「猫弁と魔女裁判」 大山淳子
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妹ちゃん「ベランダで蝉が死んどって怖いと。」
ほほう。タカシくん(旦那)に始末してもらうといいよ。
妹ちゃん「タカシも虫怖いって」
Σ( ̄▽ ̄ノ)ノえっ!
妹ちゃん「ねーちゃん、捨てにきて」
Σ( ̄Д ̄ノ)ノえっ!!!!
というわけでわざわざ妹夫婦宅に寄って蝉の亡骸を処分してきました。
死んじゃったのは動かないんだし、そんなに怖がらなくてもいいのに。
はっ?!モテる女になるには虫に「きゃあ」って怖がってみるべきな気がしてきた。
ちなみに虫が怖い男性っていかがなものでしょうかねぇ?タカシくん(笑)
母性本能がくすぐられるって?う、う~ん。びみょ…
◇◆ 猫弁と魔女裁判 ◆◇
猫弁シリーズ最終巻。今までで一番よかった。
ついについにあの人が登場ですよ。
主人公の百瀬は女性国際スパイの強制起訴裁判の指定弁護人を引き受けて、
事務所を他の弁護士に預けちゃって最後の裁判までほぼ出番なし。
百瀬を待つ皆が切ない。特に百瀬の幻覚まで見ちゃうテヌーが可哀想でした。
事情がわかっている人間達と違って待ち続けるしかないんだもんね。
野呂さんと七恵さんも団結して事務所を守っている!
野呂さんの代理「お嬢さんをください」はどうかと思うけど(笑)
それだけで結婚はやっぱり許さん!になりそうなインパクトですよ。
でも許しちゃう亜子父も丸くなったよね。
欲をいえば結婚式まで見たかったな。
皆登場できっと幸せな式になると思う。そして百瀬は何か失敗すると思う(笑)
価格:1,296円 |