どうしよう。

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日々

今日から職場に発券機が導入されました。
といっても本格的に使うのは明日からで今日は試行段階でした。
で～、私と相方さんはタッチパネルを押して発券してお客さんに渡すだけなのだけど
事務方の人たちは、呼び出しの仕方とかを教わってたんですね。

その中にTさんがいないような気がしたものの受付がてんやわんやで
気にかけてる余裕がなかったのです。
ちなみにTさんはいちごメロンパンの女子大生のお母さんだよ。

お昼に改めてTさんに聞いてみたらやっぱり聞いてなかったらしい。
それで「私に聞かれても困るから、説明受けてた人たちに聞いたらいいですよ」と
言ったんですよ。
そしたらTさん泣きだしたんですよー。
そのままトイレに駆け込んで一時間でてこなかった。

午後もたびたびトイレで泣いてたらしい。
で、いつも一緒に帰るのに今日はさっさと一人が帰っちゃうし、
やっぱり傷つけちゃったのかな。

私に聞かれたら困るっていうのは、邪魔とかそういう意味じゃなくて
知らないから答えられないっていう意味だったんだよー。
ごめんなさいってメールしても返事かえってこないし。
私も泣きたくなってきた。
どうしよう。

音読み訓読み

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日々

※ストロベリーナイトをCMレベルでネタバレしてるので気にする方は回れ右でお願いします。

相方さんの娘さんは数学は得意だけれど国語は全然だめで漢字が特に苦手なんだって。
この間も「海底」を「うみぞこ」って読んだのよと嘆いておられました。
そのあと「灰色」を「はいしょく」って読むからさらに叱ったら
「はいいろってわかってたけど母さんがさっき音読みにしろって言ったからそうしたのに！」と怒られてしまったらしい。


そんな娘さんは受験生。
試験勉強の合間に息抜きと漢字の勉強をかねて「ストロベリーナイト」を音読していたそうな。
それを聞くともなしに聞いていたところ「いきなり変なことを言ったのよ。『せんち』って」
せんち？㎝？センチメンタル？

正解は鮮血

ははは　殺人ショーもせんちが飛び散ったんじゃ締まらないね…。

ストロベリーナイト [ 誉田哲也 ] 価格:720円 (2015/5/8 16:32時点) 感想(91件)

受験勉強の合間に読むには適さないような気がかなりするけどおもしろいですよ～。
それと残虐描写がすごいので苦手な方はご注意を。
「グラスホッパー」で伊坂さんも口にガラスを含ませて殴るとか拷問シーンがなかなかすごかったけど、
からっとしてるんだよね。
誉田さんのは読んでると脂汗がういてくるの。
なんだろ。リアルなのかな。

「小暮荘物語」　三浦しをん

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ま行の作家

タイトルからコメディしをんさんの本かと思っていたらシリアスしをんさんだった。
でね、そのままあらすじを書いたらアメーバさまに不適切発言と言われそうなんだよね。
それともピグのチャットとは違ってブログの規制はゆるいのかな。
どうかな。わからないので曖昧に書いてみる～


小暮荘に住む人とその周辺の人たちを描く連作短編集なのね。
で、生々しいわけですよ。
たとえば二話目の「心身」は大家のおじいちゃんが主人公なのです。
友人が死に際に、えっとだから登場人物のセリフを借りるなら
粘膜に粘膜で触りたいと奥さんに頼んだけど断られ無念だと言い残して死んだために
自分も死ぬ前にやりたいと頑張る話。
ピザじゃないデリバリーを頼むも（でもおしゃべりコースで精一杯）奥さんにばれかけたりして
頑張る姿が滑稽なのね。



他にも壁が薄い小暮荘で毎晩「ああん、ああん」聞こえてくる声の主を確かめてやろうと
床の穴から覗いてたら深みにはまって覗き魔になったあげく彼女に恋してしまうサラリーマンの話とか。


旦那の浮気に気づいている奥さんが、旦那が怪我するように仕向ける話とか。
怪我して出歩けないようにして囲い込むのね。


なんかこう。これは恋愛小説なんだろうけど一筋縄ではいかないかんじ。
恋愛とは一筋縄ではいかないものさ。なんてね。
どの話も物悲しいというか一抹の寂しさのようなものを読後に運んでくる。
大家のおじいちゃんの話も最後は寂しい。


で、おじいちゃんの話相手になってあげ、覗き魔に覗かれても許してあげる
女子大生の光子の話が一番せつないね。
ちょっとばっかしだらしないところもあるけれど懐の広いいい子なんだよ。
彼女はきっと幸せになる。うん。

木暮荘物語 [ 三浦しをん ] 価格:1,620円 (2015/5/8 16:38時点) 感想(7件)

おんぼろアパートに犬というと竹青荘を思い出すなぁ。
しをんさん犬を登場させるの好きだよね。どの子も可愛いし多分犬好きなんだろうな。