カテゴリ:
映画の予告編を観て気になっていたけれど、映画は行けずじまいだったので、
原作読んでみました。なかなか面白かったです。


主人公の隣家・西野家は父・息子・娘の三人家族。
父親の西野はかんじのいい男性だと思っていたのに、ふとした瞬間に冷たい側面を
見てしまい違和感を覚えるように。
そんなとき、娘が助けを求めにやってきて
「あの人お父さんじゃありません、全然知らない人です」って告げるんですよ。


えー、じゃあ誰なの?なんで一緒に住んでるの?と気になって
一気読みでした。特に西野の存在感が不気味な前半~中盤は
面白かったです。後半はちょっと失速したけれど充分楽しめました。


それにしても…私も隣の家のご主人がある日別の人に入れ替わっていても
気がつかないです。ご近所付き合いが希薄な昨今こういうの本当にありそうで怖い。


クリーピー (光文社文庫)

新品価格
¥734から
(2016/12/21 17:18時点)