在では朝日新聞よりもNHKのほうが害が大きい。朝日は儲からなくなれば方針転換を余儀なくされ、また新聞業界自体が斜陽産業である。一方NHKには潤沢な資金(税金)があり、更には「映像や音声で直接感覚に訴える」という高いプロパガンダ能力もある。 リンク1リンク2

(5) 「弱者・被害者」報道は公共放送として、もちろんあって然るべきだが<言葉狩り><論点ずらし><自己保身><イデオロギー闘争>に利用する為にNHKの場合、それが至上命令となっておりやり過ぎである。 リンク1リンク2

(6) NHKの原発報道は「反原発」一色で、「原発再稼働」側の意見は皆無に等しい。現在多くの国民が患っている「原発アレルギー」は、NHKが3.11以降に垂れ流してきた“音声”と“映像”によって作り上げられた、と言っても過言ではない。 リンク1リンク2リンク3拙ブログの「反原発」関連カテゴリへのリンク

(7) 外部の識者による「討論番組」が異常に少ない。「国民にオープンな討論番組を見せる」という姿勢が甚だ欠如しており公共放送として失格であり、また民主主義(選挙制度)の観点から見ても失格である。 リンク1リンク2

(8) 「表現の自由」を盾に一切の干渉を排除し、リベラル知識人特有の「上から目線(=「国民は愚民」という意識)」も強烈で、公共放送の在り方や番組の内容について「国民にアンケートを採る」という事を一切しようともせず、非常に独善的であるリンク1リンク2

(9) 「JAPANデビュー反日台湾番組」や「佐村河内のヤラセ番組」等、非常に問題のある番組を数多く放送してきたが、責任を全く感じていない。 リンク1リンク2

(10) 一般のマスメディアで取り上げられる事はほとんどないが、NHK職員の不祥事は異常に多い。また公共の受信料で成り立つ放送局としては職員の待遇がお手盛り過ぎるという問題もある。 リンク1リンク2


その他にも、NHKが制作してきた数多くの「媚中番組」「韓国・朝鮮人擁護番組(ヘイト関連含む)」「旧民主党・旧民進党擁護番組」等の問題、また近年急速に内容が劣化している「NHK大河ドラマ」の問題などもありますが、それらは上記から割愛しました。

【結論】NHKを解体して、国民にとって必要最低限の事を放送する国営放送局を立ち上げ、残りは民営化すべし。(了)

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テーマ:報道・マスコミ - ジャンル:政治・経済